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記事 2件
  • 無人化住宅展示場を展開する企業

    2019-08-22 04:42  
     株式市場が停滞局面を迎える中で何らかの突破口を見出そうとする動きも散見される。 先週、株価急騰劇を演じた熊本の住宅メーカー、LibWork(1431)もその一つかも知れません。 Qボード市場に上場していた同社は6月18日に東証マザーズ市場への上場を実現したが、その直前のQボード時代に1500円台の高値をつけていたものの、マザーズ上場後は2か月近い間、株価は穏健なまま1100円前後で推移した。マザーズ上場の際の15万株の公募増資(発行価格1083円)を踏まえての株価推移だったと思われるが、それが8月9日の6月決算発表後から一気に評価が高まり先週は2000円の大台乗せを演じている。 なぜここまで一気に人気化したのかはあくまで筆者の私見ではあるが、以下の理由を挙げることができる。1)これまではQボード上場で知名度が低く、住宅セクターということもあって評価が低かったが、マザーズ上場で認知度が高ま
  • 将来性に投資する

    2015-06-23 15:24  
    未来のことは誰しもわからないが、ある程度予測することはできます。  映画バックトゥーザフューチャーではタイムマシンで過去から未来に移動し未来起きることを知って賭け事で儲けようとする企てが展開されたりしますが、株式投資の世界でも未来の株価がわかれば、そのような儲け話につながる訳です。  とは言え、未来を予測しても現実問題はそう簡単にはいきません。ただ、足下の状況から判断して今期の業績を予測することは現実に多くのアナリストが行っていることです。  投資家にとっての課題はいかに中長期の将来性を読み取れるかになります。前期実績の経常利益が1億円しかないとしても3年後に10億円になることがわかればその株を安いうちに買っておけば時価総額が何倍にもなる可能性があることになります。  更にそれが100億円、200億円の水準となれば時価総額は膨らみます。2期前に2.6億円の経常利益しかなかったミクシィ(21