• サミットで厳戒態勢の賢島を見てきた

    2016-05-21 00:1232

     およそ一年前、G7サミット会場が賢島に決まってから、三重県のローカルニュースは連日この件を取り上げてきた。いよいよその日が近づいてきて、5月19日には県内のクレー射撃場がサミット明けまで閉鎖になった。
     賢島に通じる陸路は二箇所の橋だけで、うちひとつは近鉄が並走している。この陸路も5月21日には閉鎖され、IDカードを持った人だけがバスで出入りできるようになる。賢島とその周辺に集まった警備陣は2万人以上になるという。
     こんな厳戒態勢はめったに見られるものではないから、シャットアウトの二日前、近鉄特急に乗って現地を見てきた。5月19日木曜日のことだ。

     伊勢志摩ライナーに乗ってみると、デッキのゴミ箱が封鎖されていた。「特別警備」の腕章をつけた黒服が車内を巡回し、駅のホームにも警官が立哨していた。


     賢島と本土との間は狭い水路(写真上左)しかない。ここにも警官が立っていた。賢島駅に到着すると、やはり警官がいた。


     賢島駅から港のほうに出ると、臨時の派出所ができていた。商店街はシャッターをおろした店が目立ち、閑散として、警官のほうが多いぐらいだ。
     駅前にいた年配の警官に「観光ですか」と穏やかに聞かれた。「はい。もうすぐ閉鎖されるっていうから、その前に見ておこうと思って。警備大変そうですね」と返すと、
    「こうやって通る人全員に声をかけるぐらいにはねえ」と言って笑った。警視庁のプレートをつけている。物腰は終始穏やかで、威圧するどころか、観光の邪魔をして申し訳ないと頭を下げられるほどだった。


     伊勢志摩地方の特産といえば養殖真珠だ。老舗の松井真珠店は開店していて、重厚な調度類を撮影させてもらった。


     岸にも警官がたくさんいた。サーチライトとバルーン投光器らしきものもある。双眼鏡をさげた私服もいた。


     港には遊覧船と市営連絡船が発着しているが、多くは運休のようだった。食事のできる場所を探すと、海上の筏の上に「さざ波」という食堂があったので入ってみた。


     英虞湾が見渡せて、素晴らしいロケーションだ。客は2グループほど。主人に聞いてみると、いつもなら満席になるが、ゴールデンウイークが明けてからはすっかり客が減ったそうだ。魚介類は毎朝近くの市場で仕入れているそうで、新鮮かつ美味だった。
     食事を終えて岸の道に戻ると、近くに若い警官がいたので少し立ち話した。
    「残酷焼きっていうんですか、ここを通るたびに食べたいなあって思うんですが、この服じゃ入れませんしねえ」と苦笑する。警視庁から出向してもう一か月ぐらいになるという。


    「さざ波」で食事をしていたら、遊覧船エスペランサ号が戻ってきたので、これに乗ってみた。気楽な自主取材なので缶ビールなど飲みながら。その缶にも伊勢志摩サミットのロゴがあった。
     サミット会場が賢島に決まったのは、「島に通じる橋が二つしかなく、警備しやすい」がアピールポイントだった。しかしここはリアス式海岸と多島海で、海からの侵入を警備するのが大変だとすぐにわかった。エスペランサ号に乗って見ると、海上警備の様子が見られた。

     これは海保が設置したブイで、警察の占用水域を示している。この水域にレジャー船は入れず、漁船などが入るときは交付された旗を掲げなければならない。



     左から神奈川県警、三重県警、海保。三重県警のは今回の警備のために揃えた「ジェット警備艇」らしい。


     左から海保、警視庁、県警ヘリ。県警ヘリは望遠撮影用のスタビライザーらしきものを装備している。


     所属不明だが水上バイクもいた。写真中・右で高台にそびえているのが志摩観光ホテル・ベイスイート。サミット会場になるのは本館ではなくベイスイートのほうだと聞いた。


     エスペランサ号は出口真珠の養殖場に10分間ほど立ち寄った。ここでは養殖真珠の核入れ作業を見学でき、もちろん買い物もできる。また、船からミキモト真珠の養殖場も見えた(写真右)。御木本は真珠養殖の開祖で、この施設には皇族しか入れないという。

