• アイドルマスターシャイニーカラーズのイベントシナリオが好き

    2018-05-02 14:2821



    アイドルマスターシリーズの新作ブラウザゲーム「アイドルマスターシャイニカラーズ」がついに配信され、先日からいろいろとガバは出ていますが早速ゲーム内イベントの第1弾が始まっています。
    アイマス伝統のいわゆる信号機トリオ「イルミネーションスターズ」結成にまつわるシナリオが配信されているのですが、これがまあ結構良い感じなのでちょっとこの記事を書いています。

    一応ネタバレなので注意してくださいね。
    といっても、シナリオだけなら本当にちょっとやれば見られますし、たぶんこれは誰でも見られるようになるんじゃないですかね。さすがに、このユニット結成にまつわるエピソードを今後見られないようにする理由は、あまり思いつかないので・・・。


















    シナリオそのものは本当にシンプルでわかりやすく、イルミネーションスターズの三人が出会い、一緒にWINGという共通の目標に向けてがんばろうとなるも、ちょっとあれこれぶつかったりしながら最終的にはユニットとして一致団結するというものです。
    今回のシナリオにおいて特筆すべきは「オチの裏づけが一話時点できちんと提示されている」というあたりです。要するに、なんかよくわからないご都合主義ではなく、最初に提示したものをストーリーの説得力にきちんと生かしている。しかも、それと同時にそれぞれのキャラの性格やアピールポイント、逆にもろさなどもきちんと提示しているあたりかなり完成度が高いシナリオだなぁとめっちゃ感動しました。

    シナリオ一話は三人の初顔合わせになっており、上の画像だと右側の「めぐる」がムードメーカーとなり、ほかの二人の話をやや強引ですが引き出していきます。そのとき、左側の「灯織」が言ったこの言葉がこのシナリオのキーだと、最終的には感じました。




    これに対し、めぐると真乃も一緒にがんばろうと言い合い、第1話は終了します。
    この後に起こることはまあ想像に難くなく、もっとも技術の乏しい真乃がレッスンでミスを頻発し、全体の足を引っ張ってしまいます。そんな真乃に灯織は厳しくあたってしまいます。しかしこれがそのときは逆効果であり、真乃は萎縮してまったく改善せず、その様子を見てさすがに言い過ぎたと気にしてしまった灯織も動きに精彩を欠くという悪循環がユニットの中で発生するという状態に。
    ここを解決したのはプレイヤーの写し身であるプロデューサーです。真乃とめぐるが特訓をしているところをそれとなく灯織に見せることで、改めて再スタートができるようになりました

    かと思えば今度は灯織が体調を崩し、しばらくの間レッスンから外れてしまいます。真乃にはきつくあたりその上体調を崩して二人に迷惑をかけてしまった灯織は、二人に愛想をつかされてしまうのではないかと不安に思いますが、復帰した灯織を笑顔で迎える真乃とめぐるの顔をみて、それは杞憂だったと胸をなでおろします。
    後はもうお決まりで、しっかりと一致団結した3人はアイドルの世界への第一歩を踏み出します。

    大体こんな感じのあらすじなのですが、少し話を戻して何がよかったかというと、ストーリー全体に一本の筋が通っていて、過不足なくこの3人の関係性を描いているなぁと思えるところです。
    このシナリオでは特に真乃と灯織の不完全さが目立つようになっています。真乃は技術的な側面。灯織は仲間を信頼できるのかという精神的な側面。これに対して真乃はしっかりと自分の弱点と向き合い、それを克服しようとします。灯織は弱さを見せてしまったことに対して強い不安を抱きますが、二人はまるで気にせず変わらない仲間でいようとしてくれます。この根幹にあるのが、灯織の最初の一言である「アイドルになりたい」という決意なのだと思います。この決意に向けて灯織は全力を注ぎ、真乃とめぐるもそれに全力で応える。互いが互いを信じて全力でぶつかり合える関係だと、確認するまでのストーリーだったのではないでしょうか。
    そして、その灯織の言葉を引き出し、真乃の練習をサポートし、弱った灯織の元に真っ先に駆けつけるのが、ほかでもないムードメーカーのめぐるであるという点が、この3人の関係性を明確に描いていると思います。
    この三人の関係性を描くために、ストーリーのすべてを余すところなく使い切った、良いシナリオだなぁと割と感動しました。

    これは、次のアンティーカイベも期待できますね・・・
    まみみすき・・・
    イベント報酬のSSRだしシナリオで活躍する…?しない・・・?して・・・(懇願)



