• スプラトゥーンのイカライブを語る

    2016-02-01 13:38
    どうも、プロジェクション系の仕事させてもらってます、あおめです。
    最近公式サイトの方で万能エフェクト素材を配布しましたので、ぜひ見てみてくださいね!

    先日、幕張メッセ「スプラトゥーン」イカライブが無事行われたようで、色々すごいな~と思ったことがあるので、軽く語りたいと思います。
    今回はスクリーンの話ではなく、投影コンテンツの話をしたく思います。
    相変わらずテクニカル面な話しかしませんので、あらかじめご了承ください。


    とりあえず、関係者の皆様 お疲れ様でした。(´∀`;)
    幕張メッセであの投影環境作るの大変だったでしょうに・・・
    ↓一応、投影に配慮してか照明さんは最小限に抑えてますね。

    今回のイカライブでは様々な点において、とてもチャレンジな企画でした。
    その中でも注目すべきは以下の3点、

    ■シューティングゲームのキャラによるライブ
    ■3頭身のキャラクター
    ■歌詞が日本語ではない(そもそもイカ語というよく分からない言葉)

    という所でしょう。
    まぁ「シオカラーズ」はスプラトゥーンの中でもアイドルという位置づけらしいので間違ってはいないのでしょうけど、元がシューティングゲーなのでどういう客層がライブを見にくるのかが疑問でした。
    今回の大盛況ぶりをみると、純粋に「シオカラーズ」のファン層があったんですかね~。

    また、この手のイベントには珍しい3頭身キャラクターを使った投影ライブだったことです。
    基本的に投影コンテンツは、実写人物頭身が高いキャラクターがほとんどで、今回みたいな等身の低いキャラでずっとライブをするのは初めて見ました。

    色々思うところはありますが、
    私「あっ、この頭身でもライブが成り立つんだ!」
    というのが一番の印象でした。

    モーションも3頭身なのに生き生きと動いていて、まるでデ○ズニーリゾートのキャラクターショーと似た楽しさを感じました。
    (頭が大きいので着ぐるみっぽい感じもしましたが)
    頭身が低いと可愛くなるので子供ウケも良さそうだな~と思いました。
    3頭身、アリですね!


    また、言葉の問題(歌詞)はどうするんだろう?~と気になっていましたが、
    堂々とイカ語で歌ってましたね(笑)

    ↓個人的に「どうぶつの森」のとたけけさんと同類視してました。

    でもまさか日本語訳ナシでライブに挑むとは!
    言葉が理解不能なので、観客がノリについてこれるのかも疑問でしたが、
    イカ語で歌っていても メチャメチャ盛り上がっていました!

    「音楽に国境はない」って本当だったんだ・・・!

    とにかくイカライブは色々新鮮で、ライブイベントの新たな可能性を感じるライブでした。
    個人的に下手にエフェクトを付け足していない点がすごく好きですし、
    機材もプロジェクター2台、スクリーン2台の最小構成(それでも結構な費用がかかりますが)でよくここまで盛り上げられたな~と思いました。

    任天堂さん、この次はとたけけさんライブしましょうよ!
    シロくて投影に向いていますしッ!(提案)





    いまや、スクリーン投影ライブはボカロだけの時代じゃなくなってきました。
    これからもゲームコンテンツのリアルイベント進出に期待です!

    以上、今回はこの辺で失礼します。
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  • なめらかな動きの投影映像を作るコツ

    2015-12-19 21:401

    どうも、あおめです。
    また半年ほど更新をさぼってましたが、今後も気が向いた時に役に立ちそうなことを書いていきます。

    さて、今回は「なめらかな動きの投影映像を作るコツ」について説明します。

    まず、たいていの投影映像はフレームレート60で作られていることが多いです。
    これはたいていのプロジェクターが表現できる最大のフレームレートなためですね。
    (フィールド周波数など細かい話は抜きにして)
    ですが、実際のところダンスモーションをなめらかに見せるには60FPSでは足りません

    具体的に言えば、キャラがよく動くシーンカクカクに見えてしまったり、
    フレーム毎に輪郭が変わって、手や脚の動きがよくわからなくなるといったことが起こります。
    よりリアルな動きでキャラクターを踊らせるには対策が必要です。

    そこで必要なのがモーションブラーです。
    (画像:Autodeskリファレンスより)
    モーションブラーは、本来コマ落ちしてしまう画を無理やり少ないフレームに収める効果があります。

    どのような効果があるか、実際にご覧ください。

    ※ご注意
    視聴する時は解像度を「720p60」に設定してください。低いFPSで再生してしまいます。


    映像を一時停止をするとわかりますが、
    1つのフレームに本来コマ落ちしてしまうフレームを重ねて表示します。


    ただし、ブラー効果かけすぎは良くありません
    いわゆる「残像」となってしまい、画のリアリティーが損なわれてしまいます。
    キャラクターの動きを見て効果の強さを調整することで、
    なめらかな動きに一歩ずつ近づきます。

