ベクトル模写で達人の形(かた)を体得する
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ベクトル模写で達人の形(かた)を体得する

2013-04-30 17:43
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■ベクトル模写とは

ベクトル模写とは私が人様のメソッドノウハウを参考に、自分の経験から
当ブロマガ筆者自身が独自に編み出した練習法です。
若干中二病臭い名称ですので発音するのが恥ずかしいのですが、
自分の中で定着してしまったのでコレで行きます。
ともかくどういう練習法かといいますと、

・模写元に流れを見出しそれを「思い出し模写」を交えて覚える
・模写元のエッセンスの大体こんな感じというのを覚える

というものです。

■いきさつ

模写は古来から絵の学習法の定番のひとつですが、 当然私も模写にいそしんできました。
模写を行うことで、一定の効果は有りました。 実際の「絵」を描くにあたってどうやって
絵にするかという方法を、作品の模写を通して注視しなぞることにより
学習できた気がしますし、 実際熱心に模写したあとに上達したという実感がありました。

しかし、どうも模写したにも関わらず覚えていない領域があるとも感じていました。

・動きのある絵を細密に模写

・よっしゃ次から動きのある絵をバリバリかけるぜ

・実際描いてみる

・あれ、あんまり描けてない……

上記のようなことを繰り返しているうち、 どうも完全模写では表層処理を(体得では無く)
学ぶことは出来ても その絵の芯のようなもの、構造までは体得できていないのではないか、
という 気持ちがわいてきました。

そんな中、シルエットラインによる描法JNT式ブートキャンプ、デッサンで言うところの
ムーブマン等を見ながら、 どうも模写対象の芯を体得するべきなのではないかという
考えにいたったわけです。



■具体的なやり方

・好きな絵を選ぶ

なるべく自分より上手いと思う絵で、自分にない要素を含んだ絵、
そして、自分もこんな絵が描きたいと思う絵を選びます。



「キャラに生命を吹き込むイラスト上達テクニック」P20より

動きのある絵がなかなか描けないという思いが有ったので、
このイラストを選んでみました。


・ベクトル(その他骨格、シルエット等)を見出す

大きなベクトル小さなベクトル
骨組み円形構造
シルエット普通の模写もします

上記画像に示したように、イラストに潜んだ大きな流れや、
絵のポイントを見出します。
「勝手に見出していいのか?」という疑問があるかもしれませんが、
私が勝手に考えた練習法ゆえに誰もやってくれないので仕方がありません。
また、この練習で覚えたいのは
大体のところ
なので、それほど厳密にする必要も無いと考えています。
しかし、まったく絵に関してゼロの人が、絵から要素を抽出するというのも
無理な話かも知れないので、ある程度ほかの練習を積んで
多少絵が分かってきたところでやったほうがいいのかもしれません。

ここで使われているベクトルとか言う電波的な言葉をもう少し
説明すると、たとえば上記画像の大きなベクトルの場合、
投げ出された腕や足に大体どんな方向感があるのか、
体幹と手足の方向の関係はどうなっているかを線で示したものです。


・模写、思い出し模写を繰り返して覚える

各要素について
模写→思い出し模写を1セットとし、それを5セット行う、
つまりある要素を計10回描きます。
模写は模写元を見ながら描くこと、
思い出し模写とは、模写元を一切見ずに記憶を元に模写元を描いてみることです。



おそらく思い出し模写をすると驚くほど覚えてないことに気づき
絶望感が襲ってくると思いますが、
To Really Learn, Quit Studying and Take a Test
(真の学習のためには勉強をやめてテストを受けよ)
の記事によりますと、テスト(この場合は思い出し模写)、すなわち
本当に覚えたかどうかを試されることを行うと
より効率的に学習するのだそうです。
記事中にもありますが、テストの結果自分がまったく覚えてないことを
認識させられると絶望的な気分になるのですが、
そのこともまた学習の効果を上げるために必要らしいので
我慢しましょう。


・エビングハウスの忘却曲線に従い1、3、5、7、9日後に復習する

上記の練習をある日に行ったら、日を置いて再度行います。
復習間隔は徐々に開け、1、3、5、7、9日後に行います。

例:
1回目05/01
2回目05/02(次の日の復習が一番大事なので何が起きても行う)
3回目05/05
4回目05/10
5回目05/17
6回目05/26


エビングハウスの忘却曲線とは、簡単に言うと、
人間は覚えたことをどんどん忘れるけど、一定間隔で復習すると再び思い出し、
その復習間隔は徐々に広げてもOKだし、一定回数一定期間復習すると
今度はなかなか忘れなくなる
という理論です。
この理論については後ほど書きたいと思いますが、
こうやって計画的に練習することにより、
思い出したときに一度きりやる→結局忘れる
のような悪いパターンを避けられます。


・サインペン、筆ペンなどの消せない画材を用いて行う

上記の練習は、サインペンなどの消せない画材で行います。
消せない画材で行う効能は、
・ちゃんと記憶して無いとすぐめちゃくちゃになるので、覚えてるかどうかがチェックできる
ことです。

「PCで消しゴムツールを使わず行ってもよいのか?」と
以前質問を受けましたが、正直分かりません。
私はコピー用紙と筆ペンで行っています。
紙とペンの方が甘えを排して行えるような気がしますが正直気分の問題の気もします。
お絵かき挫折者の皆さんの部屋には、勢いで買ったコピー用紙が
山になっていることと思いますので、この際がんがん消費しましょう。


