• 【日韓問題】韓国のパリパリ精神

    2018-07-14 21:48101

    本日は韓国人の歴史観などにも関係しているパリパリ精神についてとなります。

    元記事
    ノーベル賞と韓国のパリパリ精神

    初めて来られた方はまずこちらを先に読む事をお勧めします。

    ブロマガ『日韓問題(初心者向け)』を始めた理由

    注意
    ・この動画は「日韓の価値観の違い」を扱っています

    ・うp主のスタンスは「価値観に善悪や優劣は存在しない」というものです

    ・相手が不法を働いているからとこちらが不法をして良い理由にはなりません

    ・自身の常識が相手にとっても常識とは限りません、「他者がそれを見たら
    どう思うか」という客観性を常に持ちましょう。

    ・日常生活で注意する程度には言動に注意を心がけてください

    ・キャラ崩壊あり

    ・動画の拙い部分は生暖かく見守ってください、そのうちなんとかします






    youtube版
    https://youtu.be/CavYLKelEkA


    以下は動画のテキスト版


    レイム マリサ
    ゆっくりしていってね。


    レイム
    さて、本日は日韓問題なので私が解説していくわね。


    マリサ
    なあレイム。


    レイム
    なに?


    マリサ
    パリパリ精神ってなんだ?
    あれか、餃子の皮がパリパリで中身ジューシーってやつかっ!


    レイム
    違うけど?


    マリサ
    何だ違うのか、じゃあ帰るぜ。


    レイム
    ダメに決まってるでしょ。


    マリサ
    なんでだよ。
    餃子の皮はパリパリが正義なんだぜ、パリパリじゃない皮の餃子なんて食べる気が起きないぜ。


    レイム
    なんで餃子の話になってるのよ、「パリパリ」って韓国で「早く早く」とか「急げ急げ」って意味のある種のスラングよ。


    マリサ
    なんだそっちなのか、それならそうと早く言って欲しかったんだぜ。


    レイム
    勝手に勘違いして暴走したのはどこの誰よ。
    そんなわけでややこしくなる前に本編へ行くわね。


    パリパリ精神


    レイム
    まずね、この「パリパリ」なんだけど、ハングル表記をそのまま読むと「パルリパルリ」なのね。
    で、実際の発音はパの後に殆ど発音しない「ル」を入れるので、「パッリパッリ」と言っているように聞こえるわ。


    マリサ
    じゃあなんで「パリパリ」なんだ?


    レイム
    これがややこしくてね。
    韓国メディアがこの概念を日本語などで伝える場合、ほとんどが「パリパリ」って表記していて、朝鮮日報のみが「パルリパルリ」って表記しているのよ。
    ただし朝鮮日報でもたまに「パリパリ」の表記があるわ。


    マリサ
    ほんとにややこしいな。


    レイム
    そう、ややこしいのよ。
    でね、この動画では韓国の殆どのメディアが「パリパリ」って表記しているから、それに倣う事にするわ。


    マリサ
    まあ、とりあえず厳密には違うが便宜上「パリパリ」って表記って事でいいのか?


    レイム
    そういう事ね。
    それで、このパリパリ精神なのだけど、端的に説明すると韓国人ってその多くが日本人規準で見ると異様にせっかちでね、とにかくやたら結論を急いだり、直ぐに結果が出ないと簡単に諦めたりしてしまうのよ。


    マリサ
    なんとなくわかったが、それと日韓問題に何の関係があるんだ?


    レイム
    これは後で詳しくやるけど、とにかく結論を急いで後先省みないって考え方が、韓国人の歴史観などに深い影響を与えているのよ。


    マリサ
    なんか良く解らんな。


    レイム
    まあ、今はわからなくてもいいわ。
    それでこのパリパリ文化を良く表した事例が最近もあるのね。
    それがこれ。

    政権によって変わる韓国の観光政策(1)
    2018年07月12日13時59分
    [ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
    http://japanese.joins.com/article/134/243134.html

    11日、李洛淵(イ・ナクヨン)首相の主宰で韓国の第2次国家観光戦略会議が開かれた。法務部・行政安全部・文化体育観光部など11部署の長官・次官が参加し、会議では全国243カ所の広域・基礎自治団体長と映像でつないだ。テレビ会議は「地域観光を育成し、地域発展の動力を探す」というテーマを同時に共有するための全国レベルのイベントだった。

    この日の会議は文在寅(ムン・ジェイン)政府になって開かれた2回目の観光部署合同会議だ。昨年12月18日の第1回会議で、政府は「休止符がある人生、人がいる観光」というスローガンを掲げ、李明博(イ・ミョンバク)・朴槿恵(パク・クネ)政府と観光政策の基調の違いを強調した。過去2つの政権が観光産業の量的・経済的成果に集中したとすると、文政権は人が中心の質的政策に焦点を合わせていると強調したのだ。

    第1回会議で政策方向が明らかになったので7カ月後の第2回会議では具体的な方案が出されて当然だ。訪韓外国人の数に一喜一憂しないと明らかにしたことから、訪韓外国人の78%がソウルを訪問する現実(文化体育観光部調べ、2017年)から脱する政策が提示されるべきだ。日本のようにイントラバウンド、すなわち国内観光が先に活性化してこそインバウンド、すなわち訪韓外国人数も増えるためだ〔漢陽(ハンヤン)大学観光学科イ・フン教授〕。しかし、事業を一つ一つ詳しく見ていくと、7カ月前の宣言から変わった点を見つけ出すのが困難だった。

    ◆宙に浮いた「オリンピックアリバウ道」

    政府はこの日、平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック(五輪)開催地を冬・スポーツ観光の拠点として育成すると明らかにした。オリンピックの遺産を利用して観光商品を開発し、冬のない東南アジア観光客を対象に広報を強化するともした。

    しかし、この計画は昨年12月発表のコピー版に近い。パラリンピックが終わってから4カ月が過ぎたが、具体的な事業は何も進んでいない。五輪開催施設の今後の活用については依然として決まったものはなく、昨年五輪を控えて作った数多くの五輪遺産が消えつつある。その好事例が「オリンピックアリバウ道」だ。

    昨年10月に開通した平昌五輪の唯一の公式トレイル(ウォーキング旅コース)だ。道の名前に「オリンピック」を使うために、国際オリンピック委員会(IOC)からの公式認証も受けた。トレイルを整備するだけで予算33億ウォン(約3億円)が投じられた。しかし、現在では文化体育観光部・韓国観光公社・江原道(カンウォンド)の誰として関心がない。予算もなく運営主体もない。

    オリンピックアリバウ道コースを作った(社)江陵(カンヌン)バウ道のイ・ギホ事務局長は「関係当局の誰も関心がなく、民間団体がボランティア概念で道を案内している」とし「人々から継続して問い合わせがあるが、何もできないのでただ申し訳ない」と話した。

    第2回会議は第1回会議で発表した観光振興基本計画の推進状況を点検する場でもある。

    これについて文化体育観光部の琴基衡(クム・ギヒョン)観光局長は「一部コンテンツのうち成果が小さいものがあるかもしれないが全般的な状況は肯定的」と評価した。

    政権によって変わる韓国の観光政策(2)
    2018年07月12日14時00分
    [ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
    http://japanese.joins.com/article/135/243135.html

    ◆行く先々にレールバイク・吊橋

    11日、政府は韓国だけの高級観光コンテンツを「コリアユニーク(Korea Unique)」と命名し、全国で関連コンテンツを発掘すると明らかにした。伝統酒・韓服・韓屋・テコンドー・サムルノリからソウルのミシュランスターレストラン、美術館、博物館も該当すると列挙した。反面、政府は昨年12月の第1回会議で下記のような事業計画を発表したことがある。

    「『2018ブックイヤー』を機に、全国の読書祭り・独立書店などを『読書する大韓民国』として構成し、本関連の名所を訪ねる『ブックトラベル』を開発する(観光振興基本計画、15ページ)」

    今年1月の政府発表だけ信じて「ブックトラベル」事業を調べてみたことがある。「ブックイヤー」事業を主管する出版界では「ブックトラベル」は観光業務だとし、文化体育観光部の観光部署は「ブックイヤー」事業は出版業務だとした。結局、ブックイヤー事業は観光と関係がなく進められた。25年ぶりに帰ってきた「ブックイヤー」である今年は『土地』の作家・朴景利(パク・ギョンリ)10周忌であり、茶山・丁若鏞(チョン・ヤゴン)の『牧民心書』が出版されて200周年になる年だ。

    政府の期待とは違い、地域の観光コンテンツは画一化している。現在、全国には観光目的のジップラインが42カ所運営されている。レールバイクは25カ所にあり、吊橋は50カ所にもなる。一つ二つ人気を呼ぶと先を争ってまねをした結果だ。観光当局はこれらレジャー施設の現況も十分に把握できずにいる。観光振興法対象施設なのか、遊園施設法対象施設なのかも分からない。上の統計は今月初め、中央日報が韓国観光公社に依頼して集計した。

