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記事 31件
  • 市場潮流

    2014-03-31 14:35  
    今週の東京株式相場は、週間で472円、率にして3.3%上昇しました。ウクライナをはじめ新興国情勢が依然として不透明であるなか、国内の機関投資家から決算期の運用成績の改善を狙った「ドレッシング(お化粧)買い」なども入ったようです。  海外投資家は日本株を、史上最高となる15兆円超買い越しましたが、今年は年初より2兆円の売り越しとなっています。地域別にみると、欧州の投資家が大 幅な売り越しになっており、フランス勢との観測がなされています。フランス系の証券会社はデリバティブ取引に強い会社が多く、私はデリバティブに関連した 短期筋が利益確定を含めた売りを出しているとみています。実需とは関係のない特殊な事情の売りも出ているとの観測もあり、長期投資家を含む海外投資家全体 が日本株に対し、弱気になっているとは思っておりません。  不透明な海外情勢(ウクライナ情勢、中国の景気減速・金融システム不安など)に
  • タイミングが大事

    2014-03-28 13:31  
    昨年末頃から設備投資の前提となる機械受注が伸びているとの記事が増えています。もちろん海外での投資が増加している訳ですが、受注統計などを見ているとここへ来て国内メーカーからの受注増加も見て取れます。前年同期比で20%以上も増えています。  確かに、もし私が製造業の経営者なら、例えば大手自動車メーカーが外へ出ていくなら現地調達に加わるべく一緒にメーカー近くに工場を建てねばなりません が、現調の必要性が高くない製品であれば出来るだけ国内で作りたいと考えます。技術流出の心配が少ないですし歩留まりも高まりそうです。しかも円安で利益 が出るようになったのなら、ちょっとくらい人件費が安いとはいえ、わざわざ危険の多い地域や、それこそ何も悪いことをしていないのに政治的意図で不当逮捕 されたり抑留されたりするような(嘘つき)独裁国家に大事な社員を行かせたくありませんから。  国内は設備更新期を迎えていますので
  • 30代「当たり前の幸せ」のリアル【結婚とおカネ】編

    2014-03-27 17:58  
    =専業主婦は、「億ション」よりも贅沢だ=  お知らせですが、3月28日に東洋経済新報社から、いわゆる「当たり前の幸せ」を愚直に追い求めてしまうと、30歳サラリーマンは、年収1000万円でも破産します。 という本を出版いたします。  この出版を記念して、これから本の内容を連載の形態で少しご紹介します。  本文は東洋経済Onlineにて全文公開しています。 それでは第1回は【結婚とお金】編です。  「お父さんはサラリーマン、お母さんは専業主婦」という家庭は、僕たちの親世代ではきわめて当たり前でした。近年では専業主婦世帯は減少していますが、それでも厚生労働省「若者の意識調査」によると、女性の34.2%が 「専業主婦になりたい」(「どちらかといえば」含む)と答えています。専業主婦願望、いまだ健在といったところでしょうか。  そのこと自体のいい・悪いについて発言する立場ではないのですが、ファイナンシ
  • 有料メルマガライブラリから(100)企業の保守的な業績予想で投資判断を短絡的に変更すべきではないと考えますが、じっくりと更に割安な状況で投資できるチャンスを待つのも大事なことです

    2014-03-26 10:50  
    有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」の過去配信ライブラリ「銘柄研究」「コラム」のうち、コラムの一部を再編集して毎週掲載いたします。自立した投資家、石川臨太郎のコンテンツをお楽しみ下さい。  なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致しないことを予めご了承下さい。 =企業の保守的な業績予想で投資判断を短絡的に変更すべきではないと考えますが、じっくりと更に割安な状況で投資できるチャンスを待つのも大事なことです=  (有料メルマガ第126回・2011/5/24配信号)  私が一番苦手なことは、この企業はすばらしいビジネス・モデルを持っており、過去の利益による資産の蓄積も大きいし、今後の業績の伸びも期待できる。そう考えたら、直ぐにでも投資をスタートしたいと考えて、実行してしまうことだと自分でも把握しています。  しかし、この癖はなかなか直らずに、今回の東日
  • バリュー株式10番勝負(その2)

    2014-03-25 20:32  
    株式市場には多くの企業が上場していますが、その中でも比較的地味なイメージで目立たない企業に前号に続きスポットを当てていきたいと思います。  今回も指標面で低評価に甘んじている類似企業2社を並べて比較してみます。  前回は建設業界でしたが、今回は紙媒体を中心とした広告業界からピックアップした2社を比較してみます。 サイネックス(2376)VS KG情報(2408)  大阪に本社を置くサイネックスは創業直後のテレパル電話帳で業容を拡大しましたが、現在は地域の自治体が発行する暮らしの便利帳という広告入り行政情報誌で業績が伸びている企業です。  その創業者は現社長のお父さんですが、その創業者が先週お亡くなりなったそうです。本メルマガにおいても謹んでご冥福をお祈りしたいと思います。  創業時期のテレパル電話帳から今や暮らしの便利帳へ、それも今や全国的な官民協働事業として存在感をますます高めつつありま
  • 下げ続ける銘柄で構築したポートフォリオ

