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記事 4件
  • 株の玉手箱 老後資産1億円達成への相場道#12

    2020-08-04 01:10  
     長い梅雨の時期が続いている天気と同様に日本の株式市場も今一つ冴えない展開が続いています。 早いところ梅雨明けが待ち遠しいところですが、日経平均が25日移動平均線を割り込んできたと思えばTOPIXやマザーズなどは50日移動平均線まで割っている始末です。 これでは相場の上昇エネルギーが鈍ってきているのも致し方ないと捉えられますが、その一方でVIX指数の低下やジャンクボンドのハイイールド指数が上昇と、これらの指標からはリスクオンのお膳立ては整っている状況です。 要するに相場を引っ張る先導役がいればもみ合い上放れといった動きになるのかもしれませんが、どうも新高値をとってくる銘柄にはドラッグストアや食品スーパー、ホームセンターなどが目立ちます。 ドラッグストア:  カワチ薬品(2664)、ウエルシアHD(3141)、コスモス薬品(3349) 食品スーパー:  イオン(8267)、ヤオコー(8279
  • 為替市場動向~政策期待で楽観?~

    2016-07-15 01:19  
    英国のEU離脱を決定した国民投票直後の混乱は一旦沈静化したかに見えましたが、先週、マーケットは再びリスクオフの動きになりました。きっかけは、英国 で不動産ファンド解約が続いていることや企業マインドの悪化が起こっていること、加えて、イタリアの銀行の不良債権問題がクローズアップされたことでし た。  先週末の東京市場は、リスクオフ再びの株安、円高で米雇用統計待ちになりました。  8日夜発表の6月米国雇用統計は、予想を大幅に上回る非農業部門の雇用増でニューヨークダウは大幅高でリスクオフが和らぎ円高も反転と思いきや、ドル円 相場は直後100円台から101円台へちょこっと乗せただけで、その後は一転100円割れを瞬間演じるなど、円高基調の強さを見せつけられる展開となり、 日本の参院選結果を待つことに。  主要通貨の対米ドルの動きをBrexit直前を起点に先週末まで見てみると、上昇はダントツの日本円5.
  • 市場の行動パターンの読み方

    2015-11-16 13:15  
    本日のBコミさんのコラムのメッセージ、ポイントは2つあると思います。  事件は売り、事故は買いなどの市場の予想できる反応の仕方。  もうひとつはマーケットのポジションを読んだ週末持ち越し。  為替市場でも、かつては有事のドル買いといわれ、戦争などではドルが買われた。これはドルが基軸通貨で戦略物資の調達に必要な通貨であったときの名残。  しかしここ20年ぐらい(第1次湾岸戦争後ぐらいから)は、有事あるいはマーケットにとってネガティブな状況では、スイスフランと円が買われるパターンが多い。  通常このような時は戦争がらみだと地政学的リスク、マーケットがらみだとリスクオフなどと表現される。  リスクオフになると株安、債券高(信用力の高い国債が買われ、国債価格の上昇、国債利回りの低下、信用力の低い国際派売られるパターンも)、スイスフラン高、円高となる。  ここで、なぜ経済が弱かったり、株価の冴えなか
  • 有料メルマガライブラリから(167)悪い予想は実現することが多い。しかし起きた事態をチャンスに変えるノウハウを持っていることで将来の利益を増やすことができる

    2015-10-28 23:36  
    有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」の過去配信ライブラリ「銘柄研究」「コラム」のうち、コラムの一部を再編集して毎週掲載いたします。自立した投資家、石川臨太郎のコンテンツをお楽しみ下さい。  なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致しないことを予めご了承下さい。 =「悪い予想は実現することが多い。しかし起きた事態をチャンスに変えるノウハウを持っていることで将来の利益を増やすことができる」=   (有料メルマガ第268回・2014/3/4配信号) ※注 2014年3月現在の内容ですので留意下さい。 【前略】  デイトレードのように1日で売買の決着をつけるような忙しい投資手法を選ばずに、投資した銘柄をある程度の期間はホールドしつづけることにより、相場変 動のリスクを取り続ける株式の投資手法を選ぶならば、しばしば投資環境の悪化でリスクオフが生じることを、