ぱるメロ!を Windows8.1 で ( Windows10 でも ) 動かしてみた
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ぱるメロ!を Windows8.1 で ( Windows10 でも ) 動かしてみた

2014-04-01 00:00
  • 7
  • 4
  • Windows10 に関して

    Windows8.1 からアップデートした Windows10 で作業手順を確認したところ、特に問題なく動作させることが出来ました。Windows10 での微妙な違い等はそれぞれの手順のところに記載しています。

    また、ひと手間かけることでウィンドウ枠は残るもののフルスクリーンでの 60fps 動作が可能です。これについては最後の方に追記しておきます。


  1. はじめに
    • とりあえず記事主の環境で動作したってだけです。すべての Windows8.1 及び Windows10 環境で同じように動かせるという保証はありません。予めご了承ください。

    • Windows8.1 ではフルスクリーンで動作させることができませんでした。Windows 付属の拡大鏡ならほぼ遅延なしで遊ぶことはできると思います。拡大鏡の詳細についてはググられたし。

    • ぱるメロ!情報サイト Palmelo.info (※)Windows Vista/7でぱるメロ!を遊ぶ の手順を踏襲しています。8.1 で大丈夫だったので 8 でも問題ないとは思いますが、未検証です。
      Special Thanks !!

      (※) 2016 年 1 月 4 日 閉鎖 ( リンクは Internet Archive より借用 )


      Windwos7 でのやり方を踏襲しているので、当然 Windows7 でも同様の手順で動作させることが可能です ( 多分 Windows Vista でも大丈夫だと思います ) 。OS が違うので作業画面の見た目は多少変わりますが ・・・ 。これらはフルスクリーンでもプレイできます。

  2. 注意事項
    • 自己責任
      この記事を参照にして作業するのは構いませんが、それで壊れても責任取れません。ま、この辺はどのソフトに関しても言えることだと思います。「 なんかヤバそう 」と思ったら、迷わず作業を中断しましょう。バックアップは万全に。

  3. 事前準備
    • ぱるメロ!本体
      当然ですが、ソフト本体が先にないことにはどうしょうもありません。公式アーカイブサイト にて入手します。追加曲パッチも忘れずに。あと、一応 ココ から trap ( 収録曲の一つ ) の修正差分も入手しておいた方がいいです。ウィンドウモードだと結構音ズレが生じるようなので。インストール手順はそれぞれのサイト参照。

    • 解凍ソフト
      そもそもぱるメロ!を解凍するのに必要ですし、作業途中でどのみち必要になります。自分の使いやすもので結構です。記事主は Lhaz を使ってます ( 最近は Lhaz+ というのもある )

    • デスクトップ表示にしておく
      Windows vista/7/10 では必要のない作業です。流石に Windows8 系のあのトップ画面では作業が困難極まりないため。

  4. エラーの内容
    • 追加曲なしで起動

      システム エラー
      MSVBVM50.DLL がない

      追加曲なしだとぱるメロ!本体のバージョンが少し古いため、このような表示となります。このエラーに対処するだけであれば VB ランタイム をインストールすればいいのですが、そもそも追加曲ありならこのエラーは出ません。追加曲をインストールしましょう。

      余談ですが、このバージョンのぱるメロ!に必要なランタイムは 5.0 ( SP2 ) なので、6.0 だけをインストールしてもダメです。5.0 と 6.0 を両方ともインストールする分には問題ありません。
      Windows10 では追加曲がない状態でもこのエラーではなく下記のエラーになっていました。どちらにしろ追加曲さえあれば VB ランタイムは不要です。


    • 追加曲ありで起動

      エラーが発生
      error.txt
      DirectDraw の初期化に失敗

      Windows Vista 以降の DirectX は XP の頃と別物になっていて、古いバージョンとの互換性がありません。これがぱるメロ!を起動できない主要因です。なので、必要なファイルを他所から持ってくることになります。

  5. dx7vb.dll と dx8vb.dll の入手
    • 入手可能なサイト
      とりあえず Windows 2000 用が Microsoft にあるので、そこから入手します。

      DirectX 8.1 Runtime for Windows 2000
      DX81NTjpn.exe を保存
      DirectX 8.1 Runtime をダウンロード

      どこでもいいので適当にフォルダを作って、そこに保存します。間違っても「 実行 」はしないように。この記事ではダウンロードフォルダに作りますが、デスクトップにフォルダを作ってもかまいません。

