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  • 次回配信予定
    • 2016/06/22
      麻雀最強戦2016 著名人代表決定戦・麻雀代理戦争レポート

    プレミアトーナメント直前大予想

    2016-06-01 00:0016時間前
     3月から開催された近代麻雀プレミアトーナメントもいよいよ佳境。現在、勝ち上がりを決めたのは

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    小林剛(無法の哭き)

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    池沢麻奈美(修羅の道)

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    藤崎智(豪傑大激突)の3名。

    ここに残る1枠「極限の攻戦」の勝者を加え、麻雀最強戦2016ファイナルへの切符を賭けた決勝戦が開催される。いったい誰がこの戦いを制するのか? 今回は前田直哉・現最強位、金本晃・麻雀最強戦実行委員長、梶本琢程・麻雀最強戦レポーターの3名による直前予想座談会の模様をお届けしたい。



    金本「本命は小林でしょ」

    金本「僕の本命は小林さん。この人は人間の心を持っているのかというくらい麻雀への捕らえ方がクール。無法の哭きの時は、この人の強さが半分しか出てない。鳴いたらもっと強く、その時に池沢、藤崎が正しい対応をできるイメージが無いですね。特に相手を見て麻雀打つ藤崎は小林に苦手意識があるんじゃないかなと思う」
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    梶本「池沢は相手の仕掛けに対応するよりは、自分の手次第。行ける手なら押すので、小林の仕掛けに突っ込んで致命傷を負うこともあれば、押し切ってアガリ切ることもありそうです」

    金本「修羅の道でもそんな場面がありましたね。予選B卓で忍田のホンイツ鳴きに対して、トップ目の池沢はそれを無視して押し返す。結局、忍田を先にオロしちゃう、みたいな」
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    前田「池沢は相手が誰であって、遠慮がちに打つとか『私で大丈夫かな?』みたいな気後れが全くない打ち手なので、普段通り打てると思います。が、池沢が局面を見誤って、小林のアガリを誘発することがあれば、そのまま小林ペースになる可能性も否定できませんね」

    梶本「前田さんは小林にはどういう印象をお持ちですか?」

    前田「僕の中の小林評は『何でもできてリーグ戦みたいな長いスパンなら大崩れのない麻雀。が、半荘1回勝負となるとどうかな?』です。最後の1枠(極限の攻戦)を勝ち上がるのはほぼ攻撃型ですし、過去の最強戦や代表決定戦の勝者をみるとそちらのタイプの方がこのシステムには向いているんじゃないでしょうか。もちろん小林も短期戦用の引き出しはあるでしょうし、最終的にいい位置にはつけているとは思いますが、勝ち切るかどうか疑問ですね」
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    梶本「ただ、過去の最強戦の半荘1回トップ取り勝負で、小林は何と4戦3勝。唯一の取りこぼしが、藤田晋最強位が誕生した決勝戦だったんですよ」

    前田「お~、それは凄い」

    梶本「小林はとにかく先行させたら強い。少しでもリードを広げ、自分の選択肢をどんどん増やし、逆に相手がやれることを減らしていく。それが勝ちパターンだと思います。あくまでも印象ですが、序盤から彼の手に役牌トイツが頻繁に入るようだと優勝の可能性が一気に高まるでしょう」
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    鍵を握るのは「並び」

    前田「僕は勝負の鍵を握る1つが『座順』だと思います。上家・藤崎、下家・小林だと藤崎はさすがに対応せざるを得なくなる。ただ、藤崎も1戦勝負を熟知しているので、踏み込むべきところはキッチリ攻めますよ」
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    金本「僕は藤崎さんの勝機は『ヤミテンの手が入るかどうか』にあると思います。藤崎は小林のヤミテンを察知できるが、小林にその能力はないので」

    梶本「言い切りますね~」

    金本「小林が役牌を鳴いてカンチャンの1000点テンパイ、藤崎のヤミ12000なら小林はそれにあっさり飛び込みますよ。ヤミテンというのは入ってるかどうかは分からない、というタイプなので。もちろんリーチなら打たないでしょうが」

    前田「藤崎は皆がイメージしているほど守備型ではないですし、リーチもバンバン打ちますよ。今回も普段より多めにリーチするでしょう。ただ、それだけに豪傑大激突のときのpai_s_4s.jpgpai_s_7s.jpgヤミテンにしたテンパイ取り。あれは疑問手でした」

