昭和版ムーミン解説 (旧ムーミン虫プロ制作分について)
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昭和版ムーミン解説 (旧ムーミン虫プロ制作分について)

2016-11-26 13:38
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1969年に放映された「旧ムーミン」と1972年に放映された「新ムーミン」についてそれぞれ解説していきたいと思います。
便宜上旧ムーミンの東京ムービー制作版を旧1期、旧ムーミンの虫プロ制作版を旧2期という風に書かせていただきます。

今回は、旧ムーミンの虫プロ制作分についてを解説致します。
旧ムーミン虫プロ制作分は27話から65話の約40話ほどを占めているにもかかわらず(逆にだからこそなのか)、殆どがソフト化されておらず、従って新たなソフト化はおろか再放送することですら難しいであろう昭和版ムーミンにおいては、どの様なお話があったのかというのは大半が分からないのが現状です。

そこで一部のソフト化されたもの、レコードや絵本になったもの、動画サイトで公開されたことのあるもの、掲示板などでの「こんなお話だったよ~」的な情報から、分かる分に関してここで内容をまとめてみたいと思います。


第27話「顔をなくしたニンニ」 参考資料:映像視聴
原作は小説「ムーミン谷の仲間たち」。
大筋は原作と同じ。
変更点は、原作ではおしゃまさん(トゥーティッキ)がニンニを連れて来るのが、本編では未登場な為、ヘムレンさんの遠い親戚という設定でパパがムーミン屋敷につれてくる点。
ミイが透明になりたくて、スノークや村の人にちょっかいをだす点。
そしてニンニの心のよりどころがママからムーミンに変更。
最後に海にパパがママを突き落とそうとするのが、ミイがムーミンを突き落とそうとするのに変更された点など。




第28話「小さな大冒険」 参考資料:2ch
世界探検を思い立ったムーミンは、途中で会ったミイとスニフと冒険を始める。
イカダで川を下るが、滝に落ちイカダがバラバラになり3人は気を失う。
目を覚ますとモランが住む洞窟の中、ムーミンはお礼を言おうとモランに近づくがモランの冷たさによって凍ってしまう。
ミイとスニフが焚き火にあてなんとかムーミンを溶かす・・・とここまでしか分かりません。
画像を見たことがあるのですが、長い竹馬で荒地を歩くシーンがあり、イカダのシーンといい「ムーミン谷の彗星」を参考にしているようです。
モランが登場人物を凍らせてしまうのは「ムーミン谷の冬」を元にしているのかもしれません。


第29話「ひこう鬼あらわる」 参考資料:ムーミン谷の哲学、ルビーのおうさま(講談社)
ムーミンが赤い綺麗なビー玉を夕日に染めて眺めていると、ノンノン、ミイ達がやってくる。2人はビー玉を宝石と信じて疑わずムーミンに譲るようにいうのだが、ちょっとした喧嘩になってしまう。
ノンノンは拗ねてしまい、一人ぼっちになってしまったムーミンの元にひこう鬼がやってくる。彼はルビーの王様を求めて世界中を旅していて、彼もまたムーミンのビー玉をルビーだと思い、様々な魔術を見せ譲るようにを説得するのだが、ムーミンは応じない。
次の日。ムーミンはノンノンにビー玉を譲ろうとするのだが、暗い森のせいかそれは宝石には見えない。2人はまた喧嘩をしてしまう。その時突如大地震が起こりノンノンが地面の裂け目へ落ちてしまう。更におさびし山のダムが決壊したらしく洪水が谷へおしよせてくる。
反対方向にある水門を開けば水が抜けるのだが、機械が古くなっており壊れてしまっていた。
ムーミンはひこう鬼を呼ぶことを思いつく。夕日に輝くビー玉と引き換えにひこう鬼は魔術で水を全て消し、ノンノンは助かった。
ムーミンは「それは実はルビーではなくビー玉」だというのだが、ひこう鬼は「渡すのが惜しくて嘘をついているのだ」と喜んで去っていく。
パパはムーミンに「彼にとって美しければそれでいいのかもしれない。ビー玉だってルビーだって」と言って終わる。

