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記事 2件
  • 個人投資家KY氏のこと

    2021-11-25 22:17  

     株式市場には運用のプロである機関投資家だけではなく、多くの個人投資家が参加し、日々の相場変動を楽しんでおられます。 自己責任の下で個別銘柄を売り買いしながら運用成果を高めておられる多くの個人投資家の中には今回取り上げるような熱心な個人投資家もお見えです。 KY氏は元大手機関投資家にお勤めされた経験のあるベテラン投資家。 KYだからと言って空気が読めない投資家だという冗談はともかく、いつもの口癖は「企業と添い寝する」というフレーズ。普通の個人投資家はなかなか株価の上がらない銘柄を嫌気して投げて、短期株高をしそうな銘柄にシフトして少しでも成果を上げようとしますが、KY氏は一旦決めた銘柄をとことん保有し続け、下げればまた買い増しするという行動に出ています。 但し、大量に保有する銘柄はキャッシュリッチな銘柄に絞っているようです。 つまりアンダーバリューの銘柄を中長期で保有するスタンスです。 こ
  • 大株主復活

    2013-08-20 17:22  
    株式は上がったり下がったり。売る投資家、買う投資家、それぞれの事情の中で相場が形成されて参ります。株式を発行している企業の状況も刻々と変化しています。  そうした変化の中でダイナミックに変動を見せる株式市場を冷静に眺めつつ、それぞれのポートフォリオを構築しながら運用に努める皆さん自身がファンドマネージャーであり、自己責任の下で市場に直接参加されている訳です。  個人マネーでは限界もありますが、時には個人で盛んに大株主として登場する竹田和平さんのような事例もあります。また、中には事業会社も投資会社として市場に参加します。  5%ルールと言って上場企業の発行済み株式数の5%を超える株式数を買ったら届けないとならないという決まりがあってそれはEDINETの大量保有報告 書で誰でも見ることができますので、それを見ていると1銘柄に何億円も投資している大口の投資家の動きを見ることができます。  私が前