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押井守の「世界の半分を怒らせる」。第25号
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押井守の「世界の半分を怒らせる」。第25号

2013-09-15 12:00
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 ■MAMORU OSHII MAIL MAGAZINE
 ■押井守の「世界の半分を怒らせる」。
 ■第25号(2013.9.15)

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 http://ch.nicovideo.jp/my/blog

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【CONTENTS】目次

 1. NEWS
 2. 時事砲弾24:(1)「いんたい」/(2)「実写版れいばー」
 3. 何度言ってもわからない/監督かく語りき
   第20回「ファミレスから世界を語る〜夕暮れハイボール雑談編(2)」
 4. 監督外部記憶装置「カンヌ野良犬紀行」
 5. 熱海おたより通信
 6. I.Gマキノの「ガルム戦記」(21)
 7. 募集
 
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【NEWS】押井守関連情報

 《発売中》文庫『ケルベロス 鋼鉄の猟犬』(幻冬舎文庫)
 《発売中》小説『ゾンビ日記』(角川春樹事務所)
 《発売中》新書『コミュニケーションは、要らない』(幻冬舎新書)
 《発売中》重鉄騎×押井守[ポーランドメイキング]
      DVD&映像読本(キャラアニ)
 《発売中》iPhone/iPadアプリ『ちまみれマイ・らぶ』(iTunesストア)
 《連載中》押井守監督の「勝つために見る映画」
     (日経ビジネスONLINE)連載中
 《8/21》Blu-ray『天使のたまご』(ポニーキャニオン)
 《8月中旬》絵コンテ『天使のたまご』(復刊ドットコム)
 《OA》ラジオ「鈴木敏夫のジブリ汗まみれ」(FM TOKYO)
   「ニコニコ生放送/押井守×鈴木敏夫×川上量生」ポッドキャスト配信中
 《製作決定》映画『The Last Druid: Garm Wars』(2014年公開予定)
 《参加決定》『機動警察パトレイバー』実写版プロジェクト(2014年公開)
        http://patlabor-nextgeneration.com

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【速報】9月25日『機動警察パトレイバー』実写版プロジェクト公式会見決定。
 重要情報解禁&ニコ生での配信アリ。情報拡散希望!

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【時事砲弾】

 押井監督が時事ネタに鋭く切りこむ「時事砲弾」。ときには榴弾のように、
 またあるときは徹甲弾、照明弾、焼夷弾、ガス弾…と目的に応じて様々な
 角度からオシイ論が放たれます。今回は電撃的声明を表明し、話題となっ
 たアニメーション監督の引退について。古い付き合いの押井監督だからこ
 その一刀両断をご覧ください。また、いまだ謎のベールに包まれている『
 実写版パトレイバー』についても(ちょっとだけ)監督自ら寄稿していた
 だきました。ご注目ください。

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 第24回:砲弾(1)「いんたい」

 「引退」とは読んで字の如し、「引き退く」「自ら退く」「身ぃ引く」ことで
す。
 プロスポーツの選手や、相撲の関取が「現役引退」するといえば、肉体的精神
的限界を感じて競技生活を諦め、コーチになったり親方になったりして後進の育
成に転じることであり、業界から去ってスナックのマスターになったり料理屋の
オーナーになったりするのであれば、それは「廃業」ということになります。
 作家の場合には「絶筆」したり「筆を折る」という言い方もしますが、「引
退」も「廃業」もありません。スナックのマスターになっても小説は書けるし、
フルタイムライターだけが作家ではありませんから、作家には「プロ」も「アマ
チュア」も「兼業作家」も存在します。あの作家さんは本屋で見かけなくなった
ね、消えちゃったねといえば、それはスランプに陥ったか、書くことがなくなっ
たか、もっと端的に「売れなくなったので出版して貰えなくなった」という事態
を指しているのであって、いずれにせよ「引退」するという事態はありません。
 そもそも「絶筆宣言」という行為は概ね、ある種の政治的アピールだったりす
るので、一定期間が経過すれば再び執筆活動を再開することもありますから、そ
の行為の意味からして「引退」とはカンケイありません。
 では映画監督の場合はどうなのでしょうか。
 映画監督が「引退する」とは、いったいどういうことなのでしょうか。
 あの「東小金井の巨匠」の「引退」をめぐる騒ぎは何だったのでしょう――。

 僕の知る限り、洋の東西を問わず「引退した映画監督」なるものは存在しませ
ん。
「引退宣言」を発した映画監督もいませんし、ましてや「引退会見」なるものを
開いた監督も存在しません。
 なぜなら――映画監督にとって、映画は「撮らせてもらえなくなる」という事
態はあり得ても、「撮らない」という事態は存在しないからです。
 「撮れない」「撮らせて貰えない」映画監督はこの世にゴマンと存在しますが、
それは様々な理由によって―高尚すぎたり、予算がかかりすぎたり、もっと端的
に才能が無かったり――観客が入らず、カネにならず、それゆえに仕事の依頼が
なくなっている状態であるに過ぎません。
 以下、有料にて閲覧願います。
 
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押井監督にご質問があります。近年DVDやらブルーレイやら画質がどんどん上がって、それに合わせてリマスターとかして解像度を上げておりますが、映画監督としてこの傾向は如何お考えでしょうか。たとえば押井監督のパトレイバー1、パトレイバー2はブルーレイになってさらに美しい絵になったかと思いますが、紅い眼鏡をDVDで見て、あのコマンドー軍団がタイツではなくストッキングを穿いていると分かってしまった時、紅い眼鏡はLDの画質が最適だったなと思いました(勿論、ブルーレイが出たら買いますが)。映画をいつまでも商品流通させるためには、その時代のメディアにしなけらばならないかと思いますし、新しいメディアに合わせた画質を求められると分かりますが、すべての映画が高画質の画像に適しているとは思えませんが如何でしょうか。
42ヶ月前
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