• このエントリーをはてなブックマークに追加
石破氏「総裁選に対立候補を出すなら干す、人事で冷遇、これをパワハラと言わないでなんと言うか。ほかの意見は許さん、そんな自民党であったと私は思いたくない。“生産性がない”発言を許すことが、自民党の多様性とは言わない。懐が深いとは言わない。」
閉じる
閉じる

新しい記事を投稿しました。シェアして読者に伝えましょう

×

石破氏「総裁選に対立候補を出すなら干す、人事で冷遇、これをパワハラと言わないでなんと言うか。ほかの意見は許さん、そんな自民党であったと私は思いたくない。“生産性がない”発言を許すことが、自民党の多様性とは言わない。懐が深いとは言わない。」

2018-08-01 07:31
  • 17

A-1:事実関係-1石破氏、杉田氏発言を「自民の多様性とは言わない」(朝日新聞)

自民党の石破茂・元幹事長(発言録)

総裁選に対立候補を出すんだったら干してやるとか、人事で冷遇するとか、これをパワハラと言わないでなんと言いますか。ほかの意見は許さん、そんな自民党であったと私は思いたくない。

 LGBTという方々がいる。日本人の8%いるといわれています。12・5人に1人が、そういういろんな考えを持っています。(自民党の杉田水脈衆院議員の発言を念頭に)「生産性がない」なんてことを言ってはいけない。それが許されるようであって、自民党の多様性とは言わない。懐が深いとは言わない。人の気持ちを傷つけて、平然としているような自民党であってほしいと思っていない。(兵庫県新温泉町、豊岡市での講演で)

A-2 事実関係2

同性カップルは「生産性なし」 杉田水脈氏の寄稿に批判(朝日新聞)

この記事は有料です。記事を購読すると、続きをお読みいただけます。
ニコニコポイントで購入

続きを読みたい方は、ニコニコポイントで記事を購入できます。

入会して購読

この記事は過去記事の為、今入会しても読めません。ニコニコポイントでご購入下さい。

コメント コメントを書く
他7件のコメントを表示

良い悪いは別にして、現在は個人利益をを優先し、共生的社会を否定する時代であり、差別は差別として認めていかないと自己が犠牲の対象になりかねないと考えている若い世代が、時代の中枢を占め始めている。

このような思想を生み出してきたのは、時代格差である。途中入社者を正規と同じ賃金体系に変えようとしてきた我々の世代と、正規入社と非正規入社格差を是正しようとせず、また、大学を卒業しても職がなく路頭に投げ出された世代が現在の社会の中枢になっている世代間の格差は、歴然としている。今まで社会が未来ある若者たちに冷たく当たり、若者たちの自己防衛が優先する思想に傾いていることに留意すべきでしょう。この現実を無視して、杉田氏の「性的少数者」に対する差別的発言は、やまゆりの「障害者」に対する差別的発言と同一的根源に基づいていることを理解しない限り、解決の道は遠ざかるのみでしょう。

やまゆりの「障害者」に対する差別的発言は、施設内でも日常的に発言していたが、上司が効果的な助言、教導ができず、結果的に大きな殺人事件につながったとみるべきである。杉田発言も今回が初めてではない、前々から発言されているが、効果的な反論を社会がすることなく野放しにしてきた結果である.過程を重視せず、結果で大騒ぎする社会は、この問題だけでなく、すべての問題で共通することである。事例をあげればきりがない。

No.9 69ヶ月前

>>8
全くその通りだと思います。

No.10 69ヶ月前

>>9
「差別は差別として認めて行かないと自己が犠牲の対象になりかねない」とは素晴らしい観測ですね。そのような修飾節は若い世代に限定する必要は無いでしょう。自民党員、自民党系の政治人間、そしてその傾向に生理的にシンパシーを感ずるあなたやあなたみたいな朝鮮人、中国人、赤、等々に本能的に反感を抱く連中、それに加えて、おどおどして就活一辺倒の主体性の無いオポチュニステイックな若者が含まれていると言うべきでしょう。

そういう状態を私は星条旗ファシズムと規定しています。

何か異論があればお聞かせくださいな。

追伸

今の状況は東条時代とそっくりです。あの時は銃剣によってそう強制されたのですが、今はオポチュニテイが日本全体を惹きつけています。そのオポチュニテイとは安倍氏により新規に印刷されたマネーがもたらす怪しげな虚業です。

No.11 69ヶ月前

>>11
ピンとぼけのコメント。私の言っていることが全く理解できていない。現代におけるイジメなどをはじめ差別的行動は、すべて自民党、自民党系とか嫌中国、赤と連動してしまうこの論理が、おかしなリベラル思想を生み出しているのです。日本は中国ではないのです。あなたのような教条主義者が、社会のすべてをおかしくしてしまうのです。言っていることが全く理解できなくては、何を言ってもダメか。若者に対する理解が絶対的に欠けており、あなた家庭で大丈夫ですか。多分孤立しておられるのでしょう。若者を馬鹿にする発言、時代錯誤もはなはだしい。LGBTのことに対する本当の理解がないから、差別的発言につながるのです。自分のこともわからず、若者を批判するのは、錯誤はなはだしいといえる。

No.12 69ヶ月前

>>12
あらあら!あなたの文脈がそうなっているから、そう申し上げたわけですよ。感情でなく、もっとロゴスを駆使して下さいな。
「日本は中国でない」とか、「あなたのような教条主義者」、「家庭で孤立している」。「時代錯誤」、とか意味不明の言葉を羅列するだけで何の文脈らしきものも無い。恥ずかしいと思いませんか。

