• 『少女☆歌劇レヴュースタァライト -The LIVE-#2 Transition』を見てきました

    2018-10-22 18:42
    おひさしぶりです。ぬこもやしです。

    タイトルのとおり、少女☆歌劇レヴュースタァライト -The LIVE-#2 Transitionを見てきました。



    少し前にこの作品のアニメに関するブロマガを投稿しています。どんな作品なのかはそちらをご参照いただければ幸いです。

    今回はその辺りの細かい紹介は飛ばして、さくっと感想やら何やらを書いていこうかなと思います。
    正直、世間的にはこの舞台の千秋楽も終わり、全国でライブビューイングも放映されていたので、ネタバレは解禁という雰囲気ですが、念のためここで

    以下に本舞台のネタバレがたくさん含まれる

    ということを注意書きとしておきます。
    おそらくですが、今後BDの販売を含め再演なりディレイビューイングなりが行われる可能性が
    高いため、どうしても内容を知りたくないという方はお帰りください。
    ネタバレ少な目の感想を書くなら
    「早くアニメの続きを見たい」
    と思わせるないようでした。確か私、アニメが終わった直後はこれ以上は蛇足でしょ~なんてへらへら言っていた記憶がありますが、これなら続きがみたい。と思わされましたね。そんな感じです。アニメレヴュースタァライトを見て、面白いと思った人にはメッチャお勧めします。


















    いいですかね。ではやっていきましょう。








    ・これやってるの声優だよね?と思うレベルの舞台
    いやまず何がすごいって、舞台に立ってるメインキャストがもう

    メッチャ動く

    尋常じゃなかったです。よく声優ライブに行くと、バックダンサーとメインの声優さんの動きをちょっと見比べてしまったりするものなんですが、今回はそんなレベルではなかったです。あなたたち、本職はなに?とひっくり返りそうになるくらい、舞台上で飛んで跳ねて走り回りながらしかも台詞や歌に気持ちを乗せてくるんだから、みてるこっちも疲れるレベルの濃密な時間になってました。
    ミュージカルパート70分ほどのあとに15分の休憩が入るのですが、これは間違いなくわれわれのためではなく演者さんのための休憩でしたね。
    声優がすごいって話だったんですけど、じゃあ他の出演者は?ってところで行くともっとすごかったです。ライバル校の先生役の人にいたっては、地面に手をつかずにくるっと縦に回るし物理法則無視すんのやめろっていいそうになりました。

    ・ストーリーと暴力的に刺さるカップリング
    今回私はこの舞台を2回見させていただきました。一回目は現地で2回目は千秋楽のライブビューイングでみたのですが、まずストーリーに度肝を抜かれましたね。レヴュースタァライトというコンテンツ自体がアニメと舞台の2層式展開をうたっています。舞台一作目を原案としたようなアニメで、たくさんの夢中にさせた物語で一気に注目を浴びていただけに「完全新作」と銘打っていた今回の舞台で何をやってくれるのかと思っていたら「ずばりアニメの続き」で驚かされました。
    舞台の幕が上がった瞬間に、アニメ最終話を思い出させる第100回聖翔祭のスタァライトの再現が始まり、この時点で「これアニメの続きだ!!」とひっくりかえりそうになってました。

    ただ、さっきも書いたとおり、アニメレヴュースタァライトの続きは見たくないと思っていたのは本心です。というのも、そのくらいアニメの出来がよかったからですね。余計なものを付け加えて蛇足感が出てしまうくらいなら・・・。と思っていたわけですが、今回の舞台はそんな不安をぶっ飛ばすくらい、まさしくTransitionされた物語になっていました。

    第100回聖翔祭の成功のあと、第101回に向けて心持ちを新たに次のステージに向かおうとしていた99期生の面々の前に、その舞台をみていた青嵐高校という聖翔と同じく舞台少女を育成する学校との交流プログラムがやってきます。そこで青嵐の教師から「われわれがスタァライトをいただく」といわれ、より輝いた学校がトップスタァを目指す権利が与えられるというレヴューの幕が上がる。