      ただ、デスクトップにダウンロードしたファイルを直接置くのは NG 。解凍時に 200 個以上のファイルをデスクトップ上にばら撒くことになります。

    • 拡張子を表示
      拡張子を変更するので、この設定が必要になります。

      プルダウン
      ファイル名拡張子
      ファイル名拡張子を表示する

      Windows Vista/7 と同様に、コントロールパネルのフォルダーオプションから設定することもできます。デスクトップ画面でマウスを右上か右下にもっていくと、チャームバーが表示されます。そこで設定を選べばコントロールパネルが見つかります。・・・が、Windows8.1 なら左下のスタートボタンを右クリックした方が簡単です。

      Windows10 は「フォルダーオプション」が「エクスプローラーのオプション」に変わっています。

      スタートボタン右クリック
      表示方法 : カテゴリ
      表示方法をカテゴリから小さいアイコンへ変更

      表示方法 : 小さいアイコン
      フォルダー オプション
      こちらはチェックをオフにする

      エクスプローラーのオプション
      Windows10 の場合は「エクスプローラーのオプション」


    • 拡張子を変更
      「 DX81NTjpn.exe 」を「 DX81NTjpn.cab 」に変更します。

      DX81NTjpn.exe
      名前の変更
      DX81NTjpn.cab
      実行形式ファイルをキャビネットファイルに変更


    • 解凍する
      解凍方法は解凍ソフトによりけり。大量のファイルが出てくるので、その中から目的のファイルを探します。

      dx7vb.dll dx8vb.dll
      dx7vb.dll と dx8vb.dll

      この 2 個のファイルがあればあとは消してもいいです。64bit OS だと dx8vb.dll も不要かもしれません。

  6. レジストリ設定
    ここから OS の中核を扱います。
    • OS のバージョン確認
      通常コントロールパネルから表示させますが、左下スタートボタンの右クリックから表示させることもできます。キーボード右上に「 Pause 」キーがあれば「 Windows 」+「 Pause 」で直接システム画面を開くこともできます。

      スタートボタン右クリック
      システム
      バージョン情報

      32bit と 64bit でファイルの置き場所が違うので、ここで確認しておきます。

    • システムフォルダーにファイルをコピー

      C:\Windows
      System32 と SysWOW64

      32bit OS なら System32 フォルダー、64bit OS なら SysWOW64 フォルダーを開きます。警告画面がでたら「 続行 」をクリック。

      管理者の権限が必要
      警告画面

      dx7vb.dll をコピー。

      C:\Windows\SysWOW64
      SysWOW64 フォルダーに dx7vb.dll をコピー

      64bit OS であればこれで OK です。32bit OS なら 同様の手順で System32 フォルダーに dx7vb.dll と dx8vb.dll をコピーします。

      64bit OS に dx8vb.dll を置く分には差し支えありません。その場合の置き場所は SysWOW64 です。

    • 管理者権限でコマンドプロンプトを起動
      ここまではデスクトップで作業していましたが、Windows8 は一旦トップ画面に戻らなければなりません。・・・が、Windows8.1 なら左下スタートボタン右クリックが楽です。

      スタートボタン右クリック
      コマンド プロンプト ( 管理者 ) をクリック

      一応トップ画面からの手順も。画面右下の Windows ロゴをクリックしてトップ画面へ移動し、8 なら右下の「 すべてのアプリ 」、8.1 なら左下の ↓ 矢印をクリック。

      アプリ
      デフォルトの並びでは発見できず、致し方なくカテゴリ順に変更したような・・・?
      管理者として実行
      全てのアプリ画面

      コマンドプロンプトを右クリックして画面下に出てきたバーにある「 管理者として実行 」をクリックすると、管理者権限で起動できます。

      コマンド プロンプト
      コマンドプロンプト起動

      64bit OS でも System32 フォルダーで起動しますが、この後コマンドをフルパスで入力するので無視します。

    • コマンド入力
      コマンドは長いので、下書きしたコマンドをコピーし、コマンドプロンプトに貼り付けます。32bit と 64bit でフルパスのフォルダー文字列が変わります。64bit は dx7vb.dll だけでいいはずですが、両方レジストリに登録しても問題ナシです。