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    前田「森山会長が2巡目にドラのpai_s_haku.jpgを捨てていて、いつリーチがかかっても不思議じゃない。普段の藤崎さんはpai_s_6m.jpg切りのヤミテンでしょうし、僕もそれでいいと思います。でも、一発勝負なら、ここはあえてソーズを払うべきだと今でも思うんですよ。どのマンズを引いてもテンパイ復活しますし。結果はpai_s_7s.jpgツモでアガれましたが、あそこで手を伸ばさなかったことが敗因になりかねないこともあるわけですから」

    梶本「ちなみに池沢・小林ならこの状況でどうするかを聞いてみました。池沢は『本音はサラッと流したいところですが、トップ取り勝負の開局でフラットな状況。マンズの形がいいので私はソーズを落としそうです。途中でリーチがきても比較的安全そうなpai_s_pe.jpgで回れますし。マンズの多メンチャンで先にテンパイしたらリーチをかけますね』ということでした。これは前田さんと同意見ですね」
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    金本「小林はリーチでしょ?」

    梶本「ええ。『この巡目ならそろそろ間に合わないのでpai_s_3m.jpg切りリーチ。親が少し怖いとはいえ他二人は遅そうなのでトータルで見ると普通の場況と危険度は大差ない。テンパイを取ってダマにするのは危険が迫っていてかわす意識が強い特殊な場合だけ。この状況はそこまで危険とはいえない。『ピンフのみはダマでかわし手』、というのは昔のセオリーで、相手への足止め効果・一発裏ドラでの打点上昇を考えるとリーチをかける意味は十分にある』ということでした」
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    前田「3人とも別々の判断ですね。面白い」

    金本「藤崎はこの決勝で負けても7月の『男子プロ代表決定戦・因縁の対決』の出場権がある。そこが隙になるかもと思っているのですが…」

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    前田「いや、それはないと思いますよ。藤崎はむしろここで優勝して、7月では余裕を持って戦いたいはずです」

    金本「小林はこれで負けると後が無い。RTDマンスリーで僕が小林の対局を現場で見ましたが、全く戦えてないので予選落ち濃厚。なので、ここで勝ちたいはず。池沢が勝ったとき本人の次に喜んだのは小林じゃないかな。忍田さんや渋川じゃなくて良かったと」

    梶本「たしかにそう思っていそうですね。ドライだもんなぁ」



    もう1枠は誰だ?

    梶本「お2人は極限の攻戦で誰が勝つと思います?」

    【出場者】
    【A卓】前原雄大、和久津晶、鈴木優、森下剛任 
    【B卓】佐々木寿人、井出康平、村上淳、山井弘 

    金本「僕の本命は鈴木優。プロ連盟の打ち手は、かなり攻める鈴木に手こずりそう。前原・和久津は2着取りは苦手でしょうから予選落ち濃厚。佐々木は鈴木の打ち方を舐めれるので強い。穴は井出です」

    前田「僕の本命は森下ですね」

    梶本「お、カブった。自分も森下です」

    前田「森下はリーチ一発ありのルール、そして一発勝負が得意。先日もプロアマ混合のロン2カップで決勝まで勝ち進んで、決勝では10数万点の大トップを取りましたし。とにかく一発裏ドラありで『どうやったら勝てるか』を熟知している。寿人も強いけど、腰の調子が悪く今も対局中も辛そうなので今回は消し。対抗は駆け引きに長けて何でもできる上に『持っている』前原ですね」

    梶本「森下本命の理由は大体同じで、彼は最強戦のトップ取りは5戦3勝でとにかく相性が良い。ちなみに前原も5戦3勝ですが、僕は対抗・山井です。彼は最強戦が惜敗続きなので、逆にそろそろ来そうかな、と。同世代の期待を込めている部分もありますが。穴は和久津で。金本さんの仰るように2着取りは苦手かもしれませんが、そこをクリアすれば決勝で突き抜ける可能性もあるので」

     極限の攻戦、そして近代麻雀プレミアトーナメント決勝戦は6月2日(木)14時より戦いの火ぶたが切って落とされる。ファイナルの椅子をつかみ取るのは一体誰だ? お楽しみに!
  • 5月12日のプレミアトーナメント配信ミスのお詫び

    2016-05-13 12:083
    実行委員長の金本です。
    5月12日に行われた「麻雀最強戦2016プレミアトーナメント豪傑大激突」にて、冒頭の1時間が放送されないというミスがございました。
    楽しみにしていただいた方、大変申し訳ございませんでした。

