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  • 東京がクールになった。ちょっと視点を変えてみるだけで

    2017-03-28 06:005時間前
    自分が普段いる場所の魅力にはなかなか気づきにくい。

    国内より海外に目を向けてしまうのは、海外というだけでハードルがあがって、そのクールさにあこがれをもってしまっているだけなのかもしれません。

    海外向けの日本のガイドブックを見ると、あらためて日本の魅力に気づかされます。

    東京も大阪も。じつは意外とクールだった

    Harajuku Japanさん(@tokyofashion)がシェアした投稿 - 2017 3月 26 1:29午後 PDT

    国内、とくにメジャーな東京や大阪なんかは、ガイドブック自体手にとる機会があまりありません。もちろん、海外向けならなおさら。

    でも、日本の風景に異国の要素がプラスされると、なぜか国内のどんな場所でも、少しだけカッコ良く見えてきます。

    それは、ずっと日本にいることが当たり前になり過ぎたせい。

    Zhuyun Wuさん(@wzygenius)がシェアした投稿 - 2017 3月 25 4:14午後 PDT

    以前、私は青山ブックセンターで外国人向けの『TOKYOるるぶ』を見つけたことがあります。

    なかには、原宿のキディランドや百円ショップなど、日本人にとっては何てことない見慣れた風景。でも、外国人向けのカラフルなデザインや横文字で紹介されているそれらは、いつもと違ってとても魅力的に見えました。

    自分では普段からとくに意識をせず通り過ぎていた場所でも、外国人が楽しそうに観光をしていると日本人としてちょっと誇らしく、じつは良いスポットだということに改めて気づかされることがあります。

    日本にいながら別の視点を感じることができる、新しい発見でした。

    撮影/出川光

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  • ミレニアル世代のラグジュアリー。オルセン姉妹がこだわるのは、フィット感

    2017-03-27 23:3011時間前
    ファッションスナップで、ただならぬ雰囲気を醸し出すメアリー・ケイトとアシュレーのオルセン姉妹

    けっして派手ではないのに、なんだかすごく目を引いて、思わずじっと見入ってしまう。それは、ほんとうの服好きだけが成せるハイセンスな着こなしだから。

    ファッション好きの理想を叶える、ニュー・ラグジュアリー

    ELIZABETH AND JAMESさん(@elizandjames)がシェアした投稿 - 2017 3月 9 7:49午前 PST

    いまやファッション界でも確固たる地位を築いた2人がクリエイター、そしてデザイナーを務めるブランドのひとつが「Elizabeth and James(エリザベス アンド ジェームス)」。

    昨年、大手アパレルメーカーから自社生産に切り替え、原点回帰したというエリザベス アンド ジェームスが提案するのは、「ニュー・ラグシュアリー」です。

    ELIZABETH AND JAMESさん(@elizandjames)がシェアした投稿 - 2017 3月 22 9:00午前 PDT

    ELIZABETH AND JAMESさん(@elizandjames)がシェアした投稿 - 2017 3月 25 4:03午後 PDT

    彼女たちが話すニュー・ラグジュアリーとは、手軽なプライスで最高の素材とフィット感、さらに非の打ち所のないカット、シンプルでシーズンレスなアイテムのこと。

    まさに、ファッション好きの理想といえるコンセプトです。

    プチサイズなふたり。こだわるのは、フィット感

    ELIZABETH AND JAMESさん(@elizandjames)がシェアした投稿 - 2017 3月 16 4:00午後 PDT

    ふたりは丸顔の童顔、しかも160センチに満たない小柄な身長。けっしてモデルのようにマルチになんでも似合ってしまうタイプではないはず。

    でも、スナップでみる彼女たちは、プチサイズには難しいといわれるロングやマキシ丈のボトムにフラットシューズやスニーカーを合わせるスタイルも難なく...というより、モデルよりも素敵に着こなしてしまいます。

