【本レビュー】サニー/レイニー/レインボー
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【本レビュー】サニー/レイニー/レインボー

2013-07-31 03:29
    僕のツイッターのTLに、ゲイの漫画家さんがRTしたメッセージ。

    「授業中にカミングアウトした高校生ゲイと、BL漫画描きと、隠れゲイの話です。」

    この一文でリンク先へと飛びました。

    元ツイートをした方(作者・藤丸心太さん)が、過去に同人で書かれた小説を電子書籍化にあたり改訂したものとのこと。
    今や、ワンクリックで「読みたい」と思った時に「読める」時代。
    価格も250円と買いやすい。
    即、購入し、読みました。サクッと、小一時間。
    (Kindleがなければ、iPhoneやAndroidのKindleアプリで読めます)

    サニー/レイニー/レインボー
    藤丸心太・著


    サニー/レイニー/レインボー

    ・・・今の若い子が羨ましいなー。
    と思いました。

    自分が何者であるか、それに気づいても否定される情報しか周りに無かった自分。
    僕はそのへんは楽観的で、そのことを苦にはしなかったけれど。
    でも、こんな「ゲイの高校生の日常」をサラっと書いた作品が身近に合ったなら、僕ももっと楽しい高校生活を送れたのかもしれない。

    ついつい「自分の性」について興味津々な時代には「ポルノ」だけに目が行きがちだけど、それ以外の「ゲイである自分」を投影できる物語にも飢えていると思うんです。
    世にあふれているのは「異性愛をめぐる物語」であって、「僕達の物語」に触れられない環境では、自己肯定感なんてそりゃあ育たないですよ。
    もっともっとゲイが出てくる物語が普通にあっていい。
    特別な特殊なキャラクターとしてだけではなく。
    ゲイの日常がもっと身近に感じられる物語があっていい。そう強く思います。

    作者さんのブログを読んだところ、BL漫画描きのエピソードが、なんとこれまた僕が好きなWEBマンガ「そらいろフラッター」が元ネタとのこと。
    好きなものってつながってるんだなーwって思いました。

    ゲイの高校生と、ノンケ?の高校生の甘く切なく微笑ましい物語
    そらいろフラッター

    もう一作品紹介。
    日常を描いたという作品ではこちらも捨てがたい。
    最後は甘々なファンタジー的なオチではあるものの、いいじゃないこんなラストだって。
    ミルク
    野原くろ・著



    今回紹介したこの「サニー/レイニー/レインボー」は、自分の誕生日近くにちょっとしたプレゼントをもらった気分になりました。
    ありがとう。

    感謝を込めて。拙いイラストですが。




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