    というのがさっくりとしたあらすじです。まあ、最終的にはちゃんとオチがつくんですが、この新キャラの青嵐のメンバーの立ち居地がとても絶妙でした。
    アニメが聖翔のなかで未来と運命を手に入れるために戦う物語だったとするならば、舞台#2は過去の因縁や自分自身の中に埋もれていた弱さを戦う物語といえるものでした。まったく新しいテーマを用いて、世界やキャラクターの持つ物語をさらに深めるものになっていました。
    また、その中で繰り広げられるキャラクター同士のかけあいもこれまでの舞台やアニメに出てきた要素を活かしつつ、さらに深めていくストーリーばかりで、初見では舞台のどこをみようなんて考えている暇もないくらい、中心のストーリーにのめりこんでいました。
    一応勢いに任せて書いたやつがあるので、載せておきます。
    舞台#2ではばなながメッチャ活躍します。だってこの子、アニメで唯一過去と戦っているキャラなんですから。過去からの刺客にはそりゃ、強いに決まってますよ。

    特にこの作品ではキャラクター同士の組み合わせで物語が彩られるシーンがたくさんあり、今回は特に双葉と香子
    それから、まひると新キャラの涼ちゃん
    この辺りのカップリングがもはや暴力レベルに魅力的で、三回くらい死にそうになってましたね。アニメのときに明らかになった約束を破って香子そばから去ろうとした双葉に対して、いちいちふくれっ面をする香子の演技がまぁ~かわいかったです。

    それから、まひるですね。新キャラの南風涼(みなせ すず)は、まひると同じ中学の同級生であり、部活は違うながらもまひるのことにあこがれて追いつこうと努力をしていたキャラだと劇中で語られます。
    アニメでのまひるは、序盤はマジでただのクレイジーサイコレズです。いやまあ、後半もクレイジーサイコレズですけど。北海道から聖翔という日本で一番の演劇学校に来ることで、自分よりもやばい連中に囲まれて、自身がそれまで持っていた自身やきらめきを失っていて…というのがアニメでのストーリーでしたが、中学のころはちゃんとまひるのきらめきに惹かれていた人間が存在していたということがここで語られるわけです。
    みんなの太陽になりたいと願ったまひるに対して、夏の太陽に目を焼かれた涼ちゃんという、まひるの本来の願いがキーとなっている二人の因縁に気がついたときは変な声が出ましたね。
    けどまあこの二人も最終的には過去のしこりを乗り越えて、対等な舞台少女として切磋琢磨できる関係になるのですが、まぁそこまでの過程が非常に濃密で、これアニメでもっとふかぼりされたら絶対泣いちゃうやつですねぇ。と考えていた自分に気づいた時点で「アニメ2期早くやってください」と手のひら返しをかましていました。

    ライブパートは舞台少女心得 幕間で号泣したことしか覚えてないです。
    うそです。覚えてますけど、ちょっとめんどくさいことを言うと私今、レヴュースタァライトのライブにはあんまり心惹かれてないんですよね。嫌いというほどじゃないんですけど、今のところ好きなのはこの作品のストーリーだなぁという感じなので、キャラよりも中の人が色濃く出るライブはまあ、そういうのもあるんだね位の感想になっちゃうので…
    そのうちなんかの拍子に手のひら返すかもしれないですけど。


    そんな感じで、とにかく面白かったです。
    もしもアニメなどで続きが来るとしたら、ハードルはとてもあがっていると思いますが、楽しみにしたいなぁという感じです。

    それでは最後に

    アプリはなんでiOS一週間遅れなんですかね。

    さようなら。

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  • アニメ『少女☆歌劇 レヴュースタァライト』はアニメ好きなら見ておいて損がない

    2018-08-28 14:3813
    現在絶賛放映中のアニメ『少女☆歌劇 レヴュースタァライト』というアニメがあります。
    どんな感じの作品なのかは以下の公式サイトのあらすじを見ればなんとなくわかっていただけるんじゃないでしょうか。



    最初はよくあるキャラ萌えスポコンモノかと思って敬遠してたのですが、先日アニサマで中の人のライブを見て興味を持ち、アニメを一気に見たのですが

    まぁ~…面白い!!!!!!!!
    これはすごい!!!!アニメ好きなら見て間違いなく損がない!!!!


