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押井守の「世界の半分を怒らせる」。第22号
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押井守の「世界の半分を怒らせる」。第22号

2013-08-01 13:01
  • 6
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 ■MAMORU OSHII MAIL MAGAZINE
 ■押井守の「世界の半分を怒らせる」。
 ■第22号(2013.8.1)

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 http://ch.nicovideo.jp/my/blog

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【CONTENTS】目次

 1. NEWS
 2. 時事砲弾(21)「さんいんせん」
 3. 何度言ってもわからない/監督かく語りき
   第17回「だから遅すぎたと言っているんだ〜
      『風立ちぬ』からの現代アニメ評」(前編)」
 4. 監督外部記憶装置「フェティッシュ」
 5. 熱海おたより通信
 6. I.Gマキノの「ガルム戦記」(18)
 7. 募集
 
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【NEWS】押井守関連情報

 《発売中》文庫『ケルベロス 鋼鉄の猟犬』(幻冬舎文庫)
 《発売中》小説『ゾンビ日記』(角川春樹事務所)
 《発売中》新書『コミュニケーションは、要らない』(幻冬舎新書)
 《発売中》重鉄騎×押井守[ポーランドメイキング]
      DVD&映像読本(キャラアニ)
 《発売中》iPhone/iPadアプリ『ちまみれマイ・らぶ』(iTunesストア)
 《連載中》押井守監督の「勝つために見る映画」
     (日経ビジネスONLINE)連載中
 《8/21》Blu-ray『天使のたまご』(ポニーキャニオン)
 《8月中旬》絵コンテ『天使のたまご』(復刊ドットコム)
 《OA》ラジオ「鈴木敏夫のジブリ汗まみれ」(FM TOKYO)
   「ニコニコ生放送/押井守×鈴木敏夫×川上量生」ポッドキャスト配信中
 《製作決定》映画『The Last Druid: Garm Wars』(2014年公開予定)
 《参加決定》『機動警察パトレイバー』実写版プロジェクト(2014年公開)

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【時事砲弾】

 押井監督が時事ネタに鋭く切りこむ「時事砲弾」。ときには榴弾のように、
 またあるときは徹甲弾、照明弾、焼夷弾、ガス弾…と目的に応じて様々な
 角度からオシイ論が放たれます。今回は先日行われ、歴代投票率ワースト
 3位となった参議院選挙についてです。

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 第21回「さんいんせん」

 以前にも書きましたが、選択肢のない選挙は、縁日の茶碗博打以下のペテンで
す。
 茶碗博打を知らない方のために解説すると、三つの茶碗をチャカチャカ動かし
て、ひとつだけ入っているアタリに賭けさせる、確率3分の1の単純なバクチで
す。
 当たれば倍返し、ハズレは胴元の総取り。
 胴元のテクニックを凌駕する脅威の動体視力があれば、あるいは何も考えなく
とも、33パーセントの確率で勝利する可能性があります。
 ジャッキー・チェンの『酔拳』でお馴染みの、おそらくは中国起源の原始的な
博打です。
 まあ、どの茶碗にもアタリが入っていない可能性がありますし、あなたがジャ
ッキーでないなら、暗い道を歩かずに帰宅する慎重さも必要ですが。
 がしかし――
 自民党に投票するか、それとも棄権するか――この二者択一しかない選挙を、
誰が自由選挙と言えるでしょうか。
 無能ぶりを曝け出した民主党を、それでも信じるという奇特な方々、もしくは
利益享受者は別です。
 この21世紀に共産主義を信奉する頑迷な人々も別です。
 慎太郎やハシモトにやらせてみよう、というヤケクソな方々も別です。
 「生活が第一」とか「みんなの党」とか…以下略します。
 投票率が最低だったのは、むしろ選挙民の感性が正常であったことの証明でし
ょう。
 投票しない、という行為は最後の選択肢ですから。
 それでも単独過半数はとらせない、という絶妙のバランス感覚は、これはもう
さすがというしかありません。とりあえず様子を見ましょうか、という水戸黄門
式のバランス感覚は、戦後民主主義の唯一の美徳かもしれません。
 いつまでも決断の先送りが通用するわけじゃありませんが。
 いや、今回はそもそも決断しようのない選挙ではありました。
 だって野党というものが存在しないのですから。
 日本の右傾化を云々という、お隣のひとたちのコメントは――これはもう為に
しているのでないとしたら、とんだお笑いであり、反論の必要すらありません。
 我が国の戦後民主主義は未だに健在です。
 
 それにしても、来るところまで来た――というのが正直な感想です。 
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