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ラーメンレビュー 山本増刊42号
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ラーメンレビュー 山本増刊42号

2017-03-09 10:00

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    ■「ラーマガ」本誌に載せきれなかったレビューを掲載する「ラーメンレビュー増刊号」です

     「ラーマガ」本誌では、各号で7件の個別レビューを掲載しています。遠征や連食などで、そこに収まらない私のレビューを、随時「ら~マニア共和国」で掲載します。

     今回は巻頭コラムと、麺屋武蔵が新宿伊勢丹に期間限定で出店しているラーメンのレビューを無料公開で。福島遠征の2軒、関西遠征の3軒もレビューしました。ラーマガ本誌と合わせてお楽しみください。

    □目次

    1.巻頭コラム

     「なんで今更ブログなの?」

    2.期間限定!デパ地下の麺屋武蔵レビューを無料公開!

     ・麺屋武蔵@新宿伊勢丹

    3.福島遠征完全版

     ・たけや@福島(鶏で頑張る福島駅前の店)
     ・香福@喜多方(「青春」という名の喜多方ラーメンも)

    4.関西遠征完全版

     <「ラーマガ112号」で「葛」「ラパス」「辻」「煮干しや」のレビューを掲載
     <「ラーマガ113号」で「醤油と貝と麺 そして人と夢」「創作らーめん style林」「燃えよ麺助」「福島壱麺」のレビューを掲載
     <「ラーマガ114号」で「万大」「桐麺」「和心」「ロックンビリースーパーワン」のレビューを掲載
     <「レビュー増刊33号」で「麺野郎」のレビューを無料公開
     ・浪花そば@新大阪(立ち食い蕎麦店、駅構内では黄ぃそばもあります)
     ・麺屋頭上注意 ふすかけ1.8号@中崎町(本店のすぐ裏にまぜそば専門店)
     ・麺やマルショウ@新大阪(地下鉄駅近くの飲食店フロアで台湾まぜそば)

    1.巻頭コラム:「なんで今更ブログなの?」

     本誌の編集後記で触れましたが、3月1日、アメブロで「ラーメン評論家 山本剛志のら~マニア共和国」をスタートさせました。ラーメン情報に関してはこの「ラーマガ」を始め、「メシコレ」でもキュレーターを務めておりますし、「ラーメンwalker」の百麺人としても活動しております。更に、ラーマガ開始前に作った「日本全国ご近所隊/ラーメン支部」というのもありまして。

     SNS全盛の中、何故ブログなのかという声も聞きます。縁あってアメブロの担当者さんからお誘いを受けた時も悩みました。もちろん「ラーメン情報がうちには少ないので」というアメブロさんの期待に応えたいという気持ちもありましたが、自分としても、様々なラーメンに関する情報をまとめていきたいという気持ちがありました。SNSだと、過去に自分が書いた情報が検索しづらいと感じていたので。

     今の所「ラーメン速報」のタグでは、SNSに投稿している情報に近いものを写真付きでアップし、「ラーメンレビュー」では、ラーマガに書いているものより少し短かめで文章をまとめていこうかと思っています。そして「ラーメンニュース」は極力毎日更新したいと考えています。ネットに溢れて、時に取りこぼしてしまう開店や閉店の一報や、メディアでのラーメン情報をまとめていければと。かつて「ラーメン大好き小○さん」というブログで毎日更新されていた「本日のニュースメモ」に、少し近いかな。そう思っていたら、「燈の車」の閉店情報をその「小○さん」がアップしていて、その繋がりに嬉しくなりました。閉店の方は残念ですが。

     今後、ラーメンに関わる書評やコラムなどもブログに書きつつ、ラーマガと併用していければと考えております。もちろんラーマガもこれまで通り公開していければと考えておりますので、よろしくお願いします。


    2.期間限定!デパ地下の麺屋武蔵レビューを無料公開!
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    【麺屋武蔵@新宿伊勢丹】
    「伊勢丹醤油ら~麺」2,160円
    ※3月14日まで

     伊勢丹新宿店の地下1階の「キッチンステージ」では、様々な業態の飲食店が出店しているとの事。そんな中ラーメン業態では初めて「麺屋武蔵」が、3/1~3/14の期間で出店中。世界観が異なる外部での催事は、チャリティ以外は引き受けないのが麺屋武蔵、と聞いていただけに驚いた。ラーメンのメニューは、この伊勢丹の地下で入手できる食材で作った「伊勢丹醤油ら~麺」、獺祭とのコラボ「獺祭酒煎りら~麺」の2種類。14時からは数量限定で「まるごと牡丹海老ら~麺」も提供しているが、訪問した8日は15;50頃に完売。サイドメニューとして「ミニチャーシュー丼」と「獺祭アイスミルク」、ドリンクも用意している。その仕組みに興味が湧いて、「伊勢丹醤油ら~麺」を注文。

     「金乃武蔵」同様に一枚の紙が渡され、今回の出店に至った経緯や、食材に関する説明が書かれている。それを読んでいるうちに、「金乃武蔵」で使った金色の丼が配膳される。軽く濁ったスープは名古屋コーチンの鶏ガラ)、豚ゲンコツ、仔牛の骨を煮出して煮干と本枯鰹節を加え、そこに「生ハムとハムの骨」で煮出したスープをブレンドしたダブルスープ。タレには長崎のチョーコー醤油を使用して、旨みと甘さがじんわりと広がってくる。麺は全粒粉を加えて、パッツリした食感が楽しめる細ストレート。チャーシューにはデュロック豚を用いて、ハムの香りを移した香味油をかけている。味玉は名古屋コーチンを用いて、白ワインベースの塩ダレに浸けていて、独特の香りが丼の上で主張している。

     伊勢丹が作ったリーフレットには、矢都木さんからの挨拶の他、今回提供しているラーメン各種のレシピが記載されている。これを貰う為にも、食べに行く価値はあると思う。

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     サイドメニューから「獺祭ライスアイスミルク」をいただきましたが、獺祭を磨いた時の山田錦と水だけを使った「ライスミルク」をベースにしているらしく、溶けてもライスミルクのコクが感じられる。また、食前酒に「獺祭」もいただきました。他にも、ワインなどがあったような。酒と獺祭アイスををつけると三千円を越えます。店内はカウンターとソファーの席がありましたが、ラーメン店ではあまり見られない、それなりの年代の女性客がほとんどでした。「革新的で上質」を目指す麺屋武蔵の価値観を、「革新的で上質」な伊勢丹で感じ取ってもらえればと思った。

     なお、3/11(土)はセミナーを行う為、12:15営業開始とのことです。

    デパ地下で 麺屋武蔵の 新提案

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    麺屋武蔵×伊勢丹キッチンステージ
    東京都新宿区新宿3-14-1 B1 キッチンステージ
    地下鉄「新宿三丁目」駅から徒歩2分


    3.福島遠征完全版
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