【七尾百合子】編み込みから読み解く七尾百合子像【考察記事】
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【七尾百合子】編み込みから読み解く七尾百合子像【考察記事】

2016-01-07 00:01
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百合子考察記事第一弾という事で、今回は「編み込み」という観点から七尾百合子という少女を読み解いていきたいと思います。
第何弾まで続くのかは分かりませんが、どうか最後までお付き合いいただけければ幸いです。
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突然ですが、皆さんは百合子の編み込みに対してどのような印象をお持ちでしょうか。
巷では「クロワッサン」「ポン・デ・リング」「歌舞伎揚げ」「トリケラトプスのあの部分」「ステゴサウルスのあの部分」「ねじりこんにゃく」等と散々な言われようの編み込みパーツですが、僕は七尾百合子という一人の”人間”を語る上で極めて重要な要素の一つだと考えています。
以後、個人の解釈に基づいた考察という事をご理解の上で読み進めてくださいませ。
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さて、編み込みの話題に移る前に七尾百合子を語る上で欠かせない人物を一人紹介しておく必要があります。



それがこちら、鷺沢文香さん。ミリオンライブのお向かいコンテンツ『シンデレラガールズ』に所属する文学少女アイドルです。
叔父の手伝いとして書店で働く、文学部在籍の現役大学生。人と目を合わせて会話する事を苦手としており、時に本の世界に没入してしまいこちらの話を聞いていない事も‥‥と、基本プロフィールや普段の会話からも根っからの文学少女である事が窺えます。
また目元を覆い隠すように伸ばされた前髪、全体的に緩めな印象を受ける服装なども相まって、彼女が「文学少女」と呼称される事に違和感を抱く人は比較的少ないのではないでしょうか。

上の画像は鷺沢文香さんが追加された当時のNカード、つまり初対面時のアイドルの印象をそのまま映し出したカードとなります。
ではここで百合子のNカードをペタリ。



‥‥「七尾百合子に関する情報を一切待たない人」に上の画像を見せた時、一体どれだけの人が彼女を文学少女アイドルと断定する事が出来るでしょうか。
まぁ思いっきり本を抱き抱えている時点でバレバレな気がしないでもないですけど、そこ以外の部分に目を向けた場合の話で。
七尾百合子は、容姿だけを特筆すれば「明るい笑顔が特徴的な美少女」であり、「文学少女らしい要素」を何一つ持ち合わせていない女の子です。つまり”スタンダードな二次元文学少女”の枠組みから外れた存在という事になります。
(‥‥ちなみに私服センスに関して言えば、僕は彼女らしさが出てて良いと思っているんですが、世間ではダサいダサい言われてるらしくてちょっとショックです。なんでだよ可愛いじゃん!)

鷺沢文香と七尾百合子に見られる上記の違いは、アイドルマスターに属する「文学少女アイドル」としての差別化を意図的に狙ったものであると同時に、シンデレラガールズとミリオンライブのコンセプト」そのものに起因している可能性が高いというのが僕の考えです。

「外面と内面のギャップ」で立体的なキャラ造形、奥行きを生み出すのはアイマスのお家芸みたいなところがありますが、ただそのアプローチの過程が両コンテンツで
シンデレラガールズ(特徴的な外見→内面とのギャップ)
ミリオンライブ(比較的特徴の薄い外面→内面とのギャップ)

と異なっている様な印象を強く受けます。まつり姫みたいな例外な子もいますけど。
要は「入り口を何処に設けるか」という話であり、鷺沢文香の場合は「文学少女らしい外見がプロデュースの入り口」、七尾百合子の場合は「文学少女らしい内面(もしくは文学少女らしい特徴が見られない外見)がプロデュースの入り口」に設定されているのではないでしょうか?

ある意味において、二人はシンデレラガールズとミリオンライブの在り方をそのまま体現した、対極に位置する存在なのかもしれません。
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さて、鷺沢文香と七尾百合子の違いについてざっくり語った所で、話を本題に移しましょう。
先ほど語った「文学少女らしい要素を持ち合わせていない容姿」が後述の編み込み論に深く関わってくる事になります。

そもそも「百合子の編み込み」は謎に満ちたブラックボックスとして、百合子Pの間では度々議論が飛び交うテーマです。
外出しない日も編み込んでいるのか?どのような構造をしているのか?いつ頃から始めたのか?始めたキッカケは?何故「編み込み」にこだわるのか?‥‥etc
これらの疑問に対する公式側の回答は一切存在しないので、今回は現時点で判明している情報をかき集めながら考察を進めていきたいと思います。


1.外出しない日も編み込んでいるのか?

