【自転車】PBP初見プレイ攻略法。
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【自転車】PBP初見プレイ攻略法。

2015-08-26 17:00
  • 2
どうも。
artsです。

前エントリーの「PBPってなんじゃらほい?」で少し触れた「パリ・ブレスト・パリ(PBP)」ですが、なんとか完走してきました。放っておくと完全に忘れてしまい「初見でもなんとなくクリアできる!」みたいなことになりかねないので、忘れないうちに「僕が考えた最強のPBP初見プレイ攻略法」をまとめておきたいと思います。
※おそらく2回目に行く人は、違うことをすると思うので、あくまで初見さん向きに書いています。

思いついた順にバラバラと書いていますので、先にまとめを読んでいただいてから、気になったところだけ戻って読んでいただくというのでも構いません。
4年後、もしくはそこに至るまでにお役に立てれば。

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コースや時間のお話
■コース
このコースは1,200kmという距離もさることながら、獲得標高が10,000mを超します。
※僕のログだと11,180mになっていました。

ブルベを走る人では「100kmで1,000mが標準」という人もいますが、個人的には200kmは2,000mを超してもなんとかなるが、600kmで6,000mを超したらかなりの上り下りを覚悟しなければならないと思っています。つまり距離が長ければ長いほど、「100kmで1,000mが標準」は当てはまらないんじゃないかなと僕は考えています。
※最初でこそ平地ですが、その後はずっと上り下りという印象の興津600も実際の獲得標高は5000mちょっと。斜度の違いはありますが、それ2周がPBPの獲得標高と同じと思えばなんとなくイメージがつくかなと。

走る前の僕は、以前PBP走った人の話や、公式に提供されているルートデータをみても「獲得標高は10,000mなんて超えないし、どこかに平地あるでしょ。」と思っていましたが、実際に走ると確実に獲得標高は半端ないし、平地なんてものは存在しませんでした。ずっとゆるい上りと下りで構成されているコースです。
覚悟して準備してください。
※このコースにおいては平地が得意というのは役に立たず、上りまたは下りが苦手というのは確実に脚をひっぱります。
※余談ですが標高が高いところが標高300mちょっとぐらいで他の場所で300mを超しません。標高200m台にいる時はそこそこ高いところにいるということなので、安心して良いです(謎。


■時間配分
以前行かれていた方たちのブログを覗いている時に、だいたい60時間が走行時間で30時間が休憩と雑な時間になるという雰囲気だったのですが、僕もまさにそんな感じになりました。

もう少し細かく書くと、僕は90時間組の一番最後の2000スタート。日割りはおおよそ0.5日目、1日目、2日目、3日目、4日目という配分。0.5日目が夜のみ、4日目は昼過ぎまでという感じです。
※PBPには80時間、90時間、翌朝スタートの84時間の3種類のカテゴリがあります。

僕の実際の走行を振り返ると、睡眠時間は0.5日目は無し、1日目は3時間、2日目は3時間弱、3日目は4時間の合計10時間。途中仮眠で先のとは別に合計1時間ぐらいです。ある程度まとまって睡眠時間があったので、途中眠くて困るということはほとんどありませんでした。このぐらいの睡眠時間が確保できていれば問題ないというラインだと考えて良いと思います。
※スタートが2000なので1630ぐらいまで昼寝していました。0.5日目が無しでも大丈夫なのは、この寝貯めのおかげだと思います。寝れなくても目をつぶってゴロゴロしているのは大事。

また走行時間が60時間で1,230kmを走るので、各PCごとの区間では「平均速度を20km/hを超す」いうのが目安になると思います。
600〜1,000kmの区間は制限時間が少しゆるくなるのですが、おそらく20km/h以上をゆるめてしまうとここはジリ貧になります。2日目と3日目の夜の睡眠時間を確保するための維持してください。
※僕は実際には1,236km走りました。

■スタート時間
2000時スタートは、僕にとってはとても良いスタート時間でした。
道中で出会う90時間組の人は、すべて自分と同じか、自分よりも貯金が少ない人です。これは精神的にだいぶ楽でした。
仮に誰かと協調して区間を走るときも、相手のペースにあわせて走っても、やきもきするということもありませんでした。