    って作品だといまさら気づかされました。一口にアニメが好きといっても、いろんな人にそれぞれの見方があってしかるべきだと思いますが、この作品はその「いろんな人のそれぞれの見方」のどこから見ても見ごたえ十分な作品だと思います。ちょっと順番に行ってみましょう。
    各種動画配信サイトで見られるので、なにかしらで見られそうならとにかくまずみてもらいたいんですけどね。


    以下、かなりネタバレが出てきます
    何も知らずにみることで深みや楽しみ方が増す部分もあるので、まず見てからという方は、また後で読んでください。






















    ・作画
    つよい!!!!!すごい!!!!おしまい!!!!!
    という感じで、まず見てくれがものすごく強いです。どことは言いませんがブシロードさんこれめっちゃお金かかってますねってのがみてるだけで伝わってきます。
    単純に絵がきれいというより、迫力や臨場感がものすごいという言い方がふさわしいでしょうか。このアニメにはほぼ毎回『レヴュー』というバトルシーンがあるのですが、このバトルシーンが非常に凝っていて見ていてひきつけられます。
    私のお勧めは3話「トップスタァ」から「誇りのレヴュー」というシーンです。ここでは、メインキャラの中で最も実力があると毎回印象付けをされていた天堂真矢というキャラと主人公が戦います。
    アニメは3話まで見ろという(そこまでで視聴者を釘付けにできるかが最初の分かれ目である)
    意見がありますが、その分かれ目の回にふさわしい単純な迫力の暴力でぶん殴ってきます。また、主人公がまだ物語の主人公足り得ないというメッセージももろに表すとても印象的なシーンであり、これは私の言葉や変なキャプ画像よりもみてもらったほうが早いのではないでしょうか。
    しかも、ただ見た目がいいというだけでなく、後述するのですがたぶんこのレヴューのシーンにも端々に後々に活きてくる情報が眠っているのだろうなと思うともう目が離せないんですよね…

    ・キャラごとの背景のふかぼり
    作画がいいのと同時に、キャラごとのエピソードも単純ながら非常に出来がいいです。登場するメインキャラクター全員が、本来であれば一人しかなることができないトップスターの座を争うライバルなのですが、それと同時に一人の女の子として当たり前にこれまでの背景や学園ではぐくんできた絆があります。その、本人の深いところにある夢と浅いところにある想いがぶつかって混ざり合う様子が、非常に丁寧に描かれることで、いわゆるキャラ一人ひとりへの感情移入やキャラ萌えへの道もきちんと整備されています。
    個人的には、5話でスポットライトが当たった主人公と寮で同室である露崎まひるの担当回で号泣しました。



    彼女は、ものすごく乱暴に言うといわゆるクレイジーサイコレズです。同室の主人公、愛城華恋のお世話をするのが大好きで、次第にそれが自分の支えとなってしまっていました。5話でその気持ちをレヴューのさなかで華恋にぶつけるのですが、そのシーンがまぁぁぁ~よくてですね、普通にそういう話を書くとたぶん暗くて鬱々としたシーンになりそうなもんですが、挿入歌の「恋の魔球」は非常に明るい曲であり、画面もかなり面白おかしく書かれています。ですが、このシーンのつくりが非常に上手いんです。
    舞台上での殺陣を連想させるレヴューシーンの構成を上手く使い、舞台上では華恋と切り結び面白おかしく気持ちを述べるのに対し、舞台装置や舞台袖、いわゆる客からは見えないような場所では涙を流しながら本音や嫉妬をただただ垂れ流す。ただ面白おかしいギャグシーンではないが、悲劇も見方によっては喜劇になるという舞台特有の不思議な機構を活かした屈指の名シーンになっています。
    これももうなんていうか、みてください。まじで。私は泣きました。
    オチも秀逸です。