ひこう鬼初登場回。この時のひこう鬼はデザインが全く異なり、ヘムル族のような姿をしている。絵本では新や原作に近い痩せた人間風のデザイン。




第30話「天国からのおくりもの」 参考資料:2ch
以下ムーミンスレ原文ママ
あるおばさんが、喉にトゲがささって、
そのトゲが動いたら死ぬという状態で、ムーミンたちが慰める。
でも、おばさんは絶望していて、むせび泣いてばかりいたところ、
偶然トゲが外れてめでたしめでたし。




第32話「森のゆうれいやしき」 参考資料:音声のみ
森で馬車に細工をしているミイ。ムーミンとノンノンがミイに訊くと「スリラー遊び」と称して、幽霊馬車やオバケキノコ、泥蛇を作って森の中に来た人を驚かせて遊ぶらしい。
ムーミン、ノンノン、ミイはスニフやホムサ、ジャコウネズミなどの村人に次々とイタズラを仕掛けていく。
イタズラとは知らない村人はヘムル署長に相談。結果、本部に要請を取り化け物退治の救援隊を呼ぶことに、森は立ち入り禁止になる。
罪悪感を覚えるムーミンだが、翌日ヘムレンさんの誕生日会に呼ばれすっかり元気を取り戻す。3人でヘムレンさんの家へ向かうが、途中で嵐がやってきたので、森を抜けて近道することにする。
森の奥へ入ると、なぜか幽霊馬車や泥蛇が3人を襲ってくる。近くにあった屋敷に逃げ込むと、一人の老婆がおり、その老婆もまた人食いキノコから逃げているのだという。
屋敷ごとキノコに食べられそうになるムーミン達。頭に喰らいつかれるかと思ったその時、老婆が若い女の姿にに変わる。
森の中に入ってからの出来事はイタズラによって活気を失った森達からの罰なのだという。
「人を騙さないこと、森を乱さないこと」を誓うと、キノコと嵐は消え、森も元の姿に戻った。
家に帰ったムーミンはパパとママにその出来事を告白する。パパとママはそれは森の妖精じゃないかと言う。ムーミン、ノンノン、ミイは村の人たちに謝ることを決め、外へ駆け出していく。


第33話「おくびょうな豆泥棒」 参考資料:2ch
ムーミン谷の各家の食糧倉庫から豆が盗まれる事件が発生。
犯人はスニフだったのだが、森で会ったオバケに脅迫され豆を盗んでいたのだという。
ムーミン達はオバケと話し合おうと森の中へ向かう。
オバケの正体はスナフキンが養っていた孤児達の変装だった。

この話には子供役で大塚周夫さんが出演しているという情報があります。


第34話「金の馬銀の馬」 参考資料:映像視聴
ノンノンが何か悲しんでいるので、様子を探ってくれとスノークに頼まれたムーミン。
どうやら「金の馬 銀の馬」という絵本の内容に悲しんでいたようだ。
身分の違う男女の恋、戦争により男は死に、女は行方不明になってしまった。
離れ離れになった男女の願いを神が叶え、2人はそれぞれ金と銀の馬になり、満月の大きく見える海岸で、丁度今晩会うことが出来る。
神はその場所に焚き火を置き目印にするそうな。
そこに行きたいというノンノンの願いをムーミンは叶えようとする。
大人たちは心配するが子供達は船で冒険に出てしまう。
やがて夜になり船がどこかの島に着く。その島は満月がとても大きく見える。
しばらく待っていると海岸に焚き火を発見する。
焚き火を守る神の使いによれば心優しい者でないと馬達は見えないらしい。
少したち金の波とともに金の馬が、少し遅れて銀の馬がやってくる。
子供達4人は確かに馬を見ることができたのだが、大人達にはどうにも信じられなかったのだった。


第37話「小さなみにくいペット」 参考資料:映像視聴
谷のペットコンクールに出すペットに悩むムーミン。皆美しく珍しいペットを持っているのだ。
落ち込むムーミンは森の湖で溺れそうになった毛虫を助けてやる。
夕方、なんとその毛虫がムーミン家までやってきた。
パパは半日で森からムーミン家まで移動してきた力のあるその毛虫をコンクールに出せば良いという。
それを聞いたミイは皆に言いふらし馬鹿にする。
コンクール当日。結局毛虫を出したムーミン。しかし、特別な力の証拠がないことで大恥をかく。
審査員に毛虫をみせようとすると、箱の中で成長した毛虫が綺麗な蝶になった。
ヘムレンさんによれば幻の蝶らしく、それを評価されコンクールで優勝する。
翌日蝶の具合が悪くなる。箱の中で飼っていた為、環境があわなかったらしい。
蝶を手放したくないムーミンだが、スナフキンに諭され蝶を自然に帰す決心をする。
元気に夕空へ飛んで行く蝶に「元気で暮らすんだよー!さようならー!」とエールを送り、見送るのだった。