    その秘密は「フィット感」。

    子どものころから、大人の服を自分たちのサイズに直して着ていたそう。だから、どんなアイテムも自分のものにしてしまうんです。

    たしかに、体に合わない服を無理やり着ていても素敵には見えません。とってもプチなふたりだからこそ、のこだわりです

    ELIZABETH AND JAMESさん(@elizandjames)がシェアした投稿 - 2017 2月 9 5:49午前 PST

    ELIZABETH AND JAMESさん(@elizandjames)がシェアした投稿 - 2017 1月 6 9:05午前 PST

    春らしいヌードやピンクなどのパステルなカラーパレットは、ちょっとしたディテールの差で膨張して見えたり、野暮ったく見えることも。

    でも、仕立てとフィットに自信のあるエリザベス アンド ジェームスなら、思い切ってトライする価値がありそうです。

    現在30歳。ずば抜けたスケールで生きているオルセン姉妹

    ELIZABETH AND JAMESさん(@elizandjames)がシェアした投稿 - 2016 7月 26 7:40午後 PDT

    もっとも成功している30歳として紹介されることが多いオルセン姉妹。いわゆるミレニアル世代でもあります。

    プライベートでは、ふたりともかなり年上のパートナーと過ごしているようです。

    アシュレーは最近58歳のボーイフレンドと破局したといわれていますが、47歳のフランス人銀行家と結婚したメアリー・ケイトは、仕事をしながら養子ふたりを育て、週末は乗馬をするという生活を送っているそう。

    そんなふたりから感じるのは、ずば抜けたスケールの大きさ。

    弱冠30歳とは思えない、年齢を超えたパワーを公私ともに感じます。しかも、センスの良さは子役時代からお墨付き。彼女たちがクリエイトするファッションは、いまでなかった服好きの「ほしい!」をたくさん叶えてくれるはず。

    オルセン姉妹がリードするエリザベス アンド ジェームス、これからも注目です。

    Elizabeth and James, NET-A-PORTER, The CUT

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  • もしも、好きな人の願いを叶えられるとしたら僕は... #近未来に恋をする

    2017-03-27 23:0012時間前
    「先輩、聞いてます?」

    後輩が、怪訝な表情をして僕の顔をのぞきこんでいた。

    新宿三丁目のルノアール。

    手応えなく終わった新規取引先への提案を一度忘れるため、入社5年目となった後輩を連れて、潜りこんだのだった。

    「いや、でもあれ、オリエンと求められてることが違いすぎますもん。私たちは、よくやったと思います」

    「奢る」と言ったら容赦なく注文されたミルクレープを食べながら、後輩は僕の気持ちを代弁したかのように言う。

    しかし、僕が考えていたのは、まったく別のことだった。

    「うん、そうね」

    一度相槌を打ってから、5つ下の後輩にたずねる。

    「お前さ、もしも俺が、願いをひとつだけ叶えられるって言ったら、何してほしい?」

    「いや、疲れすぎでしょ。ケーキ食べます?」

    まったく相手にされなかった。

    たしかにタイミングも内容も明らかにおかしい。だからプレゼンも上手くいかないのだ、と自分を戒める。

    しかし、昨夜、夢を見たのだった。

    二足歩行するネコが出てきて、僕に言ったのだ。「『他人の願いだけ叶えられる手帳』を渡す」と。

    ずいぶん愉快な内容だったし、ネコとはいえ、ひさびさに真摯な対応をしてくれて、気分が良かった。

    ここ最近は、コンビニや牛丼チェーン店ばかり行っていたせいで、「お客様」扱いしてくれる存在に逢うこと自体が久しぶりだったのだ。

    それで、今朝起きたら握りしめていた小ぶりな手帳を、いまも持っていた。まだ一文字も書けていないその手帳を、誰のために試せばいいのかわからずにいたのだった。

    ――そんなことがあったとする。この世界に、ひとつだけ恋を手助けする未来のテクノロジーが存在したとする。それを貴方が手にしたら、どんな恋をするだろう。

    この連載では、ライター・カツセマサヒコが、ひたすらありもしない「もしも」を考えていく。

    Chapter1「願いなんてないんです」

    「もしもの話だってば」と冗談交じりに言うと、ようやく後輩は考え始めたが、「でも、先輩に叶えてもらえるお願いごとなんて、そんなにないんだよなあ」と、またしても落胆させることを言った。

    僕という存在は、そんなにも頼りないものだろうか。

    「『さっきのプレゼン結果が上手くいきますように』とかは?」

    「いや、なんかもっとこう、仕事以外にないの? プライベートなこととか」

    「ええ、なんで? 仕事以外で先輩に叶えてもらいたいこととか、ないもん」

    「冷たいこと言うなあ。ホラ、なんかないの。もっと楽しいやつ」

    どうせなら、もう5年の付き合いがある異性として、それなりの願いを受けたい。

    そう思ってしまうのは、彼女のことを単なる後輩としてだけではなく、女性としても意識しているからだ。

    そんな人からどうでもいいような願いをされると、こちらのプライドもズタズタになってしまうもので、いまになってようやく、ドラゴンボールに出てくる龍やランプの精の気持ちがわかり始める。

