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changeさん のコメント

孫崎さんが、評価で、シリア、ロシアは圧倒的に有利な立場にあり、化学兵器を使うわけがないという論理を展開したのは好ましい論理とは言えない理由を列記する。

①米国、ロシアなどは、互いに諜報組織によって諜報活動を行い、相手の行動を把握しているとみるのが妥当でしょう。「証拠がある」といって証拠を列記すれば、相手に諜報活動の手の内をさらけ出すことになり、米国、ロシアとも「証拠」などはっきりさせるわけがない。
②シリアが化学兵器を使うわけがないという理屈も、核保有が懸念されるイスラエルに対する弱者のデモンストレーションとみれば、国際社会にも一定の脅威を与えることができる。
また、反政府組織の地域を奪回しても、反政府の民間人が多数生存すれば、いつも反政府組織の行動に監視活動が必要であるし、シリアの広大な地域をコントロールできず、人の住めない廃墟にしようとしていると疑いが晴れない。
No.10
68ヶ月前
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A -1 : 事実関係1:ガーディアン紙、『トランプ大統領、シリアのアサド大統領暗殺を望むを掲載。トランプ大統領、シリアのアサド大統領暗殺を望む( Trump 'wanted Assad assassinated': key claims in Bob Woodward's book ) ウッドワード氏は、米紙ワシントン・ポストによるウォーターゲート事件報道でニクソン大統領を辞任に追い込んだ記者 2 人のうちの一人、彼は今月新著「 Fear: Trump in the White House (仮訳:恐怖 ─ ホワイトハウスの中のトランプ)」を発刊予定。 この発刊に際し、ガーディアン紙は、『トランプ大統領、シリアのアサド大統領暗殺を望む( Trump 'wanted Assad assassinated': key claims in Bob Woodward's book )』を掲載。 トランプ大
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。