ペットコンクールの司会者の声は富山敬さんが担当。





第38話「人魚さんこんにちわ」 参考資料:にんぎょにのったムーミン(講談社)
ある日ムーミンは怪我をした美しい人魚に出逢う。怪我を治すには人魚草という草が必要らしい。
ムーミンは人魚の存在を隠し、危険な目にあいながらも人魚草を何とか入手し、人魚の怪我を治す。
人魚はきっとお礼をするといって元気に海へ戻って行った。
次の日の夜、ムーミン谷では船上パーティが開催されていた。すると突然嵐が吹きあれ、ムーミンが波にさらわれる。
嵐が過ぎ、村の人々が心配していると、人魚にひっぱられてムーミンが現れた。
人魚は怪我のお礼にムーミンを助けてくれたのだった。


第41話「マメルクをつかまえろ」
海辺の洞窟のシーンがあるらしい。


第43話「あらしの怪獣島」 参考資料:ソノシート収録のドラマ「パパとなかなおり」、おはなしレコード「嵐の怪獣島」
スランプに陥っているムーミンパパ。ムーミンはパパが心配でぼーっとしてしまい木の枝から落ちてお尻を怪我してしまう。ノンノンやミイに笑われて起こるムーミンだが谷中に広まり笑い者になってしまった。ムーミンパパはそんな状況を見て「机の上だけで物語を考えるのではなく事実を書かねばならない。怪獣島に行って気味の悪い噂の真相をつかもう」と一人ボートをこぎ怪獣島へ向かった。
パパの安否を気遣うムーミンはスナフキンとともにあとを追う。
怪獣島の名の由来はどこからともなく怪獣の叫び声のようなものが聞こえるからなのだが、スナフキンが言うには「島に空いている穴が笛の様に鳴っているだけ。パパもそれが分かっていて調べに来ているのだろう」とのこと。
一晩経ち目を覚ますと目の前にパパがいる。パパは「誰が迎えに来いと言った、一人で来るならともかくスナフキンも巻き込むなんて」とムーミンを非難する。
怒ったムーミンは早々に谷へ帰ってしまい、パパの文句を言っている。
やがて、島からパパの書いた小説が届く、内容は「嵐の中パパを救いに行った勇気ある少年の物語」。
ノンノンやスナフキンに諭されたムーミンはパパに謝りに行くのだった。






第44話「海の星はどこに」
巨大な貝が出てくるらしい。


第46話「なくしたペンダント」
ミイが勝手に持ち出したミムラ姉さんのエメラルドのペンダントを湖で無くしてしまった。どうやら魚にとられてしまったらしい。ミムラは「あれはお母さんの形見」と怒るが、ミイはお母さんの記憶が無く「ミイは捨て子なんだ」と勘違いしてしまい家を出てしまう。
子供たちは湖へ行って魚を何匹も釣って探そうとしたが中々見つからない、スナフキンを置いてヘムレンさんが見つけたという“エメラルドの谷”へと向かうがいざ見つけた谷の下にはオオトカゲが住み着いていた。エメラルドだと思っていたのはオオトカゲの目だったのだ。「降りていくのが怖いんでしょ!」とミイが降りていくが驚いた拍子に真っ逆さまにトカゲの前に落ちてしまい襲われる。少ししてミムラ姉さんが命がけで助けミイは反省しミムラ姉さんと和解する。
スナフキンにミイが家に帰ったことを報告しに走ると、スナフキンがペンダントを見つけ出していた。ムーミン達は大急ぎでミイの家へ届けに行くのだった。

