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記事 5件
  • とにかく明るい安株

    2015-12-08 20:07  
    今年の流行語大賞が一部で話題になっています。  酒の席でのちょっとしたネタ話ではありますが、お笑いネタでは、とにかく明るい安村の裸芸での一言。「安心して下さい。穿(は)いています。」というセリフが何かと話題です。  これを株式投資の世界で文字ってみると、とにかく明るい安株が言いそうなせりふ、「安心して下さい。来ています。」となるのかも知れません。  これでもかというほど下げても下げても下げても明るくふるまう安くなった株にも、実はなにがしかの上げの背景が控えていて、株主やこれから投資しようと構えている投資家に対してのポジティブな言い得て妙なせりふ、 「安心して下さい。来ています。」 となるのです。  それがどのような株なのか気になります。  下げても下げても何やら明るくふるまっている株などあるのかと読者の皆さんは感じておられるのかも知れませんが、株式相場全体には必ず、存在しています。  かつ
  • 急落したロジコム(8938)は買いか?

    2015-11-04 14:05  
    今年の出世株の一つと期待されたロジコム(8938)が先週末、今期業績の下方修正を受けて株価急落。関係株主、投資家の失望につながっています。  株価は1570円で前日比300円安で、時価総額は37億円の水準となっています。ロジコムは今年7月1日からソーシャルレンディング事業を開始。その ための子会社としてこの業界の先駆企業maneoと提携し専門の子会社LCレンディングを設立。既に22億円余りの投資資金を集めており、一定の成功を収 めています。  7月から10月までの4か月間で22億円ですから、月間平均5億円余りのペースで集まっていることになりますので、決算期末までに50億円近い資金が集まるものと期待されます。  同社のビジネスはもともとは倉庫などのサブリース(転貸)事業で東京多摩、埼玉、千葉などのエリアが中心でしたが、新たにスタートした不動産ファンドで運営管理を行うPM事業やアセットマネジメ
  • 続報!!ソーシャルレンディングとその先駆企業

    2015-10-01 02:23  
    インターネット上で「お金を借りたい個人・法人」と「お金を貸したい個人・法人」を結びつけるサービスをソーシャルレンディングと称していますが、何やら怪しげなサービスのようですが、現在日本でも静かに進行中のようです。  ソーシャルレンディングは、新たな資金調達の手法として注目を集めており、ZOPA(英国)、Prosper(米国)、LendingClub(米国)をはじめ、世界中でもサービスを提供する会社が増えてきています。  また、ソーシャルレンディングという手法が普及することにより、今までプロの機関投資家しか投資することができなかった大口の案件が個人にも開放されることにより、「貯蓄から投資へ」の起爆剤となることが期待されています。  日本政府もソーシャルレンディングという仕組みに注目。2013年に行われた金融審議会では、「新規・成長企業に対するリスクマネーの供給促進策」の一つとして、ソーシャルレ
  • 成果を高める調査に基づく投資

    2015-07-29 00:47  
    暑中お見舞い申し上げます。  2015年の夏、真っただ中の今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。  今秋以降に予定されている利上げを前にNYダウがやや停滞気味ながら、日経平均はすっかり2万円台が定着しつつありますが、皆様の資産増加は順調でしょうか。  暑さの中で続く株高の潮流に乗れるかどうか、投資家によって成果はかなり異なっていると思われますが、実際にはいかがでしょうか。  機関投資家にとってはインデックスに負けないパフォーマンスを求めて理屈の立つ銘柄に投資していく必要がありますが、そうした銘柄調査を行いオーソドックスに成長株に投資するのかインデックス型でいくか様々だろうと思われます。  一方、個人投資家の皆様にとっては自由な発想で取り組めますのでやり方も自由ですが、もし機関投資家と同様に調査を重ねながら運用にあたられますと大いに成果が上がるものと期待されます。  かく言う私も長きにわたり
  • 第1四半期決算発表が気になる3社

    2015-06-30 18:31  
    株主総会も終わると次は3月期決算企業の第1四半期決算が気になる季節が近づきます。  皆さんもお手持ちの銘柄についてはいつぐらいに決算発表するかはチェックされているかと思いますが大方は7月後半から8月上旬に発表される第一四半期決 算ですが、慎重な通期見通しに対してポジティブなスタートとなる場合と強気の通期見通しに対してネガティブなスタートとなる場合で株価の動き、反応は異な ります。  先日発売された会社四季報からも各社の業績のニュアンスはわかるかと思いますが、それを確認するためにも第1四半期は意外と重要なのかも知れません。  先般来3社の企業と面談しました。その内容については既に横丁ホールディングス社発行の私の有料メルマガ「炎の投資情報」にてお伝えしておりますが、いずれも第1四半期決算が通期決算修正につながる可能性を秘めていて、株価にもインパクトがありそうですので注目して頂くと良いかと思いま