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仏大統領選、マクロン当選の可能性大。社会党ではあるが、労働者の代表でなく、金融界に基盤。TPP的なものの推進。親イスラエル。シリアのアサド排除を主張。親米。反ルペンの旗に隠れて、格差社会を増大する政策を推進し大多数の国民に利益に反する候補。
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仏大統領選、マクロン当選の可能性大。社会党ではあるが、労働者の代表でなく、金融界に基盤。TPP的なものの推進。親イスラエル。シリアのアサド排除を主張。親米。反ルペンの旗に隠れて、格差社会を増大する政策を推進し大多数の国民に利益に反する候補。

2017-05-07 08:05
  • 12

1仏大統領選挙は7日実施。直前の世論調査ではマクロン支持61%、ルペン支持39%と大差である。かつ、第一回大統領選で敗れた候補の支持票は大方、マクロンに流れると予想される。

2:ルペンのEU離脱主張などで、ナショナリスト的主張はフランスだけでなく、欧州全体を不安にするものであり、ルペンへの反対は歓迎されるものであろうが、対抗馬としてでてくるマクロンも決してのぞましい候補ではない。

3、便宜上ウィキペヂアから抜粋する。

・国立行政学院(ENA)を卒業

2004年からフランスの財務省財政監察官(財政監査総局勤務、

2006年に社会党に入党し、2007年大統領選挙で社会党候補支援。

2008年にロスチャイルド家(仏:ロチルド家)のフランスにおける中核銀行たるロチルド & Cie(フランス語版)に入行。2010年には副社長格にまで昇進、一時期の年収は200万ユーロ。

・オランド政権経済相

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他2件のコメントを表示

マクロン:ルペン=6:4の情勢の中、マクロン陣営が大規模サイバー攻撃にあい、大量の情報が流出したようだ。先の米国の選挙の時もあったことが、再度フランスで発生した。トランプ氏が否定しなくなったように、もし、米国のようにロシアの介在が出てくると、ロシアという国の不気味さだけが漂うことになる。反プーチンデモをしただけで、200名に及ぶ人たちを拘束する国であり、ロシアに近いルペン氏の当選は、波紋が広がることになるのでしょう。フランス政府は、徹底して真相を追求する姿勢を示しているが、投票間際のサイバー攻撃は、許されるものではない。真相が早く明らかになることを期待したい。

No.4 84ヶ月前

>>3
あなたのレトリックは実に奇妙だ。資本主義、社会主義というタグで物事を考えるのは古臭いと思いますね。

今、現在ですよ、資本主義がいいとか社会主義が優れているとか論じる人は余り見かけません。日本共産党でさえも彼らの論法は経済ではケインズ流です。社会主義の中に経営資源の移動の自由の弊害があるのをいち早く見つけ断固反対したのがスターリンです。彼は国際主義のトロッキーをメキシコまで追いかけて暗殺しているのです。前にも書きましたが、イギリスが職工の賃金を低く抑えるためにドイツの労働者を輸入したのをスターリンは「なんとむごいこと」と言っています。

私が何を言いたいかというと、社会主義や資本主義というクラシックな用語は使わないでほしいということです。使うとすれば、原発再稼働、新自由主義、軍産複合体、米国の世紀、シオニズム、ネオコン等々の具体的で且つ重要な切り口で語るべきだということです。

No.5 84ヶ月前

>>4
サイバー攻撃、さープーチン!だと即座に断定するのは米国流。スノーデンがロシアに亡命したから憎いのはわかりますが、私はプーチンファンだから実に不愉快。

No.6 84ヶ月前

>>5
孫崎さんのタイトルのなかに「社会党ではあるが、労働者の代表でなく」とあり、本文中には「政党を労働党においているが、金融界の代表、軍事行動の支援で、仏版ヒラリー・クリントンのような存在である」とあることに対応して述べた文章です。
社会主義者あるいは社会党や労働党所属であることと、グローバリストであることとは矛盾亡く両立しうるということで、孫崎さんへの反論的な注ですね。

また、これは一般的な話になりますが、ヒトには系譜というものがあります。現在のネオコンやシオニストは元をたどれば社会主義者の系譜につらなることもあるので、社会主義と言う用語は現在を論じる際でも役に立つことがあると思いますよ。

No.8 84ヶ月前

>>8
フランスの政治哲学者であるアラン・バデイブは社会主義や共産主義は無くなったと言っています。ロシアは確たる資本主義国家ですし中国も中国型の資本主義国家に違いありません。アラン・バデイブは間違っていないと私は思っています。この学者は本当の共産主義、社会主義が歴史に顔を出したのは1860年のパリコミューン、1968年頃にほぼ同時に発生したパリ5月革命、上海コミューンだと言ってます。これらはきらっと光ってヒッグス粒子みたいに消えた。人間の根源の良心の一部を構成して厳然と存在するこの珠玉は永遠だと言うのです。それでいいのだよと彼は言っています。
続く

