じさくみち2(ファイル名と描画順)
閉じる
閉じる

新しい記事を投稿しました。シェアして読者に伝えましょう

×

じさくみち2(ファイル名と描画順)

2013-02-01 23:07
  • 10
  • 14
前回からの続きになります。

3、~ファイル名と意味~


前回作った「でふぉこ」フォルダ。
この中にこれらのフォルダを作成し、「目、口、眉、体、髪、顔」の6つの透過PNG画像パーツをそれぞれに入れる、という所までお話しました。
今回も「後、他、全」はないものとしてお考え下さい。(画像内は「組」となっていますが現在は「後」となっています)

まずは透過画像の出力から。
画像を透過させるにはPNGかGIFになりますが、GIFは画像が荒くなりますのでないものとしてOKだと思います。
というわけでSAIでの出力方法ですが、保存画面で「PNG」を選択した後に「32bpp ARGB」を選択して下さい、それで問題なく可能です。


以上です。Photoshopも同じ方法だったとは思いますが定かではありませんので違っていた場合は申し訳ありません。

例として画像を貼っておきます。
上、透過PNG。
下、非透過PNGやJPEG等。

背景が白くなってしまっていますね、これだと動画が隠れてしまい使い物になりません。
透過ではない方のPNGやその他の形式の画像ファイルだとこういったことになりますのでご注意下さい。
また、画像は透過で出力したがSAIで描いた時に背景が白で塗りつぶされている、などでも同様の状態になってしまいます。
よくあった経験として、IllustStudioで構成したPSD(キャンバスファイル)をSAIで読み込むと、「背景」だったかそういう白で塗りつぶされたレイヤーが最下層に追加されてしまうということです。
SAIは透明色は白で表示されますので見た目では気づけずに、大量に出力してから気がついた、なんてことも多々ありました。
そういったことを防ぐ為にも出来る限りキャラを構成するレイヤー以外は削除しておくことをおすすめします。
色のはみ出しなどがないかのチェック用で黒に塗りつぶした背景を1枚置いていますが、そこら辺は各々自由でやって頂いて構わないと思います。
出力の注意点はこんなものでしょうか。

4-1、~ファイル名~

次にファイル名の設定と意味に移りたいと思います。
まず非アニメーションの際の説明をさせて頂きますが、前回お話した「目、口、眉、体、髪、顔」(「全、他、後」等もそうですが今は無視して下さい)の画像は全て「00」からの半角数字で出力します。
目は目の画像をデフォルトの目を00、悲しそうな目を01、泣きそうな目を02、嬉しそうな目を03~といった具合でファイル名で出力した後「目」のフォルダに入れる、と言う感じです。
口は口で、眉は眉で、00、01、02、03、04~というファイル名で出力した後それぞれのフォルダに入れて下さい。
こうすることで動画編集上で「01の目」「03の口」「04の眉」等選択した数字に対応したパーツでゆっくりを表示させることができます。
アニメーションさせないのであればほぼこれで完成なのですが、顔(顔色)のみファイル名が少し変わって来ますので説明したいと思います。

4-2、~顔色~

僕の素材の「顔」パーツは00a、01a、02b、03b、04b…と、数字自体は他と変わりないのですが「a」「b」というものがついていますね。
これはソフト側で動画に表示させた時に「aが通常」「bが乗算」での描画になるのですが、その指定に必要になる記号になります。
どういうことかといいますと、画像で表すと下のように、青ざめた表情を通常で表示すると、目だけが通常どおりになっていたり目が隠れていたり、青ざめているという表現には少し違和感が出てしまいます。



それを避けるための通常、乗算と使い分けられるようにa、bという区別をつけて頂きました。

「03b」など、乗算のファイル名で設定すると後述の描画順の関係もあって上手く表示してくれるようになります。




パーツの構成上こういう青ざめた感じなど以外では余り使うことはないかと思いますが、一つの選択肢として覚えておいて良いかと思います。
ちなみにデフォルト表情のほっぺの赤みなど、大体の場合はaの方で大丈夫かと思います。
逆に必要もないのにb設定にしてしまうのパーツの表示順の関係上困ったことになります。(後述)

4-3~パーツの描画順(何がより上に表示されるか)~

00などのファイル名はある程度わかって頂いたと思いますので、顔色のa、bの説明に関係してパーツの描画順、どういう順番で重なっているのか、何がより上に表示されるのかを説明したいと思います。

下<<< 体→顔(通常)→髪(不透明)→眉→目→口→髪(半透明)→顔(乗算) >>>上

となります。(「後、他、全」ももちろんありますが、ここでも無視して下さい。)
顔色の通常と乗算が同時に使用されることはありませんのでパターンとしては

1、体→顔(通常)→髪(不透明)→眉→目→口→髪(半透明)
2,体→髪(不透明)→眉→目→口→髪(半透明)→顔(乗算)

のどちらかとなります。
先ほどの青ざめ説明画像3枚目できちんと目にも青く色がかかっていたのは乗算の顔色が一番上に来るためですね。


ではどういうことなのかまず1のパターンから画像を入れつつ説明したいと思います。
パーツは上記の順に上へ上へと重なりますので、
まず体が一番下


次に通常描画(00a)の顔色


ここで見て欲しいのは、体のほうが下なので顔色が髪にまで掛かっているということです。
このままでは不自然になってしまいますので、
「髪」パーツがいるわけです。


これが顔色より上に重ねられて…


髪部分にはみ出ていたほっぺ(顔)の色が隠されて肌にだけ乗っている状態になりました。




次に眉が来ます。









髪(半透明)

