• 3Dモデリングのコミュニケーションは素晴らしいという話。

    2017-06-29 02:341


    (できればこの動画をコメント無しで再生して、あなたと彼女の二人の時間を作ってほしい)


    僕は、この10年間ずっとアイマスが好きなままでいる。
    ここまで僕を魅了し続けるアイマスの魅力は何なのだろうと考えてみた。

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    この記事は、あくまで「僕にとっての」アイマスの話です。以下はそれを前提に読んでいただけたら幸いです。
    そして願わくば、僕のアイマスと、この記事を読むあなたのアイマスに少しでも交差がありますように。
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    アイドルマスターは、プレイヤーをプロデューサーと呼ぶゲームだ。
    それはつまり、「キャラクターがプレイヤーを必要とする」という要素が根幹にあるということだ。
    そしてそれはつまり、「プレイヤーがキャラクターのために何かをできる」ゲームということだ。

    これが、アイドルマスターというゲームだ。

    ゲームの中には、夢に向かって頑張るキャラクターがいる。
    夢の実現にはプレイヤーの力が必要不可欠である。
    一人で夢を叶えることの出来るキャラクターは、このゲームには恐らく存在しない。

    そして、もう一つ面白い設定がある。
    このゲームのキャラクターはアイドルなのだ。

    それがどういうことかと言うと、夢の実現のためにプレイヤーは「ゲーム外で」彼女たちの力になれるということだ。

    もしもキャラクターの夢や目標が「スポーツの試合に勝つ」ことだったり「魔王を倒して世界に平和を取り戻す」ことだったりしたら、それはゲーム内で完結してしまう。
    ゲームをプレイして、クリアしてしまえばその夢は叶うものだ。

    だが彼女たちはアイドルだ。
    アイドルの目標は、人気を得ることだ。
    ゲーム内のファン人数の数字がいくら増えたとして、そのキャラが人気者になったと思えるだろうか。

    そう思える人にとってはここで話は終わりだ。
    そう思えない人のために続きの話をしよう。

    彼女たちの夢の実現のためには、「この現実世界で」人気者にならなければいけない。
    彼女たちの魅力を、この現実世界の人に伝えねばならない。
    そして、プレイヤーである僕たちは、そのために頑張ることができる。

    ゲーム内とは違って、この現実世界には明確な攻略法は無い。
    だから僕たちは、いつも彼女たちについて考えている。

    彼女たちの魅力をたくさん探そうとする。
    彼女たちの魅力を伝えるにはどうしたらよいかと考える。

    現実世界が相手なので、そのゴールは遥か高く遠くにある。
    だから僕たちはずっとずっと考え続ける。
    彼女たちの夢を預かるロールを与えられたのだから、手抜きは出来ない。

    一歩一歩を大切に踏みしめて、ひとつ魅力に気付けたら喜ぶ。
    そしてそれを誰か一人にでも伝えられたら万々歳。
    ずっとずっとそれを繰り返す世界だ。

    当たり前だが、考えれば考えるほど彼女たちへの思い入れは強くなる。
    頭の中で彼女たちと過ごす時間が長ければ長いほど、彼女たちのことを好きになる。
    彼女たちがそばにいる日常を過ごす事で、ゲーム外での親愛度が上昇していく。

    アイドルマスターとは、そういう機構を有するゲームだ。
    ギャルゲーと育成ゲームのシステムに「アイドルとP」という要素をセットする事で、
    ただそれだけの骨組みで、この機構は完成する。
    無限に思い入れを増幅させていく永久機関がここにあるのだ。

    それが、僕が10年アイマスを好きでいることの簡単な説明だ。



    と、ここまでが今回の記事タイトルに入るまでの前置きである。
    長文になってしまい申し訳ない。
    (ここからが今回話したいテーマです。)

    前述のとおり、アイマスは思い入れを増幅させる作用がある。
    これは、アーケードであれコンシューマーであれソシャゲであれ変わらない。
    「アイドルとP」という前提がある限り、この機構は作動し続ける。
    (ゲームシステムとしてPが存在しないDSでさえ、Pを名乗るプレイヤーはたくさんいる)