    ◆放置して消えた「海岸ヌリ道」、再び

    第2回会議で思いがけない発表があった。海洋レジャー観光活性化計画が地域観光活性化計画と共に発表された。文化体育観光部と海洋水産部はこの日、業務協約も締結した。

    海洋レジャー観光推進計画を見てみると海洋観光に関連したすべての計画が網羅されている。マリーナ・クルーズ・漁村体験・水上レジャー・離島観光などすべて提示された。

    李明博政府は持続可能な観光資源を開発するとして川を、朴槿恵政府は「韓国のユングフラウ」を作るとして山岳観光活性化をそれぞれ叫んだ。川と山がどちらも失敗したので、これからは海の番というわけか。文化体育観光部では海洋水産部の意志が強いとし、海洋水産部のハン・ギジュン海洋産業政策官は「かなり以前から海洋水産部は海洋観光事業を推進してきた」と説明した。果たしてそうだろうか。

    推進計画7ページに「海岸ヌリ道」が登場する。離島・海水浴場・海岸ヌリ道を連結した観光コンテンツを開発するという計画でだ。海岸ヌリ道は海洋水産部が2010年に作ったトレイルだ。李明博政府当時、グリーン成長のスローガンに合わせて政府部署が競争的にトレイルを作っていた時期に海洋水産部が作った唯一のトレイルだ。しかし、政権が変わり海洋水産部の担当者が変わりながら道は消えた。自ら作って自ら捨てた道をもう一度作るということだ。海洋水産部は来年までに再び予算を投じて海岸ヌリ道の活用策について研究すると明らかにした。


    レイム
    要するにその時々の政権が、前の政権で目に見える結果が出せなかったからと、政権が変わるたびに次々と観光政策を変えてしまい観光事業にまるで一貫性がなく、しかも完全に迷走して過去に政府が計画し放棄された推進計画が、今年に入ってまた登場するなんて事態になっているそうなのね。


    マリサ
    要するに、計画を打ち出してすぐに結果が出ないと様子見すらせずにいきなり放棄してしまって、長期的な観光政策が出来ないって事か?


    レイム
    そういう事。
    計画をろくに立てないでいきなりプロジェクトを開始して、すぐに目に見えた結果が出ないと途中で放棄して次を始めちゃうのよ。
    この事例はまさに「パリパリ精神」の典型例なの。
    彼らはとにかく急いで「結果のみ」を欲しがる傾向にあるのね。


    レイム
    そしてこれは「休暇」などでも顕著に現れてね。

    【コラム】海外リゾート地でも「パリパリ」、フィリピンでの韓国人判別法
    2015年11月13日11時26分
    [ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
    http://japanese.joins.com/article/361/208361.html

    「韓国の人~ですよね?」。先週、遅れてとった休暇の初日にフィリピンのボラカイの現地人は私の国籍をすぐに当てた。韓国人がかなり多く来るのだなと初めは笑い過ごしていた。ところがフィリピンの人々、ほかの観光客には「ニーハオ」「コンニチワ」と挨拶しながら私を見るだけで「アンニョン~ボート乗る?」と、よく分かっているそぶりだった。「フィリピンでもJTBCのニュースルームが放映されるのか?」。勘違いが天を突くころに周辺を見回して答えが分かった。熱い日差しのもとで男は長袖シャツ、女はフルメーク。さらに片手にはスマートフォン、もう片方には重いデジタルカメラ。数多くの東洋人の中で「韓国スタイル」は目立っていた。私が見てもぴったり当てることができた。

    服と装備だけが違っていたのではない。インターネット超強大国から来た観光客らしく、どこでもWi-Fiを探した。私からしてボラカイの美しい浜辺に出会った時よりも、即席で送った写真に「劣爆(劣等感爆発の略語)」という友人からのカカオトークメッセージを見て旅行に来たと実感した。ホテルや飲食店はもちろん船に乗って海の真ん中に出て行っても韓国の人々はインスタグラムを送ろうと尽力する。地元の飲食店の間に不釣り合いに建っているスターバックスやマクドナルドは、それでいつもエアコンと無線インターネットを探してきた韓国人で混みあっている。「韓国人」のようなそぶりを見せている最も決定的な場面は、せっかちだということだった。現地人の話がよく理解できなければ、その面前で韓国語でかんしゃくを起こしたりする。「少しだけ待って」と言えば腕時計を示しながら「いつ(When)?いつ?」と叫ぶのが常だ。

    韓国の「パリパリ(はやくはやく)」という習性は、フィリピンから帰ってくる時にピークを迎える。「お金をちょうだい~並んであげるから」。カティクラン空港周辺で韓国人だけを選んでひそかに提案する現地の“お使いさん”。彼らに旅行客1人あたり8000ウォン程度さえ出せば出国手続きを代わってくれる。荷物の検査、荷物手続からチケット発行までフルコースだ。韓国人の性急さが作ったこの笑えないサービスに、いつのまにか現地空港と航空会社までが結託した。お使いさんを雇わなければ空港に早く入れないようにしておいて、航空会社はお使いさん専用窓口を運営している。

    海外のリゾート地で楽しく思い出づくりをしたらそれまでじゃないかというだろうか。残念だが旅行で得たその幸福も長続きせずに「パリパリ」消えてしまう。米国ギャラップが今年初め、休暇に出かけた143カ国の1000人ずつを対象に前日の経験について尋ねた。「昨日はゆっくり休みましたか。尊重されましたか。たくさん笑いましたか。楽しいことが多かったですか」。こうした質問に対する回答に基づいて作った「肯定的経験指数」で韓国人は118位だった。フィリピンは5位だった。幸福は決してペソ(フィリピンの貨幣)の順ではなかった。休養に向かった旅の途中に疲労感だけをうずめてきた。


    レイム
    こちらの事例では、韓国人がフィリピン旅行へ行くと、異様にせっかちなので現地の人達はすぐに韓国人を判別できるうえに、休暇を終えて空港で出国手続きをする際には、出国手続きを待っていられない韓国人のために、韓国人専門の「出国手続き代行屋」までいるそうなの。


    マリサ
    何でそんなに落ち着きが無いんだよ、記事見る限り完全にカモられているじゃないか。
    ちょっとは「待つ」って事が出来ないのか?


    レイム
    彼らにはそれが出来ないからこんな事になっているのよ。
    しかも韓国人の場合、どんな事でもすぐに結果が出ないといきなり怒り出す人までいるのよ。


    マリサ
    忍耐力無さすぎだろ。


    レイム
    さっき餃子の話と勝手に勘違いした挙句、餃子の話じゃないと知るといきなり帰ろうとしたのは誰だっけ?


    マリサ
    さあな、誰のことだ?



    とにかくノーベル賞が欲しい


    レイム
    それでね、このパリパリ精神が最も顕著に現れているのが韓国のノーベル賞問題なのね。


    マリサ
    ノーベル賞問題?なんだそりゃ。


    レイム
    彼らはね、とにかくやたらとノーベル賞を欲しがるのよ。


    マリサ
    ノーベル賞を欲しがるって別に特殊な事じゃないんじゃないか?

    ※「恨(ハン)」とは
    自身の望みがかなわない場合に韓国人が感じる様々な感情の総称
    詳しくは過去動画「【日韓問題】韓国の「恨(ハン)」とは何?」を参照。




    レイム
    問題は「なぜ欲しがるか」でね、彼らは日本人がノーベル賞を受賞すると「なんで自分達じゃないんだ」と、非常に強く「恨(ハン)」を感じるのね。
    で、こういう反応をするの。

    ノーベル賞:なぜ韓国の科学界は日本に大差を付けられているのか
    朝鮮日報 2015/10/07
    1/3ページ) (2/3ページ) (3/3ページ

    日本「ノーベル賞ラッシュ」の秘密
    2002年に続き物理学賞受賞
    100億円以上かけて作った廃鉱実験室がノーベル賞の宝庫に
    他の研究者がしない実験にこだわる「職人気質の科学者」を全面支援

    スポーツの試合で言えば「21-0」という大差だ。6日、東京大学宇宙線研究所の梶田隆章教授(56)がノーベル物理学賞の受賞者に決まったと発表された。これで、科学分野でノーベル賞を受賞した日本人は21人になった。しかも、医学生理学賞を前日受賞した北里大学の大村智特別栄誉教授に続く、二日連続のノーベル賞受賞だ。国内総生産(GDP)に占める研究・開発(R&D)投資の割合が世界1位の韓国からはまだ一人もノーベル賞受賞者が出ていない。なぜ韓国の科学界はこれほどの大きな差を付けられて日本に後れを取っているのだろうか。

    ■150年の歴史と職人気質の合わせ技

     第二次世界大戦以降、米国は科学分野でノーベル賞受賞者を246人輩出しており、圧倒的な差で1位に立っている。日本は今回を含め21人の受賞者を出し、2位の英国(62人)、3位のドイツ(48人)に続く4位だ。

     日本の科学力の源泉は、基礎科学の歴史にあると言えるだろう。日本は1868年の明治維新を機に多くの若者を海外に送り、新しい文明を探求させた。ニールス・ボーア(1885-1962年)やヴェルナー・ハイゼンベルク(1901-76年)など、1900年代初頭にノーベル賞を受賞した著名な物理学者たちの研究室には特に日本人の「弟子」が多かった。今年のノーベル医学生理学賞を受賞した大村氏が特別栄誉教授を務める北里大学は、細菌学者の北里柴三郎(1853-1931年)の名を冠した大学だ。北里柴三郎は「近代細菌学の開祖」とされるドイツのハインリヒ・ヘルマン・ロベルト・コッホ(1843-1910年)に師事した。西江大学のイ・ドクファン教授は「日本は量子論や細菌学を欧米などと共に始めた」と話す。