ドクターの声は風祭修一さん。
エメラルドの谷とオオトカゲは原作の彗星回からの引用かと思われます。



第47話「真夏の雪を探せ」
真夏のムーミン谷で前足を挫いてしまった子ヤギが発見された、母ヤギも谷の住人も心配するがドクターによれば「氷で冷やすかユキノシタを見つける他無い」と言う。勿論どちらもある筈も無く大人たちは子供たちを悲しませたくないとヤギを隠してしまう。ムーミンはスナフキンに「おさびし山になら万年雪」があるかもしれないと聞き険しい山を探索する。
やっとのことで少しの雪とユキノシタを手に入れた子供たち。小さな手になんとかあるだけの雪を持ち無事に持ち帰ることが出来た。その甲斐あって小ヤギは元気を取り戻す。
以後おさびし山の万年雪の場所は、谷の住人の夏の遊び場となった。




第49話「ピアノなんか大嫌い」
参考資料:映像視聴
スノークがノンノンにピアノの練習を強制したため、ムーミン達は遊べなくなってしまう。
パパやスナフキンに相談するがどうも解決しない。スノークは王立学習院時代の友人アンドリーを呼びピアノを教えようとする。
ムーミン達は妨害しようとするが、先生に見惚れてしまい結果的に妨害は失敗する。
厳しく教えられると思っていたノンノンだが、単なる技術だけでなく自然の美しさなどから音楽を学ぶという練習法にピアノを演奏することの楽しさを覚えていく。
ムーミンも触発され一緒にピアノを習い始め、二人は演奏会でピアノを披露する。



第52話「月夜に踊る人形」 参考資料:おはなしレコード
自作の少女の人形を子供に見立てて遊ぶノンノン。ミイは羨ましくなってしまいノンノンから取り上げるがはずみで川の中へ落としてしまった。ミイは「貸してくれなかったノンノンが悪い」と言い訳するが、ムーミン達はそれがキッカケでミイと絶交してしまう。
翌日スノークがミイの家に乗り込んできてミムラ姉さんに詰め寄る。相変わらず反省をしないミイにミムラ姉さんも愛想をつかす。その夜ミイは人形の悪夢を見てすっかりノイローゼになったしまう、人形の名前を呼んでふらふら彷徨っているのだ。あんまり酷いミイの姿にノンノンやムーミンも流石に心配になってきた。パパは「人を許すことの素晴らしさ」について話す。
一日人形を探し回り疲れ果てたミイ、すると窓の外に何と人形が立っており「一緒に遊ぼう」と言うのだ。その後夜な夜な人形と踊って遊ぶミイ。心配した大人たちはヘムル署長に相談しミイのあとをつけることにした。やはり人形が喋って踊り驚く大人たち。拳銃を手に後を追う署長の前にスナフキンが立ちふさがる。川の中に落ちた人形をスナフキンが見つけて直し、ノンノンが人形の中へ入ってミイと遊んでいたのだ。
正体をあかし仲直りした子供たち。月光の中で皆で仲良く踊り続けるのだった。



第56話「ムーミン谷のカーニバル」 参考資料:シナリオ
枯葉を手に取りしみじみとするパパとママ。季節はすっかり秋である。
子供達は森で木の実拾いをしている。一番大きな実を見つけた者が感謝祭の“実りの神”の役を任せられるのだ。
一番大きな木の実を見つけたのはムーミンだった。感謝祭は無事終わったが事件が起きた。
祭壇に置かれた皆の木の実が無くなっていたのである。そこには「木の実はありがたくいただいた 実りの神」と書かれており、ヘムレンは「本物の神が現れたのでは…」とスノークは「ムーミンがイタズラしたのではないか」と疑うが、勿論ムーミンに心当たりは無い。
スナフキンの案でおとり用の木の実を用意して待ち伏せていると、スティンキーが現れて木の実を持ち去っていく。「スティンキーは家や柱が好きなはず」と不思議がっていると、スティンキーはおさびし山の洞窟に入っていった。
洞窟の中ではモランがうずくまっていた。モランは夏バテで体調を崩しており、谷を冬にすることが出来ないでいるらしい。
スナフキンは下山してムーミンパパたちに事情を説明する。
ムーミンや村の人々が改めて木の実を差し入れると、モランの涙が凍って宝石のようになってい。スティンキー曰く「病気が治りつつある証拠」らしい。
モランの涙がおさびし山をキラキラ輝きながら転がっていく。
ムーミン谷に秋が終わり、冬がやってきたのだ。