No.9 84ヶ月前

>>9
続き
ところが、原発再稼働に異議を唱えると「あなた赤ではないの?イデオロギーや主義主張を超えて話しましょうや」みたいになるんです。従って、私たちはコンテンポラリーに事象について論じる場合は社会主義や共産主義は使わない方が国民の大方の利益に合致する。あなたが「赤ではないの?」と言って相手を茶化す人種でないということが前提ですが。勿論、逆の場合があるから面白いですね。それは、もう一歩でヒラリーを負かして民主党の代表候補になりそうだったサンダースです。彼は記者の意地悪な質問「貴方は社会主義者ですか」と突っ込まれ「そうだよ俺は社会主義者だ」と言って逆に支持が増えた。

No.10 84ヶ月前

グローバリズムがよいとか悪いということでなく、富める者と貧しい者の差が大きくなり、ごく少数の者が富を独占することが問題なのでしょう。

米国をはじめとする西欧が悪いように言うが、米国は、10%の人が国民資産の75%を占めているが、ロシアは、1%の人が75%の国民資産を保有している。体制は変われど、一部のものが富を独占することにおいては違いがない。米国の軍事が問題だといっても、ロシアの官需優先、民需優先の極端な差は国民生活を圧迫することにつながっている。どちらが資本主義社会であり、どちらが共生社会かわからなくなっている。明快なのは、富の分配が偏っていけば、民需が強い方が強くなり、官需が強い方が弱くなっていくことである。ロシアは民需に力を入れ始めており、米国化の方向に動いている。中国は、すでに、民需を重視、民需の方向を無視できなくなり、思想信条より、経済関係者の意見を無視できなくなっていることである。北朝鮮は、核さえ放棄すれば、体制の維持については反対しないという米国の働きかけに応じていくべきでしょう。問題は体制の維持をどのようにして図れるかという問題はある。

No.11 84ヶ月前

>>11
あなたは国際関係の根本が分かってないようだ。

私たちが問題にしているのは米国の侵略性なんです。他国の内政にシツコク関与し、場合によってはテロリストたちを侵入させる。リビアなんかはその典型的な具体例です。そのような暴力団もたまげるような陰険な政策を問題にしているんです。米国よ、もっとマナーを弁えろ、とね、そういう警鐘を私たちは鳴らしているんです。あなたはそういう米国の行状を知っているのか、知っていないのか、知っていても知らない振りをしているのか、おそらく推測するに「分かっていない」のかもしれませんね。知らぬが仏とか言いますからね。

だから私は言いたくはないけど、「鰯の頭云々」ということになってしまうんです。

No.12 84ヶ月前

>>11
EUはたとえば東欧の労働者の就業機会を東西冷戦のころよりも増やし、所得をひきあげているわけですね。
EU自身が「新規加盟国の成長により、投資機会、製品需要が増大し、既加盟国も成長した」という認識です。
http://eumag.jp/behind/d0514/

もちろん、市場経済にくみこまれることによって、あらたな問題が東欧諸国をおそうわけですが、そうするとまた、その解決のためにEUの本部から多額のカネが流れ込むわけです。

EUの域内全体をとおしてみれば「貧しい国が豊かになり、富が独占されなくなっている」わけです。少なくともEU官僚はそれをめざしているわけですね。

そういう意味でEUは、富める者と貧しい者の差をちぢめ、ごく少数の者が大金持ちになることはあっても、富をごく少数で独占しているわけでなない世界を官僚的につくりあげようとしてるわけで、つまりより社会主義的でもあるんですよ。
マクロンの思想的背景もそんなところかなあと、これは想像ですが、おもっています。

「富める者と貧しい者の差が大きくなり、ごく少数の者が富を独占すること」を古くから社会主義者が問題にし、そのひとつの答えが今のグローバリズムなわけですから、「グローバリズムがよいとか悪いということでなく」などというのは、問題のとらえ方を間違えているとおもいます。
国家間の格差減少をグローバリズム以外のなにで実現できるのか?ということですね。

フランスの労働者でルペンに共感するような人々は、まずは自分の国だけが豊かであれば良いという人々で、言ってみれば右翼なんですよ。フランスでは右翼がより先進的なんです。
そこをごまかしてはいけません。

そしてそこがこの問題のむずかしいところです。

No.13 84ヶ月前

>>9
かみあいませんね。あなたとかみあう必要もありませんけども。
私が言っているのは、今の現象やヒトを理解し分析するのに、社会主義などの概念や用語は有効なこともあるよってことです。「真の」社会主義などとは、どうでもいいことです。

No.14 84ヶ月前
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