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記事 4件
  • 世界に飛躍する日本食とその担い手企業

    2022-12-28 15:16  

     円安から円高へと目まぐるしい変化のある為替相場だが、これによって企業経営にも様々な影響がもたらされようとしていることは想像に難くない。 例えば業績の前提となる為替相場を1ドル=135円に置くトヨタ(7203)の業績見通しは現状の132円前後から多少は円安になるとの前提と言え、ここからのあの円安局面で浮かれることもなくしっかりと着地に向けビジネス展開中なのは流石である。 こんな世界企業となったトヨタであるが、日本にはその世界に飛躍する可能性のある企業予備軍がまだまだ山ほどある。経営者やそこでビジネスをしているスタッフが委縮していたのでは致し方なのだが、まだまだ日本をリードする経営陣には世界で活躍できる余地があると推察される。 先日来、筆者は日本の外食産業について研究しているが、外食産業もまさにそうしたグローバル化できる余地のある産業だと言える。 現在の株式市場で時価総額最大の外食企業は日
  • 大魔神のアンテナ

    2018-12-17 14:32  

     大魔神先週のコラム ⇒ http://okuchika.net/?eid=8114  株式市場は面白いと、ここ最近思っています。  それは、市場が悪化する一方、その環境を利用するように、我が道を進む銘柄があるということです。  1月中旬から崩れた相場は一時的な戻り相場があっても長続きせず、周期的な上げ下げをした相場でした。そうした相場にあっても力強く新値を更新した銘柄です。  その一つの特徴は、「相場が下落する時」から上昇を始める銘柄です。  ここ直近では「NEC・6701」や「すかいらーく・3197」。  この両銘柄とも、10月初めの日経平均は急落を始める最中、上がり始めた銘柄です。そして、この12月の11日に新値を更新(日経平均は21000円台まで下落した日です)。そして、この2日間はお休みをしています。  特に「NEC」は日経平均が下げる時に確りして、上げる日には調整をしたりと
  • IPO銘柄への投資で資産形成を図る

    2015-07-29 00:41  
    株式を初めて株式市場に上場することをIPOと言います。  IPOすることで企業は不特定多数の投資家に関心を持たれ、売買の対象となります。  IPOは上場企業のゴールではなくそこから始まる事業拡大の一里塚であり、企業の歴史にとっては一大イベントとなります。  IPOで金利の要らない資金を株式市場を通じて調達することが可能となった企業は利益を拡大されることで市場での評価を高め、時には日本を代表する企業に生まれ変わることができます。  IPOにはいくつかのパターンがあり、既に十分な規模を備えた企業が更なる成長を目指して株式を公開する場合はいきなり東証1部市場への上場となります。  昨年10月にIPOしたリクルートホールディングス(6098)や、同月に再上場を果たしたすかいらーく(3197)、昨年4月に再上場した西武ホールディングス(9024)などがその典型です。  今秋に予定されている日本郵政グ
  • IPO秋の陣

    2014-09-03 13:31  
    初めて株式を上場することをIPOと言います。9月のIPOは8銘柄が予定されています。  既に10月9日に東証1部に再上場するすかいらーく(3197)まで9銘柄が新たに取引される予定となっており、この後のリクルートまでまさにIPO秋の陣が繰り広げられようとしています。  IPO銘柄を中心に投資をされる投資家もお見えになるかと思いますが今年も既に残すところ4か月という中で、作戦を考えておく必要があります。  9月のIPO銘柄はすべてマザーズ銘柄となりましたが、かなり活発な値動きになるものと考えられます。  私の今週の有料メルマガでもこうしたIPO銘柄を取り上げておきましたが、忘れてならないのは過去1年程度の間にIPOした銘柄です。  IPO後の株価低迷が長期に続いている銘柄が散見されますが、主幹事証券が上場したら用なしと言うのか放置された中でよく吟味すれば魅力的な銘柄もあり、復活するタイミング