     遊覧船を下りて、賢島駅から山側に歩いてみた。木造の志摩観光ホテル本館が目と鼻の先に見える。志摩マリンランドの駐車場には大阪県警のパトカーが並んでいた。(写真右)
     こちらはもう、サミット関係者と警備の人しかいない。私は見るからに場違いで、たちまち職質を受けたが「観光客です。閉鎖される前にサミット会場を見に来ました」とありのままに伝えて乗り切った。下右の二人はNHKの取材班で、夕方のローカルニュースに同じ場所が登場した。



     見られるところはひととおり見たので、サミット警備の取材はこれにて終了とした。
     賢島駅に戻ると、新旧の近鉄特急がそろい踏みしていて壮観だった。
     手前から、しまかぜ×2、ビスタカー、伊勢志摩ライナー。
     近鉄特急は全席指定で乗車料金の80%ぐらいの特急券を買わないと乗れない。子供の頃から近鉄特急はハレの日の豪華な乗り物で、格別な思い入れがある。


     帰途は鵜方駅で下車した。駅二階の観光案内所で配布しているという、ご当地キャラ・碧志摩メグのポスターをもらうためだ。
     現役海女さんから「女性蔑視」と批判されて物議をかもしたせいか、案内所内には掲示されてなかったが、受付の人に「碧志摩メグちゃんのポスターあります?」と言ったらすぐに出してくれた。「2枚セットになっております。屋内掲示でお願いします」と言われた。物議をかもしたほうと、穏健なほう(写真中央)のセットである。
     帰宅後、指示に従って、物議を醸したほうを屋内掲示してみた(写真右)。この程度で騒いでいて大和やIowaが指揮できるか、と思うのだが、まあ嫌がる人もいるだろうな、とも思う。
     私にはむしろ、海女さんの中にこの絵のエロチシズムがわかる人が一定数いたことが面白い。そこがわかるなら、なにも感じない二次元オンチの人より、むしろいい酒が飲めそうじゃないか?
     ともかくそんなわけで、伊勢志摩地方は風光明媚で由緒あり、真珠、海鮮料理、遊覧船、近鉄特急、スペイン村、萌えキャラと面白いものがどっさりある。『南極点のピアピア動画』の舞台もある。サミットが明けたら、いちど遊びに来てみてはいかがだろうか。

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  • イギリス戦車料理をさらに究めてみた

    2016-05-20 01:123149

    ダージリン様の紅茶の完全再現、またはイギリス戦車の可能性について の続き。

       

     イギリス軍の戦闘車両に搭載されている給湯器 RAK15 Boiling Vessel (以下BV) だが、実用性十分だとわかったので、使いやすいように合板でラックを組み立てた。
    BVの背面には2本のボルトが突き出ているので、これをラックに通して固定した。ネジはインチ規格で5/16だ。
     スイッチング電源は背部に置き、水滴がかからないようにした。BVの蓋を置く台も背部にある。
     これで快適に使える給湯ステーションができた。
     まだ完全に仕上げたわけではないが、使いながら改良点を探していくつもりだ。


     さて調理だが、逸見エリカはハンバーグが好物、と聞いたので、イギリス戦車で作れるかどうか検証してみた。
     内鍋にアルミホイルを敷き、挽肉と玉ねぎで作った生ハンバーグを置いた。余った玉ねぎも付け合わせ用に置いた。アルミホイルは内鍋を洗う手間を省くためのもので、なくてもかまわない。


     Hiモードで1時間ほど加熱してみると、ご覧の通り、たっぷりの肉汁に浸かった食べ頃のハンバーグができた。香ばしい焦げ目はないが、ほどよく火が通り、とてもうまい。
     イギリス戦車は車内でハンバーグが作れる。
     この検証によって、たとえば以下のようなシチュエーションが成立するので、誰か二次創作で膨らませていただきたい。