    ・ガチ考察厨をうならせるまさかの構成
    このアニメは現在7話まで放送されているのですが、そこでこのアニメの舞台に関する衝撃の事実が明らかになりました。それは、実はこのアニメのストーリーは大場ななというメインキャラの一人が延々とループをさせていた物だったということです。


    7話でこの大場ななというキャラがなぜそんなことをしているのかという理由も明かされます。細かいところは結構まだ意味不明なところもあるこのアニメですが、この事実によりこれまで放映されていた6話までから得られる情報の質が一気にがらりと変わってしまいました。ループしているとわかると、まずはこの大場ななが登場するシーン一つ一つの意味合いが変わってきます。実際に、いわれてから見てみるとなるほどと言いたくなるような場面がいくつもあり、今のことろ、考察大好き兄貴たちによる考察合戦が大絶賛行われている最中です。
    7話がやばいという話は私も聞いていたのですが、ここまで作品の見方そのものを変えるレベルとは思ってなかったのでぶったまげました。



    そして、このループ物であるという事実によって俄然、華恋の幼馴染である神楽ひかりという存在が重要になってきました。


    神楽ひかりは1話の途中から、華恋たちのいる学園に、海外から転入してきます。華恋とひかりは子供の頃からの知り合いであり、小さな頃に見たスタァライトという舞台に感動し、ともにスターになろうという約束を交わしています。
    ですが実は、このひかりは大場なながこれまで何度も繰り返してきたループの中にはいなかった人物であり、このアニメのストーリーから現れた異分子であることが強調されています。また、これまでのループでは華恋がレヴューに参加していた描写はないのですが、ひかりが現れたことにより華恋もレヴューに参加をするという明確な変化も起きています。
    要するに、華恋とひかりの約束がななが行っているループに変化をもたらしている
    という情報が提示されているわけです。それだけにそもそもレヴューとはなんなのか。また、ひかりはなぜ華恋たちのいる学園にあらわれたのか。
    この辺りが今後の物語における重要な焦点になって来るでしょう。


    正直、細かい考察をし始めるマジで数日あっても足りないレベルの情報量なので、今回はあくまでこういう情報が詰まっているアニメだというところで終わりにするのですが、このアニメの監督である古川知宏氏があの、幾原邦彦氏の直弟子であるという文字を見た瞬間に、まあ色々と納得しました。
    このアニメのガワは非常にウテナっぽいです。ですがその一方でそれで終わらせない。ウテナの増産とは言わせない。という意気込みもひしひしと感じます。

    とにかくこのアニメ、アニメというコンテンツが好きなら見ごたえ十分です

    とりあえず一回見てください

    それだけです。おしまい。




  • ミリオン5thライブの「ミリオンライブというコンテンツ」の中における役割について

    2018-06-06 15:34
    THE IDOLM@STER MILLION LIVE! 5thLIVE BRAND NEW PERFORM@NCE!!!(以下ミリオン5th)お疲れ様でした。

    とりあえずめちゃくちゃ楽しかったのでしばらく生きていけそうです。
    今回のライブを一言でまとめると「ミリシタがそのまま出てきた」という感じだったのかなと思います。たぶん自分はそこそこにひねくれているほうだと自覚しているのですが、今回も単純に楽しいと感じる自分といろいろ考える自分が同時にいたので、ライブ中はがんばって小賢しいほうを黙らせたりしてました。タイトルの話をする前に、順を追っていきましょう。今回はたぶん長くなります。ゆっくりお付き合いいただければ幸いです。