ただし2000スタートは90時間の最後の組なので、各PCやゴールのクローズ時間がはっきりわかってしまうため、スタッフの方からアレされるということもあったようです。
例えば仮にゴール地点で1800スタートの人は91時間かかってしまっていても、途中のチェックのはんこが揃っていれば一応受け取ってくれたようですが、2000スタートの人は同じ状況でも90時間はクローズしているから受け取れないと言われたケースがあるようです。
※もちろん90時間を越さないで完走することが当然なのですが。
※途中から都市伝説のように救済があるとかないとかいう噂が流れるのですが、ブルベカードを受け取ってもらえないと、そもそもその都市伝説が適応されないようです。ここはギリギリで走る人には悩ましい選択ですね。
※都市伝説レベルの救済をアテにして走るのもアレなのですが。


前の組の人は、後ろから自分より少し速い人や集団がくるので、その波に乗って速度を稼ぐという手もあるようなので、スタート時間の選択はメリット・デメリットと好みで選択する必要ありそうです。
※前の方はPCが僕たちのときより混んでないという噂もありますが実際に自分でみて比較したわけではないので真偽は不明です。

あと余談かつ今回だけのお話かもしれないのですが……
PBPはPCのクローズに間に合わない場合でも通過が認められる場合があります。ただしこの場合2つ先までに復帰しなければならないことになっています。
ただ実際には途中からずっとPCでタイムアウトになったまま復帰できなくても、ゴールで90時間に間に合っている場合は完走としてブルベカードを受け取ってもらえているようです。
PBPのPCのクローズタイムは、日本で走っているブルベに比べてゆらぎが大きく、最後の区間が少しゆるいのも含めて、90時間で帳尻を合わせられそうならば、諦めずに走るということが重要です。
※このお話は初代将軍様(誰?)に4年前にも教わったお話なので、おそらく今までもこのケースは大丈夫だったのだと思います。
※今回に関して言うと、某人がゴールのスタッフに「途中から全部間に合っていないのだけれども大丈夫か?」ということを確認してOKがでているので、おそらく今回も大丈夫なはずです。
※ただし「次回も必ずそうか?」と言われるとなんとも言えません。最初からそれをあてにせず毎回クローズに間に合うというのはマストだと思って走ってください。


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■PC
PCのコントロール(ブルベカードにチェックをしてくれるところ)はいうほど時間がかかりませんでした。かなりの人が殺到しても、すぐにさばける体制になっていたように見えました。
他にも売店やシャワーで混んでいるという印象はありません。
逆にレストランと特定の仮眠所の混雑はかなりのものでした。
※PCにはコントロールの他に、レストラン、カフェ、売店、仮眠所、シャワー室、メンテ、救護室、トイレがありました。
※上記のものはすべてのPCに全部揃っているわけではありませんが、基本的にこんなものがあるんだなーという感じです。
※救護室は行ったこと無いのですが、テーピングをしてくれたり、薬を出してくれたりもするようです。あとはナースがおしりに薬を塗ってくれるという噂もあります(謎。


レストランの混雑に関しては、PCの売店や街のカフェ、パン屋、スーパーetc.を利用することで時間を稼げます。
※レストランは様子をみて並んでなさそうならここで食べるのも良いですね。味は給食ぐらいの感じですがほっっとしますし、誰かしら日本人がいたりします。
※僕は寝る前にレストランで食べていました。チキンのクリームソースとショートパスタ最高。
※街のパン屋のパンは基本どこで食べても美味しいです。日中はPC以外の街のお店を利用するのが吉かも。
※ただPC間の小さな町の小さな商店とかだと逆に行列が酷いことになっていたりもします。このあたりは頃合いを見てという感じでしょうか。
※レストランによっては水汲みの機械が置いてあったりも。
※カフェがあるところでは、ボトルを出すと水を入れてくれたりも。ただビールやワインを注がれそうになったという情報もあるので要注意。


仮眠所は、サバイバルシートや寝袋を使って外で寝ている人たちもいたのですが、僕に関して言うと夜間はサイコン読みで8℃と表示されていたりしたので、絶対に避けたく、仮眠所を利用せざるを得ない状況でした。
1日目と2日目のルディアックの行列でうんざりしていたのですが、モルターニュ=オー=ペルシュという3日目の仮眠所は僕が並んだ時に行列ができてないのにもかかわらず、オペレーションが厳しすぎて寝床に案内されるまで30分弱かかっています。
なのでクローズギリギリでない限り、仮眠予定のPCに着いたらすぐに仮眠所の様子を見に行き、あまりにも酷い行列でない限りは先にならんでしまい、寝床を確保してからチェックを受けたり、食事やシャワーに行くというのがベターな気がします。
※もし仮眠所の行列が酷い場合は、別のことをしてから戻ってきて、それでも酷い場合はレストランの床とかで仮眠になりそうです……。
※モルターニュ=オー=ペルシュはそんなオペレーションだったので、僕のあとに大行列ができていました。僕は単純に運が良かったのですが、それでもそのぐらいの時間が失われてしまいます。


