• 灯「Still Sick【1】」

    2018-12-15 16:58



    漫画を通じた社会人女性同士の関係を描いた、灯先生の「Still Sick【1】」が発売になりましたね!!!

    清水さんは、機械メーカーの開発部に勤めながら百合(!)同人活動を続ける隠れオタクでしたが、同じ会社の総務部に勤める非オタクな(?)前川さんに「ひょんなことから」(?)オタバレして以来、なぜか親し気に接してこられて、戸惑うやら、嬉しいやらでしたが、実は前川さんには重大な過去があり、それを知った清水さんは…。

    という、一見サバサバした雰囲気の頼れる大人の女性ながら(描き下ろしでのリーダーっぷり(笑))、百合オタクであることに心地よさと後ろめたさを感じている清水さんと、男受けするだけの女性かと思いきや(偏見)、実は複雑な家庭事情と経歴の持ち主である前川さんの関係が、「漫画」を媒介にしながら、隠れオタクとパンピー、オタク趣味を共有する仲間、相手の背中を押し、支えたいと願う大切な人、そして…と二転三転していく様が、職場と(同人活動も含めた)私生活にまたがりながら、曖昧さが無く、的確に描かれているのが素晴らしかったですね。

    あと、清水さんの元カレ(!?)で適切な観察眼を持った木戸口や、前川さんに決定的な打撃(!)を与えた東堂(う~ん、熱意は買いますが、責任も取れと私は言いたいです(複雑))といった男キャラ(!)も出てきますが、「百合」におけるスタンス的には全く邪魔になっていないのも上手いと思いましたね。

    さて、絵柄にマッチした、ちょっとドライな女性同士の関係も(ここら辺も「百合」としては個性的ですよね)、ようやく一歩前進したみたいですが、このまますんなりと行くのかどうか、引き続き見守らせていただきますので、灯先生にはあまり前のめりになりすぎることなく(苦笑)、頑張っていただきたいと思います(矛盾)


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  • CD「ワールドウィッチーズシリーズ10周年記念 秘め歌コレクション特別版【1】【2】」

    2018-12-09 20:09





    ワールドウィッチーズシリーズ10周年記念として、CDの「秘め歌コレクション特別版」が全4巻として企画され、まず「ロマーニャ編」と「カールスラント編」にあたる第1~2巻が発売になりましたね!!!

    どの巻も「ワールドウィッチーズシリーズ」の現時点でのほぼオールスターというメンバーが参加して、歌とドラマCDで部隊や作品を超えたウィッチ同士のつながりを描き出してくれています。

    「ロマーニャ編」にはシャーリーが特別ゲスト(?)として加わり、ルッキーニと、フェル、ルチアナ、マルチナの赤ズボン隊3人、そしてヴィスコンティにマリア皇女というロマーニャキャラが一堂に会して賑やかな遣り取りを繰り広げながら、花火大会を眺めるというお話。

    「カールスラント編」は、アントウェルペンにバルクホルン、ハルトマン、ラル、ロスマン、クルピンスキー、マルセイユという501、502、アフリカに散っている、かつてのJG52の凄腕メンバーが揃って、クルピンスキーとバルクホルン、マルセイユという3人の不仲(というより喧嘩仲間?)ネタに、ラル隊長の(ミーナの頭痛の種である(苦笑))スカウトネタも絡ませながら、ドタバタした再会の楽しさに溢れたお話。

    さらに特典ドラマCDも、本編には未登場(!)なサーニャとエイラが、ルッキーニを捜したり、ハルトマンを起こしたりとバタバタした後は、二人仲良くうたた寝という微笑ましいものでした~。

    という具合になっていて、ちょっとシリアスな遣り取りを挟んでも、基本は前向きなウィッチーズならでは平和のありがたみや仲間の大切さといった雰囲気が味わえたのは、やっぱり嬉しかったですし、すでにアナウンスされている来年からのアニメ3連発(コミカル、バラエティ?、そして王道)への期待も高まりましたよぉぉぉ。


  • あかまる「私たちは恋を描けない【1】」

    2018-12-09 08:57



    漫画家としての活躍を目指すJKたちの恋模様を描く、あかまる先生の「私たちは恋を描けない【1】」が発売になりましたよ~。

    ギャルなみゆうとお嬢様な華乃、本来なら接点の無かった二人のJKは、ともに少女漫画家デビューを目指す仲間としてSNSで出会い、さらにオフ会で意気投合し、みゆうは絵は上手いがストーリーがダメ、華乃はストーリーは上手いが絵がダメということが分かり、それなら合作で、というみゆうの提案で作った作品(合作PNも二人のPNを合わせた蒼羽みゆう)で見事にデビュー。
    それからは、共同で仕事場を借り漫画を描くことになった二人ですが、二人が目指す少女漫画において最重要テーマである「(男女の)恋愛」について、二人とも全く未経験であるため、キスシーンも上手く描けないことが判明したことをきっかけに、みゆうが彼女役、華乃が彼氏役(!)で恋愛シーンを疑似体験して、作品に反映させることに。
    しかし、本来、いい漫画を描くため疑似体験であるはずの女の子同士の恋愛シーンですが、実は二人は幼い頃の知り合いであって、偶然再会してから華乃はみゆうへの恋心を自覚しており、二人の作家活動を壊さないため、必死でその想いを隠していたのでした…

    ということで、最近の百合でも漫画家をテーマにした作品が増えてきましたが、まず主人公たちが目指すのがよくあるBLや百合などではなく、正統派な(?)少女漫画という点がまず新鮮ですね(百合はまだしも、BLネタを百合でやられるのは、個人的に違和感ありすぎなので(苦笑))
    そして、親友同士などでのスキンシップネタも百合では定番なのですが、それを漫画のネタ出しに転換してみせ、作品内では男女である恋愛シーンを少女同士の疑似恋愛と、本心の百合恋愛のズレに伴う葛藤として描いているのも、ありそうでなかった展開だと思います。
    あと、男女の恋愛少女漫画を描いていても、エスカレーター式女子校に通うお嬢様な華乃に男との接点が全くないのはもちろん、ギャルなみゆうにも男には興味がなく、それよりも(華乃と一緒に)漫画を描いているのが一番とはっきりしているところも、モヤモヤ感がなくていいですよね(笑)

    さらに、華乃の一方通行な想いが続くかというと、みゆうの気持ちにも変化が出てきているようで、続きが気になりますし、翠くん(さん?)は今後も絡んでくるのかとか、彼女たちのライバル作家であるクリスティーヌ先生の正体(?)も興味がありますね。

    ともかく、漫画をネタにしながらも「百合」を前面に出している点はすごくいいと思いますので、あかまる先生には、引き続き頑張っていただきたいと思います!!!