【ネタバレ注意】Summer Pokets感想その2【Key】
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【ネタバレ注意】Summer Pokets感想その2【Key】

2018-07-01 20:45
    前回に引き続きサマポケの感想
    歴代のKey作品と比較してどうだったって感想をより強めたものになる
    例によってネタバレだらけなので改行いれる











































    歴代のKey作品と比べて、
    羽依里がネグレクトに至る流れ
    愛する妻と引き換えに生まれた子に妻に注いだ愛情ほどの愛情を注げなかったこと、
    この羽未(うみ)が、作中時間へスリップしてくるきっかけなんだけど、
    CLANNADのAfterの汐ルートの壮大な前振り、
    同棲編の中で繰り返し描写され続ける「変わり続ける町」と心が強くても体が弱くていついなくなってしまうかわからない渚
    っていう描写を徹底的に印象付けて、どれだけ渚を大切に思うか、
    っていうところへ焦点を当てさせる熱量があったか
    というものに比べると、オーラスシナリオへの前振りでしかない本編だと、
    やっぱり情熱でCLANNADを超えるものになってないのが残念

    話が歪んででもいいからどこかでしろはルート後~羽未誕生までをもうちょい濃く描写してほしかった……
    と思う。
    一方で「変わり続ける町」の象徴の渚、汐に対して
    「変わらない『過去』を変える力」のしろは、うみだと日常を繰り返しながら変化していく、
    そしてその変化への戸惑いの物語を描くにはふさわしくもないといえる

    AIRの焼き直しの度合いの強さは、
    オーラスシナリオ「Poket」での物語への主人公鷹原羽依里の干渉度が、
    AIRのそらよりも更に弱くて、
    本当に物語はしろは、そして七海=羽未だけで完結してしまう

    そして、過去への干渉能力を得ることがなかったしろはと、
    羽依理はまた違った形で出会う

    この未来にサマポケの真のヒロインたる羽未が生まれる未来がある形で終わってるのはまぁいいのか

    演出面での感想
    OPが弱い。というかOPを入れるまでのプロローグが長すぎる
    4人のヒロインが一通り登場して、主要登場人物の自己紹介も終わって、
    再度しろはと自己紹介してっていうテンポが今までのKey作品に比べてテンポが悪すぎる

    OPに入るまでのテンポは過去最低レベルと断言してもいいかもKanon~リトバスまでのプロローグの描き方はどの作品も本当に抜群に上手くて、
    「どすこい」を言わせたかった=スタート地点のヒロインとの距離を取りたかったのは分かるんだけど、
    初日の夜にOPを持ってくるぐらいやってほしかった
    他の場所に配置するとおさまりが悪いのかもしれなかったけど、
    それならむしろ初日の夜の「どすこい」の後で、うみの初披露のシーンをやって、
    OPでもよかった

    今回そこの面は「作品の雰囲気をつかみ切ってしまってからOP」になってて、
    正直弱い

    楽曲は、夏影、鳥の詩、遥か彼方、CANOE以上はなかった
    それ以上でもそれ以下でもないかな

    良くも悪くもだーまえも折戸さんも尖ってないというか、
    だーまえが今回が渚、旅のような「他全部を持っていく」ような尖り方してないので、
    ゲーム音楽の重要性を世に知らしめた「Key」という強みは今回正直言ってなかった

    10回ぐらい聴き直してアルカテイルはだいぶ好きになったけど、
    philosophyzのようなワクワク感もないし、
    鳥の詩の1小節目から異常に耳に残るイントロもない

    アルカテイルを使ったうみ版のOPは合っても良かったかもなぁとかいろいろ演出面で残念と思うところはあり

    【ゲーム性】
    レコードは楽しいんだけど、次の選択肢までジャンプの機能がないゲームでフルスキップで数十秒以上先の選択肢で聞いてくるパターン網羅系のレコード(初期称号)があるのは正直いただけない
    ミニゲームはよく作り込んであるけど、島モンルートやりつつヒロイン攻略が実質無理なバランスはどうなんだろ?
    卓球は沙耶と同じぐらい面白かった

    【総評】
    だーまえの「感動した」という感想ではなく「クリックしながら涙を流した」という感想が得られなければKeyというブランドに存在意義はない
    この目標は十分達成できたんじゃないかな
    Key作品としての必要条件は満たすクオリティだったそれは保証できる

    一方で、ヒロイン同士の横の繋がりが強かったリトバス、Rewriteに比べてキャラが個々でやや浮いてて、
    親と子の物語としてみてAIR編、汐ルートを超えるものではなく、
    音楽という、過去の資産との対決には勝てるものがなかった

    そう考えると「まとまってるけど名作とは呼べない」これが自分の感想

    ただ、Rewriteより、
    今回のサマポケは「Keyらしさに殉じた」作品でその一点は評価をしたいと思う
    自身の業界での評価、立ち位置を意識し、そしてこれを産んだ

    まだKeyは存在する意義はある。
    えいえんはあるよ
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