    ・セトリ予想してた頃の話
    今回のミリオン5thは、ふたを開ける前から大半のセットリストがもう漏れているような状態でした。MSシリーズとMTGシリーズという二つのCDシリーズがライブ前までにほとんど発売され、ミリオン5th直前までスマホゲームでプレイできていたイベント楽曲もフルで配信するという、「お前らここまでやってやったんだから準備万端整えて来いよ」といわんばかりの丁寧な誘導がされていました。結果としてもライブで披露された全70曲(前説の昴曲を除く)中49曲はそのCDシリーズで事前に予習することが可能でした。数え間違えてたらごめんちゃい。
    そのくらい、今回は事前にこれをやるだろうというのがほぼ見えていました。私も知り合いと話をするときは、MSシリーズとMTGシリーズはまず確定として…という前提から入るレベルでした。そこに加えて今回はアイドルマスターミリオンライブシアターデイズ(以下ミリシタ)配信開始から一年という鉄板のネタも控えていたため、間違いなくミリシタを軸にしたセットリストになるだろうという話をしていましたし、皆さんもそうだったのではないでしょうか。
    だからこそ、その縛りの中で何を見せてくれるのかという期待と不安があったのだと思います。セットリストのタネはほとんど割れてるから、それをどう料理してくれるのか。自分の担当がどんな役割をもらうのか。関心はそのあたりに重きが置かれていました。
    結果としてはまあ、泣きましたけど。


    ・実際ライブ見てたとき
    踊り狂ってました。おわり。

    ってわけにもいかないのでいくつか話をすると、まず本当に今回のライブは「ミリシタだった!!」の一言で結構説明がつくと思います。ステージもMTG01のジャケットそのままでしたし、衣装のシャイニートリニティも非常に完成度が高く、ミリシタで見ているものがそのまま飛び出てきたような感覚でした。


    どすか?このジャケット結構久しぶりに見た人もいるんじゃないですか?まあ、そんな感じです。

    また、「ミリシタっぽい」と感じたところとして、ステージに立つガールズたちの完成度が高かったことも上げられると思います。単純なうまい下手ではなく「アイマスのキャラクターらしさ」をものすごく追求していると感じているところがたくさん感じられました。アイマスライブが普通のライブと違う点はここにあると思いますし、見ているわれわれもそこに一定以上の期待を寄せています。そして、それにステージ上のアイマスガールズが応えてくれるからこその特別な感動が今回のミリオン5thにはたくさんありました。特に私は、中村温姫さんや田村奈央さん、Machicoさんなどが特にそのあたりを突き抜けているなとライブ後に言って回ってました。
    中村さんはそもそも地声がわりとロコなので若干チート感はありましたが、3rd福岡の頃から少しも変わらないはじけるような笑顔でステージ上を飛び回る様子は、本当にロコそのものだと思います。
    スノウレターの曲に入る前の一瞬、かじかんだ手に息を吹きかけるあの音だけで客席を一気に引き込み、会場を雪景色に変えた田村さんも、まさにひなたのような暖かさを表現してくれています。
    また二人とも、メンバーをごちゃ混ぜにしたユニット曲でもそのパワーを遺憾なく発揮していました。というか、今回のライブにおいて「ミリシタらしさ」をどこで見せるかがここにかかっていたのではないかとも思います。皆さんめっちゃ良かったのですが、その中でも今あげた方々は一線を画していたなという感じでした。見た目や声だけでなく、曲中のちょっと雰囲気でそれこそ誤認でも良いから「アイマスアイドルがいる!」と感じさせられれば勝ちです。