    また、モーションブラーにも様々な補間手法がありますので、
    3Dソフトや編集ソフトで効果を付けたり、色々カスタマイズして自分オリジナルの効果として作ってみましょう。

    将来、プロジェクターの機能が向上して120FPSなどの高フレームレートが
    表現できるようになっても、わずかなモーションブラー処理は必ず必要となりますので、
    ぜひ覚えてみてください。



    ■あとがき
    人間が認識できるフレームレートは30や60FPSだと説明するところもありますが、
    実際のところ120FPS以上の違いを認識できます。(個人差はありますが)
    フレーム1枚、1枚を認識してる訳ではありませんが「なんとなく違いがわかる」が重要で、
    某大学さんで研究している超高フレームレートのプロジェクターの域に達することで、
    現実世界の動きをほぼ正確にトレースすることができるようになるわけです。

    ちなみに、
    現実世界の動き正確を映し出す神器が存在します。
    その超超高フレームレートなディスプレイとは・・・







    ズバリ!「鏡」です!!





    ( ´∀`)

    ディスプレイが鏡と見分けがつかなくなるのは、どれくらい未来なのかなー。


  • 日テレ番組の制作協力 の報告

    2015-04-23 17:312
    どうも、あおめです。
    先日(4/21)に放送された「ミュージックアレンジバトル!歌編」にて
    IAさんをスタジオ内に降臨させるため制作協力させていただきました!
    制作に携わったスタッフの皆さま、本当にお世話になりましたー!!

    簡単ではありますが、軽くスクリーン面のお話をしたいと思います。
    今回使用されたのは高さ2.5m×幅5m自立式ポリッドスクリーンになります。
    (↓事前リハーサルの様子)

    実際に使用したスクリーンには少し変更を加えていますが、基本はこのスクリーンがベースとなっています。
    また今回、スタジオ内でパフォーマンスを行う構成上、アーティストの方と即座に入れ替わる必要があり、舞台転換をどれだけ早く行うかが重要なポイントでした。
    そのためポリッドスクリーンもいつもより頑丈な作りにして、
    壊れにくく大人2人で簡単に持ち運びできるようなスクリーンを実現してみましたー
    (今後、舞台上の美術さんにもっと手荒く扱われても全然平気なスクリーンを目指して作っていきたいと思いますー)


    その他、スクリーン関連の問題ですと
    「ポリッドスクリーンに投影した映像をテレビカメラで綺麗に撮れるのか?」
    という話が出ました。
    やはりプロジェクションライブ自体が初めての取り組みだったようですので、
    プロジェクター光源・投影映像の色合い・照明などをどのように調整するかが長時間に渡り議論されました。最終的にカメラ映りを最優先に各所調整が進みました。

    実際の放映を観ていただければわかりますが、さすがカメラのプロといったデキ栄え!
    他のプロジェクションライブ映像に負けない仕上がりとなりました。
    (カメラ映りに関しては1st PLACEさんの社長直々の厳しいチェックを受けています!)
    放映されたライブシーンはほんの3分半程でしたが、各所のプロがこだわりぬいて実現させた最高のライブパフォーマンスでした!


    最後に、
    今回テレビ番組で採用していただき、改めてスクリーンサイズ・耐久性の向上が必要だなぁーと感じました(番組収録を眺めている間)
    そこで、すでにホームページで告知してますが、従来のスクリーンから線引きして
    「ポリッドスクリーンL」(ラージサイズ的な)という大型スクリーン用途向けのスクリーンを提供する準備を現在ぼちぼち行っております。
    (線引きした理由として設置が格段に高難易度・組み立てに失敗する可能性があるため、初見さんが間違えて挑戦しないように)
    こちら近日?に公開できると思いますのでお楽しみに~


    あと雑な感想として、
    今回の番組制作は純粋に楽しかったです(お弁当も出て美味しかった!)
    正直スクリーンを公開した当初、企業(特にテレビ関連)には見向きもされない立ち位置のスクリーンになるだろうなぁと思ってたところ現状こうなってしまい、嬉しいやらマトが外れたやら何ともな状態です..w
    最近はオリンピックに向けて新型の透過スクリーンやプロジェクターが出ていますので、これからもっとプロジェクション業界が盛り上がる一方、誰でも簡単に始められるスターターセット的な立ち位置のスクリーンでありつつ、
    今回の日テレさんのような初めての取り組みには積極的に協力・ご提案していきたいと考えています。


    以上、近況の活動報告でした。
    それでは、今回はこのへんで失礼します。