    といった感じで、最初は正直ミリオンライブあるしぶっちゃけそんなやらんやろ~ぼくのあいふぉんだとできないし~(ハナホジー)くらいに思っていたのですが、なかなかどうして骨太なゲーム性や完成度の高いシナリオ。サービス開始直後ゆえの運営面のガバやUIのガバに目を瞑れば非常に面白いゲームだと思います。
    もし興味が出ましたら、ぽちっと開いてみてはいかがでしょうか。

    おしまい
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  • アイドルマスターミリオンライブ「M@STER SPARKLE」シリーズを聞こう

    2018-04-15 22:213
    おひさしぶりです。ぬこもやしです。
    先日、アイドルマスターミリオンライブ5thライブのCD先行抽選の当落が発表されましたね。皆さんいかがだったでしょうか。

    私は両日現地参加です。

    私は両日現地参加です。

    すみません間違えて二回タイプしてしまいました。
    ということで、楽しみだな~というところなのですが、今回このミリオン5thに参加するにあたって、ぜひ皆さんに聞いていただきたいCDシリーズがあります。それがタイトルにもある『アイドルマスター ミリオンライブ! シアターデイズ THE IDOLM@STER MILLION LIVE! M@STER SPARKLE』シリーズです。オタクの間では通称『MS』や『MSシリーズ』といわれています。既存のアイマスCDシリーズとかぶっていますが、いまさらそれを話題に出す人もまずいないのでひとまずスルーします。

    このMSシリーズですが、ミリオンライブは先日母体のひとつであったソーシャルゲームがサービス終了し、スマートフォンゲームに一本化がされました。その影響で、登場するアイドルの内面に関して明らかに『ソシャゲの頃』と『スマホゲームの頃』の二つが微妙にずれて存在するようになってしまっています。ですが、これはソシャゲ時代からやっていた人の感想であり、スマホゲーム版から始めた人には何のことやらというものです。そのため、このMSシリーズは改めての再スタートという側面が強く押し出されているように感じる曲が多く収録されています。リセットというほどではないにしても、最近知った人にも昔から知ってる人にも、同じイメージを持ってもらいたいという意図があるようにも感じます。
    そのせいかはわかりませんが、案外このCD、ちゃんと聞いてない人がいるように感じるんですよね・・・

    ちょっと待って!!それは!!とてももったいない!!

    といいたくなる曲がたくさんあります。そこで、今回は私が聞いて『良い!!』と思った曲をざっくり紹介します。
    まだ買っていない人、買ったけど封も開けてない人、これから買おうと思ったけど多すぎてさすがに全部は・・・という人はぜひ参考にしてください。


    M@STER SPARKLE01
    まずは一枚目。満を持して発売されたMS01です。ここで紹介するのは、スマホゲーム版から登場した新キャラ『白石紬』の『瑠璃色金魚と花菖蒲』です。和のテイストを思わせる雅な雰囲気のイントロからは想像できないほどの、重低音が体の芯に響くロックサウンドがとても印象的です。私自身この曲をはじめて聴いたときはものすごい衝撃をうけましたし、この曲をモチーフとした非公式グッズ作成が有志によって実施されたのもうなずける一曲です。歌詞に登場する「瑠璃色金魚」が白石紬自身であると考えると、アイドルになるべく上京した彼女の心の揺れや、激しい動きを表現しているのではないかと読むことができます。まさに、白石紬自身を表した一曲といえるでしょう。
    もう一曲、MS01からは『周防桃子』の『ローリング△さんかく』も紹介したいのですが、この曲はなんと言うかその、このキャラが持っている背景を知った上でしっかりと聞いてほしいので・・・とりあえずゲームやってください!お願いします!


    M@STER SPARKLE03
    つづいてはこちら、MS03です。
    まずは『箱崎星梨花』の『Come on a Tea Party!』を聞いてください。ミリオンライブのかわいい担当は箱崎星梨花をもろに表現したような軽快でキュートさにあふれた一曲に私は昇天させられてしまいました。また、歌詞の中にもただ楽しいだけではなく、パーティーを開催するホストとして、ゲストが楽しんでくれるかどうかという他人の気持ちを想像できるキャラであることもしれっと描かれています。
    もう一曲は『高山紗代子』の『Only One Second』です。時に空回りしてしまうほどの熱血や情熱を内に秘めた沙代子を直球で表現している、まじりっけなしの一曲。このキャラはこれまでどちらかというとバラード調の曲を担当していたため、個人的には待ってましたといわんばかりの正統派楽曲です。歌唱を担当している駒形友梨さんの歌唱力も、一度聞いたことがある人ならばご存知のとおりです。これを楽しみにせずして何を聞きにいく。と言い切ってもいいくらいでしょう。


    M@STER SPARKLE05
    『真壁瑞希』の『Silent Joker』
    強い!!いいから!!とりあえずこれを聞いて!!!!!終わり!!閉廷!!