    そういえば、今回の「ミリシタらしさ」を支えていたポイントとしてこの「ユニットごちゃ混ぜ」があげられます。
    特にBirth of Colorでセンターに立ち「クールもカワイイも叶えてゆける」と歌うロコがいると感じてしまった瞬間にもう死んでました。まずそもそもステージのど真ん中で歌うロコがいるだけでもうずるいですし、そんな絵を見ることができるくらいのところまで進んできたのかーと、これまでロコについて考えてきたあれこれが浮かんでは消えてほとんど走馬灯状態でした。
    ミリシタの中では誰にどんな曲を歌わせるかは自由です。そもそも私も結構前からこれをやれってずっといってたほうだったなぁと、今までのミリオンの感想でも書いてたなとライブ前に読み返してました。

    『何を歌うかはわかってても「誰が歌うか」までは当日までほとんどわからない』

    これだけでも、ミリオンライブはほかにはない楽しさを提供してくれますし、自分の中のミリシタと公式から提供されたミリシタが一致したときの絶頂感はぜひ皆さんに知ってほしいと思います。私はロコセンターのBirth of Colorでほぼイキかけました。お先に失礼します。

    なんか忘れてると思ったらMachicoさんの話を忘れてましたね。正直、中村さんは贔屓目もあったと思います。Machicoさんも別に何も知らない人というほどではないのですが、だからこそあのステージを作るためにMachicoさんがどれほど準備してきたのかなと想像しただけで死に掛けました。そのくらい、そのまんま「伊吹翼」だったからです。
    アイマスガールズがアイマスアイドルをステージに召還する方法はいくつもありますが、その中でもMachicoさんは群を抜いて「計算と理論」でキャラをステージに降ろしてくれています。本人のライブ直後のブログなどを見てもらえると少しはわかると思うのですが、Machicoさんはステージ上の演出をとにかく考えて考え抜いてわれわれの前に立ってくれていると感じています。ソロライブなどに行くとたぶんすぐわかります。あの人は本当にそういう人なんです。「これをやったら見る人はどう感じるか」「こういう感情を与えるためには何をすればいいか」という計算の上で一挙手一投足に気を使ってくれているんです。
    ノリや勢いではなく、計算と理論でこれほどのものを見せてくれる人は、ミリオンに限らずこれまでのアイマスにもそうはいなかったのではないでしょうか。家に円盤とかある人は、そういうことを頭の隅に置きながらちょっと今までのMachicoさんを見てください。軽く死ねます
    あっ、アイルだけはちょっと特異点ということでひとつ…

    ・タイトルの話
    すいませんちょっと白熱しすぎましたね。そろそろタイトルの話に行きましょう。
    アイマスのライブは単品でも完結するのは当然ですが、「これまで」と「これから」のための
    1ピースでもあってほしいというのが個人的に思っているところでもあります。今回のミリオン5thはその1ピースとしてどうだったかというと、多くの方が感じているとおりに「ミリシタ1st」だったと思います。グリー版サービス終了とミリシタ1周年を受けて、いよいよミリシタを中心としたステージへと移行していくための一発目だったのだと思います。だからこそのCDシリーズ全ぶっぱとユニットごちゃ混ぜ構成だったのではないでしょうか。えっ、じゃあジレハは?という意見もありますが、あれはまあほら、一応ミリシタでもやってるしすでにミリシタ時空に組み込まれてるから、多少はね・・・?まあそれでも、多少の特別感はありますけど。