      ※ コメントにて 32bit OS でも 64bit と同様の手法 ( SysWOW64 にファイルを設置 ) でやっと動いたという情報がありました。もし 32bit OS 使用者で 32bit の方法がうまくいかない場合は 64bit の方法を試してみるのもありかも知れません。
      • 32bit
        C:\Windows\System32\regsvr32.exe dx7vb.dll
        C:\Windows\System32\regsvr32.exe dx8vb.dll
      • 64bit
        C:\Windows\SysWOW64\regsvr32.exe dx7vb.dll
        C:\Windows\SysWOW64\regsvr32.exe dx8vb.dll

      コマンドプロンプトへの貼り付けにショートカットキーは使えません左上アイコンのメニューもしくは画面上右クリックから「 貼り付け 」を選びます。

      ※ Windows10 のコマンドプロンプトはショートカットキーが使えます。従来の Windows 同様、コピーは Ctrl+C で貼り付けは Ctrl+V です ( 切り取りは Ctrl+X ) 。

      メニュー
      右クリック
      コマンドを貼り付け ( 上 : メニュー、下 : 右クリック )

      C:\Windows\SysWOW64\regsvr32.exe dx7vb.dll
      コマンド入力完了


      補足となりますが、コマンドプロンプトではなく Windows PowerShell を使用しても同様の作業が可能です。


      Windows PowerShell 起動

      コマンド入力完了 ( 貼り付けは右クリックを押すだけで可能 )


      念のために、登録解除のコマンドを。regsvr32.exe は「 /u 」をつけると解除コマンドになります。
      • 32bit
        C:\Windows\System32\regsvr32.exe /u dx7vb.dll
        C:\Windows\System32\regsvr32.exe /u dx8vb.dll

      • 64bit
        C:\Windows\SysWOW64\regsvr32.exe /u dx7vb.dll
        C:\Windows\SysWOW64\regsvr32.exe /u dx8vb.dll

  7. ぱるメロ!起動
    後は動かすだけですが、デフォルトのままだとフルスクリーンで起動してしまい、少なくとも記事主の環境ではエラーで停止するか描画が壊れるかのどちらかになってしまいました。なので、最初にフルスクリーンを解除します。

    ※ Windows10 でも基本的に同じで、描画まではなんとかなっても 10fps 前後でしか動作しません。ただし、その状態で Windows キーを使用してデスクトップに移動し、タスクバーのアイコンで再度ぱるメロ!の画面に戻ることで ( ウィンドウ枠こそ残るものの ) 60fps での動作が可能となります。この状態でプレイするならば、フルスクリーンの解除をする必要はありません。

    コメントでプロパティの変更について情報を頂いておりその方法についても確認してみましたが、残念ながら記事主の環境ではうまくいきませんでした。ただ、環境依存の可能性もあるかもしれませんので追加情報が入ればまた確認してみます。情報提供ありがとうございました。

    ※ この方法でうまくいく方は他にもいらっしゃるようです。やはり環境依存なのかも知れませんが試してみてもいいかと思います。



    起動オプション
    FullScreen のチェックをオフにする

    ぱるメロ!起動
    Windows8.1 64bit 環境でぱるメロ!起動


  8. 手順検証に使用した PC
    • Windows7 64bit : FUJITSU LIFEBOOK NH900/BND ノート
    • Windows8.1 64bit : NEC VALUESTAR VN770/NSB ディスプレイ一体型デスクトップ
    • Windows10 64bit : 上記 VALUESTAR からアップデート
  9. 編集履歴
    誤字脱字くらいの細かい修正はカウントしません。
    • 2014/04/01 初版
    • 2014/04/19 左下スタートボタンを使う方法について追記 ( Windows8.1 用 )
    • 2015/07/29 Windows10 での検証が遅れる旨追記
    • 2015/08/12 Windows7 ・ Windows Vista も同じ手順で動作可能なことを明記
    • 2016/02/05 Windows10 でも同様の操作で問題ないことを記載
    • 2016/09/14 コメントにてご指摘頂いた方法で動作する方がいらっしゃることを追記
    • 2017/06/02 補足として Windows PowerShell が使用可能であることを記載

  10. あとがき
    やってることは少ないはずなんですが、Windows8.1 という「 Windows のような何か 」に振り回されて長くなったという感じがします。Windows7 64bit のノーパソだと問題なくフルスクリーンで遊べるのにそれができないという問題も残ったまま。新しい情報が入ったら内容変更があるかもです。が、一旦ここで締めとします。Windows10 についても新しい情報が入り次第確認していきたいと思います。

