• ミリオンライブ、最期のイベントは結局なんだったのか

    2017-12-06 15:15203
    タイトルは誤字じゃないです。最期です。多分。

    先日、サービスの更新停止が決まったミリオンライブがこんなイベントをはじめました。




    公式から「必要なアイテムはイベント内で手に入るし、これと言った報酬もないから金使ってまで走るな」と宣言した上での最期のイベントとなりそうな形で始まったイベントです。
    もう最初から突っ込みどころしかなくてお前なんなんだアホなのかと言いたい感じですが、特に注目してもらいたいのが



    「アイドル」という仮の姿…?



    正直意味不明でした。
    あっ、一応ここからイベントのネタバレが入るので見たくない人は今のうちにクリアしてから来てください。全開でぶん回せば2時間で終わります。




    2時間経ちましたね?



    じゃあ行きますよ?








    ・最初は普通に絶望した
    はい。最初はこのイベントは過去最低だと思いました。
    ミリオンライブはたしかに昔から頭の悪い設定をぶち込んでくる、気の狂ったとしか思えないイベントやカードがいっぱい有りました。ですが、それはあくまでキャラクターたちの「仕事」という範疇で全て収まっていました。あくまで劇中劇や体当たりロケという体で、決してキャラクターの根幹を揺るがすようなものではありません。
    ですが、今回は越えてはいけない線を完全に踏み越えてきました。アイマスはキャラクターとプレイヤーの中にどのくらいの物語を作れるかというところに良さがあり、そこが深みを生み出すコンテンツだと思っています。一人一人の物語のためには、最小限の背景の示唆が必要です。公式からの提供をベースに、どう世界を自分なりに広げるか…という楽しみがあると思いますが、今回のイベントはこれまで積み上げてきたものを完全にひっくり返しかねない物でした。
    ここ数日、二次創作はどのくらい許容されるのかという話題が少しだけ流れてきましたが、個人的にはそんなものどうでもよくて、所詮二次創作は二次創作です。面白ければ手を叩いて承認すればいいし、嫌なら見なければいいことです。面白いと承認することに理由が必要ないように、認められない人を攻撃していい理由もありません。これは正直お互い様です。攻めた中身の二次創作を承認できる人もできない人も、お互いに相手を攻撃できる道理はありません。
    ですが、公式からこんなことをされてしまうともうどうしようもありません。これまで示唆されてきた背景のすべてが、最悪の場合嘘になってしまうというこのイベント。私は正直最初は絶望しました。お前何やってくれてんだと。

    ・実際どうだったか
    一応、最悪は回避しました。解釈によっては、今回のイベントに関しては夢オチだったと言えるようなものにはなっていました。まあ、夢オチ自体最悪を避けるために次善策みたいなところがありますけど…ただ



    ごめん。その設定は初めて聞いた。




    マグロ漁船は別に普通のアイドルでも出来…でき、ないか…?




    劇場の進化とかもう何言ってんだよ…

    というもはやどこからどう突っ込めばいいのかわからない怒涛の展開です。
    そして、最後にはこのイベントは一応プロデューサーの夢だったというオチにはなりました。更に、もうちょっと寝ていればまた夢の続きを見られるかも…というセリフ付きです。まあ、ミリオンライブらしいといえばらしい、頭のおかしなイベントでした。

    ・夢か現実か
    といったところで、要するに我々にはこのイベントをどう解釈するか大きく2つの道が用意されました。

    1つは
    夢の続きを見る

    もう1つは
    夢から覚める

    と言うものです。
    前者はいうなれば、このままソーシャルゲーム版のミリオンライブの世界に浸る選択肢です。頭のおかしいイベントやカードを現実とし、進化し続けてテントだった劇場が気がついたら宇宙ステーションにまでなっていた世界を楽しむのがこちら。