    閑話休題、ミリオン5thがミリシタ1stであることは、MSシリーズの曲の感じからもうかがい知ることができます。MSシリーズのソロ曲から、新キャラの紹介やこれまでいたアイドルの改めての始めまして感を得た人も少なくはないと思います。それを軸に舞台を組み立てることで、ポジティブにリセットをかける意図があったのだと思います。また、そう考えると改めて今回のセットリストからそれぞれのアイドルの今後のミリシタにおける役割も想像することができます。印象的なのは初日一発目の春日未来と二日目ラストの最上静香です。コンテンツのセンターがいの一番に突っ込むことで道を切り開いていき、コンテンツの青色がその心を打ち明けるバラードで全体を締めくくる。アイマス的には非常に古典的ですが、これまでできなかった「王道」をついにミリシタ1stで切ってきたかと、初日の未来系ドリーマーが来た瞬間に息が止まってひっくり返りそうになりました。だからこそ、今回はむしろセトリがばれているからこそ、見る側への心の準備をさせてくれたのではないでしょうか。自分の中のミリシタを事前に考えておくことで、そことの差異や合致している点を両方楽しめるように、というところですね。
    『いやちょっとまてや俺の中のこのアイドルはそれ以外にも役割があってだなぁ!?』という声が聞こえてきそうですが、ちょっと落ち着いてください、都合のいいことを言うようですが、今回はあくまで「1st」なんです。今回提示されたのはあくまで、ミリオンライブというコンテンツのもっとも根幹にある「骨組み」だと考えると、むしろ今回見せられたものは徐々に変化していくものです。そう考えれば、今回見られなかったものもいつかは来てくれるのではと思いませんか?
    まあそれでも、私は「最後の最後に自分の決意ですべてをねじ伏せる最上静香」という役割がついに与えられたかとSING MY SONGの試聴を聞いた瞬間に無限にガッツポーズしてましたけど。今回少しもやっとしている人は『時計を進めなければ 出会えない未来』がまだあるはずです。ミリオンライブはまだまだたぶん続くので、もう少しだけ一緒に歩いてあげてください。

    少し話がそれましたが、まとめると今回のミリオン5thは、本当に

    「これからのミリオンライブの行く先を示すための、新しいロードマップ」

    なのだと思います。その一方で、タイトルをミリシタ1stではなくミリオン5thにしたのは、またしても都合のいいことを言いますが「ミリオンライブが歩んできたこれまで」すべてがなくなったわけではないからだと思います。2014SSAに出演したメンバーが一様にその時のことに言及していて、まさにその時にミリオンのリアルライブに出会った私は無限にうなづいてました。あのときがあったからこそ、新しいミリオンライブを作り上げて提示できるほどになったのだということは、決して誰も忘れていないのだと思います。
    それだけに、やはり新キャラは本当に強いですね…5年かけて積み上げたところにポンと参加しても負けないどころか、ミリシタPの一割は紬か歌織のPですからね…納得のパフォーマンスと公式からの全力バックアップですよ。

    その一方で実は私、ライブ前の時点で注目していた新キャラ二人や高山紗代子や真壁瑞希の曲では、パフォーマンスに圧倒されこそしても、アイマスらしいという感動はそこまででもなかったんですよね。このあたりは何でかなぁと思っていたのですが、ある人の話を又聞きというがばっぷりで大変申し訳ないのですが、「われわれは4thで一度思い出ボムを使い切っている。思い出ボム0の今聞いて爆発しないものがあっても不思議じゃない」という話を聞いて、今回のミリオン5thの役割やこれからどんな風に向き合えば良いのか、するするといろいろな疑問が解けたような気持ちになりました。
    アイマスのライブにおいては、「声優の一般的な歌やダンスの技量=ライブの完成度」は必ずしも真ではありません。だからこそ、本当にここからまたはじめていけばいいし、ここはミリシタの世界線なのだから、今まで以上に好きに向き合っていけばいいんだ。と、そんな風に感じました。けれども、少し話は戻りますが、これまでのミリオンライブは決してなくなってはいないと思ってもいいのだと思うと、さまざまな情報を勝手に紐付けして、また自分の中のミリオンライブを作っていこうと思いました。じゃなきゃ、ロコセンターで泣く私はいなかったわけですからね。


    まあ、こんなところですかねたぶん。
    じゃあ、わたしエタハモイベやるから…せっかくなんで、自分の好きなユニットで一回くらい見てもいいと思いますよ?そういう楽しみ方をできるのがミリシタだと思います。

    おしまい!