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    2015-01-21 11:01  
    今週(1月13~16日)の東京株式市場は、日経平均株価で333円、率にして1.9%の下落となりました。  原油価格の下落に加え、スイス国立銀行(中央銀行)によるスイスフラン相場の対ユーロ上限の撤廃、これに伴うスイスフランの急騰につられ、円相場も一時約1カ月ぶりに1ドル=115円台まで上昇するなど、外部環境の混乱が短期筋の売りを誘った格好です。  スイス国立銀行の動きはサプライズを伴いましたが、欧州中央銀行(ECB)の量的緩和の導入を先取った措置といえ、市場の混乱は一時的なものにとどまると予想します。外為市場の動きは再び緩やかな円安に向かうとみます。  また、米国では、12月の小売売上高(商務省発表)が前月比0.9%減少(市場予想は0.1%減少)、11カ月ぶりの大幅な減少となり、「堅調なクリス マス商戦」を織り込んでいた市場にショックが走りました。「季節調整要因」との見方もありますが、この統