    M@STER SPARKLE08
    最後はこちらMS08から『天空橋朋花』の『Sister』です。まず、この曲の情報が公開された時点で、「作詞・作曲:小岩井ことり」の文字に多くの人がひっくり返りました。それ朋花の中の人やないか~い!!って具合です。ただ、これただの無茶でもなんでもなく、実は朋花の声優である小岩井ことりさんは作曲に関する造詣がそんじょそこらの人よりよっぽど深いというのは結構有名な話だったりします。また、この曲ができるまでに関する話も公開されているので、興味がある人は本人のツイッターなどを見てください。もちろん、そのエピソードがすごいからというだけでなく、曲のほうも文句のつけようがありません。なんだかんだでこれまでのイメージを踏襲している曲が多い中で、これまでのパンク調の曲からうって変わったようなフラメンコ調のメロディーに、朋花自身が持つ強い意思や願いが乗っているように読むことができます。そりゃ、演じてきた人に歌詞かかせれば一番ストレートにそのキャラが表現できますって。それでなくても、小岩井さんがキャラクターとどのくらい真摯に向き合ってきたも多少なり知ってるわけですから。私は完全にノックアウトされました。明日から子豚ちゃんになります。

    ほかにもいい曲はあるのですが、とりあえず今回はこのあたりで終わりです。
    CD一枚ずつに表現するべき流れというものがあるので、すべてがその限りではないですが、それぞれの曲に『作品におけるそのキャラの役割』が埋め込まれているようにも感じます。そういった視点から静香の「SING MY SONG」などを聞くと、ようやっとその役回りがきたかという感じもします。

    ということで今回はこの辺で。
    また会いましょう。

  • アイドルマスターステラステージは文字通り765プロの「新たな物語」という話

    2018-01-10 23:22122
    ニューイヤーライブ初星宴舞が終わってすぐにPS4とステラステージを買ってきました。理由は前回のブロマガに書いたので割愛します。
    そして、サクッとまずは高槻やよいで一旦EDまでいったので、感想を書きます。
    マジの核心やオチにはなるべく触れないつもりですが、それでも多分

    ネタバレはある

    ので気をつけてください。







    まあ、ネタバレと言っても各アイドルのストーリーは公式PVであらすじが紹介されていて、どんな話になるのかなんとなく想像できる人は多いのではないかと思いますが、念のため見たくない人にはおすすめしない方向で行きます。
    ちなみに、EDまでダッシュでやれば2日位で終わります。やりこみ要素は殆ど触れませんが、各アイドルごとのストーリーのボリュームはそこそこなので、まじでネタバレ無理って人はすぐにプレイしてきてください。








    そろそろいいですね?始めますよ?










    ゲームそのものとしての評価はまあ普通です。
    クリアだけなら難易度はかな~りカジュアル目です。ひたすらライブやってればクリアは出来ます。その割に、ストーリーがそこまで大量というわけでもないので、やりこみ要素に興味がない人は正直すぐ飽きちゃうかも…とも思いました。
    ただ、ゲームクリアまでの道のりは1つではないので、自分なりのストーリーとかを勝手に保管できるタイプの人(要するにアイマスに向いてる人)であれば手軽めに楽しめると思います。

    じゃあ、なんで今こんな文書いてるのかというところで、早速タイトルの件に行きましょう。
    さっきも書いたとおり、このゲームはアイドル一人分のプロデュースは割とすぐ終わります。アイドルのランクを上げていき、一定の条件をみたすことでSランクアイドルになれます。この時点で一旦ゲームは終了となりエンディングが流れます。ですがそれが終わると、自分にはまだまだ他のアイドルもいるぞという具合で、ゲーム終了ではないですよーという流れになります。要するに、全員Sランクにするまで続けんかいという話なわけです。
    ちなみに、やよいのストーリーは公式PVにもあるように、やよいの父が定職についたため、これからどうしよう…と悩むのが主軸になっています。簡単に言うと、これまでのアイマスでやよいが達成しようとしてきた目標(いっぱい稼いで家族を楽させる)がなくなってしまたわけです。コレに対してやよいがどう向き合うのかは、是非本編をプレイしてほしいです。ストーリーそのものは、身内びいきもあるかもしれませんが結構泣きそうになりました。けど、終わって少し考えると「なぜこのタイミングでこのストーリーなんだ…?」というところが少し引っかかりました。ついこの間ニコ生でミリオン3rd幕張の映像が流れましたが「765プロの未来はここにある」とか断言しましたからね。765プロってもはや何なんだって状態ですよ。
    そこで、自分なりに腑に落ちたのがタイトルにある「新たな物語」というところです。この「新たな物語」というキーワードはパッケージ裏にも書いてあります。

