• 予定地

    2017-09-14 16:31
    アレの予定地です
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  • 実写映画「少しBLOOD-氏」の感想

    2017-09-13 21:391

    阿修羅少女 BLOOD-C異聞



                     ↑こいつがアシュラガールだ!(本当にそうか?)

    見てきました。

    上映時間:90分(上映は9/13現在テアトル新宿のみ)

    あらすじ:
    舞台は戦争直前の日本 山奥の寒村で、ある日 特高警察の一人が死体で見つかった
    部隊長の甘粕は横暴な捜査で村人達を激しく追及し、強制逮捕から乱闘騒ぎに陥ってしまう
    そんな中、特高警察から逃げる青年「蓮」の前に謎の少女「小夜」が現れる。
    困惑する蓮に小夜が語った自らの目的は、村に潜む〈古きもの〉を狩ることだった。










    これね
    笑えないタイプのゴミ、無理

    クソ映画とかじゃなくって「ダメな映画」って分類だと思う。見ないでください。
    あかんいきなりレビューが終わった。


    いやこれマジで酷いんで、ホントもうできるだけ多くの人に観に行ってほしくないという気持ちがとんでもなく高まったのでウン年ぶりになんか文字を打って残したくなりました。
    (映画は基本的に8割は良い体験になると思っています。)

    あんまり多くの映画を見ている訳じゃないんで、比較対象が少なくてアレなんですけど、近年見た中ではダントツに酷くて素直に廃棄物です。(笑い飛ばす事も出来ないのでタチが悪い)
    俺達のBLOOD-Cはこんな所まで転げ落ちていったのか。

    ひたすらショボいだけの映画なんで、ここがヤバイ!みたいなのも挙げづらいんですけど
    私的にいくつかまとめた感想を投下して暫定的な遺作にしたいと思います。     
                              ※(以下全バレになります)








    刀の切れ味が悪すぎる

    刀が全然切れねぇ モブは時代劇みたいにすぐ倒れるからまだいいんだけど
    ボスとの決戦になっても刀の切れ味は全く冴え渡らないもんで、なんかジョリジョリしてる。

    腹とかじゃなく明らかに腕を切りつけても、腕は飛ばない、傷は見当たらない、刀は綺麗なままなので勿論血が噴き出したりとかも、全然ないんですよ。
    スプラッタにしろとは言わないけどBLOODとしてそれはいいの?

    ダメージ表現としては、表面に血がペタペタと付いてるだけで垂れたりもしないんです。
    設定上ボスが不死身に近いんで、終盤はもうずっと刀でジョリジョリしてるんですよ。
    蹴ってはジョリ、蹴ってはジョリって感じで叫びはするものの全然進展しないの
    爽快感0かよ。(時代も因果も切り伏せるんじゃないのか)

    しかし刺すことは可能なので、主要キャラは大体刺されて死ぬ(たまに銃で撃たれる)
    せっかくBLOODの映画なんだからもうちょいバッサバッサやって欲しかったかな…。

    低予算感

    チープ!とにかく色んなものが安い(低予算で良い物はあれど、コレはそうではなかった)
    村のロケーションの少なさが絶望的で、主人公の家・集会所・診療所・特高本部しかないの。
    室内は毎回カメラ固定だし、無論建物の全体像が映ることも無い。そしておそらくこの世界には廊下というものが存在しない。

    そして、活躍もしないし役にも立たないからいいんだけど村人が数えるほどしか登場しない。
    唯一出番のあるフレンドリーな男は独自に情報収集していたらしく、単身黒幕を問い詰めるんだけど、一人なうえに丸腰だったもんで当然のように消された。何しに行ったんだ。

    その他にも村人はいたけど血の気の多い兄ちゃんは撃ち殺され、鬼の祟りと喚く婆さんも撃ち殺され、村の副リーダーは自害した。ていうか残りも殺された。命が安い。


    また、ラストで村を焼き払うシーンがあるんだけど家が一軒燃えてるだけなんだよね…
    ここでもカメラはバッチリ固定されてその家しか映してないんで「
    ああ平和だった村がァ~」みたいには全くならない。何より他に建物があったかも怪しいもので。

    ただまぁここまでは、上手く使い回したやりくり上手と言えなくもないし、少ないリソースで色々撮るにはそういう策を取るのもわかりはするので許せないって程ではなかったんですが
    それよりショックだったのが、ボスである〈古きもの〉がただの人間だった事なんですよ。


    えぇ~~~…お待ちかねのクリーチャーが出てくる所じゃないのかよ…
    この映画、始まって数十分で〈古きもの〉のビジュアルにはドンドン期待できなくなって行くんだけど、まっさかCGもなく見た目に変化もない純度100%の人間をそのまま出されるとは流石に思ってなかった、やられた。(申し訳程度に目が赤く光るよ)


    テンポが悪すぎる

    邦画あるあるの変な間や、奇妙な溜めが序盤から大量に繰り出されるのはなんとか許容できるんですけど、それに加えて本編の話の進行がとんでもなく遅いもんでストレスがヤバい。

    大筋としては小夜と蓮(覚えていますかあらすじで登場した青年です)が〈古きもの〉を 
    探すのが話の大体を占めるんですけど、これがビックリするくらい遅い。

    この映画BLOOD-Cを名乗ってるんだけど、主人公は「蓮」とその姉「蘭」の方で、この蓮が
    村をうろついてる時間が長いんですよね。しかもその間小夜は何をしているでもないし、特に意味の無かった阿修羅像を見学して終わります。(しかも小さいんだこれが)