     エリカ「戦車で紅茶とはのんきなものね」
     ダージリン「紅茶だけじゃないわ。あなたのお好きなハンバーグも作れてよ」
     エリカ「なに…」

     (2016/05/21追記) ガストでおなじみ、チーズinハンバーグも試してみた。これはさらにうまかった。完成写真のおつゆは、すべてハンバーグから出た肉汁である。
     イギリス戦車は車内でチーズinハンバーグが作れる。



     さて、「1945年以降、英軍の戦車には紅茶を作る装置が標準装備らしい」海外の反応 という記事にこんなコメントがついていた。

    以前イギリス軍で戦車に乗っていた者だ。
    これは紅茶を作るためのものというよりもいろんなものに使われる湯沸かし器だよ。紅茶に使われることは多かったけどね。袋に入ってる食料をそれで温めたりとかするものだ。部品を取り出せばそれでトーストを作ることもできるんだよ。

    部品を取り出せばそれでトーストを作ることもできる」とはどういうことだろう? ヒーター部分を取り出してパンを炙るのだろうか?
     BVの鍋の底の裏側はこうなっている。フィルム状のヒーターと温度センサ、溶断ヒューズが取り付けられている。このヒーターを外して使うのは、ちょっと難しそうだ。


     取り出すのは内鍋かもしれない。先のハンバーグがそうだったように、内鍋を使うと焦げ目をつけるのは難しい。だが外鍋の底に直接パンを敷けば、できるかもしれない。
     そう思って試してみたが、パン一枚では鍋底への密着が足りなかった。重しとしてもう一枚パンを重ねると、中央の写真のようにいい感じのトーストができた。ただ、何度かトーストを作っているうちに焦げ付きができてしまった。ともかく――
     イギリス戦車は車内でトーストが作れる。
     これはBVを故意に空焚きする、横着な使い方だ。しかしこの装置はHi,Loモードのサーモスタットのほかに、96℃で空焚きを検出、さらに172℃で空焚き検出、175℃で溶断ヒューズ作動、と三重のフェイルセーフ設計になっている。わきまえて使うぶんには問題ないだろう。

     前回の記事のコメントで「温泉卵が作れるのでは?」とあったので、それも試してみた。
     内鍋を使わず、Loモード65℃で30分ほど茹でてみると、ご覧の通り――
     イギリス戦車は車内で温泉卵が作れる。



     続いて『提督の食卓SPECIAL【特集】艦娘たちのカレー改』から、こんどは重巡鳥海のレシピに挑戦してみよう。


     これは要するにカレー味のロールキャベツだ。まずキャベツの葉を塩ゆでして柔らかくし、生ハンバーグを包む。これをブイヨンとカレーで味付けたスープに浸して煮る。さらにトマトソースを加えて煮る。すると――
    イギリス戦車は車内で鳥海さんのシューファールン・アラ・トルコが作れる。
     BV以外に必要な器具はナイフとボウルだけだから、メスキットがあれば事足りることになる。
     味はといえば、「提督の食卓」レシピの中でもかなり上位に来るおいしさだった。なにしろ肉汁を一滴も逃さずスープに加えるのだから、まずくなるわけがない。キャベツの歯ごたえ、ハンバーグ部分の食べ応えも絶妙だ。
     さらにいえば、私はイギリスでこんなスパイスと旨味の効いた料理を食べたことがない。
     フィッシュ&チップスやイングリッシュ・ブレックファストのような揚げ物はうまいが、パイやプディングになると旨味や素材の風味が必ずといっていいほど欠如している。それはテーブルにある塩や胡椒では補いようがない要素だ。
     イギリスの戦車兵諸君に言いたい。君たちはいい装備を持っているのだから、もっと食生活を改善できるはずだ。日本海軍が戦前に考案したレシピを試してみてはどうかね。


