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迷ったらリーチ
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迷ったらリーチ

2015-02-11 01:38
    昨年の最強戦の新鋭プロ戦であっさりと負けた一人の若手プロがいる。
    石井一馬さんだ。
    僕は彼について、去年以下の記事を書いた。

    誰それ?という方も多いのではないだろうか。
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    石井は高校時代にネット麻雀東風荘で麻雀を覚え、その後18歳で雀荘デビューしネットでも雀荘でも勝ち続けてきた。大学も麻雀をするために1年で中退、その後プロ雀士になった。
    現在最高位戦のAリーグで、今年正月の新鋭プロ戦の1枠をかけた戦いで優勝してこの舞台に上がってきたのだ。
    そのときのメンバー…山井弘、ダンプ大橋、小倉孝、石井一馬
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    この対局、一番印象に残ったのは石井の
    2巡目カン4ソウリーチである

    4半荘勝負のまだ1半荘目。
    (動画はこちら)
    石井は2巡目に4枚目の発をツモると迷わずカン。

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    そしてリンシャンから六万をツモると、即(9)切りでリーチと行ったのだ。
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    六七八(12377)35 暗カン發發發發 ドラ北 カンドラ東
    17400点持ちのラス目とはいえまだ東場。
    役牌カンで役もあり、両面手変わりも十分期待できる巡目(2巡目!)。
    普通少しは迷わんか?
    にも関わらず、この一連の動作はまるでメッシのドリブルのように一瞬のよどみもなかった。
    これが後々効いてくる。

    その後、山井から追いかけリーチが入り、両者のアンパイに窮した小倉孝。
    追いかけリーチを打った山井はおそらく両面だろう。
    そして役牌を暗カンしての2巡目のよどみなしリーチに、ツモり三暗刻などのシャボはあってもチュウジャンパイのカンチャン待ちは考えづらい。
    さすがのデジタルの申し子・小倉もリーチ後に1ソウと7ソウが通り他はすべて危険牌ということで長考の末トイツの4ソウで降り打ちとなってしまった。
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    おまけに裏ドラ表示牌を石井が轟盲牌で「白」に変えたためハネマンになってしまう。
    石井のリーチは愚形も十分ある。降り打ちに要注意だ。
    (完)

    今見てもやっぱりこのリーチは僕にはできないが、、
    「迷ったらリーチ」そんなわかりやすい戦術を近代麻雀の付録小冊子でも書いてもらい、そしてついに!戦術本がついに一冊の書籍にまとまった。

    「麻雀偏差値70へのメソッド」
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    ・迷ったらリーチ
    ・リーチのみ愚形は地獄行き
    ・端受けよりも強い「赤受け」
    ・リーチはクイタンより強し
    ・端っこのドラはドラにあらず
    ・東場は点リーダーを見るな
    ・チートイツという役はない
    ・1本場1500は好形重視
    ・ラス確しろ
    ・鳴いた手はヘッド固定

    どれもわかりやすい一言フレーズで、実戦の麻雀に活きる説明がされている。
    最強位を目指すすべての方におすすめだ。



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