この半透明の髪は、目や眉が髪(正確には体)に乗ってしまった場合に不自然になることを防いでいます(不透明度60%)


わかりやすくするために無理矢理目を上にずらしていますが髪(体)の上に目が乗っている状態になってしまっています。
ここで半透明の髪を作成しておくと、

このように目の上に髪が描画され、かつ目のパーツも見えるので少しマシになりました。
不透明度を100%にして完全に隠してしまっても良いのですが、髪型やパーツの位置によっては目や眉の大半が隠れてしまい何の表情をしているかがわからないことがありますので僕は不透明度60%で画像出力してあります。


次にパターン2ですが、半透明の髪までは通常の顔色がない以外何も違いはありません。
注意して欲しいのは一番上に来るのではみ出したりする部分は隠してしまわないといけないということです。

↓何の処理もしていないもの



通常の顔色と違って一番上にくるパーツですので、不透明度100%の髪のようにはみ出たものを隠すパーツがなくこのようになってしまいます。
この場合どういう風にするかというと方法は2種類、めんどくさい方法と簡単な方法があります。
面倒な方法はこういった具合に髪の毛等に掛からない、肌のみに色が乗るような形に顔色を消すやり方です。

(見えにくいので背景色を残してあります)

確実なように見えますが、一部消しすぎていたり消し忘れていたり、なかなかミスの多くなるやり方ではありますので推奨は出来ません。

簡単は方は、SAIで顔色の上に髪パーツを配置して、クリッピングで白に塗りつぶす方法です。
SAIには「下のレイヤーでクリッピング」という項目があるかと思いますので髪のレイヤーの上に新しいレイヤーを作成した後にクリッピングしてみてください。




すると画像のように髪レイヤーに固定され、髪以外の部分には塗られない状態になります。


これを利用して髪を白く塗りつぶすとこうなります。

背景の色を隠してしまうと見えなくなりますので残していますが、この状態で背景色を消して透過出力すると完成です。

これで完成とはどういうことだ??と思われる方もいるかもしれませんが、仮にこのパーツを00bとした場合、bなので「乗算描画」になります。
乗算の説明は言葉にするのが少し難しいので、わかりやすく言うと「白は透明扱い」になるということです。

白部分を透明だと考えた場合、最初に出た髪の形に顔色を消した画像と比べてどうでしょうか。
結果としては全く同じ効果になります。
消したもの


白く塗ったもの

楽ですしミスも減りますので良いかと思います。

このように乗算描画はとても楽かつ正確に肌にのみ色を載せることが出来ます。

が、青ざめの説明の時に言った「必要もないのにbにすると良くない」と言ったように青ざめ以外で使用する際は注意するようにして下さい。

仮に本来a描画である赤面を乗算にして、上記の手順で白く塗りつぶしてみます。

この状態では色合いなどは全く違和感無く表示されていますね。
ぱっと見ではこれで行けるように見えます。
ですが…

乗算は一番上に来るものなので目にまで赤く色が乗ってしまいます。
a描画ならば目より下なのでこういったことは起きませんね。
これは好みですが、「目に色を乗せたくない場合はa」「目にも色を乗せたい場合はb」という考えでOKかと思います。

パーツ作成の方法に話が逸れてしまいましたが、顔色がa、bどちらのパターンにせよそういった具合で一つの表情は独立した6つのパーツが上記の順に重なって動画上に表示されています。
素材をDLして頂いて大体の画像構成を見て頂けるとより今の話がわかりやすいかもしれません。

少し中途半端ではありますが今回はここらへんで。
わからない部分はコメントくだされば補足したいと思います。
次回は設定したファイル名の数字や記号のソフト側での意味とアニメーションの原理、「全、他」をお話したいと思います。
ではまたの機会に。
広告
×
なにこれしゅごく丁寧!!たすかります!!!
56ヶ月前
×
補足:髪パーツは不透明の物が00、60%半透明が01として出力されて「髪」フォルダに格納されています。それで自動的にパーツの上に配置されます。
56ヶ月前
×
ありがとうございますw 説明下手で申し訳ないですが…
56ヶ月前
×
わかりやすいです!
教えていただきありがとうございました
45ヶ月前
×
すみません絵が上手く書けないので、ベースは頑張って自分で書いて、目などは他のをコピーして目の色などを変えてやる方法でも大丈夫でしょうか?
44ヶ月前
×
きつねさんが作成された「れみりあ」の色違いを作りたいのですが…
どうしたらよいでしょうか?
30ヶ月前
×
目の上に眉毛を重ねたいのですが、どうしたらいいのでしょうか?
29ヶ月前
×
>>7
基本的には表示順が眉は目の下になりますので不可能となります。
どうしても使用したい場合はパーツ名を「数字+z」という形で眉と目を一緒にした目パーツとして作成してみてください。
パーツにzがつくことで眉毛を強制非表示にする機能が適用されますので、好きな表示状態の目と眉をセットとして運用可能です。
29ヶ月前
×
無料で、ゆっくりの立ち絵を作ったのですが、口パクさせる方法はありますか?
15ヶ月前
×
捕捉       画像を作りました
15ヶ月前
コメントを書く
コメントをするには、
ログインして下さい。