  • ダージリン様の紅茶の完全再現、またはイギリス戦車の可能性について

    2016-05-10 19:49916
    「どんな走りをしようとも、我が校の戦車は一滴たりとも紅茶をこぼしたりしないわ」
     ――と、ダージリン様はのたまい、戦車内で優雅に紅茶を飲むのだが、これはエスニック・ジョークのひとつだろうか?
     ガルパンに限らず、艦これの金剛も「ティータイムは大切ネー」と言うし、アニメ「名探偵ホームズ」のモリアーティ教授も頑固にティータイムの習慣を守っていた。

    「イギリスの戦車は車内で紅茶が淹れられるんだってな」
     これは日本のアニメに限らず、内外ミリタリー・ファンの間でも定期的に話題になることだ。ずっと判断を保留してきたが、今回調べてみると、事実だとわかった。
     WW2が終ってまもなく、センチュリオン戦車の砲塔内に給湯器が設置されたのが始まりだ。
     これにはきっかけがあった。ノルマンディ作戦で上陸したイギリスの機甲部隊が、ある朝、車外でモーニング・ティーをしていたところ、ドイツ軍のミハエル・ヴィットマンに襲撃されてボコボコにやられた。部隊は30輛近い戦闘車両を失って壊滅状態になったのだった。(ヴィレル・ボカージュの戦いThe British Perfected the Art of Brewing Tea Inside an Armored Vehicle )
     これを教訓として、イギリスの戦闘車両は車内で紅茶を淹れられるように改修された。紅茶を我慢するという選択枝はなかったらしい。「日本海軍の海水風呂と同じようなものだ」と評する記事もあった。
     この伝統は現在も続いていて、給湯装置をHWR(Heaters Water and Ration)、または Boiling Vessel, BV と呼ぶ。
     ebayで検索してみると、RAK15というモデルの中古品が出回っていた。同名で2タイプあるようだが、私はトップが黒いタイプを購入してみた。送料込みで2万円弱だった。


     詳細なオペレーションマニュアル(PDF)がネット公開されているので、動作させるのはたやすかった。電源はDC24Vで15A、ハイエンドPCぐらいだ。とりあえず超乗合馬車用のバッテリーを2個直列にして通電してみた。電源コネクターは合うものがなかったので中の基板に直結した。
     高温モードで83℃、低温モードで65℃の湯が作れた。湯は右下の黒いハンドルを引くと、ちょろちょろ出てくる。このハンドルは少々使いにくいが、何かがぶつかっても湯が出ることはまずない。パネルのトグルスイッチにもフィンガーガードがついていて、不用意に動かないようにできている。MILスペックというやつだ。内部もきれいにモジュール化されていてメンテナンスしやすく、故障原因探索のフローチャートもマニュアルに掲載されている。「ユーザーが分解できないものは所有したことにならない」とMakerの権利章典にあるが、軍用品はこういうところが嬉しい。

     それにしても、紅茶で83℃は低すぎる気がするが、どうだろうか? 仕様では88℃になっているから、調整すべきかもしれない。
     仕様通りとしても温度が低めなのは、たぶん安全のためと、狭い戦車内で沸騰させたら水蒸気が結露したりして厄介だからだろう。
     一般に紅茶を淹れる湯の適温は95℃~100℃くらいとされている。しかしこの装置は紅茶に関して妥協しない態度から生まれたのだから、88℃は許容範囲なのだろうか。紅茶通の皆さんの意見を聞きたいところだ。

     ともかく紅茶を試してみよう。
     ポットに湯だけを入れて暖めてからセイロン・オレンジペコの茶葉を入れ、改めて湯を注いだ。
     待つことしばし。案ずることはない、熱々のお茶ができた。香りも良い。
     諸君、これがダージリン様が戦車で飲んでいる紅茶だ。
     