    こちらいまだに原因は分かっていないのですが、取り急ぎ準備しまして最初の1半荘目を16日(月)20時より配信させていただきます。今後このようなことがないよう、原因を究明しつつ、気を引き締めてまいりますので引き続き麻雀最強戦をよろしくお願いします。
  • 麻雀最強戦2016プレミアトーナメント・無法の哭き レポート

    2016-04-22 19:00
    昨年のプレミアリーグがよりスリリングな戦いに!8名によるトーナメント戦をメンバーを毎回変更して4回開催、それぞれの優勝者が集まって決勝戦を行い、ファイナリストが決まる。今回はその第一弾・無法の哭きの対局をレポートします。

    仕掛けの手練れが一同に集結

     昨年のリーグ戦からシステム変更して行われた「近代麻雀プレミアトーナメント」。その初戦は無法の哭きと銘打たれ、仕掛けの手練れが招集された。
     A卓は、江崎文郎・石橋伸洋・ASAPIN・小林剛の並びで始まる。
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     やはり目玉選手はASAPINだろう。
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     これまでも多くの対局企画に出演してきたASAPINだが、今年は日本プロ麻雀連盟が「天鳳位vsプロ連盟」という企画が立ち上がり、アマチュアながらプロ以上に活躍のフィールドを広げている。そのASAPINが遂に最強戦にエントリーされた。視聴者の注目も必然的に彼に集まることになる。

     序盤、先手を奪ったのは石橋だった。
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     親番の石橋の手はイーペーコー確定でドラがトイツ。手広さならツモ切りだが、ドラ切りと単騎待ちテンパイを避けてターツを壊す人も多いと思う。ただ石橋はドラをツモ切りした。

     すると次巡、pai_s_6s.jpgツモでテンパイとなる。
    東家・石橋の手牌
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     普通なら「あーあ」と思うテンパイだが、石橋は迷うことなくpai_s_5m.jpgを横に曲げる。
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     何とpai_s_4m.jpg単騎のままリーチをかけたのだ。愚形待ちを悟られぬようノータイムで打牌したのはさすがだが、それにしても思い切った決断である。すぐにpai_s_4m.jpgを引き寄せ、石橋が親満のアガリで先行した。

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     東場はトップ目の石橋が逃げ、小林が追う展開で進んでいった。さらに、3番手の江崎が食らいつく。
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     江崎は南1局の親で2600オールをツモり、2人の逃げ切りに待ったをかける。
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     一方、ASAPINはテンパイしてもアガリ牌が遠く、徐々に後退していく。
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     最後の親番でpai_s_8m.jpg暗槓つきのリーチをかけるものの、小林・石橋に追いかけられ、小林にアガり切られ万事休す。
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     オーラス、微差のトップ目の石橋とラス親の2着目・小林が江崎の逆転リーチをしのぎ、そのまま決勝進出を決めた。

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    オーラス、小倉が大逆転!

     一方のB卓は、小倉孝・じゃい・須田良規・鈴木たろうの並びで開始。
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     雀鬼流をベースにした攻撃麻雀で、2012年には最強戦ファイナル決勝卓へ進出したじゃい。昨年の近代麻雀プレミアリーグ前期でも強豪がひしめく中、堂々と決勝進出を果たしている。
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     東1局、東家・小倉のリーチを受けたじゃいがバズーカをぶっ放す。
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     ドラのpai_s_4s.jpgを暗刻にしてテンパイ。リャンメン受けで追っかける人が多そうだが、高目追求のじゃいは打pai_s_6p.jpgでリーチ。途中、pai_s_4p.jpgを引いて一旦はアガリを逃したものの、ハイテイでpai_s_pe.jpgをツモり見事倍満に仕上げたのである。
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     その後、じゃいは東4局でもダブリー・ツモ・タンヤオの満貫を決めて独走態勢。南1局でリーチ・チートイツ・ドラ2を決めたたろうが2番手を確保。
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     上位と下位の差は大きく、このまま2人の逃げ切りと思われた。

     こうなると上位2人が目指すのはトップ通過。というのも、この予選での勝ち方で決勝卓の座順が決まるからだ(予選でトップの打ち手から決勝卓の座順が選べる。得点の大きいほうに優先権あり)。もちろん狙うはトップ取りに有利な北家だ。A卓の石橋が32000点のトップなので、これを超えれば決勝戦を絶好の位置で戦える。