■ベクトル模写の効果

・表層ではなく、芯を覚えるので、自分の絵に猿真似でない形で応用できる

大塚英志の本に、「他人そっくりの絵を描けるのになぜかオリジナルの絵がまったく
描けない」 人の話が出てきます。これは極端な例ですが、 模写してまったくそのままを
自分の絵に使うわけには行きませんが、 芯の部分なので表層は自分の絵を盛り付ければ
オリジナルにも応用可能です。

・自分の発想にない達人の芯の部分を会得できる

たとえば上記参考例のような動きのある絵は、私の発想から普通にやってても
なかなか出てこないわけですが、達人の形そのものをとにかく記憶することにより
新たな発想が自分の中に形作られる気がします。


出来ないこと、欠点

・表層の仕上げを覚えるにはやはり完全模写の方がよかろう

細部の仕上げや、色塗りなどあまりにも情報量が多すぎて細かすぎることは
繰り返しで記憶するのも大変ですし、 また覚える必要も無く
そのつど参照すればいい部分もあるとは思います。

・死ぬほど疲れるのと、あまりにも要素抽出的過ぎるので
絵を描いている気がしなくなる →続かない

実際やって見るとものすごく疲れます。 特に同じ意味不明な図形を繰り返し
描いていると頭がおかしくなりそうになります。


・他人にやっているところを見られると発狂したと思われる

今のところ私が考えた独自理論に過ぎなく、また他人から見るとまったく
何を行っているのかわからないのでやっているところをあまり他人に
見せないほうがよろしいかと思います。


・俺の独自理論、ベスト・キッド式の危険性

「ベスト・キッド」という映画で、窓拭きを行っているうちに自然に
空手の形を覚えて強くなった、などという描写があります。
本当にそんなことがあるのかはなはだ疑問なわけですが、 絵の世界でも、
絵そのものを描くのではなく何か怪しげなことを行っているうちに
絵が上達するなどという練習法がまことしやかに結構広まっています。
実際問題この練習法は、私ネコ缶が独自に編み出し、また行い始めてから
日も浅いので、実証性に乏しいですから試す場合は時間をドブに捨てる
覚悟でお願いします。


■ビフォアアフター

最後に、コレとは別に行っている練習である、
一発絵(サインペンなど消せない画材で 好き勝手に絵を描く)において、
動きのある絵を描こうとしたとき、
ベクトル模写練習前と後で変化したかどうか載せてみます。
果たして練習によって動きのある絵を少しは描けるようになっているでしょうか。


ビフォアー




アフター






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へえ。ためになる
40ヶ月前
×
読ませて頂きました。参考にさせて頂きます。
構図をベクトルという要素として、頭に入れることが出来るということですね。
これなら、一つの構図の情報量も少ないし、応用もしやすいし、効率がいいと思いました。
下手に30秒ドローイングなど闇雲やるよりは、試してみるべきですね。
21ヶ月前
×
ねこかんさん こちらに書き込み申し訳ない。
ジーンズと申します。いつもつっかかりにいって
悪かった。でもね?貴方は北海道から出たことが
ないからあまり世間を知らないのかなと思って、
アドバイスのつもりで放送に行っているんですが 
それでもあなたは壁を作って人の話とか聞く耳持たず
自分だけの世界に閉じこもっている様にみえたんです。
だからつっかかりに言ってました。そこらへんは謝罪します。

ただね・・・?おそらくこんなこと言っても
「負け犬の遠吠え」とかしか取らないだろうけど、
一応言わせて下さい。貴方が絵で食べていくと
いう事に対して一体どのような気持ちを持っている
のかは知らない。きっと聞いても教えてくれないと思う。
ちょろくて甘ーくうすーい世界だと考えているようなら
今のうちに絵の世界から手を引くべきです。同人でもそう。
絵の世界は怪物だらけで怖い世界です。北海道の心の温かい
人々が混在してる世界ではありません。ゾっとする世界です。
自分の事だけしか考えない人や 利益だけを考えている人間や
金儲けしか頭にない絵師だらけの世界です常識から逸脱してるのが 
絵の世界です。「それどこの情報よ?」って疑うでしょうけど
これ本当。ネットを信じない貴方なら現実を見に行ってくるべき
だと僕は思います。

貴方が東京で一人暮らしをしていて自分の世話とか全部できる
くらい根性があるなら やっていけるだろうと僕は思いますが、
北海道から出ず自分の絵だけで食べていくとかいう甘い考えを
頭のどこかに持っているなら それだけは非常に大きな間違いだと
いう事を頭の隅の置いておいて下さい。趣味として描いています
というならもうなにも言いません。
それでもオレは絵で食べてやっていきたいんだ!という気概がある
なら東京で一人暮らしから始めないと「絵の世界」で勝負にもなりません。
「ネット」があるから とか「知名度」が無いから とか 低いからとか 
そんなん言い訳にもなりません。一人暮らしと絵の世界がなんの関係がある
のか?と思うだろうけどそんなん自分で考えて調べて下さい。
もしわからないなら一生わからないまま苦しんでて下さい。誰も
話しないだろうと思いますし、誰も助けないだろうと思います。そしてもう
放送にも行くのもやめます。ケンカにもなりますし荒らしと取られて
しまうのも 自分として心外ですし。僕の言葉を読んでイラッってくるなら 
もう誰一人あなたに言葉を投げかける人はいなくなると思ったほういいです。
それだけは確実なのですから。
長文失礼しました
18ヶ月前
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あと最後に・・・絵の世界に逃げんな 甘えんな そんな生易しい世界じゃない。
18ヶ月前
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