    まず、アイマスという世界の物語はもはや

    単純に繋げることが不可能なくらい分岐し、沢山の人の解釈が入り込む余地があります。

    765プロだけでなく、ミリオン、シンデレラ、サイドMと、もう全部追いかけるのは相当きつい状態になっています。しかし、その中で765プロはすべての世界に顔を出し、それぞれの世界で明確な役割を背負っています。そして、再度言いましょう。

    最近の765プロと昔の765プロを単純に繋げることはもう不可能な状態になっていると思います。

    無印の頃の765プロと、ミリオンやシンデレラに存在する765プロはもはや別物と断言してもいいくらいかもしれません。ここで困ったことが起こります。765プロのアイドルを担当していたプロデューサーにとって、今の765プロと昔の765プロはどちらも確かに存在し、なかったことには出来ないはずです。ではどうするか…という問題に対する答えがこのステラステージなのだと思います。
    怒らないで聞いてほしいんですが、765プロの物語は「劇場版アイドルマスター」の頃に一旦の終わりを迎えていると私は思っています。無印やアイマス2くらいまでのストーリーをすべてまとめて、一旦の区切りを作ったのがあの作品だと思っています。つまり「劇マス以前」と「それ以降」のどの時期でアイマスに触れたかによって765プロの見え方は変わってきているはずです。「以前」の人にとっては、たくさんの苦難を乗り越えた上で成長した、自身が手塩にかけたアイドル。「以降」の人にとっては、なんかよくわかんないけどミリオンやシンデレラのアイドルより一歩前を行くアイドル。と言ったところでしょうか。
    この「以前」のプロデューサーと「以降」のプロデューサーが、これからも同じコンテンツを追いかけ続けるためには、アイマスの根底にあるはずの765プロに対する認識が食い違っていると、同じテーブルで会話をするのに必要な暗黙の了解の部分で衝突が起こってしまいます。定義の段階で齟齬があるので、話し合いができなくなってしまいかねません。この食い違いを解消するために、ステラステージで「新たな物語」を展開したのではないでしょうか。
    「以前」の人にとっては、自分とともに苦難を乗り越えた先にもまだまだ新しい挑戦が待っていた。「以降」の人にとっては、765プロのアイドルはこういう道のりで自分たちの担当アイドルよりも一足先に進んでいるんだ。同じストーリーを地続きになっている「未来」として見るのか、自分たちの後ろにすでにあった「伝説」として見るのか。どちらから見ても耐えられるような作りになっています。つまり、アイドルマスターのこれからを語るために、あえて最近アイマスの世界に触れた人のためにも、新しい765プロの物語を提示したのではないでしょうか。
    ちなみに、これは「リセット」ではないと思います。ステラステージに出てくる765プロのアイドルは全員ある程度「以前」に抱えていた問題を解決ないしは打開の糸口を掴み、その上で「新しい物語」に進んでいます。なので、「以前」の話をまるでなかったことにしているという考え方はあまり適切ではないというか、そんな悲しいことを言う必要はないと思うなぁという印象でした。
    また、このステラステージのストーリーで終わりなのか?という疑問に対しても、私はNoと言い切ります。アイマスのゲーム本編はあくまでプロデューサー一人一人とその担当アイドルの物語のための「原典」です。ここからどう広げるかは受け取り手に任されてますです。これは今までもそうでしたし、これからもそうでしょう。あくまで「あなたのプロデュースのために必要な土台」という枠からは逸脱していません。だからこその「新しい物語」なのです。「以前」の人も「以降」の人も、この物語から過去にも未来にも伸ばしていい。なんならパラレルを作ってもいい。そういう作りになっています。

    まとめると

    これからのアイマスのために必要な、新しい原典

    だと思います。表現としては矛盾しているような気がしますが、プレイした感想としてはこれがしっくり来る表現かなと思います。初星を踏まえた上でプレイすると結構涙腺に来ますので、765プロ生まれミリオンシンデレラ育ちみたいな、昔は765プロに触れてたけど最近ご無沙汰だな…という方は、是非プレイしてみてください。成長した自分の担当アイドルの新しい物語を楽しんで、その後で

    詩歌とか言う超弩級の核爆弾

    との戦いを楽しみましょう。

    おしまい。