ミリオンライブ本編及び劇場版アイドルマスターで百合子が編み込みを解いた姿を見せた事は一度もありません。プライベート時にもこの髪型である事から、編み込みは「仕事」や「アイドル」を意識した髪型ではない事が見て取れます。

ではそもそも外出しない場合はどうなのか?



上の画像はバックダンサー組が765メンバーの体力に圧倒されているシーンですが、REX版アイドルマスター第3巻の特装版小冊子の描写から、この場面は入浴後に起きた出来事だという事が分かります(恐らく就寝直前?)。
つまり百合子は外出しないにも関わらず、お風呂で一度解いた編み込みを入浴後に再び作り直している事になります。


↑ちなみに湯船に浸かってる時点ではまだ編み込み状態。

流石に就寝時は解いていると思うので、恐らく百合子は外出に関係無く毎朝編み込みを作っては夜には解きの生活を繰り返している訳です。ここから、「どれだけ百合子が自分の容姿に気を配っているか」の一端を感じ取って頂けるかと思います。

2.どのような構造をしているのか?

百合子を描いた事がある絵師さんなら一度は頭を悩ませた経験をお持ちであろう、百合子の編み込みメカニズム。
以前女性のフォロワーさんに百合子の編み込み構造についてお伺いしたところ、
「前髪の根元と後ろ髪を中央に寄せ集めてるのでは?」というご意見を頂きました。

↑恐らくこんな感じ。

また、百合子が実践してるであろう「定番編み込み」の詳しい作り方が掲載されたサイトも見つけたので手順をここに記しておきます。

‥‥‥‥
①トップからすくった髪の毛を3つに分ける。
②後頭部の毛束(A)を真ん中の毛束(B)に交差。
③耳側の毛束(C)を後頭部側の毛束(A)に交差。
④新たな毛束を作り真ん中の毛束(B)に追加。
⑤4で出来た毛束(B+)を耳側の毛束(C)に交差。
⑥後頭部側の毛束(A)にも新たな毛束を追加。
⑦6で出来た毛束(A+)を4で出来た毛束(B+)に交差。
⑧4〜6を繰り返し。
⑨最後は三つ編みをして完成。


面倒臭っっっ!!!‥‥と思わず読んだ瞬間に口に出してしまったんですけどなんじゃこりゃ‥‥解説サイトには「一度やり方を覚えれば簡単!」とか書いてあったけど全然簡単じゃないじゃん‥‥これを毎日作ったり解いたりしてる百合子凄いね‥‥。

ちなみに、百合子の編み込みには「花や装飾をデコレーションする」「リボンを編み込む」などいくつかバリエーションが存在するので、新カードが追加された時は編み込みの変化に注目してみると新しい発見があるかも?





‥‥ちなみに上画像のリボン編み込みはミリオン2ndライブに出演した際の百合子役の声優、伊藤美来さんの髪型がモデルになっていると思われます。(伊藤美来さんはアイマス関連のイベントに出演する際には必ず編み込みを作ってくる事で有名。2ndライブにはリボン編み込みで出演した)

3.いつ頃から始めたのか?始めたキッカケは?

これに関しては、現時点で情報が少なすぎるため推測の域を出ませんが‥‥僕は「幼少期に”普通の女の子”に憧れて始めた髪型」だと考えています。

百合子はアイドルを志すまでは「本の世界に閉じこもる内気な文学少女」としての日々を過ごしてきました。彼女がアイドルの世界に足を踏み入れた理由の一つに「本を読むだけでは分からなかった”外の世界”をこの目で確かめたい」というものがあるように、彼女は常に「好奇心」と「何者に対する強い憧れ」を原動力にする事で成長してきた女の子です。