    日本は西欧をまねるのではなく、独自の追撃戦略を練った。日本の得意分野は、物理分野の中でも「紙と鉛筆」さえあればいいと言われる理論物理や素粒子物理だ。1949年に日本人として初めてノーベル賞を受賞(物理学賞)した湯川秀樹(1907-81年)も素粒子物理理論を研究した。

     日本特有の職人気質(かたぎ)も一役買っている。昨年、青色発光ダイオード(LED)の発明でノーベル物理学賞を共同受賞した米カリフォルニア大学サンタバーバラ校の中村修二教授は、創業者が研究を全面的に支援してくれるという理由で年間売上300億ウォン(約30億円)に過ぎない地元企業・日亜化学工業に入社した。そして、誰もがあきらめて見限った研究に20年以上も専念した。2002年に学士の学歴でノーベル化学賞を受賞した田中耕一氏も実験が存分にできるという理由で京都の企業・島津製作所に入社した。地方大学や地方企業で、日本の「マッド・サイエンティスト(常軌を逸した科学者)」たちは、誰もしない「常軌を逸した研究」を続けた末にノーベル賞を取ったのだ。

    ■「職人気質の科学者」を全面支援

     科学界の関係者らは、今後も日本のノーベル賞ラッシュが続くと見ている。巨大な科学施設などに対し、政府や社会の全面的な支援が続いているからだ。日本の科学分野のノーベル賞受賞者21人のうち、16人が2000年以降に受賞していることからもそれが分かる。日本政府は1983年に完成したニュートリノ(中性微子)観測装置「カミオカンデ」を廃鉱に建設する際は数百億ウォン(100億ウォン=約10億円)、1995年にニュートリノ検出装置「スーパーカミオカンデ」を建設する際は約1000億ウォン(約100億円)を投入した。日本政府はそのたびに「実験が成功してニュートリノの実体が明らかになればノーベル賞が取れる」と国民に約束した。

    この実験は2つとも成功した。カミオカンデの実験を主導した東京大学の小柴昌俊名誉教授は2002年にノーベル物理学賞を受賞した。今回受賞した梶田氏は小柴氏に師事し、共にスーパーカミオカンデで実験した。初期の理論研究、持ち前の職人気質で推進した実験、そして政府の全面的な支援という三拍子が適切な時期に行われ、うまくいったのだ。

     一方、韓国の基礎科学はというと、1966年に韓国科学技術研究院(KIST)が設立されたのをきっかけに始まったと言える。それも当時は自動車・機械などいち早く成果を挙げられる産業化基盤研究に力を注いだ。韓国科学技術企画評価院のチャ・ドゥウォン研究員は「ノーベル賞をもらえるほど画期的な研究が必要だという意識が生まれたのは2000年代以降のこと」と語った。

     今も基礎科学研究院(IBS)に建設中の重イオン加速器については議論が分かれている。重イオン加速器はノーベル物理学賞受賞者を十数人輩出し、「ノーベル賞製造機」と呼ばれている。世界最大の基礎科学研究集団である独マックス・プランク研究所のマルティン・ストラットマン理事長は「韓国の科学技術は焦点が研究テーマにだけ当てられている。科学をやるのは人間だということを忘れてはならない」として、成果をすぐに出すことよりも、優れた科学者に時間と自主性を保障すれば、より多くのものが得られると助言した。

    李永完(イ・ヨンワン)科学専門記者 , パク・コンヒョン記者


    レイム
    記事にもあるように、とにかく日本を見て「なぜ自分達が取れないのか」と嘆き、ノーベル賞の数を比較し、日本を見ながら「どうやったら受賞できるのか」を考えたりしているのよ。


    マリサ
    これなんかおかしくね?
    重要なのは「どうやってノーベル賞を取るか」じゃなくて「どんな研究をするか」だろ。
    だいたい重イオン加速器を「ノーベル賞製造機」とか何を考えてるんだよ、本末転倒過ぎだろ。


    レイム
    「どういう研究をするか」という視点で見たらそうね。
    でもね、「すぐにわかり易い成果を求める」パリパリ精神のある韓国では、結果とは研究成果の事じゃなくてノーベル賞を受賞する事なの。


    マリサ
    それじゃノーベル賞を受賞できない研究は価値が無いみたいじゃないか、おかしすぎだろ。


    レイム
    でも彼らの社会ではそういう「わかり易い権威」に価値があるのよ。
    結果「ノーベル賞を取るため」にこんな事をしているわ。

    「ノーベル賞レベルの研究」 …ソウル大が100億ウォンの顕微鏡導入へ
    2013年12月09日10時51分
    [ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
    http://japanese.joins.com/article/198/179198.html

    ソウル大が100億ウォン(約10億円)台の最先端顕微鏡を導入する。大学内の基礎科学研究共同機器院(機器院)は2日、「調達庁を通じて競争入札を進行中」と明らかにした。
    (中略)
    ソウル大はノーベル賞レベルの研究のために装備の導入を決め、昨年4月に理工系教授を対象に装備需要調査をし、この顕微鏡を選定した。


    レイム
    記事にもあるように、ノーベル賞受賞目的で韓国最高学府であるソウル大額が非常に高価な顕微鏡を購入したり。
    この記事で批判されているように、

    【取材日記】ノーベル賞シーズンになると憂鬱なソウル大
    2014年10月15日07時49分
    [ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
    http://japanese.joins.com/article/329/191329.html

    (前略)
    しかし韓国の科学政策は違う道を進むようだ。人文学部のC教授は「韓国の政策は、ノーベル賞受賞者を出すといって可能性がある学者に巨額を集める」とし「さらにノーベル賞を受賞できそうな学者を韓国に迎えようという雰囲気もある」と述べた。ノーベル賞という花を咲かせることができる基本の土壌を作るより、苗木を移して植えるということだ。ノーベル賞はその国の科学が世界的なレベルに発展したという証拠にすぎず、目標にはならない。一つの分野に没頭する研究者が増え、その研究者の熱意を後押しするシステムを構築するのがもっと重要だ。「科学に飽きた」という学生の心がまた科学に向かう時、私たちはノーベル賞を話すことができる。


    レイム
    「ノーベル賞を取れそう学者」に研究費を集めたり、外国から高い報酬を払って学者を迎え入れたりしているのよ。


    マリサ
    それなんか意味あるのか?


    レイム
    学術研究としてはほぼ無いわね。
    しかもね、この有様なものだから、韓国の科学政策は最初の観光事業と同じで政権や日本が「どんなノーベル賞を取ったか」で次々と変わっていくうえに、すぐに成果が出せないと簡単に飽きてしまうので一貫性も節操も無いわよ。


    マリサ
    これ、まじめに研究している人がかわいそうすぎだろ。
    まあいればだが。


    レイム
    一応いるわよ。
    そう言う人は大抵が外国へ向かうわ。


    レイム
    しかも理系はまだいいのよ、単に予算が来なかったり注目されなかったりする程度で済むから。
    歴史学とかそっち系はもっと悲惨よ、韓国人世論が気に入る歴史観に沿わない結果を出すと、暴力と恫喝による脅迫をうけて場合によっては社会的に破滅させられるのだからね。


    マリサ
    こわっ!


    日韓問題にも関係


    レイム
    そしてやっとここからが日韓問題になるわ。


    マリサ
    前フリだけでもうおなかいっぱいだぜ。


    レイム
    まだ前菜よ、ここからがメインなのに何を言ってるのよ。


    マリサ
    相変わらず日韓問題はヘビーだぜ。


    レイム
    それでね、ちょっとたとえ話をするわね。
    例えばだけど、18世紀に駿河湾で見た事のない魚がうち上がって大騒ぎになったって記録が新たに出てきたとするわね。


    マリサ
    まあ駿河湾ってすぐ目の前が深海だし、そこから珍しい深海魚でも流れ着いたんじゃないか?


    レイム
    日本人の考え方だとそうなるわね。
    過去の事例や客観的に観測可能な事実から、「ありえそうなこと」を導き出すわけね。


    レイム
    でも韓国社会の場合は違うのよ。
    パリパリ精神と独特の正しさの概念によって、「自分達が見たいもの」が事実と定義されるから、たとえばだけどこんな事になるわ。


    レイム
    駿河湾で18世紀に見た事もない魚がうちあげられた、当時の日本人が見た事がないという事は、これはきっとシーラカンスの事だ。


    マリサ
    いくらなんでもぶっ飛びすぎだろ。


    レイム
    まあまあ、まだ続きがあるから。
    発見されたのがシーラカンスという事は、シーラカンスを世界で最初に発見したのは日本人という事になる、更にここからシーラカンスの起源は日本という説も推定される。


    マリサ
    何を言っているのかさっぱり解らんが、とりあえず前提の導き方がおかしいのだけは解った。


    レイム
    要するにね、韓国的価値観では正しさに根拠が必要ないと過去動画で解説したでしょ?
    その影響で、願望がそのまま結論に直結される思考をする場合が多いのね。

    ※過去動画「【日韓問題】日韓で異なる「正しさ」の概念 前編 後編」を参照






    レイム
    そしてこの願望がパリパリ精神によって色んなステップを飛び越えていきなり事実化して、そしてそれを前提にして次々と別の枝葉に飛躍していくわけね。


    マリサ
    これじゃそもそも事実が一つもないんだが、流石にこれは極論過ぎないか?
    いくらなんでもここまで無茶苦茶とは思えないんだが。


    レイム
    マリサ、甘いわね。
    過去動画で紹介した慰安婦問題を思い出してみて。
    あれって今なんで日本と韓国がもめているかといえば、韓国が慰安婦の定義を「軍や国の命令で軍人や官憲が直接的に行った奴隷狩り」と定義して、その法的責任を日本に求めているからでしょ?


