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りゃんさん のコメント

圧倒的に弱かったり抵抗できなかったりする相手にたいして、ことさらに残虐なことがあるのは、人間の本質の一つだとおもいますね。まあ、米国はそれを理性をつくしてやるのが恐ろしいのですが、別にそれも米国オリジナルというわけではありません。

敗戦期に日本のこうむった被害でいえば、ソ連も日本の敗北がほぼ決定したあとに中立条約を破って日本を侵略し、8月15日以後も日本の非戦闘員を虐殺したりしてるわけですし、朝鮮人ですら、戦後の混乱期に日本人を合計で2000人程度虐殺したとも言われています。もちろん彼らの強盗強姦のたぐいは数知れずで、このときに土地を不法占拠し、それがそのままパチンコ屋になっている例もあるといわれています。ついでにいうと、これらの正式な調査すらいまだにできていないどころか、そういう調査をしようという発想すらどこからもないですね。

その一方で、打算にしろなんにしろ、勝敗が決した後は相手をことさらには追い詰めないこともあるのが人間です。

わたしはシリアの毒ガス使用という具体的な話において、人間性の本質のどっちを支持するかを理由にアサドが使用したとかしないとかを判断してはいません。No.9をよく読んでもらえればわかってもらえるとおもいますが、わたしは孫崎さんの議論とその反論については手短に紹介しているだけで、どっちに賛成とも書いていません。

わたしがアサド毒ガス犯説を確信しているのはもっと細かな話をずっと追っていっての結論ですね。もしも誰かに誤解されているなら、いやなので、念のため書いておきます。
No.12
68ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
A -1 : 事実関係1:ガーディアン紙、『トランプ大統領、シリアのアサド大統領暗殺を望むを掲載。トランプ大統領、シリアのアサド大統領暗殺を望む( Trump 'wanted Assad assassinated': key claims in Bob Woodward's book ) ウッドワード氏は、米紙ワシントン・ポストによるウォーターゲート事件報道でニクソン大統領を辞任に追い込んだ記者 2 人のうちの一人、彼は今月新著「 Fear: Trump in the White House (仮訳:恐怖 ─ ホワイトハウスの中のトランプ)」を発刊予定。 この発刊に際し、ガーディアン紙は、『トランプ大統領、シリアのアサド大統領暗殺を望む( Trump 'wanted Assad assassinated': key claims in Bob Woodward's book )』を掲載。 トランプ大
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。