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記事 2件
  • 市場潮流

    2020-03-30 18:51  
     今週(3月23~27日)の東京株式市場は、日経平均株価が週間で2836円60銭上昇し(率にして17.1%の上昇)、1万9389円43銭で取引を終えました。7週ぶりの上昇ですが、週間の上昇幅は1950年の算出開始以降で最大となりました。 新型コロナウイルスの感染は世界的に拡大しており、移動制限など経済的活動の停滞による深刻な景気後退への懸念が高まっています。これを受けて主要国の中央銀行は思い切った金融緩和を実施し、各国政府が異例のスピード・規模で経済対策を検討・実施しつつあることへの期待が市場で高まりました。 日経平均株価は一時、1万7000円を割り込み、実質PBRなど株価指標はリーマンショック時とほぼ同水準まで低下しました。 13日(金)に書かせていただいたように、3月期末に向けた配当取りの動きなどもあり、今週の大幅な株価上昇につながったものと思います。ただ、新型コロナウイルスの感染は想
  • 全体相場波乱の中で

    2018-10-17 19:39  

     日経平均が年初来高値を取った途端に再び調整の動きになるなど波乱の相場展開が見られます。  いつも言うように株価は山あり谷あり。  上がることもあれば下がることもあるので、それで儲けるのは難しいのですが、それがまた面白いのです。  買い下がりというスタンスの場合は無限にお金があれば有効でしょうが個人投資家の皆さんはそういう訳にはいきませんね。  限られた資金で運用し、成果を上げるのは大変なことですが、高値つかみを避けて割安感のあるタイミングで分散投資に努めていれば、何らかの成果は得られる筈。株価の変動に余り一喜一憂しないで、ここはじっくりといきたいところです。  デフレ脱却に向けた十分な成果が上がらない中でアベノミクスは第3幕に突入。来年10月の消費税増税を方向として決める一方でその対応策を打ち出そうとしている中で今後の日本株への投資家の取り組み方がどうなるのかとあまり心配しても致し方