    マリサ
    ああ、確かそうだったな。


    レイム
    ああいうの、このロジックに基く思考がされているからなのよ。
    前提を願望で作り出し、その願望を元に次々と「歴史的事実」を創作してしまい、更にその創作が別の創作の歴史的事実の出発点になる、だからこんなことになっているわけ。


    マリサ
    あれが実例なのか。


    レイム
    あとは韓国起源説なんかもそうね。
    いずれ紹介する折り紙の韓国起源説なんて、現代韓国でコッカルという帽子が紙で製作されているという話と、道銑国師って人物のエピソードとして、紙が鳥に変わって飛んで着地した場所に玉竜寺を建てたって逸話を飛躍させ、更に日本に渡来した僧侶曇徴(どんちょう)のエピソードを飛躍させ、「日本の折り紙の起源」を主張しているわ。
    「絵の具や紙墨をよく作り」とあるから紙も伝えたはずだ、だからこのとき折り紙も伝わったはずだって具合にね。

    『日本書紀』巻第二十二 推古紀
    十八年春三月、高麗王貢上僧曇徴・法定。曇徴知五經。且能作彩色及紙墨、并造碾磑。蓋造碾磑、始于是時歟。

    訳:推古天皇十八年(西暦610年)春三月に、高麗王は僧の曇徴と法定(ほうじょう、ほうてい)を貢いだ。曇徴は五経に通じていた。絵の具や紙墨をよく作り、さらには碾磑[1]も作った。思うに、碾磑を作ることは、この時より始まったのだろうか。


    マリサ
    これじゃ何でもありじゃないか…

    今回のまとめ
    ・韓国ではパリパリ精神と呼ばれる考え方があり、ひたすらせっかちな人が多い。
    ・パリパリ精神により、韓国ではノーベル賞が目的化している。
    ・事実関係の検証は軽視され、とにかく見栄えのいい結論に飛びつきやすい。


    レイム
    そう、まさに「何でもあり」なのよ。
    彼らは正しさに根拠を必要としないうえに、パリパリ精神によって「拙速を尊ぶ」傾向にあるの。
    結果、地道な検証作業は軽視され、こういう願望が直結したような結論が次々と出てくるわけね。



    マリサ
    しかも過去動画で解説した慰安婦問題や旭日旗問題、竹島問題なんか見ていると解るが、こちらが根拠を提示してもまるで意味が無いわけだろ?
    こんなの話し合い自体が無理じゃないか。


    レイム
    そう、無理なのよ。
    しかも彼らがこのパリパリ精神によって「すぐに結論の出る見栄えが良い形」にばかり拘る限り、同じ事は今後も続いていくし、話し合いをしてもずっと平行線よ。


    マリサ
    なんだかなぁ。


    レイム
    そんなわけで今回の本編はここで終わるわ。


    レイム マリサ
    ご視聴ありがとうございました。


    大口
    おつかれ~


    大口
    ところで、今回の話をすると「拙速は巧遅に勝る」って話が孫子にあるって突っ込みを入れてくる人が出そうだから、この件に触れておくね。

    拙速:つたなくても速いこと
    巧遅:たくみでも遅いこ


    大口
    まず結論を最初に書くと、これいわゆるチェリーピッキングの手法だからね。


    レイム
    というと?


    大口
    孫子で書かれている事から、文脈の都合のいい部分のみを抜き出しているって事。
    要するにこれは単に「出来が悪くても迅速であるほうがよい」じゃないんだよ。


    マリサ
    実際はどんな話なんだ?


    大口
    孫子ではね、まず戦は損害が出るからしないほうが良い、理想は戦をせずに勝つことだとして、そういう意味での戦略を重視しているのね。
    そのうえで、戦を完全に回避する事など不可能なのだから、いざ戦になるのなら事が始まる前に「勝てる準備をしておけ」と念を押しているの。


    大口
    そのうえで、戦は長引けばどうやっても損失がでるから、『戦略面の準備』を念入りに行った上で、戦を長引かせるくらいなら「戦術がよくなくても迅速であるほうがよい」としているわけ。


    大口
    要するに、単に「拙速は巧遅に勝る」じゃなくて、事前段階も含めた戦略で「念入りな準備=巧遅」が出来ていれば、損害を大きくしない目的での「戦術の拙速はいいよ」って話なわけ。


    大口
    世の中にはこれを勘違いしてね、戦略段階も含めて「全体が拙速でもいい」と思い込んでいる人が結構いるんだよね。
    あくまで念入りな準備をしたうえで、長引くと損害が出る場合の「非常手段」の話であって、「そうならないようにする」のが孫子なのにね。


    マリサ
    なるほどな。
    要するにうp主の前回の衛星解説みたいな拙速はダメな例って事だな。


    大口
    な、ななななななな、何の事を言っているのかな?


    レイム
    マリサの餃子の件もね。


    マリサ
    レイムが何を言ってるかさっぱり解らんぜ。


    レイム
    まあいいわ、そんなわけで今回はここで終わるわね。


    レイム マリサ 大口
    またらいしゅ~




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  • 日韓問題とイデオロギー論争

    2018-07-11 23:56272

    初めて来られた方はまずこちらを先に読む事をお勧めします。

    ブロマガ『日韓問題(初心者向け)』を始めた理由

    注意
    ・このブロマガは「日韓の価値観の違い」を初心者向けに扱っています

    ・当ブロマガのスタンスは「価値観に善悪や優劣は存在しない」というものです

    ・相手が不法を働いているからと、こちらが不法をして良い理由にはなりません

    ・自身の常識が相手にとっても常識とは限りません、「他者がそれを見たらど
    う思うか」という客観性を常に持ちましょう

    ・日常生活で注意する程度には言動に注意を心がけてください


    さて、本日は日韓問題でも必ずと言っていいほど出てくるイデオロギーの問題、主に保守・革新・リベラルについて書いて行きます。


    以前から書いているように、日本と韓国では社会的に常識となっている価値観に大幅な違いがあり、韓国で常識とされている事が日本ではとても受け入れられない常識である場合も非常に多く、日本と韓国の間の問題も大半がこれに起因している。


    そのうえで、日本の「リベラル」とされる人々は、政治的な少数派の意見を尊重する「寛容さ」の象徴として日韓友好を掲げている場合が多いが、そもそも韓国的価値観と日本社会の価値観は相容れないものが多い上に、韓国的価値観は「非寛容」な部分が多く、本来ならば「リベラル」との相性が悪く、実際には彼らはリベラルではない。


    また、日本のネット上で「保守」を名乗る人々の場合、こうした「リベラルを名乗る人々」の反対勢力として保守としている場合が多いが、そもそもこの「リベラルを自称する人々」はリベラルではなく、また実際には「左派」ですらないため、大半の人々も本来は保守ではない。


    1:韓国と日本は相容れない


    まずはこちらの記事から

    「市民意識」ではなく「罰金」を恐れてゴミを拾う日本人
    インサイト(韓国語) 2018-07-06
    http://www.insight.co.kr/news/164796

    ゴミ拾いをする『青い服』の人たち。世界中の人々が彼らに注目している。
    2018ロシアワールドカップで驚くべき結果を見せ、異変を起こした主人公は日本代表チームだった。

    しかし主人公は他にもいた。観衆を埋め尽くした日本人の成熟した観覧文化も際立った。
    試合で勝利しようが敗北しようが重要ではなかった。日本人は試合終了後に席を離れてゴミを拾う姿を見せた。
    本当に素晴らしく、模範とすべき姿と全人類が感嘆した。
    日本人の市民意識はもちろん見習うべきだが、自我陶酔が度を越えて眉をひそめさせたりした。

    実際にゴミを拾う日本人の姿が称賛を受け始めると、日本の放送局はすぐに『日本人固有の特徴であり文化』と称し始めた。
    以降、他の人々がゴミを拾う姿を見れば、「日本を見習ってゴミを拾う」と持ち上げた。
    酷い場合、日本を真似ていると憶測した。いや、日本人でなければゴミが拾えないと思っているのだろうか?

