【ネタバレ注意】Summer Pokets感想【Key】
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【ネタバレ注意】Summer Pokets感想【Key】

2018-07-01 09:46
    金曜夜~日曜朝までずーっとやってたというか、

    それでグランドエンディングまでたどり着くから、
    最近のゲームとしては全体のボリュームは短かったぐらいか

    割とネタ方向のレコードを埋めてたつもりでもクリア時のレコード達成率が38%だから、
    まだまだ遊びたりないけど全体の感想を備忘録兼ねて書くこととする。

    さて、ここからはネタバレ対策の改行入れる

































    【4人の個別ヒロイン】
    攻略した順番に感想と、シナリオ作りに影響与えてそうな歴代のKeyのヒロインをセットで
    (分析すると風子と真琴多すぎ)
    ・久島鴎
    方向性は月宮あゆ、伊吹風子
    ラブコメをやるのではなく、少女がやりたかった宝さがしに付き合う話
    からの、実は幽霊でしたってオチ
    少女が語る小さなころの冒険は実体験ではなく正体が物語でした、
    そして、少女が望んでいた夏はそこにあった
    割とスタンダードな「Keyらしい」寓話チックな話
    ただ、ストーリー的には基本的稀人扱いで、ほかの個別への影響度も小さいキャラだったのが惜しいとこ

    ・紬ヴェンダース
    方向性は沢渡真琴
    恋人となって夏の思い出を満喫しきるという、
    「最初から終わりが見えている恋」のお話
    ゴミ拾いも「好きでやってる」んじゃなくて「やりたいことが見つからないから探すためやってる」
    という、歴代のあほの子らしさでもっともKeyらしいキャラで
    倉田佐祐理枠にいるパイセンの印象もやたら強いキャラ
    クライマックスに用意されてる「紬の夏休み」は個人的には作中で最も泣いたシーン
    小動物的なカワイイマスコット枠
    そういう意味ではクドの枠でもあるのか、ただリトルバスターズほど、
    ヒロイン同士の横の繋がりが強い作品じゃなかったから、
    マスコットとしての可愛さは生きてないのかなあとも

    ・空門蒼
    方向性は藤林杏
    マスコットキャラの相棒枠だからそういう意味でも杏枠か
    何度もちょろいと呼ばれる作中切ってのエロ担当
    肉感もあって下着姿に剥かれてと本当にエロ担当
    個別シナリオは作品の根幹設定の説明でずーっとファンタジー
    目的のために「今年の夏は諦めない」が話のキーになってくんだけど、
    他のヒロインルートでもそのスタンス(お役目の話)をもうちょい絡めてもよかったかなとも

    ・鳴瀬しろは
    正ヒロイン。
    最も歴代のKey関連のキャラでこいつと言える方向性のキャラはあまりなくて強いて言えば天使か
    個別エピソードは実は一番悲恋性がない、悪く言えば山も谷も一番弱いキャラ
    「どすこい」が抜群のインパクトがあって、
    これのせいでほかの印象が途絶えるレベル
    こいつの真価は本編個別じゃないから、1週目にクリアしても良かったなとも

    【ALKA】
    AIRで言うところのSummer、Rewriteで言うところのMoonの構成のように三部構成の第二部なんだけど、
    実態としてはこっちがAIRのAIRであり、リトバスのRefrain
    本編を繰り返しやっていけば誰もが気が付く加藤うみがどんどん幼児化していく真相に迫るお話

    ・加藤うみ
    神尾観鈴、伊吹風子、棗鈴、岡崎汐、篝の枠
    とくに観鈴と汐の合いの子みたいなキャラで本当にこいつが一番Keyらしいキャラ

    閑話休題

    本編をなぞるような時系列のお話をうみ中心に、しろはと疑似夫婦的な関係になって夏の思い出を作り上げる話
    本編の大筋の大筋をしろはルートをなぞりつつも、
    「うみの夏休み」を遊ぶためのシナリオになっていて、
    それを成し遂げて、少しずつ記憶を失っていく流れは歴代のKeyの焼き直しと言ってしまえばそれまででも泣ける作りになってる。
    「羽のゆりかご」は各楽曲に割と酷評気味だった(前述の「紬の夏休み」を除けば)自分にも本当にぐっとくる素晴らしい演出で、
    あれだけで十分だった

    本当に「楽しい夏休み」と「それが終わってしまう」ことの喪失感があって、
    この原案、特別な夏休みに「未来から来た娘と夏を取り返すために過ごす」っていう、
    構成はだーまえの仕掛けだよなあ
    企画会議でこれ持ってこられたらそりゃ通っちゃうよ

    【Pocket】
    オーラスシナリオ
    RewriteのTerraはこっちだけど、AIRならSummerの側のエピソードかな
    「七海」が幼少期のしろはに「過去にとらわれてはいけない」と諭しに来る、
    リトバスのRefrain最終盤面の理樹がナルコレプシーを克服するシーン、
    それを丸々エピソード化した話で、
    「楽しかった夏休み」すら「なかったことにする」ためのお話
    過去からやり直すのではなく未来へ向かって歩こうという心構えを見せる最終エピソード

    オーラスエンディング曲「ポケットをふくらませて」の後で、
    再度ハイリ視点に戻って、「うみのいない」「目的通りに祖母の遺品整理をした」夏休みを過ごし、そしてしろはと出会う、ところで終わる「未来が見えない」ところで終わっている

    ALKAで救われた、蝶の役割のうみを全体を通して救ってないのは、今回の美学なのか、
    また「Start」からやり直せば「うみに会える」という希望を持てるのか

    うみを産んだことで命を落とすしろはっていう物語に何も解決が見えてなくて、
    そこで沈む未来のハイリとその未来のうみは救われるのか

    あるいは「未来は不確定」とする希望を残したという感想を残すべきなのか
    実績を埋めきってから再評価したいと思う

    【総評】
    Keyだった。
    まぎれまなくKey作品でKey作品に殉じた作品だった
    「ノスタルジー」がテーマになってて
    「夏休みを楽しむ」ではなく「楽しみたかった」という、過去完了形の物語として、美しかった
    ありがとうKey
    見たい物語は見れた。

    ただ、全体としてもっと深められたのではと思う欲求不満な点もある
    うみをここまで良い「Trueヒロイン」として作ってくれたことは評価したい

    極力公平な点数付けで80点、信者補正で85点とする
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