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有料メルマガライブラリから(332)「リスクは思わぬところから襲い掛かってくる」

2020-04-09 20:18
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     有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」の過去配信ライブラリ「銘柄研究」「コラム」のうち、コラムの一部を掲載いたします。
     自立した投資家、石川臨太郎のコンテンツをお楽しみ下さい。
     なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致しないことを予めご了承下さい。


    =コラム「リスクは思わぬところから襲い掛かってくる」=
     (有料メルマガ第117回・2011/3/22配信号)


    ※注 2011年3月現在の内容ですので留意下さい。


    【前略】


     株式などのリスク資産に投資する時は、「リスクは避けるものではなく管理するものである」ということを知った上で、バトルフィールドに参加することが必要である点については従来から何度も触れてきました。

     しかし、地震国日本でも充分以上に高い耐震設計をしてリスクは管理されていると考えられてきた原発でも、想定以上の自然災害(=地震による大津波)により大変な危機状態に落ち込みました。株式投資においても、震災により株価が暴落したばかりではなく、みずほ銀行ATMのシステム障害により、信用取引を行っていた投資家が、みずほ銀行を使って追証を入金したくても証券口座に反映されず、強制退場させられる事態が発生しました。みずほ銀行ATMのシステム障害は、14日(月)に起りました。まさに大暴落のさなかです。このトラブルは数日間も復旧されずに続きました。


     資金的な余裕があったのに、強制退場を強要されて巨額な損失をこうむった投資家も多いと予想されます。仕事でも、人生でも、常にリスクは存在しています。リスクは避けようとしても避けられるものではありません。どんなに現状でリスクの存在を想定して、リスクにかかわり、リスクをコントロールできていると考えても、リスクは予想をすり抜けて襲いかかってくるのです。


     株式投資においては、投資している企業自体の業績が悪くなったり、業績は順調だったのに取引先が倒産して、突然大きな不渡りをくらい、不良債権が発生する。アメリカで同時多発テロが起こって、世界中の株式市場が暴落する。アメリカ発サブプライム問題が世界中に伝播して、アメリカ本国の株式市場より対岸の日本の株式市場の下落率の方が大きくなる…ことも私たち投資家は経験してきました。そして、今回のような大地震やみずほ銀行のシステム障害も起こります。


     だからこそ、自分の収入や資産背景など経済的実力を、しっかりと自分で把握した上で、いろいろな資産への分散投資を行う。さらに借金を活用したレバレッジ投資は厳に慎む。このようなことが大事なことだと思います。


    【後略】


    経済的独立ワクワク!サポーター 石川臨太郎


    ■□この有料メルマガの全文が読めます!
     日本ヒューム(5262)研究銘柄レポート+コラムの構成です。
     コラムではサンエツ金属を題材に、企業の採用ページを投資情報として活用することなどについて言及しています。
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      こちらから ⇒ http://bit.ly/rin20110322


    (情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。また、当該情報は執筆時点での取材及び調査に基づいております。配信時点と状況が変化している可能性があります。)


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