第57話「おばあちゃんのひみつ」 参考資料:映像視聴
ムーミン谷には雪が降り積もっている。ママがムーミンに手袋を編んでいる。
この手袋は昔パパとママの命を助けたことのある毛糸の手袋なのだそうだ。
スニフのおばあちゃんが谷へやって来た、ミイの皮肉も軽く受け流す元気なおばあちゃんで、スニフと遊んでくれているお礼にと皮の手袋を皆にプレゼントする。
既に手袋を持っていたムーミンはチョコレートを貰ったが、ムーミンはどうしても革の手袋が欲しくなり毛糸の手袋を捨ててしまう。
ムーミンは毛糸の手袋は無くしてことにして、革の手袋を貰った。
次の日、持病の神経痛が悪化し、おばあちゃんは寝込んでしまう。医者を呼ぼうとするスノークだが、「毛糸のチョッキを着てぶどう酒を飲んで寝れば治る!」とおばあちゃんは聞こうとしない。拗ねて村を出て行こうとする。
皆で毛糸のチョッキを作ろうとするが、ムーミンが小さい頃に着ていたチョッキがあるだけで、毛糸が足りない。
おばあちゃんを助けたいムーミンは毛糸の手袋のことを白状し、探しに出かける。
すると手袋を捨てた場所にはおばあちゃんの手紙が置いてあり「良い手袋なのだから大事にしなさい」と書いてある。おばあちゃんは全部分かっていたのだ。
毛糸のチョッキを着て元気になったおばあちゃんは皆にお礼を言い、谷を去っていった。




第58話「ノンノンがいなくなる」 参考資料:映像視聴
国の研究所の研究員に選ばれたスノーク。すぐにでもノンノンを連れてムーミン谷を離れてしまうと言う。
離れ離れになることが嫌なムーミン達はある計画を思いつく。
ある夜、スノークの部屋にスノーク家のご先祖様が現れて「ムーミン谷を離れてはいけない」と警告するが、それはスニフとムーミンの変装だった。スノークは怒って2人を追い返すがムーミン達はもう駄目だとあきらめるが、次の夜再びスノークの元にご先祖様が現れる。
またムーミンの仕業かと掴みかかるスノークだが、通り抜けてしまう。なんと本物のご先祖様が肖像画から抜け出してきたのだ。
「スノークの研究が評価されたのは谷の環境、人々のお陰である。ムーミン谷を離れるな」と言い再び肖像画の中へ戻っていった。
スノークは谷を離れるのを取りやめにすることを発表。
かくしてノンノンはまたムーミン達と遊ぶことが出来るのだった。




第59話「手品にはタネがある」 参考資料:映像視聴
ある日ムーミン達はアブダーラという手品師に会う。
アブダーラ氏はムーミン家に滞在することになる。
見事な手品を披露しムーミンはすっかり憧れてしまい、弟子になりアブダーラに付いて行くと言い出す。
スノーク家に招かれたアブダーラはスノーク家の家宝を博物館に寄贈・鑑定しようと言葉巧みに持ち出す。
翌日アブダーラは馬車に乗って帰ってしまうが、ムーミンは「約束を破るつもりか」とコッソリ馬車に乗り込む。
場面変わって警察署、アブダーラは詐欺師だったのだ。
署長はムーミン家を訪れ被害がないか訪ねるが、スノークは家宝が騙し取られたことを知り愕然とする。ムーミンがいないことに気付いた子供達はアブダーラを追う。
森で馬車が転倒し壊れ、ムーミンはアブダーラに見つかる。ムーミンを追い返したいアブダーラは新しい馬車をとりにいってくれと頼む。
新しい馬車を入手し次第、ムーミンを置いて逃げるつもりなのだ。
ムーミンはスナフキンや子供達にアブダーラが詐欺師だということを聞かされ、スノーク家の宝を取り返すことを誓う。
子供達は新しい馬車にガラクタを詰め込み、アブダーラに引き渡す。理由をつけてムーミンは「村に残る」といい。アブダーラは意気揚々と去っていく。
アブダーラは途中で荷物が入れ替わっていることに気付くが、「あんな小僧にだまされるようでは、修行が足りない」と笑い出す。
何となく悪いことをしたような気がするというムーミンだがミイは「あたしたちの手品が勝ったのよ」と言う。
子供達は笑いながら馬車で村へと駆けて行った。