    そのため調べた。 本当にごみを拾う成熟した市民意識は日本人が元々持っていた文化的特性なのか、何が日本人にゴミを拾わせるのか。

    日本旅行に行った人なら分かるはずである。街は本当に綺麗である。小さな紙切れを捨てたら恥ずかしいくらいにゴミが全くない。

    観光地だけの話ではない。狭い路地の間を歩いて見てもゴミは全くない。

    しかし、少しだけ詳細に見ればその理由が分かる。街には『ゴミ無断投棄警告』という標識が至る場所にあるのだが、警告文が殺伐としている。

    『ゴミの不法投棄は1,000万円以下の罰金、または5年以下の懲役』

    1000万円。韓国ウォンにすると約1億ウォンに相当する金額である。そうなのだ。日本はゴミを出す行為を軽犯罪以上に処罰している。

    去る2003年から日本の環境省は、不法廃棄物の処理を根絶して環境を守るため、不法投棄未遂罪と政府の現場検査権を新設した。
    そして法人の不法投棄の罰金に最高1億円(約10億ウォン)処するなど、処罰を大幅に強化した。
    また一般廃棄物の不法投棄に対する罰金も1,000万円に強化した。


    こちらの記事なのですが、要するに「日本人がゴミを拾うのは罰金が怖いからだ」としており、これの何がおかしいのかは日本人なら直ぐにわかるでしょう。


    実際のところ、これは非常に韓国的な発想からきている記事で、これも以前から書いてる事ではありますが、韓国には独特の「ウリとナム」という概念があり、「自他の境界線」を広げたり縮めたりしているため、公共という感覚が希薄です。


    ※ウリとナム
    ウリ(自分達)ナム(それ以外)自他の境界が非常に曖昧な概念であり、彼らはウリである場合自身と全く同じ正しさと感情を共有していると考える。
    また、このウリの範囲はその時の都合で自身を中心に拡大縮小する。

    韓国人独特の「ウリ」と「ナム」という概念



    そのため、公共の場を汚さないといった感覚が理解できない場合が多く、「日本人は何かに怯えているからこんな事をしているのだ」という発想になるわけです。


    また、これには彼ら独特の「離間事(イガンヂル)」という概念と「正しさの概念」が関わっており、彼らは自己の正しさの証明が必要になった場合「相手の劣等性」を指摘する事で自己の正しさの担保にしようとする傾向にあります。


    離間事(イガンヂル)についての解説はこちらの記事を参照
    朴槿恵、アンタは何様か! 否韓三原則で対韓不干渉を貫け【古田博司】 WiLL 2014年1月20日

    ※独特の正しさの概念
    彼らの正しさの概念は独特であり、根拠を必要としない。
    また「この世には最初から一つの正しさが存在する」と考えられており、自分はその正しさを常に選択していると考える傾向にある。

    そして正しさ同士がぶつかった場合には、(曲解でも捏造でもその件と全く関係なくともなんでもいいので)相手の劣等性を指摘する事でそれを自己の正しさの担保とする。

    また相手の劣等性を指摘した時点で自身が指摘された問題は相手の問題にすり替わる。

    【日韓問題】日韓で異なる「正しさ」の概念
    【日韓問題】日韓で異なる「正しさ」の概念 後編


    そのため、「日本が国際的に高く評価」された場合、彼らは「日本人より自分達が優れている事」を証明しようとして、日本の劣等性を指摘するために悪評の流布=「離間事(イガンヂル)=告げ口」を行います。
    そしてこれは先ほどの古田博司教授の記事にもあるように、対日本が特別なのではなく韓国では一般的な反応です。


    また他にも、彼らは「正しさに根拠を必要としない」傾向にあり、正しさとは「元からそこに存在するもの」であるとし、「自分は常にその正しさ選択している」と考える傾向にあるため、こちらが根拠を提示してもそれをまるで問題にしません。


    この事例は慰安婦問題が典型的で、以前から書いているように韓国人は慰安婦の定義を「軍や国の命令で軍人や官憲が行った直接的な奴隷狩り」としており、朝日新聞や中央大学の吉見教授などの主張する慰安婦の定義すら否定しています。


    【日韓問題】慰安婦問題がいつまでも続く原因


    また、韓国側の主張する慰安婦の定義を否定する本を出版した韓国の朴裕河世宗大学教授は、慰安婦団体から告訴され本の中の「慰安婦たちを誘拐し、強制連行したのは、少なくとも朝鮮の地では、また公的には日本軍ではなかった」といった表記などを削除させられ、更に昨年有罪判決を受けました。


    「帝国の慰安婦」著者が控訴審で有罪 罰金約100万円=韓国 聨合ニュース 2017/10/27


    根拠を前提とする価値観が存在しないため根拠の提示意味が無く、だからこそ彼らの「正しさ」に反する本を出版した大学教授は裁判で有罪となってしまったわけです。


    また、韓国ではこの慰安婦の定義に基く学校教育が年々強化されてきており、「若い世代はそうでもない」といった主張はまるで意味をなしません。


    慰安婦問題を周知 韓国人大学生2人が自転車で米大陸横断へ 聨合ニュース 2018/06/20
    慰安婦問題の研究所 韓国政府が8月開所 聨合ニュース 2018/05/17
    韓経:「日本軍慰安婦を記憶してください」 ソウル市、小中で放課後教育 中央日報 2018年06月26日
    ソウルの小中学生に詳細な「慰安婦授業」は必要なのか 朝鮮日報 2018/07/01 (1/2ページ) (2/2ページ


    また他にも、この「自身の正しさを他者の劣等性から導き出す」という独特の価値観から、彼らは特殊な自民族中心主義を有しており、他者(ナム)に対して独特な排他性を有しています。

    ※蔑視ありきの自民族中心主義
    韓国の自民族中心主義(エスノセントリズム)は非常に特殊であり、通常の自民族中心主義が自己の優越性の肥大化から異民族や異人種を蔑視するようになるのに対し、彼らの価値観では「他者を蔑視する事で自己の優越性を証明する」通常とは逆のプロセスになっている。

    韓国人が日本人から嫌われる根本的原因


    韓国中学生の協調性、世界で最下位圏 聨合ニュース 2011/03/27
    韓国小学生「他人への配慮に欠ける」…日英仏と比較 中央日報 2008年06月03日
    (※1)
    韓国人の優越的態度、外国人に好感を持たれない  朝鮮Biz(韓国語) 2014.05.26


    上記は韓国ウォッチャーの間では有名な事柄ですが、韓国的価値観とは日本人社会とはあまりにも相容れないわけです。


    2:リベラルではない


    少々前置きが長くなってしまいましたがここからが本題です。


    日本と韓国の間の関係において「日韓友好」を訴える人の多くは「リベラル」を名乗っており、その背景としては、リベラルは「寛容さ」を重視する自由主義である事から、異民族・異人種との多文化共生を目指し、その一環として隣国の韓国との友好を進めているといったところでしょうか。


    そしてこの「寛容さ」に反して韓国へ批判的な主張をする人達に対して、排他的で非寛容な人々の意味で「ネットウヨク」という呼称を付け批判をしています。
    (私も年中「ネトウヨ認定」を受けています)


    また、本日現代ビジネスにこういった記事も掲載されました。
    (本来別の数年前の記事を引用する予定でしたが、本日まるで私が引用するために書かれたかのような記事が出てきたため急遽こちらに変更しました、再構成に時間がかかりましたが、同時に色々と省略もできました。)

    「朝日ぎらい」な人々が世界各国で急増している理由
    現代ビジネス 2018.07.11
    1/2ページ) (2/2ページ

    (一部抜粋)
    一方、日本の右傾化については、その象徴として「ネット右翼」の存在が取り上げられますが、彼らのイデオロギーは保守=伝統主義とは関係がありません。彼らが守ろうとしているのは日本の伝統や文化ではなく、「自分は日本人である」という、きわめて脆弱な「アイデンティティ」です。

    「日本人」というアイデンティティしかないから、中国や韓国から日本を批判されると、自分が直接攻撃されたように感じて強い怒りを覚える。しかし、言葉が通じないなどの物理的制約があって、ソウルや北京に乗りこんで抗議行動を起こすことはできない(もちろんそんな度胸もない)。
    (中略)
    いわゆる「慰安婦問題」にしても、「私は強制的に売春婦にされた」と声をあげる女性が出てきたら、彼女たちの損なわれた人権を取り戻すのがリベラルの立場です。国際社会では慰安婦問題は女性の人権問題で、北朝鮮によって拉致された被害者・家族の人権の回復を目指すのも同じです。「北朝鮮による拉致は人権問題で、慰安婦は歴史問題だ」という右派の使い分けが相手にされないのは当然です。
    (後略)


    記事では、韓国嫌いは脆弱なアイデンティティーしか持たないものの逃避であるという事と、リベラルは人権を重視するから慰安婦問題を解決しようとしているとしています。


    要するに、最初のほうで言及した「韓国的価値観の特徴」を不快に感じたら、それは「脆弱なアイデンティティーしかないため韓国を攻撃している」という事になるそうです。


    また、慰安婦問題を「人権を取り戻す行為でリベラル的」としていますが、そもそも先ほども書いたように現在の慰安婦問題における日韓の争点は「軍や国の命令で軍人や官憲が行った直接的な奴隷狩り」の有無であり、日本政府がこれを否定しているため韓国と外交問題になっています。


    という事は、リベラルはこの韓国的価値観に基く主張を認める事がリベラルの考え方に合致するということでしょうか。
    するとこの記事を書いた橘玲氏は「朝日嫌い」という事になってしまうわけですが。
    (朝日新聞や中央大学の吉見教授は上記定義を公的に否定しています)


