うにゅほとの生活2232
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うにゅほとの生活2232

2018-01-13 23:45

    2018年1月13日(土)

    「◯◯ー」
    自室でくつろいでいると、うにゅほが見慣れないものを抱えて戻ってきた。
    「おとうさん、これかってきた」
    それは、半径10cm程度の小さな車輪の横に取っ手がついたようなものだった。
    「腹筋ローラーだっけ」
    「たぶん」
    「たぶん?」
    「なんで、これ、ふっきんきたえられるの?」
    「なんでって……」
    聞かれても。
    「××、これ使ってみた?」
    「うん」
    うにゅほが頷く。
    何度か使ってみたことがあるけれど、相当腹筋に来るはずだ。
    使い方が間違っているのかな。
    「××、ちょっとやってみて」
    「わかった」
    膝立ちになったうにゅほが、腹筋ローラーを床に接地させる。
    そして、徐々にローラーを前方へ押し出していき、
    「ふー」
    ぺたん。
    うつ伏せに寝転がってしまった。
    「ね」
    「いや、そこから戻ってこないと」
    「もどる?」
    うにゅほの頭上にハテナが浮かぶ。
    「戻ってきて、1カウント」
    「もどる……」
    「まあ、そこからは無理かも」
    うにゅほから腹筋ローラーを受け取り、お手本を見せる。
    「おなかを床につけないようにして──、ふッ!」
    両腕と腹筋に力を込めて、ローラーを元の位置まで引き戻す。
    「これで、一回」
    「おー」
    「──にー、いッ! さー……、ん! しー……、いッ!」
    同じ運動を十回こなし、フローリングに倒れ伏す。
    「きっつ……」
    「ふっきん、くる?」
    「来る」
    「やってみる」
    「はいはい」
    うにゅほに腹筋ローラーを渡す。
    「いー……、ち!」
    ぺたん。
    「──う! ぐぎ! ぎー!」
    ばたばた。
    一向に戻ってこない。
    「××」
    「はい」
    「まず、普通の腹筋から始めよう」
    「はい……」
    腹筋ローラーは、うにゅほには早すぎたようである。




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