アブダーラの声は大木民夫氏、新ムーミンでもいくつかのゲストを演じておられます。




第60話「ひとりぼっちの冬」 参考資料:映像視聴
冬眠時にお互いのことを忘れないようにと絵を描くノンノンとムーミン。
相手にしてもらえないミイは山奥で一人で遊ぶに行くが、そこで自分ソックリの氷像を発見する。
それはモランが作ったものなのだが、ミイは自分へのプレゼントだと勝手に持ち去ってしまう。
気付いたモランはミイの家まで取り返しに来る。モランが来たせいでミイの家は凍りそうになる。
観念したミイは氷像を返すが、すっかり溶けてしまっていた。
モランは「私のお友達返して~」と谷中を探し回る。やがてムーミン家へもやって来る。
ムーミンは「自分に何とかして欲しいんだ」とモランに協力することにする。
やがて氷付けになったミイの家をスニフやヘムレンさん達が救援に行き、ミイが氷像を盗んだことを白状する。
モランは「冬が来なければいい、淋しい」という。モランは冬の間誰もいない谷や山の中を一人で過ごしているのだ。
ムーミンはミイ達と協力して皆の木像を作って渡す。
おさびし山にはもう雪が降りはじめた。
最初は新しい友達が出来て大喜びしていたモランだが、何も話さない木像に「何か話して・・・何か話してよ・・・」と一人嘆き始めるのだった。




第64話「影なんか恐くない」 参考資料:映像視聴
人を見つめて気付くか気付かないかということで遊ぶミイとムーミン達。
スナフキンは自分の影に見つめられておかしくなった人の話をするがムーミン達は信じない。
森の中で不気味な人間に会う、名をカゲミーロという。カゲミーロはムーミン達の影に問いかけて名前や本人しか知らないようなことを聞き出しはじめる。曰く「全ての影は俺の子分。だからお前らは俺の子分」なのだと言う。カゲミーロには影がない。
スナフキンは「人の目なんか気にしないで、思うとおりに暮らせ」というがムーミン谷の住人は影ノイローゼになってしまう。
いつも影に見つめられているように感じてしまうのだ。
カゲミーロはスナフキンにも接触するがスナフキンの影は何も語ることは無く、カゲミーロは逃げ出していく。
やがてカゲミーロはある提案をする。谷を気に入ったので家を一軒くれと言う。
ムーミンとスナフキンはある計画を思いつく。紙でカゲミーロの影を作りカゲミーロの前に置いたのだ。
カゲミーロは影が恐いらしく逃げていく。「カゲミーロの本当の影があったら・・・」というスナフキン、ムーミンは「いつも持ち歩いているひょうたんの中じゃないか」と言う。
ムーミン達はカゲミーロが寝ている隙にひょうたんのふたを取り影を開放。カゲミーロは自分の影に追われ谷を逃げていった。
ムーミンは「人の目なんか気にしないで、自分の思ったとおりにやっていくんだ」と決意する。

カゲミーロの声は大塚周夫氏。




第65話「おやすみムーミン谷」 参考資料:映像視聴
冬眠直前のムーミン谷、モランはスナフキンからの手紙を届ける。
雪がしんしんと降り積もる中、谷の各家では冬眠の準備がされている。
ムーミン家ではおやすみパーティが開催される。
やがてパーティが終わり、住人達は自分の家へ帰っていく。
モランもムーミンにおやすみをいい、住人達が冬眠に入っていくのを淋しく見守る。
スナフキンもモランに別れを告げ、谷を去っていく。
雪がやみ、モランは月下の中を山に帰ろうと歩き始める。
するとムーミン達が駆けて来る、周りの雪が溶け春になったかと錯覚した時、周りの景色もムーミン達も消えていた。それはモランの幻想だったのだ。
おさびし山の頂上へついたスナフキンはムーミン谷へ別れを告げる。

その後ムーミンの本をバックにレギュラー陣が自分の名前と役名を言い、ムーミン谷の物語は終了する。




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