    後者はミリオンのアイドルたちを普通のアイドル(普通のアイドルってなんだよって感じですけど)として見ることで、さほど無理なくミリシタにつなげることもできる道です。

    正直な話をすると、アナタは

    「これのうちどちらかを選んでもいいし、選ばなくてもいい」

    という感じがします。アイマスはもともと結構メチャクチャなところがあり、更に言うと永遠に閉じた箱庭の中ですら楽しむことができますし、ループの美学も持ち合わせています。箱庭の楽しさはここ最近のコンシューマー版。ループの美学に関しては1年単位で初めましてをする、過去のコンシューマー版が顕著ですね。
    実際のところ、どちらを選んでも多少の欠陥はあります。夢を見続けた場合は、これまでやってきたことが実は夢だったというのを暗に認めることになってしまいます。夢から覚めたとしても、これまでのことが結局どうなったのかは明示がありません。こちら側で補完する必要があり、しかも紬や歌織さんが劇場に加入することの整合性や、それこそミリオンシアターとの整合性を自分でバランスをとる必要があります。
    これはわりと大変です。結構私の見えてる範囲でも、自分の中のミリオンライブと今回のイベントの整合性をとることに苦しんでる人がたくさんいます。
    ですが、終わった上での感想としては。今回のイベントはある意味ではとてもアイマスらしいなとも思えます。何故かと言うと

    見なかったことにしてもいい

    というオチにすることができるからです。
    アイマスはこれまでの流れを見ると、タイトルのナンバリングが変わると、正直別作品かのように設定が変わることが何度もありました。そのたびについていけないとコンテンツから去った人がいたことも、私も多少なり知っています。では、今の今まで生き残ってる人はどうしているのかというと、自分の物語のために都合の悪いことは見なかったことにしたり、都合のいいように解釈している人たちが生き残っています。なんとも面の皮の厚い人達でしょう。賞賛に値します(ブーメラン)。また、作品側もそれができるように、あえて明言を避けている部分がたくさんあります。
    今回のミリオンアドベンチャーも「結局どうなったのか」という点に関しては明言を避けています。要するに「どっちでもいい」んです。
    夢でもいいし夢じゃなくてもいい、なんなら両方から自分の欲しいとこをつまんでもいいんじゃないかとすら思います。

    前回のファイナルパーティーが真面目なミリオンの集大成だとするならば、今回は頭のおかしいミリオンの集大成です。このままここにいてもいいし、ミリシタに移ってもい。両方触っててもいいし、もう無理だと言うなら立ち去ってもらってもかまわない。そんなメッセージのように感じました。
    最後の最後に扱いをこちらに任せてくれるのは、一応アイマスっぽいなとは思いました。

    正直賛否の別れるイベントだとは思いますが、まだなんか隠してるるらしいので、向こうの弾が尽きるまではとりあえず付き合うことにはします。




    おわり。

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  • 実写映画『鋼の錬金術師』を見てきました

    2017-12-05 17:3123
    実写版『鋼の錬金術師』を見てきました。

    日本で漫画は実写映画やドラマになるとたいていうまくいかないというか、とりあえず原作ファンが警戒してあまり歓迎される雰囲気にならないのはお約束だと思います。その中でもたまにうまくいく作品もありますが…。
    そして今回、満を持して荒川弘先生原作の超人気漫画「鋼の錬金術師」が実写映画化されました。試写会の段階でかなり話題になりましたが、こういうのは自分で見に行ってなんぼなので、見に行きました。