    ぱるメロ!プレイヤーが一人でも多く、そしてパカラー ( パカパカパッションプレイヤー ) も一人でも多くなりますように。

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都合10年ぶりくらいにぱるメロをやりたくなり、自分のPCのOSがWINDOWS8.1だったこともあり、
当サイトにお世話になりました。無事起動できましたのでここに謝辞を述べさせていただきます。
ありがとうございました。
36ヶ月前
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「DirectDrawの初期化に失敗しました」
この情報だけで、こんなピンポイントなサイトに出会えてラッキーでした。
まさしく、この記事の通り、こちらでも動作を確認いたしました。
(残念ながらフルスクリーンで起動できない点も同じですが)
環境は64bit OSです。
28ヶ月前
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Windows10で同様の方法で試してみたところプレイできました。
あとフルスクリーンでプレイしたい場合、本体の実行ファイルのオプションの
互換性タブでXPモードに切り替えることで起動できました。
 フルスクリーンで起動できないのは恐らくディスプレイの設定が
旧Dirext X実行時の解像度の限界が超えている為だと考えられます。(確か1024x位までだったかと…)
21ヶ月前
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32bitランタイムの登録がsyswow64で出来るとの情報を調べましたので32bitOSで躓いている方いらっしゃいましたら。Dll登録はsyswow64フォルダからsystem32のフルパス指定でやってみてください。自分は64bitOSなので確かめようがありません。そして投稿者も32bitでは確かめていないようなので。
ソース元は「コマンドプロンプト DLLが登録できない」で調べればすぐ出てきます。
12ヶ月前
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追加:32bitOSで友人がやりたいと言っていたのをサポートしてた途中での投稿だったんですが、友人の環境ではSystem32に置いておいてもフルパスつかっての登録はできませんでした。syswow64上に置いてDLL登録、その後フルスクリーンのチェックボックスを外してプレイすることが出来たそうです。
12ヶ月前
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頂いたコメント中に、少しばかり気になることがありましたので、ここに簡単にメモしておきます。

・ WOW64 とは
Windows On Windows 64bit 、つまり 「 64bit の Windows で 32 bit アプリケーションを動作させるための 32 bit Windows エミュレータ 」 です。名前の通りのシステムであるならば、32bit の Windows にはそもそも存在する必要性すらないはず ・・・ なんですよね。

・ 記事主の環境
ご指摘いただいた通り、64bit Windows でのみ検証を行っています。32bit は古い XP 機しかなく、Vista 以降をインストールできるような性能ではありません。

・ つまり、どういうことだってばよ ?
32bit の Windows に SysWOW64 なんていうフォルダが何故存在するのか皆目見当がつかない、そこが今回気になった部分です。一応、Windows10 になった際に 32bit も 64bit と同じフォルダ構成にしてしまったのではないか ? と想像はしていますが、何せ見たこともなくこの先見る機会がありそうにもない環境なので、こちらでは全くの 「 検証不可能 」 状態となります。

・ まとめ
今回コメントを寄せて頂けたおかげで、そういう特殊な環境があることを知ることが出来たことは幸いでした。ただ、まさにその 「 コメント 」 以外に情報源がないということも思い知りました。なので、この件でコメント頂けた情報については可及的速やかに記事に反映させていきたいと思います。この件に限らず情報提供を頂けると記事主としては本当にありがたく思います。これからも更なる追加情報をお寄せいただけると幸いです。また、情報以外でも記事中わかりにくい部分がありましたら、気兼ねなくコメントでご質問頂ければ補足説明やわかりやすい表現の追及等について善処させて頂きたく思います。これからも当記事のご利用、そして何より 「 ぱるメロ! 」 を楽しくプレイしてもらえますよう、よろしくお願いいたします。
12ヶ月前
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Windows 10 Creators Update ではコマンドプロンプトと Windows PowerShell の表示位置が入れ替わるらしいとの情報が飛び交っていたため、Windows PowerShell でもやり方は変わらないことを明記しました。表示位置を元に戻す方法もあるらしいですが、その辺は他のサイト様にお任せすることにします。コマンドプロンプトが見当たらないからといって慌てないようにしましょう。Windows 10 は何かと面倒ですね ・・・ 。
3ヶ月前
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