    当たり前の事ですが、これはリベラルではありません。
    そして橘玲氏は特殊なのではなく、日本でリベラルを名乗る人は大抵こんなタイプです。


    ここで問題となるのは、この記事が矛盾だらけという事ではありません。
    重要なのは非常に排他的で異論を一切許容しない「非寛容」な韓国的価値観を受け入れることが果たして「リベラルなのか」です。


    当たり前の事ですが、寛容さのために非寛容で排他的な人々を受け入れていたらそれは本末転倒ですし、何より韓国的価値観を受け入れられない人を「脆弱なアイデンティティーしかない人々だ」などとレッテルを貼るのはただの排他的で非寛容な態度です。


    また日韓友好を訴える人は「(韓国人にも)そうでは無い人もいる」と主張しますが、そもそも韓国で「そうでは無い人」が社会で声を挙げた結果が先ほどの朴裕河教授です。
    つまり統計データなどと総合すると「そうでは無い人」は極端に少数派であり、韓国では社会的な制裁対象という事になります。


    では、このリベラルを自称する人々は韓国の超少数派とだけ交流をしようというのでしょうか?
    どうやって?日本に入国する韓国人に思想チェックでもするのでしょうか。
    当たり前ですがそんな事はできるわけがありません。


    つまり、個人レベルを超えた日韓友好を積極的に進める事は、一般的な日本人の価値観とは決して相容れず、また非常に非寛容で排他的な「多数派」の韓国人を受け入れるという事であり、自称リベラルの人々は実質的にこれを受け入れない日本人を「悪」と定義し排除しようとしているわけです。


    一般的にこれは「排他的」で「非寛容」な態度であり、リベラルとは対極に位置する価値観なわけですが、なぜか上記で引用した記事のような主張をする人ほど日本ではリベラルを名乗っています。


    実際には「リベラルではない」にも関わらず。

    3:保守も保守ではない


    そしてここで問題となるのが、主にネット上で「保守」を名乗る人達です。


    勿論、実際に保守の立ち位置から様々な主張をしている人も少数ながらいますが、殆どの人達は実際には保守と定義できません。
    それどころか、保守を名乗る人達の共通点は実際のところ一つしかありません。


    それは「リベラルを名乗る人達の反対勢力である」この一点のみなのです。


    大抵の場合、保守を名乗る人は愛国や国益などを掲げていますが、そもそもそれらは保守と定義できるものではないというより、保守と革新といった対立構造とは別物です。
    多くの人が実際には単に「リベラルを自称する人々」の意見に反対しているだけなのです。


    ここで問題が出てきます。
    先ほども書いたように、日本でリベラルを名乗る人の多くはそもそもリベラルではありません、そう自称しているだけの別物の「何か」です。
    というより、実際には彼らは左派ですらありません、殆どの場合彼らの主張を見てもその要件を満たしていないからです。


    つまり、「そもそもリベラルと保守は相対する思想ではない」という常識的な突っ込みを横に置いておくにしても、リベラルでも左派でもない「何か」と対立しているから「保守」という定義など成り立つわけも無く、実際にはネット上で保守を名乗る人の大部分も保守では無いのです。


    そしてリベラルでは無い何かと、相対する存在としての「保守」と自らを認識する人々が対立し、双方が「リベラルっぽい事」と「保守っぽい事」をしているため、色々とおかしな事になってきている上に、出発点となる定義が滅茶苦茶だからこそ争点や論点の一本化もできず、挙句双方の一部が過激化し対立に収拾が付かなくなってきているというのが現状です。


    私はこれをなんと呼称したらいいのかさっぱり解りませんが、一つだけ書ける事があります。
    それは、明らかに「歪みの中心」にいるのは「自称リベラル」という事です。
    原因の大本である彼らの「勘違い」を何とかしない限りこの問題は続いていく事になります。




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    (※1)
    韓国人の優越的態度、外国人に好感を持たれない 
    朝鮮Biz(韓国語) 2014.05.26
    http://biz.chosun.com/site/data/html_dir/2014/05/26/2014052601000.html

    高度成長を土台にした韓国の優越的な態度が、国内外の居住外国人に非好感に指摘された。 外国人に韓国人たちは懸命に働くが、自尊心が強く、余裕がないイメージが強かった。

    韓国貿易協会国際貿易員は「コリアイメージを根拠とした海外マーケティング戦略:3新興市場編」を26日に発刊、国内外在住外国人を対象に調査した韓国のイメージを分析した。

    昨年国際貿易研究院が総数1160人の国内外の在住外国人を対象にアンケート調査をした結果、外国人は韓国の代表的なイメージで「急速な経済発展」を挙げた。
    (中略)
    一方外国人は、韓国の「優越的な態度」を最も非好感に指摘した。 経済成長を土台にした韓国の優越的態度は、高所得(29.9%)と低所得新興国外国人(25.2%)に、すべての欠点に選ばれた。 この他にも韓国の人々は懸命に働くが、「プライドの高い姿」と「余裕がない生活」などは、非好感で指摘された。
    (後略)





  • 【マスコミ問題】毎日新聞の奇妙な記事

    2018-07-07 22:0763

    本日は記事内容が全て自身にブーメランとなって返ってきた毎日新聞の記事についてとなります。

    元記事
    2007年、毎日新聞が中国擁護のために書いた奇妙な記事


    注意
    ・この動画は「マスコミ問題」を扱っています

    ・「マスコミ問題」ですので、イデオロギーや属性等は一切関係ありません

    ・「特定の国との特別な関係」は問題の枝葉です、主問題は業界の体質です

    ・自身の常識が相手にとっても常識とは限りません、「他者がそれを見たらど
    う思うか」という客観性を常に持ちましょう。

    ・日常生活で注意する程度には言動に注意を心がけてください

    ・キャラ崩壊あり

    ・動画の拙い部分は生暖かく見守ってください、そのうちなんとかします





    youtube版
    https://youtu.be/KdjVVzZIdVU


    以下は動画のテキスト版になります。


    レイム マリサ
    ゆっくりしていってね。


    マリサ
    さて、今回はマスコミ問題なので私が解説していくぜ。


    レイム
    今回もうp主からお知らせがあるのよね。


    マリサ
    そうだぜ。
    今回な、本題の特性上人工衛星と弾道ミサイルとスペースデブリについての予備知識が必要になるので、動画中でその件について解説する事になるんだが、うp主はこの辺りの事をあまり詳しくないんだぜ。


    マリサ
    なので一応事前にJAXAのページとかで予習して、自分の知っている知識が合っているかチェックしたんだが、それでも間違う可能性がゼロじゃないそうなんだ。


    レイム
    そうなのよね、うp主ってSF好きだから一応その手の事の知識は多少あるのだけど、所詮「その程度」だからね。


    マリサ
    そんなわけなので、もし解説に間違いがあったら容赦なく「このホヤ野郎!」って罵ってくれていいぜ。


    マリサ
    そんなわけで本編へ行くぜ。


    区別が付いていない


    マリサ
    まずな、今回取り上げる事例が起きた2007年とその次の年の2008年ってな、テレビ・新聞業界がいかにとんでもない人達の集まりか、それが次々と発覚していった時期でな、今回取り上げる事例もそのひとつなんだぜ。


    レイム
    マスコミの信用低下って2002年からでしょ?
    何が違うの?


    マリサ
    それまではあくまで「記者は優秀だが殿様商売でおかしな記事を書いている」と思われていたんだが、実はこの頃から「全体として記者のクオリティー自体が低いのでは?」と発覚し始めたんだ。


    レイム
    ああ、そういえばこれまでの事例はどちらかというと能力とは他の部分で問題のある記事が多かったわね。


    マリサ
    そうだぜ。
    でもな、この頃から専門家じゃなくても「あれ?なんかおかしくね?」って思うような報道がネット上で注目されるようになってきてな、今回の事例はその典型例だぜ。
    何せ「宇宙の 法則が 乱れる!」な状態の記事だからな。


    レイム
    なんか凄そうね、何をしたの?


    マリサ
    まずはこちらの記事を見てくれ。

    早い話が:星くずのブーメラン=金子秀敏
    毎日新聞 2007年2月8日 東京夕刊
    http://web.archive.org/web/20070211180439/http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/kaneko/news/20070208dde012070032000c.html

     「デブリ」とはフランス語で崩れ落ちた岩のかけら。「スペース(宇宙)デブリ」と言えば、宇宙に放置された人工衛星やロケットの破片である。宇宙ゴミとも言われる。

     中国がミサイルを使った衛星撃墜実験を行ったら、握りこぶし大のスペースデブリ517個が発生した。地球の周囲を周回している。もしも、ほかの人工衛星や宇宙ステーションに衝突したら大事故になるという。

     日本政府はこのデブリで中国を非難した。確かにデブリの発生は問題なのだが、よく考えるとデブリはブーメランのように日本自身に戻ってくる問題でもある。

     なぜなら、宇宙空間を飛んでくる敵のミサイルを迎撃ミサイルで爆破するという米国のミサイル防衛(MD)システムに、日本は資金面、技術面で協力しているのである。
    (後略)


    マリサ
    要するに、2007年に中国が人工衛星風雲1号Cの破壊実験をやってな、結果2841個ものデブリが発生してしまって国際的な批判を浴びたんだが、それに対してこの記事では「それなら日本やアメリカのやっている弾道ミサイルの破壊もデブリを出すからブーメランだ」と書いているわけだ。


    レイム
    国際的に批判された中国を擁護した事が問題って事?