    というわけで感想なんですが…とりあえずせっかちな方のために結論だけ言うと

    顔真っ赤にして叩くほど悪くはないけど、めっちゃ面白いかっていわれると困る

    って感じです。
    いいとこ悪いとこまとめていきます。

    良いところ
    この監督は多分原作好きなんだなーってのは結構伝わってきました。漫画版ハガレンはコミックス全27巻の大作です。その要素をすべて詰め込むことなどもちろん出来ないので、エルリック兄弟の体を取り戻す道中と、作中の重要アイテム「賢者の石」にまつわる話にポイントを絞ってストーリーが展開されます。本当に最後の方の展開である、軍上層部がホムンクルスと賢者の石をどんなふうに利用しようとしていたのかまでエッセンスのみではありますがかなりしっかり描写されます。限られた時間の中で、鋼の錬金術師の持つダークな雰囲気と、その中でも若いパワーが大人の助けを借りながら懸命に旅を続ける明るい雰囲気の両方をしっかりと描いていました。昨今の漫画実写化失敗のよくあるパターンである、とりあえずなんかよくわかんないけど色々詰め込みました感で終わらないように、ものすごく頑張っているなとは思いました。
    特にエルリック兄弟とウィンリィの関係性の描写がかなり秀逸でした。原作ではオートメイル整備士のウィンリィは日常と平穏の象徴であり、エルリック兄弟たちが立ち向かっていた敵や悪意の前に直接晒されるのはかなり終盤なのですが、この実写映画ではかなり序盤からエドと一緒にホムンクルスたちの脅威に晒されます。最初はこれ大丈夫かよと思いましたが、後述するエドとアルの喧嘩のシーンをストーリーに組み込むには、ウィンリィもかなり最前線にいないとテンポが落ちるので、主人公パーティーのサポーター的に同行するのはまあ、ありかなという感想になりました。
    エルリック兄弟とウィンリィの関係性に関して一番良かったシーンは、やはりいま引き合いに出したエドとアルの喧嘩のシーンです。まあ色々あってアルが「兄さんは魂の定着なんかしていなくて、実は自分は偽りの記憶を定着させることによって作り出した偽の弟なのではないか」と悩むパートがあります。原作でも兄弟の絆を深める重要シーンです。原作ではこの疑問をエドに投げかけたアルをウィンリィがスパナでボコって仲直りさせるシーンなのですが、映画では怒ったアルがエドを突き飛ばしたところから喧嘩に発展します。ここでエドが義手と義足を全く使わず生身の手足だけで殴るんですよね。これは原作にないけれど、実際にエドとアルがここでこんな風に喧嘩すればきっとこうするだろうなというシーンになっていました。そしてもちろん喧嘩を止めるのはウィンリィの特大スパナ(どこから出したのかわからない)です。ただ原作をなぞってよくわからん雰囲気にするのではなく、原作をベースにしながら映画のために組み替えてるあたりは非常にうまくやっているなと思いました。
    そんな感じで、実際そこまで悪くはないとは思います。原作愛を随所に感じるころはたくさんありました。
    あと、本田翼ちゃんがめっちゃかわいくてオタクになっちゃいそうでした。泣きの演技がちょっとこっちも泣きそうでした。
    それから、本田翼ちゃんが可愛い。とにかくかわいい。なんかよくわかんないけど刺さりました。演技下手って聞いてたけど、別にそんな感じはしなかったです。

    悪いところ
    上げればまあわりときりがないんですが、良いところの裏返しとしてやはり詰め込みすぎ感は否めませんでした。賢者の石に関するストーリーを怒涛のように詰め込んでくるので息をつく間もなく次から次へと様々な要素が平行して進んでいき、緩急が殆どありません。そういう作品だという事ならそれでも良いかもしれませんが、原作知らんとよくわからんことになるなとは思いました。まあ、原作読まずに見に来る人多分いないとは思いますけど…
    それから、さっき監督が原作好きでハガレンの世界を表現しようとしてるっていいましたが、それができてるのは中盤までで、後半は完全になんかもう演技過剰演出過剰のよくある邦画に成り下がってました。賢者の石の真実を知って、敵の前で絶叫するエドとかお前もう何やねん。敵も見てないでなんかいわんかいって気持ちになりました。
    でもこういうのは多分ある程度は仕方ないんでしょうね。映画は作るのにお金がかかりますし、そのお金を出すのは監督ではないですからね。金を出した人の意見や考えがはいってしまって作品が凡百に堕ちるのはよくあることだと思います。逆に、何億というお金を出して一切を口を出さず、監督のやりたいことにすべてを投資する。そんなことできる人がこの世にどれくらいいるのかという話でもありますし。お金儲けのためにやっているんだからその辺の事情は仕方ないですね多分。
    途中までが良かっただけに、オチが微妙なので画竜点睛を欠くと言うかなんというか、いい作品にするためのもう一歩が足りなくなってしまっているな、というのが正直な感想でした。

    他に気になったところを列挙すると
    ・開始5秒で何の説明もなく謎のおっさんと追いかけっこを始める置いてきぼり感
    ・そもそも何しにきたのかわからないウィンリィ
    ・大泉洋役の大泉洋
    ・エンヴィーが風呂入ってなくて髪が脂でギトギトになってるみたいで、見てくれが単純に汚いし、変身できる以外の見せ場がなくて完全に小物
    ・マスタング大佐の「かえんほうしゃ」
    ・ヒューズ中佐が殺されたときに電話に出てる相手を中佐殺しの犯人と断定するガバ軍部
    ・別の町で知ってる人がいるくらい隠れ場所ガバガバのドクターマルコー
    ・昨日書いたみたいにくっきり残ってる賢者の石の錬成陣
    ・タッカーが魂の定着に関してめっちゃやりての錬金術師みたいになってる
    ・賢者の石を使って真理の扉の前にいくだけ行って手ぶらで帰ってくるエド(っていうか、コレだと真理の扉のとこにいくために賢者の石を代価として使ってるよね?原作でもグラトニーの腹から帰るためにエンヴィーの石を使ったし、同じ感じだよね?いいのかそれは?)
    ・1800円の荒川弘先生描き下ろし漫画についてくる映画みたいな集客方法

