【直撃】“メジャーリーガー”堀口恭司が驚く!?〈前編〉

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【直撃】“メジャリーガー”堀口恭司が驚く!? 「バンタム級GP？　まったく聞いてなかったですね」

 

　去る４月１６日、横浜アリーナでの『RIZIN２０１７』において、元谷友貴との凱旋試合を制した“メジャリーガー”堀口恭司。結果的に全局面で元谷を圧倒した堀口だったが、『RIZIN』が設けた次なる仕掛けは、バンタム級グランプリというなかなかのハードル。しかし通常フライ級を主戦場とする堀口はこれを快諾し、夏からのグランプリに挑むという。果たして堀口は『RIZIN』というリングをどう観たのか。そして今後の『RIZIN』はどーなる!?　決戦翌日の堀口を直撃した――。（聞き手◉“Show”大谷泰顕）

（⬆︎堀口の凱旋試合は、３−０という大差の判定勝利となった！）

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▪︎「打撃で仕留めに行こうと思っていた」

――昨日、試合が終わって、今はどんな感じなんですか？ 

堀口　気持ちですか？ 

――あ、はい。 

堀口　まあ、いつも通りにリラックスしてる感じですね。 

――『UFC』のラスベガス大会の翌日もこんな感じ？ 

堀口　そうですね。試合が終わったばかりなので、ひと仕事終わったなあ、ひと段落したなあという感じですね。ちょっとひと息つくじゃないですけど。 

――日本での試合は久しぶりじゃないですか。 

堀口　そうですね。やっぱり日本だと調整が楽ですよね。海外だと食べ物も違うし、時差もあるし。 

――『RIZIN』のリングは思っていた通りのリングでした？ それとも意外な感じがしたとか？ 

堀口　思っていたよりもいいリングでしたね。待遇もよくて。
 

――ああ、そういうことを含め。 

堀口　はい。 

――試合はしやすかった？ 

堀口　そうですね。
 

（⬆︎全局面で堀口が元谷を圧倒していた）

――可能性は感じましたか？ 

堀口　いい感じで、手応えはありましたね。 

――まだ、地元に帰られていないでしょうから、反響も実感はできないでしょうけどね。 

堀口　テレビ中継（試合映像）もまだ観ていないですからね。なんとも言えないです。普段テレビを観ないですからね。海外にいるし（笑）。 

――実感しにくい？ 

堀口　まあ、ファンの方が一人でも増えてくれればいいかなって。 

――この後、地元なりに戻れば、それなりの反響はあるんじゃないですかね？ 

堀口　まあ、知り合いには何人からか、「テレビに出ていたね」って言われましたけど、こっちからすると、あー、そうかあ。という感じで。それだけです（笑）。 

――でも１５分フルで自分の試合が全国ネットに流れたわけじゃないですか。 

堀口　あ、はい。 

――それって凄いことですよね？ 

堀口　そうなんですかね？ でもまあ、ありがたいですよね。『RIZIN』さんのおかげで。
 

――あのー、いろんな見方があるとは思うんですけど、昨晩の試合は、全局面で堀口恭司が元谷友貴を圧倒していたと思うんです。 

堀口　まあ、そうなんですけど、極められなかったから、そこはしっかりと極められるようにしていきたいと思っています。 

――ご自身の戦略的にはどう料理するつもりでいたんでしょうかね？ 

堀口　自分的にはしっかり打撃で仕留めに行こうかなと思っていたんですよ。（元谷は）寝技の選手じゃないですか。けれど、組んだ時にそんなに力の差を感じなかったから、あ、これはイケるなあと思って、戦略としては教わったことを全部試して行こうって。寝技も試して行こう……ってやっていましたね。 

（⬆︎２０１７年の『RIZIN』は、４月１６日の横浜アリーナから正式に開幕した！）

以下、その内容の一部を紹介

• 「（元谷は）凄い打たれ強かった」
• 「バンタム級GP？　聞いていないですね」
• 「時の人」になってみて