注意点としては仮眠所に寝床を確保できたからと言って、必ずしも暖かいわけではありません。
というのは、ルディアックの仮眠所は、寝始める頃にはそこまで寒くは感じないのですが、寝ている最中に底冷えみたいなものを感じて起きてしまい、ドロップバッグに入れておいた簡易寝袋を布団の中で使用して、やっと暖かく眠れました。
サバイバルシートでも構わないので、ドロップバッグに入れておくとこういう事態は避けられるので、お勧めです。

余談ですがトイレあれども紙がないということもそれなりにあったのでおしり拭きは必須です。
※便座も無かったりするのですが、これはまた別のお話。

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機材や装備のお話
■補給食
出る前に僕が最大に懸念していたのが補給食なのですが、これは比較的杞憂でした。
最初のオフィシャルの休憩地点が140km(PCは220km)なのですが、約80km地点にカフェがあったり、そこから休憩ポイントまでにもカフェがあったりします。なので、各PCを出るときに最大100km分の補給食を確保しておけば問題なく、次のPCでは使った分を確保すれば良いと思います。
またこちらから持って行かなくても、現地のスーパーとかでお菓子やパンを満載すれば、困ることは無いはずです。
※僕はスポーツようかんを50個ぐらい持って行きましたが、半分ぐらいしか使いませんでした。
※野菜と果物が美味しいので、PCの売店やスーパーで買って食べていました。走るときはバナナかパン。
※PCの一部の売店でもスポーツ用品店で売られているようないわゆる補給食は手に入ります。
※ルディアックではDNFした人が補給食を配っていたりします。特に復路。


水に関してはダブルボトルで行きましたが、それでも2度ほど無くなって困りました。
途中のボランティアのエイドとかでももらえたりするのですが、タイミングが悪いと無くなってしまいます。
なのでダブルボトルは必須。
※どうしようもないときは他の参加者の人に分けてもらったりもしました。助け合いは重要。
※というか僕は道中助けられることが多かったですね。恥ずかしい限り。


■機材
準備中に気になっていたのはライト。
夜は本当に真っ暗だったのですが、路面が想像していたよりも大分良く、車の心配も無かったので、下りも含めてVOLT1200のオールナイトモード1灯で十分という感じでした。
※路面という点においてだいぶ日本のブルベより走りやすいかもしれません。路面がうねっていたりとか、変な大きな穴が空いているとかは、ほとんど見かけませんでした。
※予備のバッテリーも持っていったのですが交換せずにルディアックで寝ている最中にドロップバッグに入れていったモバイルバッテリーから充電という方法で4日目の明け方まで1つだけでいけてしまいました。
※4日目の明け方に予備で持っているもう1つのVOLT1200に切り替えましたが、粘れば使わずに終わったような気もします。
※ただこれは基本雨が降らなかったからという気象条件もあったかもしれません。状況が悪い場合はもっと光が欲しくなるかも。
※きっと4年後はもっと良いライトが出ているはず。実際前回の頃のライトといえばホムセンライトかハブダイナモって感じですし。
※今回ヘッドライト、ヘルメット尾灯は使用していません。ヘッドライトは前照灯の予備も兼ねてvolt300を持っていったのですが使わず。
※ヘルメット尾灯はそれ自体が必須でないどころかPBPはヘルメット自体が強く推奨でつけていない人もそれないりにいるぐらいなので外してしまいました。


GPSはあったほうが良いです。
基本、看板ですべて走れるのですが、後半その看板が外されているところがあったりします。
また区間平均距離や、残り距離、日の出/日の入時刻の表示etc.便利機能が満載です。
※よっぽどポリシーを持っている人以外は、おそらくPBPに来るまでにGPSは導入していると思いますが。
※公式のルートデータの内容が現地の看板と違うことがあるのですが、その場合は看板が正です。細かいところでいうと片手以上の回数で違う場所があるのでそういうものだと思ってください。