    ただし、この「思い入れの増幅」にもその効率の良し悪しというか得手不得手がある。
    思い入れは脳内で育むものだから、脳内で想像しやすい媒体のほうがいいのだ。

    具体的な話をしよう。
    ソシャゲのアイマスではキャラクターの活躍は二次元の1枚絵で表現されている。
    彼女たちが日常の僕らのそばにいる想像をしたいときに、1枚絵からでは脳内描写に大きな想像力が必要になる。

    自分のリアルの生活の中で、仕事中に事務机の向こうにいるキャラクターを想像する時。
    街を一人で歩いている時に、隣に彼女たちの誰かがいることを想像する時。
    彼女たちとの脳内会話で、その口の動きや仕草を想像する時。
    情報のソースが1枚絵だけの場合では、少なくとも僕は、かなりイメージを強く持たなければ上手くディテールまでは想像できない。

    なので、ここでもう一度さっきの動画を貼る。


    どうだろうかこの映像は。
    ゲームをプレイして、日々の中でこれが頭と目に焼き付いていれば、
    日常の中に彼女たちを描写するハードルがずいぶんと下がるのではないだろうか。

    ハードルが下がれば、日常の中で彼女たちを想う時間がもっと増やせる。
    電車に乗っても、ご飯を食べても、街を歩いても、それ自体が彼女たちとのデートになる。

    そうすると、彼女たちの魅力に更に気付く事ができる。
    それはつまり、魅力を伝える手段が増えるということだ。



    2017年6月28日。
    「アイドルマスター ミリオンライブ! シアターデイズ」がダウンロード開始となった。
    このゲームには52人の3Dモデリングのアイドルがいる。





    きっとこのゲームをプレイすると、彼女たちの姿をもっと知る事ができるはずだ。
    動き回って、表情を変えて、会話をする彼女たちがそこにいるはずだ。

    ゲーム内でたくさん彼女たちと触れ合って、
    ゲーム外でもたくさん彼女たちのそばにいられたら、
    きっと日常が今までよりもずっと楽しく幸せなものになると思う。

    彼女たちとたくさん過ごして、楽しく幸せそうなあなたの姿は、
    きっと「アイドル」としての彼女たちの力になる。
    あなたを楽しく幸せにするその子はきっと魅力的だろうと、周りに思わせることができる。

    僕はそういう「プロデューサー」が大好きなので、
    そういう人が少しでも増えたらいいなと思いこの記事を書きました。

    あなたの日常をアイドルマスターが侵食しますように。



    (婿固め/マスヲホールド)


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  • アイマスは日常を侵食する、ということについて。

    2016-10-27 01:4011


    先日このようなツイートを見かけて、かなりのショックを受けて、
    いろいろ考えていくうちにこれはアイマスにとって重要な出来事だったんじゃないか
    と思ったので久しぶりにブログを書きます。

    (以下本文は、この推測が事実だったと仮定した場合のことですので、
     この考えを覆すような動きがあったり、ぼくの納得のいく理由が説明された時には
     直ちにこの記事に加筆をしてごめんなさいをする所存です。)

    ※10/29加筆
     10月28日放送の「渕上舞のとりあえず まぁ 話だけでも」第17回で、
     渕上さんがかなりがっつりとシンデレラ4thの話をしたとの情報をいただきました。

     上記推測の方針については、一律に決まっているわけではないようです。


    アイドルマスターの持つ大きなテーマの一つとして「日常を侵食する」というものがある。
    古くはアケマスのキャバメールから始まり、今は総選挙などに受け継がれるその理念は、
    ライブ公演パンフレットの序文やディレ1退社前インタビューの結びなど
    多くの印象的な場面で繰り返し表明されてきた概念だ。

    この理念はつまり、
    「ユーザーがアイマスに触れる時間をもっともっともっともっとたくさん増やす」
    ということを目指しているということだと僕は思っている。

