同期再生するいくつかの方法
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同期再生するいくつかの方法

2017-08-10 16:08

    どうも、ポリッドスクリーンのあおめです。
    今回は同期再生に関するお話になります。


    透過スクリーンでは同期再生ができることにより、大規模な投影ができるようになります。
    たとえば、横10メートルの超ワイドなスクリーンを投影するために、3画面を同期して再生したり、透過スクリーン投影+床や壁にプロジェクションマッピングすることもできます。

    しかし、同期再生かんたんではありません。。
    専用ソフト、もしくは専用機器を使って、ズレの少ない高精度の同期をしなければいけません。今回は同期再生する方法のいくつかをご紹介します。


    ■複数PCをフリーソフトで同期する


    まずは、フリーソフト「SameKm」を使った同期再生です。
    こちらはLAN経由で複数のPCを同期操作するソフトで、
    メディアプレイヤー等の再生、停止をショートカットキーで一斉に操作することができます。
    注意として、ネットワーク環境によっては3フレーム前後のズレ(遅延)が発生します。
    また再生するタイミングを合わせるだけですので、再生中にラグやフレームドロップが発生するとズレが大きくなっていきます。
    以上の点を注意すれば、現在フリーソフトでできる最善の同期方法だと思います。


    ■複数PCで有料ソフトで同期する


    同期再生できる有料ソフトとして「AMATERAS Dome Player」などがあります。
    このソフトはプラネタリウム投影を想定した「ネットワーク同期再生」機能がついており、
    投影補正などプロジェクションマッピングに特化した機能もついています。
    こちらフリー版(お試し)には同期再生が使えないため、有料版を購入してお使いください。


    ■1台のPCで複数の画面を出力する

    こちらはPCにグラボを複数増設したり、Matroxグラフィックボックス等の機器を接続して、
    3画面以上のPC環境で動画を再生するという方法です。
    高解像度が再生できるハイスペックPCを用意すれば、PC1台で複数の画面が出力でき、
    Unity等で制作したインタラクティブなプログラムマルチディスプレイで出力できます。


    ■同期再生ができる再生機材を使う




    こちらは「Blackmagic」等の再生専用機器を使って、信頼性・安定性に特化した同期再生ができます。
    たいていの投影ライブイベントではこの方式が使われており、
    再生機器音響・照明が連動して、タイミングぴったりの演出を行うことが可能です。
    PC等の汎用OSとは違い、専用OSで動作するためラグやフレームドロップ
    ほぼ100%防ぐことができます。


    ■複数PCを根性で同期する(キーボード入力)


    こちらは複数のPC、または再生機器手動で同期させる方法です。
    再生キーを同時押ししたり、一時停止を繰り返してタイミングを合わせます。
    イベント等では使えませんが、映像チェックや投影実験の際に同期システムを組むのに時間がかかる場合に使います。
    非常に原始的な方法ですが、アナログな同期も精度が高く、私もよく使います。


    以上が同期再生のいくつかの方法になります。
    基本的にコストが低いと精度の低い同期でやることになり、コストをかければ精度の高い同期が可能という、予算次第ということになります。
    精度の低い同期の場合、上演中にトラブルが発生する確率が高くなるため、
    そのあたりのリスクコスト(予算)を天秤にかけて同期再生の方法を選びましょう。

    それでは、今回はこのへんで失礼します。
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