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岡田斗司夫プレミアムブロマガ「『映像研には手を出すな!』岡田斗司夫をしびれさせた熱いセリフ」
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岡田斗司夫プレミアムブロマガ「『映像研には手を出すな!』岡田斗司夫をしびれさせた熱いセリフ」

2018-07-20 07:00

    岡田斗司夫プレミアムブロマガ 2018/07/20

    おはよう! 岡田斗司夫です。

    今回は、2018/06/24配信「作者の大童さんと一緒に『映像研には手を出すな!』1巻を徹底分析!」の内容をご紹介します。
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    2018/06/24の内容一覧

    20Pまで:水崎が加わり、物語が動き出す

    (19ページ目)

    岡田:で、「イメージボードってなんです?」と言う金森。

    大童:そうですね、「金森の知識レベルは読者ぐらいに落とした方がいいんではないか?」っていうのがあって、こういうことを言わせています。このマンガを読むだろう人の中で、最も詳しくない読者のラインに落とすということですね。
     金森の水準まで落とすことによって、理解がしやすくなるというか。

    岡田:で、感動のシーンですよね。
     「始めて自分が描いていたのが設定画だとわかってもらえた」ということで、二人の力を合わせれば、アニメが出来ると思った。

    大童:はい、そうですね。
     それもそうなんですけど、結局、金森がやりたいのは「水崎を使った金儲け」だったんですよね。最初の段階では。
     なので、金森としては、水崎をこちら側に引き込むために、浅草と関係を作らせようとしているんです。

    岡田:それが、5コマ目のこの目線なわけですよね。

    大童:そうですね。

    岡田:浅草の絵を見て水崎が「すごいよこれ」と言っていたので、「この浅草みどりとアニメ作りませんか?」と言い出した、と。
     悪いヤツだな、こいつ(笑)。

    (20ページ目)

    岡田:水崎が「でも、私、部活には入部できないし」ということで悩んでいたら、金森が「部を設立すればいいじゃないですか」という熱いセリフを言いますね。

    大童:熱いですかね?

    岡田:僕が見てる限り、このマンガの中で一番熱いのは金森なんですよ。だから、金森が主役に見えちゃうんです。
     なんか、他のキャラクターって「自分の好きなものがあって、それに向かって突き進む」っていうのがあるんですけども。金森には「それが自分にはない」というコンプレックスがある。だから、「金のため~」とか、プロテクトを掛けながら喋るんですけど、時々こういう本音が出ちゃうっていう。

    大童:いやあ、でも、ここに関しては「何をバカなことを言ってるんだ!」っていうことでもあるんですよ。
     そもそも、親に「入部はダメ」とか言われてたとしても、入部できないわけないじゃないですか。子供が「入部します」って書けば、それで入部できちゃうんだから。
     「親に止められてるから入部できない」ということはないんですよ。これは、精神的に親に属してしまっているからというのに過ぎない。
     だけど、その辺を「そこは違うじゃん?」みたいなことで説き伏せるのは面倒臭いので、こういう別の理屈をぶち込んで、「入部がダメなら、部を作ってしまえばいいじゃん」と言ったという。

    岡田:なるほどなるほど。
     いや、でも俺、熱く感じるわあ。

    大童:そうですか?(笑)。

    岡田:熱く感じるっていうのは、自分自身が学生でアマチュアアニメを作っている時に、こういう理屈を使ってたから。
     「俺らみたいなヤツはこういう理屈を使うよね。でも、あいつらは、こんなことを言うよね」って。
     「近畿大学みたいな大学を卒業してなんになるんだ!?」みたいなことまで、俺、言いましたから。……すまん、あの時の近大SF研のみんな(笑)。

    大童:まあまあ、でも、そうですね。それが熱いんだとすれば、やっぱり熱くはなりますね。

    岡田:とはいえ、「諸々のサポートはしますよ」というセリフの「諸々の」と言う部分で、有限責任みたいなことを言ってるですけども。
     なんか、この熱いセリフで、僕は結構しびれちゃったんですよ。

    (21ページ目)

    岡田:「とりあえず、合作でもしてみたらどうですか」ということで、はい。いきなり合作。簡単でしたね。ページを切り取って重ねて透かせばそれっぽく見えるっていう(笑)。
     これ、実は「だいたい、どんな絵同士でも合う」っていうやつですよね。

    大童:まあ、パースが概ね合ってれば、みたいなところはありますけどね。望遠か何かにしておけば、どこにでも貼り付けられるだろうという。

    岡田:でも、これは、それぞれ自分の趣味を他人にあんまり言えなかった人が、始めて誰かと力を合わせるというのがわかった瞬間ですよね。

    大童:ああ、なるほど。

    岡田:あとは、それを主導したというのが金森だということで、関係性がわかってきます。

    (続きはアーカイブサイトでご覧ください)

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