    彼女のティーカップはもっと高級そうだが、それは今後の課題としよう。私のはベーカー街の土産物屋で買った安物だ。

     HWR(Heaters Water and Ration)という名のとおり、この装置は湯を沸かすだけでなく、糧食を暖めることにも使われる。むしろこちらが本領かもしれない。現代戦車はNBC戦で何日も外に出られない状況が想定されるから、車内で食事を取れることが要請されるわけだ。

     左の写真の通り、RAK15は容器内にぴったりはまる内鍋が付属している。これでレトルト食品を湯煎したり、シチュー類を暖めたりできる。
     MREの代りにコンビニのレトルトカレーとパック御飯を入れてみた。カレーは温めるだけでいいが、御飯はでんぷんの糊化という相転移が必要だから、うまくいくかどうか心配だった。だがこれも案ずることはなく、30分ほどでほかほかのカレー&ライスができた。なかなか優秀だ。
     ここで改めて、この装置を使うことの意義を強調しておきたい。
     RAK15 HWRはまぎれもなく、本物のイギリス戦車の一部である。
     RAK15 HWRでできたことは、イギリス戦車でもできる。
     よって
    次のことが証明されたことになる。
     イギリス戦車は車内でレトルトのカレーライスが作れる。

     もっと本格的な調理はどうだろう? 『提督の食卓SPECIAL【特集】艦娘たちのカレー改』から重巡愛宕のレシピ「ハムと野菜のカレー煮」を作ってみた。
     このレシピを選んだのは、煮るだけでできるからだ。しかし内鍋の温度は70℃くらいにしかならず、煮立てることができない。じわじわと低温調理する形になって、2時間ほどかかった。空腹をこらえて待つことになったが、ともかくおいしく食べられるものにはなった。これで次のことが証明できた。
     イギリス戦車は車内で重巡愛宕のハムと野菜のカレー煮が作れる。

     どんどんいこう。イギリス人はビーフイーターと呼ばれるほど牛肉好きだから、ローストビーフを食べたくなることもあるだろう。
     生の牛肉の塊に塩・胡椒して薄いポリ袋に入れ、低温モードでゆっくり加熱してみた。この場合、内鍋は65℃になるので、いわゆる低温調理(真空調理)に近い。
     2時間後、取りだしてみると、芯まで火の通ったローストビーフができていた。ちょっと火が通りすぎたので、1時間程度でよかったかもしれない。
     イギリス戦車は車内でローストビーフが作れる。
     ただしこれは現地で生肉が入手できた場合だ。映画「ブラックホーク・ダウン」でヘリから牛を狩る場面があったから、そういうシチュエーションもあるかもしれない。

     肉といっしょにじゃがいもも漬けてみたのだが、まだ固かったので、高温モードにしてさらに2時間ほど漬けてみた。
     出してみると、ほくほくに茹だっていた。
     イギリス戦車は車内でじゃがバターが作れる。
     これで生の炭水化物もいけることがわかった。ドイツに侵攻すれば、じゃがいも畑はいくらでもあるだろう。

     即席麺も熱湯が必要とされるが、カルディでマストバイと言われるこれはどうだろうか? ごらんの通り――
     イギリス戦車は車内でタイヌードル/チキンビーフンが作れる。

     使うたびにイギリス戦車の可能性が開拓でき、ひいてはイギリス文化を知る手がかりになる点で、このRAK15 HWRはとても有用な装置だ。HWRを究めることで、こちらからイギリスの戦車兵に教える知見もでてくるだろう。
     SFではこれを外挿法という。戦車砲を撃つことは容易ではないが、ミリメシなら、MREや調理レシピ、器具を入手して手元で操作して可能性を探り、外挿できる。間宮羊羹やウォーゲームと同じ、モデリングの手法である。

     私はこの装置がすっかり気に入ったので、自宅で日常的に使えるように出力24V15Aのスイッチング電源を購入した。問題なく使えているが、この電源は中国製で3000円ぐらいの安物なので、火を噴いたりしないか、現在様子を見ているところだ。