【覆面次郎】遊タイムに未来がある 2020/4/1(水)

　いくつか遊タイム、天井付きのぱちんこが発表されてきていて、規制緩和当初はネガティブな意見が業界に多かったものの、京楽のライダーなんかのスペックを見て、考えを改めるメーカーも出てきているとか。

　しっかり遊タイムを取り入れつつも、スペックを甘くすることができているのはさすが京楽といったところですな。

 

　ここで、現段階で出ている遊タイムの性能を機種別に見てみましょう。

 

▼Pフィーバー真花月2夜桜バージョン

・通常時500回転消化後、759回転の時短

※ライトミドルSTタイプ

 

▼Pぱちんこ仮面ライダー轟音

・通常時950回転消化後、1200回転の時短

※ミドルV-STタイプ

 

▼P戦国乙女6 暁の関ヶ原

・通常時666回転消化後、171回転の時短

※ライトミドル1種2種タイプ

 

▼Pリング 呪いの七日間2

・通常時885回転消化後、958回転の時短or右打ちの10％で電サポ958回転

※ミドルSTタイプ

 

▼P桃キュンソード

・通常時500回転消化後、時短付与（詳細不明）

※ライトミドル1種2種タイプ

 

▼P交響詩篇エウレカセブンHI-EVOLUTION ZERO

・通常時599回転消化後、100回転の時短

※ライトミドルV-STタイプ

 

　……こんな感じです。

　天井と言われると、シンプルに大きな時短回数が手に入って、次の当たりまで電サポの恩恵を受けられる、そんな印象があるかもしれません。もちろんそういう台も真花月などありますが、それプラスアルファの恩恵を受けられるというのが遊タイムの明るい未来かなと。

 

　ライダーやエウレカはV-STなので、時短で当選すればV大当たりが濃厚、これはデカいです。当然、10ラウンドの比率も右打ちと同じ恩恵を受けることができますな。

 

　また、1種2種、乙女や桃キュンなんかは、突ラッシュという恩恵になります。1種2種は右打ちが内部的には時短状態なので、時短回数によってはほぼ次の大当たりが約束されるようなもので、これも大きいですね。

 

　そして新しい形を示したのが、リング。天井的な時短もありますが、右打ちでは大当たりの10％でSTスルー後も時短が958回転(STの74＋884回転)が付きます。これをスルーしたとしても天井の時短が発動するため、最大で時短は約2100回転に。

　ST機ながら、ほぼ次の大当たりまでを約束する大当たりを搭載するという新しいスペックです。

 

　ちょっと面白い使い方をするなら、エウレカもそうですね。天井は599回転と重いですが、100回転の時短でSTというのは、さながらパチスロのCZのよう。

　天井を軽めに設定して、チャンスを受けられるっていうのは、新しいゲーム性として成り立ちそうです。(ただ、天井は大当たり間に1度だけ、という規制がありますが…)

 

　なんにせよ、各メーカー色々な解釈でこの遊タイムを「単なる天井というだけではない」ゲーム性として盛り込もうとしており、ぱちんこの遊技の幅が広がりそうですな。

 

　懸念されていたハイエナですが、ライダーなんかは常時画面に遊タイム発動までの回転数を表示しており、そういった面でのケアも頑張っているんだなってのを感じます。

　まあ、それでもハイエナは多くなるでしょうけど……そこはしゃあないのかな。

 

　ともかく、ネガティブな意見も多かった遊タイムが、こうして新しいゲーム性になりそうになっているのは、非常にぱちんこ業界にとって明るいニュースなのかなと。

　いくらでもハマリをさせられる自信のある次郎にとっては、明るいニュース以外の何物でもありませんわ。

 

 

■次郎の色んな意味で注目の一台

・Pアナザーゴッドハーデス2（メーシー）

 

　最近、やたらユニバのぱちんこにハマってしまってる次郎……デカチリとか。なんでしょうね、癖になる何かがあるっていうか。ハーデス2も登場するということで、個人的にはかなり期待しております。

 

 

　では、今週はこの辺で。

　また来週お会いしましょう。