あと今回凄く便利だったのはパワーメーター。
平地があれば、大体のペースはそこで作って、そのペースを踏まえての上りとか下りだと思うのですが、本当に平地がありません。
なので途中からはPC間で20km/h以上を確保できるワット数を見ながら漕いでいました。
パワーメーターが無ければ、きっとペースを掴むのにもっと苦労していたと思います。
※超ざっくりですがそこそこの上りはパワーウェイトレシオ2以上で、あまり登っていない時は100Wを切らずに、下りは他の人との間隔やや余程の路面状況がよほど酷くない限りはブレーキをかけませんでした。
※事前にイメージを付けたい人向けにいうと1つの坂が勾配2%長さ5kmで4日間エンドレスで出てきても必ず15km/h以上のスピードを出せるという感じでしょうか。

※下りはゆるやかなコーナーしかなかったというのも大きなポイントです。基本晴れという条件で、あのコースの下りで何もない状況でブレーキをかけるというのは、あまり考えられないぐらいです。


■メンテナンス
メンテナンスは、前日受付と各PCでお願いすることが出来ます。
もし飛行機輪行とかで変速の調子etc.が悪くなってしまった場合は、お願いしてみてもらいましょう。
※1,200kmは長いので、トラブルが無いにこしたことはありません。
※もしかしたらスタート前にも受けられるかもしれません。ポンプは借りられました。
※もしかしたらすべてのPCには無いかもしれません。ただ僕が受けたいと思ったタイミングには必ずあったので、それなりの割合で用意されていると思います。


僕は前輪のタイヤがチューブレスだったので、毎朝走り出す前に空気圧のチェックをしてもらいました。
※ポンプを貸してもらえれば僕がやると言ったのですが「大丈夫。ちゃんとみてやるから安心しろ。」と言われて空気まで入れてもらっちゃいました。
※クリンチャーならそんなに早く空気圧が変化すると言うとは無いかもしれません
※オイルとかもさしてもらえるはずなので、飛行機内にオイルを持ち込めなくても大丈夫。


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■ウェア
服装はめちゃくちゃ悩みます。
大体日中は25℃以上(日差しは真夏のもの)、早朝は10℃以下なので、1日のうちで20℃近くの気温差があります。
暑すぎても寒すぎても食欲が無くなり、走れなくなってしまいます。
また雨が降るとさらに体温が奪われるので、防寒着を兼ねた上下のレインウェアは持っていたほうが良いと思います。
※使わなかったらラッキーぐらいの感じです。
※食欲が無くても食べなければならないんですけれどね。
※気温のイメージとしては乗鞍の観光センター。気温は低いけれど日差しは真夏なので、結果として日なたで運動すると凄く暑い。


PBPジャージに関しては買うべきです。
僕は本番で着るつもりがなかったので注文しなかったのですが、終わった翌日や翌々日にパリ市内とかでかなりの人が着ていて、着ている同士だとなんとなく良い感じになります。

反射ベストは公式のやつがあり僕はそれを使ったのですが、物によってはクォリティのばらつきが酷く「これ着て走るの?」というものもあったようです。会場でもらったらすぐに着てみて、あまりに酷い場合は、その場で交換してもらうのが良いと思います。
※反射ベスト自体はスタートやPCでも売られているので、持って行かなかったり、途中で無くしてもなんとかはなりそうです。
※某ピンクのベストは、日本人であるということはわかったのですが、夜間後ろから反射材がほとんどみえなかったので、個人的には微妙だなーとは思いました。
※やっぱり公式ベストやPCで売られているベストは安全面においては良くできています。


■ドロップバッグ
先にも書いたとおり、ルディアックという拠点になる街にドロップバッグを置けます。
かなり大きいバッグなのでいろいろ入れられるのですが、おすすめはタオルと寝間着、先に書いた簡易寝具。
タオルは、シャワーを浴びるときに紙のものが渡されるのですが、その紙だけだとイマイチ拭きとれきれないので、紙を使用したあとに仕上げで拭き取る用のタオルを入れておくと良いと思います。
寝間着は今回持っていかず失敗したなーと思ったのですが、これがないとレーパンとジャージで寝ることに。あればレーパンとジャージで寝るよりもっとリラックスできたのでは?と思いつつ寝ていました。
※だた寝間着から走る服装になるもう一手間が増えるのでこのあたりは難しいことは難しいです。
※歯ブラシとかも入れておけばよかったかな……。歯みがきシートを持ち歩いていたのですがこれだけで4日間は微妙でした。さっぱりはするでのすが、もやもやするというか(謎。