だからこそ、編み込みはまだ彼女がアイドルを志す以前‥‥内気な文学少女だった百合子が外の世界=普通の女の子への憧れを基に作り始めた髪型ではないかと。
「自分もあんな女の子になってみたい」「自分も髪型や服装に気を遣う、キラキラした毎日を送る女の子になってみたい」‥‥そしてその好奇心と憧れが、百合子をアイドルの世界に誘う道標となったと僕は考えています。

‥‥なので話は少し逸れますが、百合子はスカウトではなく自ら志願してアイドルになったのではないでしょうか?内気な自分を変えたくて、文学少女の殻を破りたくて、彼女は765プロダクションの門をくぐったのでは?
七尾百合子は自分を変える為に、夢を叶える為に、どこまでも努力し、どこまでも突き進む事ができる女の子だという事を分かって頂けたら幸いです。
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‥‥さて、ここまで読んで頂けた方には分かる通り、「編み込み」は想像以上に手間と労力が必要とされる髪型です。
先述の考察で「編み込みは”普通の女の子”への憧れ」という仮説を立てましたが、たとえそうでなくても、百合子がここまで手間のかかった髪型を徹底する理由には少なからず「容姿を気にする年頃の女の子らしさ」が存在すると見てまず間違いないと思います。

ムビマス再上映記念ボイスドラマでの朝食抜きダイエット描写からも窺えるように、百合子はとにかく自分に自信が持てず、しかしそこで立ち止まらずに前に進む事が出来る強さを秘めた女の子です。

‥‥Nカードを考察していく中で浮き彫りになった、百合子の「文学少女らしからぬ容姿」
‥‥編み込みに着目する事で見えてきた、百合子の「容姿を気にする年頃の女の子らしさ」

これらを統合して考えると、七尾百合子という少女が一体どういう存在なのか、自ずと見えてくるのではないでしょうか。
七尾百合子は、限りなく等身大で、ありのままの姿を持つ文学少女なのです。

これまでお話ししてきた百合子の人物像はほんの一部分に過ぎず、彼女はこれ以上にナチュラルな魅力を数多く持っています。強さと弱さを内包し、可愛さと美しさを兼ね備え、明るさと暗さが同居した存在‥‥それが七尾百合子です。
そういった良い意味で現実味を帯びた人物像‥‥「等身大の女の子感」が、Pが百合子から感じる精神的な距離の近さ、そして彼女自身の魅力に繋がっている事は今更言うまでもないかと思います。

そして編み込みは等身大の女の子感‥‥「七尾百合子らしさ」が最も外見に表れた部分とも言えるのです。

‥‥皆さんも、今度から百合子の編み込みについて語る時はクロワッサンなどとぞんざいな扱いをせずに、毎朝鏡の前で一生懸命髪を編み込む彼女の”年相応の可愛らしさ”に一度想いを馳せてみてはいかがでしょうか?
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‥‥という訳で以上、「編み込みから読み解く七尾百合子像」でした。長文になりましたが、最後までお付き合いいただきありがとうございました。
この記事が少しでも皆さんが百合子に興味を抱くキッカケや百合子考察の一助となれば、書き手としてこれ以上の喜びはありません。

それではまた!

追記:丁度この記事を執筆している最中に、Twitterでは「七尾百合子編み込み祭り」なるものが開催されていたと知り椅子から転げ落ちるかと思いました。偶然って怖い‥‥。


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お疲れ様です。
興味深い記事でした。これからも、楽しみにしてます。
6ヶ月前
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コメントありがとうございます!のんびり更新になるとは思いますがこれからも当ブロマガを宜しくお願いします‥‥!
6ヶ月前
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自分の好きなアイドルだけに、とても面白かったですし、なるほどと納得させられるところがとてもありました!

次回も楽しみにしています!
6ヶ月前
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コメントありがとうございます!百合子Pの方に納得して頂けて嬉しいです‥‥!
6ヶ月前
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みっくもしてるのは気付きませんでした...BD持ってるのに...
細部に潜むキャラクター性はミリオンライブのいろんな所に散りばめられていますね、おかげで百合子の魅力をまたひとつ見つけることができました!
6ヶ月前
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BDもしくはみっくの当時のブログ記事で是非チェックしてみてください‥‥!殺人級の破壊力ですよ!
6ヶ月前
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