謎解きマンヒップにもっこり
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謎解きマンヒップにもっこり

2014-12-21 00:00
    この記事は体験型イベント Advent Calendar 2014への寄稿記事となります。


    なむかりと申します。

    初めて行った『マジックショーからの脱出』でリアル脱出ゲームにハマり、今年に入りある人の影響でリアル脱出ゲーム以外のイベントにも行くようになりました。

    ただ、自分で謎を作ったりイベントを企画したりはしないタイプ、いわば「解くだけ」の人です。謎の一枚?知らない子ですね……。あとライブで歌いますって宣伝しても何のリアクションも返ってこない旬の過ぎた歌い手もしてたりします。







    さて、突然ですがCGMUGCという言葉を聞いたことがありますでしょうか。
    なんのこっちゃと思った方も、もう少し我慢の上お付き合いいただけますと嬉しいです笑


    消費者生成メディア(Consumer Generated Media)、ユーザー制作コンテンツ(User Generated Contents)なんて訳されるのが一般的なこいつら、つまるところどういうことかというと、

    ────それまでサービスやコンテンツを利用して楽しんでいる側だった立場の人が、自分でコンテンツを制作するようになり、それを発表できる場がある

    とでも言いましょうか。

    実際、僕はニコニコ動画を見て、VOCALOIDや歌ってみたに触れて、普通の人でも何かモノをつくって発表できる場があるのは素晴らしいな、自分もそれなりに歌上手いと思うしな、と感じて歌ってみたを始めました。

    もう少し広い視点で見ると、依然「動画の投稿ができる」というニコニコ動画のサービスを利用しているに過ぎないのですが、ネット発のムーブメントとして、VOCALOID・歌ってみたは、決して無視できるものではなくなり、『一消費者』の枠をはみ出し、商業ベースに乗るような活動もたくさん生まれました。






    では謎解きイベントはどうでしょうか。

    株式会社SCRAPが始めた「リアル脱出ゲーム」に端を発する『謎解き+リアル体験型ゲーム』。

    今では多くの団体がそれに追いつけ追い越せと、沢山のイベントを作り上げる状況になりました。

    事業としてそのイベントを企画制作する会社の他、活動に収益性を伴わないサークル(社会人・学生問わず)も数多くあり、それらの中から自治体や企業とコラボという形で、さらなる展開を見せているものも出てきています。

    「謎解き戦国時代」とでも言いましょうか、それはもう大変なことになってるように僕からは見えます。








    僕が思うに、ぶっちゃけ似てると思います、「ニコ動上の制作」と「謎解きイベントの制作」って。

    ・あるコンテンツの制作者が、他の制作者のコンテンツを一般ユーザーと同じ立場で利用・消費している
    ・制作者同士のコミュニティがある程度しっかりしていて、合同イベントの開催も定期的に行われている

    とかとか。









    まぁ大きな声では言えないのですが、VOCALOIDや歌ってみたの人気は一時期に比べると落ちつきました。

    そこに明確な理由が見えていれば苦労はしないのですが、僕なりに思うことのうち、今回は1つをお話しようかと思います。
    うん、長い。正直もうやめたいけど、言いたいことがまとまらないんだこれが。










    ★ユーザーが制作を始める障壁は低くあるべきだが、制作者とユーザーが近くなりすぎると、少数の声の大きなユーザーにより制作に影響を及ぼす。


    ニコ動には「コメント」があります。
    また、多くの制作者はTwitter等のSNSアカウントを開設しており、気軽にコミュニケーションを取れるようになってきました。

    すると制作者に対して気軽に思うことが言えるようになるわけです。

    もちろん優れたコンテンツにはたくさんの賞賛のコメントが集まりますし、励みにもなります。
    しかし、そうではないコンテンツには多数の罵声が飛び交うのが世の常です。

    それ自体は間違ったことではないのですが、ユーザーもユーザーでどこがどう変わればいいコンテンツになるか、思うところがあるのです。



    「MIXが…」
    「一枚絵じゃなくて動画で…」
    「ピッチが…」
    「ハイエナ(人気のボカロ曲をこぞってスピードを競うように歌いアップする様)…」



    そうすると、制作者はよりひとつのコンテンツの制作に時間をかけるようになり、実際それらの質は大幅に向上しました。

    すると、今度はいいコンテンツが登場する頻度が大幅に減りました。
    また、「いいコンテンツ」と称されるハードルも上がりました。

    その結果、UPされる動画が大幅に減り、利用ユーザーも減るという事態が起こ……ってるかどうかは推測なのでアレですが、少なくとも僕にはそういう風に見えてしまっています。










    この期に及んで個人的見解を少しお話しすると、

    ・ユーザーはもうちょっと感覚的にモノの好き嫌いを判断してほしいな
    ・制作者は細かい意見なんてぶっ飛ばして自分の信念・情熱・勢いを大事にしてほしいな

    なんて思ったりします。





    物を「好き嫌い」で論じるのと「良い悪い」で論じるのって、混同しがちだけど違うと思っていて、

    「この部分にバグがあるからこのコンテンツはクソだ」
    「ここをこうしたらいいものになるのに」

    という視点は、ユーザーではなく制作者としてのモノだったりします。

    ニコ動でもよく見たりする「じゃあお前が思う最高のコンテンツを作ってみろよ」というものは、すごく普通の感覚じゃないのかなと思ったりもします。(言い方はアレですが)

    それを元に、実際にコンテンツを作ってみようかなと動いてみるのであれば、それはすごく喜ばしいことですし。






    制作者は制作者で、もちろん細々した批判を、まともに受け取ることのバカバカしさをある程度はわかっていたりするものなんです。

    ただ、口コミってのは恐ろしい物で、他の制作者との評価の差とかを明確に見せられてしまうと、自分の信念が揺らいだりすることもあります。……あるよね?

    そういった時に、いかに自分のベースにある部分を見失わずにやれるかどうか、そこで踏ん張れるかどうかが、今後いいものを生み出せるかどうかの分かれ目だったりするから怖いのです。








    僕は、謎解き・体験型イベント界隈が成熟しきったとは思っていません。
    今後更に発展していくものだろうと確信しています。

    その中で生まれてくる多様性を認めつつ、もう一つ高いステージに上がるようなものが生み出されていく、そんな将来を期待したいと思います。








    最後に、タイトルを見て感じることがある方は残念ながらおっさんおばさんです。
    諦めましょう。
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