    マリサ
    違うぜ。
    後ほど詳しくやるが、そもそもスペースデブリって弾道弾を破壊しても出ないから、この記者は「日本にもブーメランだ」と書いているけど、実際には投げた直後にこの記者の頭に刺さってるんだぜ。



    レイム
    ああ、なるほど。
    この人は人工衛星と弾道弾の区別が付いていないのね。


    マリサ
    そういうことだぜ。
    しかもな記事の後半ではこう書いているんだが。

    早い話が:星くずのブーメラン=金子秀敏
    毎日新聞 2007年2月8日 東京夕刊
    http://web.archive.org/web/20070211180439/http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/kaneko/news/20070208dde012070032000c.html

    (前略)
     ではデブリの出ない衛星攻撃兵器ならいいのか。中国の実験後、米国政府が公表した資料によると、中国が研究しているのはミサイルによる衛星撃墜だけではない。「米国の衛星は最近、中国から地上レーザーの照射を受けたが、損害はなかった」という。宇宙軍拡で米国を追う中国はデブリの出ないレーザー兵器も研究しているのだ。完成しているかもしれない。

     かつて米国とロシアが弾道弾迎撃ミサイル(ABM)制限条約を結んでいた当時、ミサイルによる衛星攻撃は禁止されていた。レーザー兵器はそれに代わって開発された。

     地球の周りには日本の衛星も回っている。破壊されては困る。日本が中国に申し入れるべきは、衛星攻撃兵器の禁止ではないだろうか。

     だが、これもブーメランである。衛星のミサイル攻撃を禁じたABM条約を一方的に破棄したのは、米国のブッシュ大統領である。ミサイル防衛に不都合だったからだ。

     一方、ジュネーブ軍縮会議で衛星攻撃兵器の禁止を提案してきたのは中国だ。米国は反対した。日本が中国の宇宙軍拡に反対しようとするなら、ミサイル防衛にも反対しなくては筋が通らないのである。(専門編集委員)


    マリサ
    後半では、中国がデブリの出ないレーザー兵器を開発しているとしていて「日本が中国の宇宙軍拡に反対しようとするなら、ミサイル防衛にも反対しなくては筋が通らないのである」と〆ているんだが、これも二重におかしいんだぜ。


    レイム
    というと?


    マリサ
    そもそもデブリってのは「軌道上で制御不能に陥った人工物」の事であって、それが1cmだろうが50mだろうがデブリなんだぜ。


    レイム
    要するに、人工衛星そのものも制御不能になったらデブリって事なわけね。
    「中国はデブリの出ないレーザー兵器も研究しているのだ」はおかしいわね。


    マリサ
    それだけじゃないぜ。
    そもそもな、このとき中国が使ったのはレーザーじゃなくてメーザーなんだぜ。


    レイム
    メーザーって?


    マリサ
    メーザーってのは波長が短く指向性の高いマイクロ波を対象にぶつけて加熱させる装置でな、この場合にはメーザー照射で対象の電子機器を壊すって事な、光を増幅し収束して指向性を持たせるレーザーとは別物なんだぜ。


    レイム
    レーザーとメーザーの区別が付いていないって事ね。
    確かにこれ、中国擁護以前の問題ね。


    マリサ
    そういうことだぜ。
    で、次に人工衛星と弾道弾が具体的にどう違うかを説明するぜ。


    人工衛星とICBMとスペースデブリ


    マリサ
    でだ、まずこの件を解説するにあたって、第一宇宙速度ってものを説明しないといけないな。


    レイム
    第一って事は第二とか第三とかあるってこと?


    マリサ
    まああるんだが、第二と第三は今回関係ないので省略するぜ。
    んでだ、第一宇宙速度ってのは秒速約7.9kmの事だぜ。


    レイム
    なんか凄く早そうって事は解るけどいまいちピンと来ないわね。

    音速は秒速340m
    新幹線はおおよそ秒速70mくらい


    マリサ
    一応参考までに、軍隊なんかで使われているアサルトライフルの弾速が大体秒速700から900メートルくらいといえば、その速さがなんとなくわかるんじゃないかな。


    レイム
    なんか物凄く早いって事は理解できたわ。
    で、それが人工衛星とかとどう関係しているの?


    マリサ
    人工衛星ってな、高度にもよるけど軍事衛星とかの低軌道(300 から450km)のものは大体この秒速7.9kmくらいで地球を周回しているんだぜ。
    大半の気象衛星とかは高度36,000kmくらいを周っているので、秒速3kmくらいらしいがな。


    レイム
    なんでそんなに速く周る必要があるの?


    マリサ
    それはな、これくらいの速度にならないと地球の重力に引っ張られて落ちてしまうからで、この第一宇宙速度ってのは「見かけ上」地球の重力と衛星の速度がつりあって、「(すぐには)地表に落ちなくなる」速度なんだぜ。


    レイム
    見かけ上?


    マリサ
    要するに、人工衛星は常に「落ち続けている」んだが、秒速7~8kmという物凄い速度で飛んでいるから、「地表に落ちる」までに凄く時間がかかるので、見かけ上は地球の周りをぐるぐる回っているように見えるって事な。


    ※低軌道の場合大気による摩擦によっての減速もあるのですが、この辺りは省略します。


    マリサ
    んでだ、例えばこの人工衛星が何らかの理由で制御不能になったり壊れてバラバラになったとすると、どうなる?


    レイム
    それ、要するに銃の弾丸の十倍近い速度の物体が地球の周りを飛び交うって事よね?
    危ないでしょ。


    マリサ
    そう、めっちゃ危ないんだぜ。
    そしてこれが「スペースデブリ」と呼ばれるものな。
    しかもこのスペースデブリは、他の衛星に当たって衛星を壊してしまう事があって、そうすると今度はそのぶつかった衛星もデブリになってしまうわけで、それが続くと誰も宇宙に飛びたてなくなってしまうから、国際社会はこの問題の発覚以降「デブリを出さないようにしよう」って呼びかけているわけだ。

    ※1963年にアメリカがウェスト・フォード計画という実験を行い、地球上空に人工電離層を形成する目的として4億8000万本の銅製の針を軌道上に打ち上げたが、当初の予定では3年で全て落ちてくるはずが一部は今でも軌道上を周回しており、アメリカは国際社会から批判された。


    マリサ
    次に大陸間弾道ミサイルについてなんだが、これは大体秒速4~6kmくらいで、その軌道は正確には「飛翔体の楕円軌道が地表面より内側に来る」と表現されるんだが、意味解らんと思うから便宜上は「地球の重力を振り切る速度が無くて放物線を描いて落ちてくる」とイメージしてくれればいいぜ。


    レイム
    要するに、ボールを高く投げたら放物線を描いて落ちてくる所を想像すればいいの?


    マリサ
    まあそんなところだな。
    でだ、この弾道弾を撃墜した場合デブリになると思うか?


    レイム
    まあならないんじゃない?勘だけど。


    マリサ
    正解だぜ。
    ミサイル自体にもともと第一宇宙速度に達するだけの運動エネルギー、つまり速度が無かったわけだから、その破片もミサイルとほとんど同じ楕円軌道で地表に落下してくるぜ。


    レイム
    要するに、第一宇宙速度に達していないものはデブリにならないって覚えておけばいいのね。


    マリサ
    そういうことだぜ。
    だから今回紹介した毎日の記事は根本から論が成り立っていないわけだな。


    レイム
    でも、そんな専門的な事知らなくても仕方が無いんじゃない?


    マリサ
    まあ当時プラネテスってマンガがあってデブリがテーマの一つだったから、知っている人もいるにはいたが、「普通は」知らなくてもいいな。
    でもな、新聞記事で問題提起するのにそれを知らないのは大問題だぜ。
    ちょっと調べりゃわかる事なのにな。


    レイム
    なるほどね。


    何もかもがブーメラン


    マリサ
    それでな、この記者って元々中国大好きで中国による軍備増強を大絶賛するような人なんだが、それはまあ個人の考え方だから置いておくとしても、よく調べずに「物理的におかしい」記事を書いて中国擁護はだめだろ?