    対して視聴者はかなり早い段階で、蓮の姉「蘭」が〈古きもの〉=化物であると大体わかるので更にもどかしい感じになるっていうか、序盤に蓮の家で小夜が〈古きもの〉の匂いを蘭の寝床から感じ取っていたのに、実際会った時は〈古きもの〉と見抜けないんですよ。

    匂いは何処かへ行ってしまったみたいなんですが、結局最後の方になって〈古きもの〉の血が抑えきれなくなった蘭と一緒に、村から逃げようとしている蓮を見つけた小夜が、やっとこいつが〈古きもの〉で騒動の犯人だったのかと確信するんです。勿体ぶった割には何もないのに重役出勤はやめろ。

    蓮の指を食ってる蘭を後ろから蹴っ飛ばすのは少し面白くてよかった。(小並感)
    一方、村の方はグダグダやってるうちに限界に達して特高警察になんか皆殺しにされた。



    これBLOOD-C?

    残念な事にこれは一応BLOOD-Cみたいで、本編の過去に当たるらしいです。
    (僕はそうでない可能性も諦めたくない)

    その証拠としてチラホラと関連物がありまして例えば

    ・アニメ本編で言うお父様みたいなポジションの謎の男が登場する
    小夜をサポートする素振りを見せる出番の少ない男は、どうやら本編で父親を演じていた彼のようで、小夜と共に〈古きもの〉を狩っているような雰囲気を醸し出していた。雰囲気だけで特に何もしてはくれないのですが。

    ・<古きもの>の実験を行う極秘の機関が登場する
    アニメで管理されてた街と同じように、今作では陸軍の極秘部隊が不死の兵士を作り出す実験の為に村を箱庭にして〈古きもの〉の血を持つ蘭を利用しており、村人にも何人か「エキストラ」がいたことがやんわりと描写されています。

    文人含む小夜を利用する黒幕勢も登場はするのですが小夜とは一切絡まない上にあくまで蘭の実験がメインなのか、村を焼き払って処分した後は皆足早にフェードアウトしました…。
    小夜に関しては何も言及されません。

    本編見てても「あ、同じ名前の人がいるね」以上の感想は出てこなかったし、この映画単品だとドヤ顔で「ワシらは研究しとったで」と語る程度なので「なんか利用した人たちがいたのだろう」ってくらいにしかなりません。

    ・小夜の立ち位置は同じ
    小夜はクールな性格で、いきなり刀を突きつけたりして来るものの、一応は人々を守りたい意志がある旨を伝えてきます。(洗脳自体はされてるのかな)しかし結局〈古きもの〉だった蘭と、蓮を含めた村人も、軍部に利用されていた特高警察も全滅し「守れなかった…」で〆。
    コイツいっつも守れてないな

    これが原作要素ちゃんですか?
    蓮はともかく、村の人に至っては交流すら無かったので全員死んだところで、何も感情が湧かないんですよね…。
    田中要次が撃たれるシーンはなんか少し笑った 


    良かった探し

    最後に、せてめてもの良かった探しをして終わろうと思います。
    うーん… …
    …小夜がいきなりネギを食い始めるシーン… とか…。(ボリボリと喰う。生で。)


    あ、


    ・戦闘シーン 
    刀は本当にアレだったんですけど、序盤と終盤の2回だけあった小夜のアクションは
    結構良かったと思います。特高警察を蹴散らすシーンと、最後の蘭との対決ですね。
    蹴りに重みが感じられたし、動きもビシっとしていてカッコよかったです。

    黒い女学生が刀を持ってアクションしまくるのは、確かにBLOODらしくて良いと思うし
    チラリと見える生足もセクシ… … … ん?生足?



    …? ???


    そう、生足なんですよ生足 おや?と思った人かしこい 100シャープあげちゃう
    そうなの、実は小夜はタイツなんか着けてないの!


    ポスターでは思いっきりタイツなのに本編では生足なの!



    !?




    !? あの少し艶かしいポスターのスラッと伸びたタイツ姿の脚!あの脚がBLOOD特有のバイオレンスアクションで舞ったり破れたり血が染み込んだりするものだと思ってたの!へぇ!?
    何それぇ!?全然誉める所の無かったこの映画に唯一期待していたタイツの美脚アクションが
    まさかのポスター詐欺なの!?この作品に救いはないの?なんで変な翻弄の仕方するの!?
      
    舐めてんじゃねぇぞ!
    絶望の淵で唯一見出した希望を自ら潰していくスタイルある?(ありました)





    以上で終わるんですけど、皆さん是非この映画を見ないでください。
    仮に生足が好きだとしても、得るものは皆無です。虚無です。

    警告:0点…




    余談ですがどうでもいいシーンの一つに蘭が特高警察にレイプされるシーンがありまして
    その直後バケモノだった蘭に首を噛まれた男は、なんと発狂し特高本部の仲間達に噛み付いて
    暴れまわり、最後は隊長に切り殺されました。この事から私はこの映画がBLOOD-Cではなく
    レイプゾンビの最新作であった説を提唱します。



    おわり