あとスーパーのビニール袋を何枚か入れておくと良いかもしれません。
ツイッターでは何度かネタにしましたが、トイレ環境はかなり日本と違い、便座も無く、ものを置く場所もありません。
ビブタイツ派の僕は、脱いだ服を置く場所がなく、ビニール袋に入れて床に置くということをしていました。
他にも道中汚れたものや捨てたいものを入れたりすることができます。

■雨
今回は4日目の朝から昼手前までしか降りませんでしたが、降ってしまうとかなり難易度があがります。
まず路面が劇的に滑りやすくなります。僕はラウンドアバウトにアバウトな感じ(謎)で侵入したら、見事に滑り、危うく後続の方に迷惑をかけるところでした。
ドライなときの路面は先にも書いたようにかなりコンディションが良く、23cとかでも走れそうなぐらいで、運が悪くなければパンクもしなさそうな雰囲気だったので、1発勝負でグリップ重視のタイヤを使用するというのも手かもしれません。
※とは言え、パンクしたらかなりのタイムロスです。僕は本番の間にトラブルが無かったので時間の余裕ができたというのも事実です。

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その他のお話
■走り方
集団走行ができるというのは前提条件になりそうです。
1,200km中常にまわりに人がいるという状況でした。
やはり集団走行に慣れていない人というのは、まわりからみてもろバレという感じで、そういう人にはみんな近づかず、ましてや協調しようなんていう雰囲気にはなりません。
僕も本格的なロードレースの経験は全くありませんが、まっすぐ走る、危険なコーナリングはしないというところから、エンデューロに出て先頭交代をできる(というか入れてもらえる)ぐらいのことは、できて当然なんだろうなという印象を受けました。
なので本当にブルベやロングライドだけに出るのではなくエンデューロetc.の集団走行で早く走るということにある程度慣れるべきだと思います。
※スタート直後はかなりの集団で走り出すことになりますし、先にも書きましたが1,200km本当に前後にずっと人がいる状況なのです。
※機材の話になるのですが、泥除けは自分の背中に泥が飛ばないというだけではなく、後ろの人に跳ねないようにちゃんとスカート(謎)がついていて路面近くまで垂れているもの使用している人が多かったです。日本で見かけるような泥除けは、本当に雨が降っての集団走行だとあんまり意味なさそう。
※雨が降り始めた区間は、イギリスのチームと一緒に走っていたのですが「お前が前にでると泥が飛んでくるから前に出なくて良いよ。」って言われました。申し訳ない。


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まとめ
・1,200kmで10,000m以上の獲得標高は本当。平地はほぼ無い。上りもしくは下りが苦手な人は克服していかないとアウト。
・最低限の睡眠時間を確保するためにはPC間の速度は20km/h以上を確保しなければならない。パワーメーターがあるとこのペースはつかみやすい。
・スタート時間は好みではあるが90時間で走り切るには2000時スタートはおすすめ。
・途中のPCのクローズに間に合わなくても最後まで諦めずに走ること。
・PCでは行動する優先順位をあらかじめ決めておく。仮眠する場合は寝床の確保が最優先
・ドロップバッグは走るときに必要なものばかり気が行きますが、ルディアックで休憩するときに必要な物も。
・トイレに紙がないことも多いのでおしり拭きは必須
・メンテはやってくれる。走り出す前に気になったら相談するのが吉。
・補給食は100km分は持ったほうが良いが、それ以上は必要ない。日中はスーパーやパン屋が活用できる。ダブルボトルは必須
PBPジャージは買うべき。本番に着るというよりも、終了後の翌日や翌々日に観光するときに盛り上がる。
・日中は真夏で、夜間は冬に近い秋の体感温度。それに対応できる服装が必要。
・ブルベやロングライドのみに参加していて、かつソロで走ることが多い人は、エンデューロetc.の集団走行に慣れるべき。

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【おまけ】
今回のおまけはStravaにアップされている僕の走行データです。
すでにfacebookやtwitterに放流しているのでアレといえばアレですが(笑。
Paris Brest Paris 2015 | ライド | Strava
※1200kmを1まとめで表示するのを優先したので、ケイデンスやパワーメーターのデータはアップしていません。
※ワットが表示されてしまっているのですが、これは推定パワーです。
※推定パワーは無風かつ単独で走っている時にはそれなりの精度ですが、そうでないときはそれなりにずれます。参考値としてください。


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