    そんな感じで、まとめると最初に書いた
    悪くないところもあるけど別によくもない
    って感想になりました

    じゃあぼくは本田翼ちゃんの画像検索する仕事に戻りますね。




    オタクになっちゃう~~~!!!!!


    おしまい
    本田翼の彼氏偏歴面白すぎて笑いが止まらん。

    アニメ化前から映画の構想練ってたとか本当かよ。

  • この冬の推薦図書「アイドルマスターミリオンライブ!Blooming Clover」

    2017-11-28 16:3641
    面白い!!
    おわり!!解散!!





    というのもちょっと雑にすぎるので、紹介します。
    「アイドルマスターミリオンライブ!Blooming Clover」(以下ミリオンBC)は、現在ソーシャルゲーム(重要)やスマートフォンゲームにて絶賛配信中の「アイドルマスターミリオンライブ!」の公式コミカライズ作品です。本作ではその中でも特に「矢吹可奈」と「北沢志保」の二人にスポットを当てた作品となっています。

    ・矢吹可奈と北沢志保について


    ミリオンライブを少しかじったことがある人ならば、この二人が並んだ時点でいろいろなものを思い出すのではないでしょうか。というくらいミリオンアイドルの組み合わせの中でも、鉄板コンビの1つとも言えるふたりがこの矢吹可奈と北沢志保という組み合わせです。
    矢吹可奈は歌うことが大好きでとにかく元気いっぱい。やや楽天的ではあるがまずは当たって砕けろの精神でトップアイドルへの道に一歩踏み出した。そんなキャラクターです。
    対して北沢志保は一匹狼。常に冷静で大人びた雰囲気を纏い、内に秘めた目的に向かってひたすらストイックに、時には対立すらも恐れずに成功を追い求める。
    同じ14歳でありながら、その境遇や内面が非常に対照的に描かれているこの二人。公式での絡みといえばやはり鮮烈なのは「劇場版アイドルマスター」でしょう。昨今のこの二人の関係も、あそこから始まったように感じます。
    エネルギーには満ち溢れていて、アイドルへの強いあこがれもある矢吹可奈ですが、実力がまるで伴わず理想と現実の乖離に思い悩んでしまいます。そんな可奈の様子を見ていた志保は「努力、プロ意識が足りない」と冷静な判断を下し見放そうとしますが…
    ざっくりいうとこういうストーリーがこの二人の中にあるのではないでしょうか。
    今回の話題にしているミリオンBCでも、765プロの新人オーディションに合格した可奈が765ライブシアターに所属するところからスタートし、可奈の指導係に志保が任命されることで二人の物語が動き出します。元気いっぱいでうちに秘めた可能性は感じられる可奈だが、その実力はまるでダメダメ。果たしてこれからどうなるやら…という滑り出しの本作。1話はニコニコ書籍で読めます。これから話をするこの作品のいいところがだいたい詰まってるので、とりあえず読もう!


