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フレデイ タンさん のコメント

日本の今の状況はナチス体制(一党の絶対独裁)程ではないにしても、真綿で首を絞めるような言論弾圧現象であると私は考えて居ます。その行き着く先は戦争です。ヒトラーも戦争の為に言論絶対弾圧を実施したのです。

問題はその戦争です。米国と完全に同化してしまった日本の敵国はずばりロシア、中国、北朝鮮です。これら三国はナチスや日本の軍部独裁時代とは全く違う。これら三国は日本列島から繰り出される先制攻撃に備えてそれぞれの才覚で苦節50年今や核ミサイル国家となってしまっている。東アジアでは戦争は不可能なんです。日本の真綿で首を絞める言論弾圧は滑稽至極なんです。出口が無いという意味で。これはこれで幸いなことなんですが。

思いだしますのはナチス時代の一つの故事です。ノーベル文学賞を得たトーマス・マンはナチスの台頭時からその危険性を糾弾し舌鋒鋭かった。当然、ヒトラーは彼を心底憎んだ。ヒトラーは政権取ったその日にトーマス・マンを国外追放した。トマスマンは国外からドイツ国民とドイツインテリゲンチャーに反旗を掲げることを呼びかけた。しかし効き目は無かった。何故か?「安全地帯に身を置いて良く言うよ」というものです。一国が全体主義化すると国民は権力に従順になる。

続く
No.8
80ヶ月前
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日本は報道の自由が限定されてきたことの対する国際社会の認識は広がっている。国境なき記者団の報道の自由度は世界の72番目である。 併せて、領土問題などに対し、学者など政府の政策追随が顕著で、これへの反対意見がほとんど聞かれない(見えない)状況にある。 この中、北欧の学者より、メールで問い合わせが来ました。 質問を紹介します。 1:領土問題等についてのあなたの見解で、あなたはどのような、政治的動機に基づく批判をうけましたか。 2:あなたは言葉上の批判以外に、脅迫、肉体的脅しに会いましたか 3:批判故に、貴方は見解発表の方法を何等かの形で変えましたか 4:領土問題に対してどうしてこんなにも多くの学者が無批判に政府の立場を支持していると思いますか。 5:多くの学者には政府の方針に従っていない場合どの様なリスクがありますか。  
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。