    くだらないことのために、僕を使うんじゃない。

    Chapter2「私の願いなんだから、私の勝手でしょ」

    「あ! じゃあ、これは?」

    彼女が閃いた顔をする。

    「おお、なになに?」

    僕も少し前のめりになって聞く姿勢をつくった。

    「先輩に、彼女ができますように」

    少しニヤつき気味に、目の前の美人は言った。

    またしても、失恋である。先ほどの取引先へのプレゼンに続き、二連敗は確定。

    「あのな、俺のことはどうでもいいんだよ」

    これ以上傷をえぐらないでほしい。僕はそう思いながら、できるだけ落ち込んでいることがバレないように、カフェラテが入ったグラスを回しながら言う。

    「なんで? 先輩もう32でしょ? いい加減彼女くらいほしくないです?」

    「うるさいな、お前だって、適齢期のクセに彼氏いないだろうが」

    「あ、セクハラ。いまの完全にセクハラ。ほんとデリカシーない。だから彼女できないんだよ」

    「うっせー、ほんとうっせー」

    こういうやりとりこそが、彼女との楽しい時間の過ごしかただと僕は知っている。お互いに飾り合うことなく、素の自分がさらけ出せる。長く一緒にいるなら、絶対にこういう人がいい、と最近思ったのだった。

    「いいから、願いはそれにしてくださいよ。私の願いなんだから、私の勝手でしょ?」

    死刑宣告をされているようなものだった。でも、言われたら仕方がない。もはやヤケになって、僕は手帳を取り出した。

    「なにそれ、デスノート?」

    からかう彼女に少し腹を立てながら、手帳を開いて目の前に差し出す。

    「その願い、ここに書いてみて」

    Chapter 3「もしも、さっきの手帳で何も叶わなかったら...」

    「いや、先輩、本当に大丈夫?」

    本気で心配している様子だった。無理もない。自分がこんな奇怪な行動をされたら戸惑うに決まっている。

    でも、別に減るものでもない。僕にはこれっぽっちも興味がないだろう彼女にいまさらどう思われても、大したショックにはならないのだ。

    後輩は渋々ペンを取りだすと、手帳に大きく願いを書き始めた。

    「はい、書きました」

    絵馬に書いたような、ていねいな字が綴られていた。白紙だった手帳に、「センパイに彼女ができますように」といういたたまれない文字列が並んだ。

    「これでいいでしょ? 店、出ません?」

    そう言うや否や、すでにコートを持ってカバンから財布を取り出そうとしている。

    「ああ、奢るって。ここは」

    「いや、先輩、ほんと疲れてるみたいだから。今日は出させてください」

    「いいから。格好つけさせて」

    強引にレシートを奪ってレジに向かう。手帳に書いた願いは、いまのところ叶う気配もない。

    「あいつ、ウソつきじゃんか」

    ボソっとレジ前でつぶやくと、店員が怪訝な顔をした。

    気分が良かったのは夢のなかだけで、実際は散々。いくつかの恥をかいただけで、彼女が僕のことを異性としては何とも思っていないことがわかったし、厳しい現実ばかり直面した日となった。

    (今日は早く帰ろう)

    ルノアールを出て駅まで向かいながら、後輩の話を半ば無視して、自分に言い聞かす。全部面倒くさくなった日は、早く帰って熱い風呂にでも入るに限るのだ。

    小さな覚悟をしたところで、また後輩の声が戻ってくる。

    「先輩、聞いてます?」

    「ああ、ごめん、なんだっけ?」

    とぼけた顔をわざとつくって、異性として見られたかった女性に問いかける。

    「だから、もしも、さっきの手帳で何も叶わなかったらですよ?」

    「うん」

    「私が、彼女になってあげますよ」

    「え」

    夢も、なかなか捨てたもんじゃない。

    僕はできるだけ冗談を返すように軽い口調で言った。

    「さんきゅ」

    ――学生から、「何をしたいかわからない」という相談を受けることが、たまにあります。最近は何でもすぐ満たしてくれるし、周りと足並みをそろえることばかり教育されるせいか、若い人は本気で夢を抱くことを忘れがちなのかもしれません。

    そこで、もしも突然「俺が願いを叶えてあげるよ」と先輩が言ってきたら、僕ならどうするだろう? と思いながら書いてみました。

    ちなみに、僕が最初に浮かんだのは、「クルマがほしい」でした(苦笑)。

    撮影(トップ)/出川光 写真/Shutterstock、Visual Hunt 文/カツセマサヒコ

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