     オーラス。ラス親で2着のたろうはそれだけを目指していた。
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     3着の小倉との点差は26000点。ハネ直でも倍ツモでも逆転されない。10巡目、親のたろうがドラ1のカンpai_s_8m.jpg待ちでリーチをかけた。
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     だが、このリーチ棒で小倉の条件が軽くなり、ハネ直・倍ツモがOKとなる(同点は起家から上位)。
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     そんな小倉にタイミング良くテンパイが入った。
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     メンホンチートイツ。リーチなら直撃OK、ツモは条件付きだが逆転可能だ。小倉は念入りに条件を確認し、打pai_s_5p.jpgでリーチ。そして一発でpai_s_8p.jpgを引き、奇跡の決勝進出を果たした。
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    小林、メンゼン手で勝利を掴む

     決勝戦は場所選びから。やはりラス親に近いほうから席が埋まり、小倉・小林・石橋・じゃいの並びとなる。
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     まず先行したのは石橋だ。
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     東3局、親で手変わりの多い役なしドラ1のカンpai_s_5p.jpg待ちから、pai_s_2p.jpgツモでタンヤオのカンpai_s_3p.jpg待ちになったところでリーチ。
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    これをツモって4000オールとなる。

     石橋はそのまま得意のゲーム回しで着実に局を進める。だが、その石橋に待ったがかかる。北家・小倉の先行リーチを受けた小林の手牌がこうなった。
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     ここで小林は、小倉の捨て牌pai_s_4s.jpgのスジのpai_s_1s.jpgをツモ切り。チートイツのイーシャンテンを維持しつつ、場合によっては暗刻切りからの食いタンも視野に入れていたのだろう。が、次巡、pai_s_6s.jpgを重ねてテンパイ。
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     小林はリスクを承知で無スジのpai_s_5s.jpgを押し小倉の現物pai_s_3p.jpgで待つ。これが功を奏し、pai_s_3p.jpgをツモって親マンのアガリを決めた。
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     次局も、pai_s_1p.jpgpai_s_4p.jpgpai_s_9s.jpg待ちの先制リーチを入れる小林。
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     石橋、じゃいに追っかけられたが、この3人リーチを制し遂に石橋を捕らえた。
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     石橋も差し返すために親で粘るが、南3局1本場で小林がpai_s_nan.jpg・ドラ2を小倉から出アガリ、逆にその差を広げられてしまった。

     オーラス。9巡目に地獄のpai_s_pe.jpg待ちでチートイツのテンパイを入れた小林。その後、1枚切れのpai_s_sha.jpg、ション牌のpai_s_haku.jpgを引くも小林は待ちを変えない。
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    小林「山にさえいなければかなりアガれる待ちですから」

     ここ一番ではその山に寝ているのが怖いものだが、平常心の小林はpai_s_pe.jpg待ちで押し切り、最後のツモでアガリきり、トーナメント決勝戦一番乗りを決めた。
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     昨年のプレミアリーグでは前期・後期ともに準優勝に甘んじ、ファイナル出場を果たせなかった小林。その無念を晴らすべく、6月2日の決勝戦に挑む。
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    小林剛の「すげえ鳴き」

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     ドラトイツでピンフのみえるチャンス手。ただ、小林からみてpai_s_8p.jpgはすでに枯れており、pai_s_5p.jpgも場に1枚飛び。ここで小林は上家のpai_s_5p.jpgに反応した。pai_s_6p.jpgpai_s_7p.jpgのリャンメンでチーして、pai_s_6s.jpgpai_s_haku.jpgのくっつきのイーシャンテンに構えたのである。
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    小林「下家がソーズの一色手の仕掛けという状況で、この手をアガるにはpai_s_haku.jpgpai_s_6s.jpgにくっつけなければ難しい。そしてくっついた場合の形を考えると、ピンズの2メンツが完成しているのと不十分ターツが残っているのでは大違いなので、とりあえずピンズの急所をメンツに確定させておくのだ。三色にならないツモpai_s_4s.jpgpai_s_8s.jpgなどが不安だという人もいるかもしれないが、そればpai_s_5p.jpgを鳴かなかった場合でも同じなので気にしない」


    小林「問題はこの後。『急所のpai_s_5p.jpgが鳴けたからには全力でアガリに向かう』という考えは全くない。今までが14枚で4メンツ1雀頭を作るゲームだったのが、11枚で3メンツ1雀頭を安全に作るというゲームに変わっただけである。今後手が進んで、pai_s_haku.jpgpai_s_6s.jpgを切る状況になった時に、下家に対して通りそうか考えてその場判断すればいいのだ。手の中に安全度の高い牌はたくさんあるので、手牌10枚とはいえ十分凌げるだろう」

     攻守ともに隙がない。これがまさに理想の仕掛けといえるだろう。