    ・アイマスのスピンオフらしさが詰まっている

    さて、さっきまではあくまでキャラクターの紹介で実際この作品何がいいのかというと
    非常にアイマスっぽい
    ところがとても良いんです。いやおまえ、アイマスのコミカライズなんだからそんなん当たり前じゃんって思うかもしれませんが、結構あるんですよ。ただ可愛キャラ描いて終わりのパターンが。ですが、このミリオンBCは「アイマスといえば」といいたくなるようなストーリーをしっかりと描いてくれています。アイマスに登場するキャラクターは、そのどれもが胸の内に何らかの目的やあこがれを抱いていて、でもそのために必要な実力がまだない。だから、プロデューサーや仲間と一緒に一歩ずつ成長していき…という流れの中でそのキャラだけ、そのPだけの物語があり、その色にこそ輝きがある。そんな作品だと思っています。ミリオンBCは若干これまでのミリオンライブとは設定面における食い違いもありますが、765プロの門を叩いた可奈が様々な苦難を乗り越えて少しずつ大きくなっていく様子が描かれています。その様子が結構シビアであり、普通に14歳の女の子が人生初のステージでこんな状態になったらポッキリ折れてしまうでしょ。ってくらい折るところはバッキバキに折ってきます。まぁ、立ち直りも早いんですけど…
    とにかく、キャラの挫折と成長にしっかりと向き合っていて、落ち込むところはガツンと行きますが、それでもこの輝きに自分も…と、可奈が立ち上がるシーンの希望の満ち溢れっぷりは半端じゃありません。私は単行本をお酒飲みながら読んだら、感情の起伏に振り回されて普通に泣きそうになりました。もちろん感動でって話ですけど。
    今のところ、プロデューサーにあまり感情移入できないのがアイマスP的にはなんとももにょるところですが、それ以外のストーリーは文句なしという感想です。アイマスのコミカライズでここまでガッツリ起伏ある話をやってくれたのでいくと、祐佑先生のざわわんを思い出しましたね…あれも名作なんで、知らない人には見てもらいたいなぁ。


    ・稲山覚也先生の絵によってさらに深まる表現



    今のはミリオンライブのカロリーといえばこの子、佐竹美奈子ちゃんのシーンです(大ウソ)

    ミリオンBCの漫画を担当する稲山覚也先生は、正直お世辞にも綺麗な絵がウリの方ではないと思います。ですが、今のところは稲山先生でよかったなぁと思っています。というのも、稲山先生は「ここぞというシーンの臨場感や躍動感」それから「キャラクターの豊かな表情」や「絵から伝わってくる感情」という点においてはとんでもないパワーを持っていると思います。1話の試し読みもそうですが、ソーシャルゲームで全話試し読みができるのでちょっと眺めてみてください。
    もちろん、あくまで私個人の感想であり、いや別にそんなことないやん!といわれてしまえば論理的に反論できるわけでもないので、違うといわれればそこまでなんですが、先程のストーリーの話と相まって、作品に深みが出ているというか「自分で深みを見つけられる」作品になっているなぁと感じました。
    想定されている連載話数の関係なのかは知りませんが、今のところいいとこ5巻も続けば完結してしまえるようなテンポになっているように思います。そのため、展開もかなりトントン拍子で進むのですが、ちょっとまってページをめくるその手のスピード、半分くらいにしませんか?と言いたくなるくらいキャラの表情が豊かなんです。コマの中に書かれているセリフは本当にストーリーのために必要な言葉の中でも最小限のものであり、書かれていないだけで登場するキャラクターの中にある気持ちやセリフを想像することで、更に物語を「自分で深めることができる」作品になっていると読んでて思いました。
    この「自分で深める」っていうのがやはり味があっていいと思うんですよ。アイマスって作品は、自分とアイドルの物語を作って考えて深めてなんぼのものであり、100人いれが100通りの読み方があっていいと思います。ミリオンBCはただキャラのストーリーを描くだけでなく、その100通りを作るために必要な素地をしっかりと備えています。普通に読んでも面白いですが、一歩踏み込む面白さも用意してくれているように感じました。


    ・えぇっ!?2巻が来月にもう発売されるんですかぁ!?(大声)




    刊行スピードが早すぎる(冷静)
    一巻が可奈と志保を中心に動き、明るむ前向きな可奈と、そんな彼女に苛立ちする感じる志保の関係がどうなっていくのか…というところで引きとなった一巻の続きがすぐでるのは流石に笑っちゃいますね。
    表紙を見ての通り、じつはミリオンBCは可奈と志保だけでなく2巻表紙のこの二人もメインで絡んでくる話になってるっぽいです。キレイな容姿が特徴的なアイドル…いったいなにものなんだ…

    と、なんか雑になり始めたのでそろそろ締めたいと思います。
    タイトルの「Blooming Clover」という言葉の通り、今はまだまだ種でしかないシロツメクサがどんなふうに芽吹くのか、楽しみです。
    とにかく、面白いのでおすすめです。おしまい

    余談ですが、花言葉とか調べると意外な意味があったりして結構面白いですよ。書いてる人がそこまで気にしてるかは知らないですけど。