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記事 2件
  • 市場潮流

    2016-03-29 17:19  
    今週(3月22~25日)の国内株式相場は、日経平均株価が週間で277円94銭、率にして1.7%上昇しました。3週間ぶりの上昇です。  外為市場で円高・ドル安基調がやや一服したことに加え、3月期末の配当取りを狙った買いも株式相場を下支えしました。  個別にみると、日本オラクル(4716)、任天堂(7974)などの上昇が目立ちました。パーク24(4666)、大塚商会(4768)なども含め、海外経済情勢の影響を受けにくい内需型で好業績が見込まれる銘柄が値上がり率の上位を占めました。  先週、再生医療関連、フィンテック関連などが動意付いていることに言及いたしました。今後もこうした物色動向が続くと見込まれます。  総合商社では、三井物(8031)、三菱商(8058)が大口の減損損失が発生することを公表、16年3月期の純損益が初めて赤字に転落する見込みであ るとしました。両社とも16年3月期の配当予想
  • 市場潮流

    2013-12-30 14:02  
    本年最後にお届けする「市場潮流」となりました。  11月半ばから執筆を始めさせていただきましたが、日経平均株価は本日(27日)で8日続伸。年末にかけ国内株式相場は久々に「掉尾の一振(とうびのいっしん)」の様相を呈しています。14年も有益な情報をお届けできま すよう努力してまいります。何卒宜しくお願い致します。  先週も触れましたが、14年1~3月の株式相場の最大の注目ポイントは日銀の追加緩和の時期と考えます。日銀の金融政策決定会合の日程は、1月 (21~22日)、2月(17~18日)、3月(10~11日)、4月(7~8日、30日)、5月(20~21日)となっています。追加緩和の時期に関す るESPフォーキャストによる民間エコノミストの予想は、(1)3月以前、(2)4月、(3)7月の3通りに大別され、構成比は(1)が21%、(2)が 47%、(3)が13%と4月あるいは4月以前とみる向きが有