    2014-03-25 20:30  
    今期の業績が赤字だとか、大幅に減益になるとかで堅調なはずのアベノミクス相場に無関係に下げ続ける銘柄が数多く存在していることを皆さんはご存じでしょうか。  過去の下落トレンドの背景を知り、未来はどうかを考える癖をつけると案外大きなリターンを得られるのではないかと私は個人的に考えています。  投資家の多くは上昇している銘柄に目が向きがちですが下落トレンドの銘柄にも投資チャンスはあるはずです。  昨年はそうした発想で選定したアルチザネットワーク(6778)やMTI(9438)、ミクシィ(2121)が大化けしました。  下落傾向が続く銘柄というのは足下の業績が悪いからそうなっているというのは当然のことかと思いますが、案外、業績が良かったり財務内容が良好であったりと見落とされているケースもあります。  マイナーな銘柄であるとそのまま下落傾向が続く恐れがありますが、キャッシュリッチな銘柄で買い材料を内
  • 四季報見通しに踊らされることなく

    2014-03-25 20:26  
    先日発売された会社四季報には全上場企業の業績コメントが記載されていて投資のバイブルというツールになっています。過去1年の状況と今後1年の業績展 望がコンパクトにまとめられていて長年愛用されている皆さんも、初めて手に取られた皆さんも重宝しているメディアだろうと思います。  上場企業は決算を四半期ごとに行っておりますので、会社四季報はその決算内容を踏まえてコメントを重ねていっているのだろうと思います。似たようなメディアとしては日経新聞が発行している会社情報というのもあってお互いに競い合っている状況だろうと推察されます。  会社四季報は東洋経済新報社の記者が鉛筆なめなめで苦労しながら毎号発行しているかと思います。  株式市場が低迷している折はなかなか売れなくて困ったのでしょうがこのところのアベノミクス効果による株高で個人投資家が市場に戻ってきたこともあり1冊2000円と値上げしても売れたようです
  • 為替市場動向~ボックス相場、外からの波で揺れ、内は停滞?~

    2014-03-21 00:37  
    ウクライナ問題は、クリミア地方が住民投票で過半数の賛成をもってロシアへの回帰を決めたことから次の段階へ入りました。昨日、ロシア議会ではクリミア のロシア編入を決議し、プーチン大統領によって正式に発表。欧米諸国は反発していますが、ロシアがクリミア編入のみに終始し、ウクライナへの介入には至ら ないという声明もあり、マーケットはこの問題でのリスク回避行動は一服しました。深刻な状況が避けられている背景の一つには、ロシアと欧米との間に切って も切れない経済的相互関係ができているからでしょう。  日本では年度末、今年の第1四半期という節目のためか、取引量が減少しています。目先では、米国の金融政策を決めるFOMC(結果は日本時間20日午前3時頃)待ちという要因もあります。さらに、極め付きは、中国経済の不透明感への懸念です。  為替市場での、各主要通貨の対米ドル、年初来パフォーマンスを見ると、上昇トップは
  • 有料メルマガライブラリから(99)投資という戦闘を実行する兵士としての自分をいかに鍛えるか

    2014-03-21 00:35  
    有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」の過去配信ライブラリ「銘柄研究」「コラム」のうち、コラムの一部を再編集して毎週掲載いたします。自立した投資家、石川臨太郎のコンテンツをお楽しみ下さい。  なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致しないことを予めご了承下さい。 ==「投資という戦闘を実行する兵士としての自分をいかに鍛えるか」==   (有料メルマガ第55回・2010/1/12配信号) 【前略】  過去のコラムでも書いてきたように、私も自分の投資において重点的に資金を配分する業種や企業を変更しています。 【中略】  私の場合は投資環境が悪いと考えたときは、投資銘柄の分散が拡大する傾向を示します。2009年は世界的にトップシェアを取っている製品などを持ってい る高技術株を分散の対象にして、更に高配当または高配当優待利回りの高い銘柄を分散の対象にしまし
  • 孫子の投資法 敵を知り己を知る その2

    2014-03-21 00:33  
    本連載を初めてお読みになる方は<孫子の投資法その1>を先にご覧ください。 http://okuchika.net/?eid=4482 ■一撃必殺:百回戦争をして百回勝利を得るのは最高に優れたことではない■ ◎(何回も投資をするのではなく、出来るだけ少ない投資回数で多くの利益を上げる) <敵国を傷つけずにそのままで降伏させる> この孫子の言葉は、 ★「売買回数は少なければ少ないほど良い」 という、世界一の投資家ウォーレン・バフェットの金言と重なります。  バフェットが<しけモク投資家>とよぶ人々=短期の利ザヤ稼ぎを目的とする人々=デイ・トレーダー達は、売買(戦争)の回数を多くして、たくさん勝つことが良いことだと信じています。  しかし、「勝利」にとって重要なのは量では無く質です。  孫子は常に、不必要な戦争は兵力や国力の無駄使いになるとして、戦争そのものを行なわないよう戒めていますが、それだ