    レイム
    まあそうね。
    今で言うところの「フェイクニュース」でしょ、これ。


    マリサ
    それだけじゃなくてな、この記者は一貫して「記事の情報提供元」が匿名である事を批判していて、こんな業界批判記事も書いていてな

    早い話が:大使の顔は赤くない=金子秀敏
    毎日新聞 2009年12月24日
    https://web.archive.org/web/20100114110633/http://mainichi.jp/select/opinion/kaneko/news/20091224dde012070050000c.html

     鳩山政権ができてから24日で100日。米国ではメディアと新政権のハネムーンが終わる節目だ。しかし日本のメディアは、のっけから鳩山政権に厳しい。

     新聞によって濃淡の差はあるが、鳩山由紀夫首相に「反米」や「離米」のレッテルを張り攻撃する論調が多い。「米国は怒っておるのがわからんのか」と米国になり代わって警鐘を鳴らす新聞もある。

     4日、普天間飛行場移設問題を協議する日本の外相、防衛相と米国のルース駐日大使の会議が開かれた。その模様を産経新聞は翌日こう報じた。

     --関係者によると(ルース大使が)穏やかな語り口を一変させた。「いつも温厚」(防衛省筋)で知られるルース氏は、岡田克也外相と北沢俊美防衛相を前に顔を真っ赤にして大声を張り上げ、年内決着を先送りにする方針を伝えた日本側に怒りをあらわにした、という--

     この記事について、岡田外相は8日の記者会見で「大使が顔を真っ赤にした」という情景描写は「まったくの創作です」と否定した。

     岡田氏は言う。会議の席には通訳を除けば、岡田、北沢、ルースの3者しかいなかった。「関係者」はどこから大使の顔色を見たのか。「大使もしっかりと自らの主張を言われましたが、別に顔を真っ赤にするとか、怒鳴り上げるとか、冗談じゃない」

     「関係者」氏は、米国は怒っておるぞと言いたかったのだろう。しかし、かりそめにも米国の大使である。顔を真っ赤にして怒鳴るような品のない交渉をするだろうか。しかも結論が出なかった。大使が読めば、交渉は失敗だったとからかわれたように受け取るかもしれない。

     藤原帰一・東京大学大学院教授と衛星放送BS11の番組「インサイドアウト」で話す機会があった。米国で国務省幹部と会ってきたばかりの藤原氏は、「米国が怒っている」という日本の論調に米国は閉口しているという。当初、米国は普天間問題で強硬に出たが、ゲーツ国防長官の訪日がゼロ回答に終わったので、これまでの対応が失敗だったと「反省している」のだという。

     アフガニスタン増派を抱えた米国は、日本との関係も大切だ。「顔を真っ赤に」して脅すだろうか。藤原氏の見方はわかる。それにつけても、だれだろうね、よく新聞に出てくる「関係者」とは。(専門編集委員)=次回は1月7日掲載


    マリサ
    要するに、民主党政権時代に沖縄の普天間基地移設問題でいつまでも結論を出さない岡田外相に対して、ルース大使が顔を真っ赤にして怒ったと関係者が報じたって産経の記事を例に出して、「それにつけても、だれだろうね、よく新聞に出てくる「関係者」とは。」とマスコミ業界の出典元不明の記事に対して問題提起しているんだぜ。


    レイム
    まあ、これは一理あるんじゃない?
    よく新聞やテレビで見かける「関係者」って、実際のところ「どんな関係者」なのか解らない場合が多いし。


    マリサ
    「この記事」単体なら正論でその通りなんだがな、さっきのデブリの記事でこの記者はこう書いているんだぜ。

    早い話が:星くずのブーメラン=金子秀敏
    毎日新聞 2007年2月8日 東京夕刊
    http://web.archive.org/web/20070211180439/http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/kaneko/news/20070208dde012070032000c.html

    (一部抜粋)
     ミサイル防衛に反対する米国の科学者たちは「ミサイルの迎撃は大量の宇宙ゴミを出すので、低軌道を使う人工衛星が永久に使えなくなる」と警告している。中国製のデブリが悪いなら、ミサイル防衛で出る米国製デブリも非難されなければならない。


    マリサ
    要するに、この弾道弾と人工衛星の区別の付いていない記事の出典元はアメリカの科学者達だとしているわけだが、この科学者がどんな人物でどんな批判をしているのか、その出典元が何も無いんだぜ。


    レイム
    ああ、これさっきの「関係者」と同じよね。
    要するにこの人、自分は出典元不明の引用をしながら他所の出典元不明の記事を批判しているって事になるわね。


    マリサ
    そう、この記事「星くずのブーメラン」とか書いているが、何もかもが書いた本人にブーメランとなって突き刺さっているんだぜ。
    しかもな、毎日の新潟支局長がこの記事の1ヵ月後にこんな記事を書いているんだぜ。

    地図に残る仕事
    毎日新聞 2007年3月19日
    http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/niigata/news/20070319ddlk15070232000c.html(リンク切れ)

     以前、大手建設会社が流していたCMのフレーズだ。その言葉から橋やビルなど地図に残る大型事業に携わる者の気概や責任感が伝わってきて、耳に心地よく響いた。

     新聞づくりは「記録に残る仕事」。テレビやインターネットのニュースもDVDなどで保存できるが、新聞の場合、最初から「記録に残す」ことを目的としている。それが大きな特徴だ。

     毎日新聞など全国紙は1カ月分の新聞(東京本社発行の最終版)を1冊にまとめた「縮刷版」を毎月発行している。政治から経済、社会、芸術などのリアルタイムの動きを記録した歴史書とみることもできる。

     昔の縮刷版をめくっていて自分が書いた「特ダネ」記事を見つけると、ついニンマリする。
     逆に自分で出した「訂正」記事が目に入ると今でも気分が落ち込む。間違った記事を書いた時の状況、デスクから指摘された時の会話などが瞬時に脳裏に浮かんでくるのだ。

     間違った記事を載せた新聞は、それが一部であっても欠陥商品。記事に書かれた当事者、さらに新聞代をいただいている読者の皆様に心から謝罪しなければならない。
     謝ったら終わり--ではない。なぜ間違えたのか、再発を防ぐためにはどうしたらいいのかを検証する必要がある。

     最悪の対応は、「気づいたのは一部の人」と高をくくり訂正に応じなかったり、表面だけ取り繕って本当の検証を行わないこと。その行く先には信用失墜しかない。

     冒頭で触れた建設会社は今、談合問題で揺れている。この会社の「いい話」を取材したことがあるだけに余計に腹立たしく、「改める気があるのか」と言いたくなる。

     一方、新聞業界でも信じられない不祥事が相次いだ。自社、他社の境界を越え、業界全体の問題として考えるべきではないか、と私は思う。
     それができないと、とてもじゃないが胸を張って「後世に残る仕事」なんて言えない。
     (新潟支局長、柴田朗)(一部略)


    マリサ
    「間違った記事を載せた新聞は、それが一部であっても欠陥商品。記事に書かれた当事者、さらに新聞代をいただいている読者の皆様に心から謝罪しなければならない。」とな。
    でも金子記者は今回の記事で謝罪も訂正もしていないし、それどころか自分は出典元を出さずに他所の出典不明記事を批判しているわけだ。


    レイム
    呆れた。
    よくこれで業界批判とかできるわね。
    自分達が何も出来ていないじゃない。


    マリサ
    そう、毎日の問題というと、いずれこの動画でもやることになるwaiwai問題が有名だが、あれはあれ単体で批判されたんじゃなくて、こういう事の積み重ねがあって、信用低下が続いた結果起きた事なんだぜ。


    レイム
    デマを報じても訂正しないうえに、前の「ネット君臨」もそうだけど問題行動が次々と発覚していて元々信用低下が起きていた事が問題だったのね。

    今回のまとめ
    ・毎日新聞の編集委員が中国擁護のためにフェイクニュースを報じる
    ・弾道弾と人工衛星の区別も付いていないのに適当な記事を書いていた
    ・自分達の行いを棚に上げて業界批判


    マリサ
    結局な、今回の毎日に限らずマスコミ不信って単体の問題じゃないんだぜ。
    業界が色んな問題を起こして、その問題にまるで向き合おうとしないうえに、場合によっては逆ギレして批判者をバッシングするものだから、どんどん信用低下していったって背景があるんだぜ。


    レイム
    マスコミ問題が起きると問題単体に目が行きがちだけど、結局はいろんな問題が積み重なって起きている現象って事なのね。


    マリサ
    そうだぜ。
    そしてマスコミ業界は「単体の事例」しか見ていないから、問題の本質が理解できず同じ過ちを繰り返して、結果今みたいな事態になっているってわけだな。


    マリサ
    そんなわけで今回の本編はここで終わるぜ。


    レイム マリサ
    ご視聴ありがとうございました。


    大口
    おつかれ~


    大口
    今回ね、ほんときつかったよ。


    マリサ
    なんでだ?


    大口
    だってこの件はほんと大した知識がないし、うろ覚えで適当な事を書いているんじゃないかとドッキドキだったから。


    レイム
    まあ、間違ったら炎上して「このホヤ野郎!」って叩かれるだけよね。


    マリサ
    みんな全力で袋叩きにしていいぜ。


    大口
    まあ、冗談はさておき、本来理系関連の記事ってこれくらい慎重にならないといけないんだけど、マスコミ業界って専門家に一本電話すればわかるような事でも適当な事をかなりの頻度で書いているんだよね。


    レイム
    「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」って言葉があるのにね。


    大口
    そうそう。
    特に記者って明らかに理系に弱い人が多いのに、今回の事例みたいに聞けばすぐ解るような事すら聞かずに記事にする人が多いんだよ。
    どこに限らず、科学とか技術系の記事って「一体この記者は何を言っているんだ?」って内容かなり多いからね。


    マリサ
    まあ、そんな謙虚さがあったらここまで業界の信用低下も起きなかっただろうけどな。
    そんなわけで今回はここで終わるぜ。


    レイム マリサ 大口
    またらいしゅ~




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