• このエントリーをはてなブックマークに追加

記事 2件
  • 市場潮流

    2015-03-17 08:42  
    今週(3月9~16日)の東京株式市場は、5週連続の上昇となり、週間で283円、率にして1.4%の上昇となりました。  本日13日の終値は前日比263円高の1万9254円となり、2000年4月14日以来、約15年ぶりの高値水準となりました。騰落レシオ(25日移動 平均、12日)は130.24に達しており、短期的には過熱感がありますが、国内企業業績や国内景気の改善期待を背景に相場の先高感は根強く、日銀の ETFの買いなど需給面での安心感もあるようです。  来期15年度の国内企業業績は、営業利益ベースで20%近い増益率が見込まれます。電機・精密、自動車、機械など外需主導型製造業セクターが、米国を中 心とする世界経済の回復、円安の寄与で今期14年度に続き好調を維持するほか、小売、情報・通信など内需型非製造業セクターの回復が見込まれます。  一方、米国の15年の企業業績は、原油安に伴うエネルギーセク
  • 市場潮流

    2014-09-08 22:29  
    今週(9月1~5日)の東京株式市場は、日経平均株価で244円、率にして1.6%上昇しました。  円相場が1ドル=105円台に下落したことを好感して輸出関連株が上昇。また、高ROE銘柄が選好されたことなどを反映し、JPX日経400が9月3日、算出開始以来の高値を約8カ月ぶりに更新しました。  なお、証券会社などが公表した国内企業業績をみますと、14年4~6月期は、電気・精密、自動車、機械など加工型製造業の好調が目立っています。  電機・精密は電子デバイスの好調、FA(ファクトリーオートメーション)など設備投資関連の回復などで大幅な営業増益となったほか、自動車が北米での販売好調が寄与して2桁増益となりました。  また、機械も自動車、航空機などの堅調な需要を背景に、産業用機械、工作機械、ベアリングなどが伸び、大幅な増益となっています。  一方、非製造業は、全体で1桁の増益となりましたが、電力・ガ