No.13 69ヶ月前

石破発言はねえ。自分は直接あたってないが、ほんとうに、

【総裁選に対立候補を出すんだったら干してやるとか、人事で冷遇するとか、これをパワハラと言わないでなんと言いますか。ほかの意見は許さん、そんな自民党であったと私は思いたくない。】

と発言したのなら、この発言自体が石破氏の小物感をどうしようもなく醸し出してるとおもう。

安倍氏のやりかたが気に入らないのはわかるし、客観的にこの石破発言どおりなのかもしれないが、総裁になろうかっていう人が、こんな利益分配みたいなはなしで、心におもったことをそのままオモテに出すのはね。

こんな発言は小物にまかせて、総裁選にでるほどの大物なら、経済政策のここがおかしい、外交政策はこうでなきゃならないと言わなきゃだめでしょ。いや、もちろん言ってるとはおもうけど、もう、石破氏といえば、【】を言った人という記憶しか残りませんよ。そんくらい【】は強烈。

朝日新聞にのってたらしいが(自分は読んでない)、これ読んだ人は、石破氏が立派な人だと思ったかな?

朝日新聞は、あんまり石破氏の応援しているように見えない。

No.16 69ヶ月前

ありゃりゃ。
孫崎さん自身もふくめ、杉田水脈氏の寄稿を読んでないことがまるわかりのコメントばかりだね。新潮45なんか読むのはいやだろうが、ぜひ図書館等で現ブツを手にとって読んでみることからはじめたらとおもう。ネットのどっかで杉田氏の文章だけ読むのじゃ不十分(雑誌の特集全体が朝日新聞批判だということがわからない)。

それにしても、いい年寄りが、こんな操作されやすくて、どうすんのとおもう。まさにオルテガ的意味での「大衆」だね。

杉田氏は朝日新聞がLGBTの権利擁護に肩入れしすぎなことに彼女なりの一般常識の観点から違和感を表明しているというのが全体の論調であり、LGBTを社会から排斥しようなどということは言っておらず、賛否はもちろんあるだろうが、杉田氏の議論そのものを排斥しようというほどの話ではない。

もっとも問題な「生産性」のところも、文脈からすれば「生殖生産性」のことで、限られたなかで予算つけるなら少子化のほうがいいのではという意見を暗示しているだけですね。これも賛否はもちろんあるでしょうが。

杉田氏は今回書いていないが、彼女の意見の背景には、LGBT関連に公的予算をつけたりしたら(たとえば「LGBT人権センター」みたいなもの)、そこがサヨク・劣化サヨクの牙城になってしまうという危機感があるでしょうね。実はしばらく前に、杉田氏は「科研費」分配について、同じ危機感から大々的にとりあげていた。それはかなり効果をあげていたとみえたが、そのときのサヨク・劣化サヨク側からの意趣返しということも、今回あるのかなあとおもう。

No.17 69ヶ月前

まあ、いまどきLGBTを排斥しようなんてのは、高齢者だけじゃないのかなというのが正直な感想ですね。

社会がそうなっていった背景にはいろんな影響があるだろうが、自分的には上戸彩のときの金八先生を見たのが、きっかけとしては大きかったかもね。今じゃテレビなんかほとんど見ないけど。

LとBなら知り合いにもいるが、自分の知り合いという範囲だけでいうなら、特に生きづらそうにもみえない。もちろん隠れた気持ちはわからない。

人の生き方のすべてを政治に回収して、なおかつ安倍政権批判に結び付ける(自民党前行動の最後はアベやめろのコールだったらしいね。)ことには強い違和感を感じる。

No.18 69ヶ月前

あとひとことだけ。今の日本で無力になった年寄りは強制収容所には入れられないけど、特養だの小規模多機能型施設だの軽費老人ホームだのにはいるんですよ。

杉田氏が今回こういう寄稿をした背景にある考えには、もうちょっと家庭での介護力を高めて家族で暮らせるようにできないかというようなこともある。自分的には、これはいまさら無理だとおもうけども。

だからって、特養だのが問題ないかというと逆ですね。外国人労働者をいれようという背景のひとつにもなってる。現場の多くが一生懸命やってることに疑いはないですがね。

ここ見てていつもおもうけど、「限られたカネの使い方」という視点からもうちょっと地に足の着いた現実的な議論ができないもんかなあとおもう。現実は誰かにまかせて、自分たちは理念の遊戯をしてりゃいいってもんじゃないでしょう。

今回の豪雨災害でなくなったのは65歳以上の高齢者が多いらしいですが、とくに要支援とか要介護のひとばかりではなかったらしいですね。ふだんは普通に暮らせているが、危機的状況になったときに、判断力や体力の衰えが露呈する。そういう知見も交えて、あらたに災害対策を策定しなければならない。「LGBT人権センター」つくるのとどっちが大事ですか?という話です。

原発のデンキを無制限にかっ食らっていた時代についた、あしたは今より放っておいても成長するという思考のクセはなおんないんだろうかね。

No.20 69ヶ月前

時間をおいて読み返してみて、ちょっと言いたいことが伝わりにくかったかなとおもうので、端的にもうひとことだけ。

1、差別をするな というのと、
2、差別されているから公的なカネを出せ(または特権をよこせ) というのとは、
区別できるんですよ。

そして、実際にどうかは議論があるとおもうが、朝日新聞の論調は2だと杉田氏はおもっている(自分もそう思う)。

そのうえで、2にも限度があるでしょと杉田氏は言ってるのであって、1を否定しているのではない。

そして、自民党前集会をやったようなヒトビトは、杉田氏が1を否定しているかのように世論操作してるわけですね。まあそんなの、最近は不発だけどね。

No.22 69ヶ月前
コメントを書く
コメントをするにはログインして下さい。