    そして、「アイマスに触れる時間」というのは、ゲームプレイやアニメ視聴だけに留まらず
    頭の中で彼女たちに思いを馳せたり、それをSNSや2chやリアルの飲み屋で語り合ったり、
    二次創作をしたり、その二次創作を受け取ったり、それについてまた語り合ったり、、、
    そういった時間の全てを指しているように思う。

    その時間こそが、彼女たちの新しい魅力を引き出して
    アイドルマスターへの「好き」をもっと強く大きく育てる糧となる。

    少なくとも僕は、アイマスの十余年が常にこのテーマに則って歩まれてきたと信じている。

    そしてもちろん、ラジオ等のメディアで触れられるキャストさんの考えや気持ちも
    アイマスへの「好き」を加速させる大きな力となることは間違いない。
    きっと今これを読んでいる皆様も、そんな心当たりが10個や100個はあると思う。

    記事冒頭にあるような今回のラジオ感想に関する方針は、
    この大テーマに対して、明らかに、ブレーキをかける行為だ。

    あれだけ素晴らしいライブをしたのだから、そこには多くの情熱が込められている筈で、
    キャストさんたちが自分のラジオで自由に感想を話すことができれば、
    きっと、間違いなく、それを聴いてアイマスをもっと好きになる誰かが存在したんだ。

    アイマスをもっと好きになる筈だった誰かが、
    今回の方針の下では、その機会に巡り逢えずにいる。
    僕はそのことがとても悲しい。


    もちろんラジオ番組というのは大人がお金と責任で以って作っているものなので、
    ひとつのラジオコンテンツとして成果を最大化するために手を尽くすことは
    誰にも責められるべきことではない。

    特に昨今ではアイマス関連声優の番組だけに絞っても平日夜には枠の被りが
    毎週どこかで発生するような状況にあり、その中で
    「公式放送」であることの価値を強めようとするのは賢いことなのかも知れない。


    でも、でもだ。
    僕は、その「賢い運営方針」と「アイマスの大テーマ(であると僕が信じるもの)」が
    対立してしまったときに、その大テーマの方が折れてしまったように見えるのが、
    ただただ悲しいのだ。



    みんなのアイマスへの「好き」を、もっともっともっと増やしていけるような世界を、
    みんなの日常の中のアイマスの比率が、もっともっともっと増えていくことを、
    それによって、彼女たちがもっともっともっと輝いていくことを、

    僕は、ずっと願っています。

    そのために、キャストさんがライブの感想を自由に自分のラジオで
    言えるようになればいいなと思います。


    以上、長文になりましたが、ここまでお読み頂きありがとうございます。



    (婿固め/マスヲホールド)




  • 「STUPiG」

    2015-10-27 00:57


    動くことについて。


    シンデレラガールズの彼女たちは、一枚絵とテキストの世界で生まれた。
    765プロとは違い、声も曲もモデリングもダンスも持っていなかった。

    ただ、彼女たちの4年間のその歩みの中で、ドラマは蓄積されていった。
    イベントのたびにスターダムに駆け上がるアイドルがいた。
    SR化や、CDデビューや、総選挙や、アニメ化を経て、
    そのたびに彼女たちはアイドルとして経験を積んで、どんどん内面を深めていった。

    この動画の中でステージを踏むこの5人は、みんな、それぞれの活動暦を持っている。
    シンデレラガールズという、パッケージではないコンテンツの中で、
    リアルの時間で、保証の無いアイドル道を駆け抜けてきた経歴を持っている。

    そして今、スターライトステージという世界を彼女たちは得た。
    OFAの、765の世界にゲストで参戦した時とは違う、シンデレラの世界だ。
    右を見ても左を見ても、同じ場所で戦ってきた戦友たちが一緒のステージを踏んでいる。

    ニコマスのダンスMADというステージに、Pに選ばれた5人のユニットが上がる。
    シンデレラガールズの4年間を背負って、その4年間をぶつける様に歌い、踊る。


    彼女たちは、シンデレラガールズの4年間を分かち合った、戦友なんだ。







    (ぽP)