• 「百合部座談会」を終えて

    2017-06-25 20:56
    アニメイト、ゲーマーズ、書泉グループといった販売側の百合ファンスタッフ有志で作られた、「百合部」という「百合盛り上げ企画」が中心になって、先ほどツイッターで「百合部座談会」という、「百合部」の方たちはもちろん、百合作家さんに編集さん、私のような一介の百合ファンも「#百合部座談会」というタグを付けて、自由に百合について語るというありそうでなかった企画が先ほど終了しました(ツイッターでタグを検索すれば、すぐにいろいろヒットすると思います)
    私もいつになく(照)、ツイートを連投してしまいましたが、「百合にハマったきっかけ」「お薦めの百合作品」といったありきたりな(!?)テーマを導入部にしながらも、一時はトレンド入りする(!)くらいに意外なほど盛り上がったのは印象的でしたね。
    まあ、私が老害の部類に属するくらい(苦笑)、最近になって「百合」にハマったという人も多いようですが、そういう新しい百合ファンが、変な拘りを押し付けたり、内輪で叩き合うような原理主義的な姿勢とは無縁に百合を楽しんでいるような雰囲気が感じられたのは、本当によかったですし(以前でしたら、荒らしが出る可能性も高かったのではないでしょうか)、百合ファンの大勢がそのような寛容さ(部外者と思われるツイートを華麗にスルーすることも含めて(笑))を持つことが出来るようになったことが、現在の百合の広がりと定着に深く結び付いているように感じましたね。
    今後も、このように「好きな百合を好きに楽しむ」百合ファンが増えることで、様々な百合作品も増えていくことを期待したいと思いました。
  • 広告
  • ななてる「ワールドウィッチーズ -魔女たちの航跡雲-【2】」

    2017-06-25 12:511



    ©KADOKAWA CORPORATION 2017
    ななてる先生による、ウィッチはJFWだけじゃないということで、様々なウィッチたちが世界中で活躍する姿と絆を綴った連作、「ワールドウィッチーズ -魔女たちの航跡雲-」も順調に第2巻が登場です!!!

    今回は、のちに505JFW「ミラージュウィッチーズ」となる、犬房由乃とコンスタンティア・カンタクジノ、さらにはグレーテ・M・ゴロプとの出会いと、502でお馴染みの直ちゃんと彼女の大先輩である「魔王」こと西沢義子との出会いという、2つのウィッチ同士の出会いを描いた作品が収められていました。

    ネウロイの攻勢にさらされる東欧の小国ダキア防衛にはるばる扶桑より派遣された犬房は、哨戒中に中型ネウロイと遭遇、辛くも撃退したものの自分も墜落してしまいますが、幸いそこは公爵(!)にして軍人であるカンタクジノ家の領地であり、犬房は手厚い看護のおかげで一命を取り止めます。
    しかし、ネウロイは近くまで迫ってきており、領民を避難させるため、領主でウィッチでもあるコンスタティアと犬房は力を合わせて戦うことに。
    さらに無事脱出した二人に、ダキア防衛の責任者であるゴロプより、今後は自分の指揮下で行動するようにとの指示を受け、のちに「最も長い撤退戦」と呼ばれる、敢えてネウロイの本拠である黒海方面への正面突破に挑むことになります。
    しかし、撤退先の基地がすでにネウロイの攻撃にさらされていることを知ったゴロプは、友軍を救出するため、ある作戦を実行することにしますが、カンタクジノはゴロプの権威主義的な部隊運営に疑問を感じており…

    アニメで見事グリゴーリを撃破した502の基地にふらりと現れた一人のウィッチ。
    彼女は坂本や竹井、下原や孝美とリバウの激戦を生き抜いた、「魔王」と呼ばれる凄腕の扶桑魔女、西沢義子だったが、義子の飄々とした態度に苛立つ直ちゃんは、義子と模擬戦をやるものの完敗。
    しかし、その後、基地付近で物資が不明になる事件が頻発し、その調査のため義子はパートナーとして直ちゃんを指名しますが…

    という具合に、今回も個性的なウィッチたちのネウロイとの戦いを通じた、様々な関係が魅力的に描かれていて、とてもよかったですよ~。

    特にこの作品は、それぞれのウィッチのキャラ設定を上手く活かしながらも、単なるエピソードの羅列ではなく、オリジナルなストーリーとしてしっかりまとめられているところが素晴らしいです。

    百合的にも、お調子者な犬ちゃん(!)と天然お貴族さまなクジノさんの凸凹コンビと、敢えて嫌われ者を演じるようなゴロプさんの絡みとか、最初は義子に反発していた直ちゃんが、義子のことを姉御と慕うようになる過程を、義子の一見チャランポランさの中にも歴戦のウィッチとしての威厳(?)も含めて描いていたり(義子の直ちゃんへの呼び名も印象的でした)と、きちんと押さえるところは押さえてくれている感じが美味しいですよね。

    あと、描き下ろしとして、犬ちゃんたちが水浴び(おっぱい!)をするお色気サービス(?)や、リバウでの激戦における義子と坂本の戦友ならではエピソードが収録されていて、こちらもコミカルとシリアスの対比も考えられたいいものになっていましたね。

    しかし、まだまだ描いてほしいウィッチは山ほどいますから(笑)、ななてる先生には、これからも引き続き頑張っていただきたいと切に願っておりますです!!!


  • 林家志弦「はやて✕ブレード2【5】」

    2017-06-24 19:472



    Copyright ©2011 SHUEISHA INC. All rights reserved.
    第1期も含め、バトル&コメディ百合の長期連載の金字塔ともいえる「はやて✕ブレード2」も5巻目で、いよいよクライマックス間近となっています!!!

    黒組の黒幕ともいえるはじめの親が失脚し、はじめ自身もひつぎとの直接対決でボロボロにされ、天地乗っ取りを図る黒組の企て自体は潰えたものの、そんなことにはお構いなく(笑)、戦いの舞台は天地と黒組入り乱れてのバトルロイアルに突入。
    はやてもナギとのわだかまりを解くため、ようやく正面からナギと太刀合う決意をしますが…

    ということで、前巻での桃犬VS雉猿の対決から、今度はオールスターによるチャンバラ百合が1巻を通して(今巻はいつもより分厚いです!!!)繰り広げられ、読み応え満点でした~。

    正直言うと、黒組のメンバーはいけ好かないキャラ揃いだったので(苦笑)、2になってからはイマイチな感じがあったのですが、今回ははやてとナギ、綾那はもちろんですが、紅愛、槙先輩、夕歩がそれぞれ大活躍してくれたのには盛り上がりましたし、やっぱりはやブレは太刀合ってナンボ、というのを再確認できましたぁぁぁ。

    それにしても、この作品、第1期が始まったのが2004年で、同じ長期連載である「咲 -Saki-」の2006年より早いというのも驚きですし、アニメ化されなかったというのも非常に謎なのですが、それでもここまで続いたというのは凄く凄いですね。
    で、次巻はついに完結(!)とのことですので、チャンバラ乙女たちがどんな光をそれぞれ掴み取るのか、しっかり見届けたいものです!!!