牧野由依Live『Reset&Happiness』
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牧野由依Live『Reset&Happiness』

2017-07-17 05:36
    牧野由依Live『Reset&Happiness』に2017/7/15,7/16の2日間参加してきました。
    未だに感情の整理がつきませんが、恐らく僕の中で一生記憶に残ることになるでしょう。
    僕が本当に牧野由依さんのファンで良かったと心から思い直した、そんなライブでした。
    あんな牧野由依を目の当たりにすることは後にも先にも無いかもしれない。
    どうしてもどこかにこの感情をぶつけたくてこの感想を記します。

    簡潔に言うと、今回のライブは二日目の追加公演の牧野さんは喉の不調により100%のパフォーマンスではありませんでした。
    どうやら今回の公演の以前より喉を悪くしていたようで、1日目は神頼みで臨んだところなんとか持ってくれたものの2日目には遂にそうもいかなくなったらしく、1曲目『Reset』から既にかなり喉の調子がよろしくない様子でした。 とくに落ちサビの高音などがかなり辛い様子で声が掠れて出ないような状態。 今回のライブはコンセプト上もMC箇所が少なく喉を休ませることもなかなかできない。 オープニングダンス〜5曲目までノンストップで駆け抜けるのですが5曲目『たったひとつ』の時点でほとんど喉の調子は崩壊。 思う様に声が出せず辛そうで、悔しそうな表情を浮かべる姿には見ている僕も正直本当に辛かったし何度も何度も胸が詰まりそうにもなりました。
    それでもクラシックコーナーの後、とくに『Secret Melody』から始まるライブアレンジゾーンでは喉の不調を思わせないほどの高いパフォーマンスを披露。これには本当にプロとしての意地と矜持というものを思わせられて心底震えました。実際ここら辺はもう物凄く楽しかった。
    そしてアンコール後の『Reset Acoustic ver.』と『Colors of Happiness』。とっくに限界を迎えていた喉に鞭打って必死で絞り出して紡ぐメロディー。ほとんど思う様にいかず、何度も何度も悔しさに顔を歪めても、それでも絶対に途中で諦めずに最後まで全力で歌い切る姿は圧巻としか言いようがなかった。歌手としても、声優としても、その命である声を限界を超えて、文字通り命をかけて自分の歌をやり切ったその顔に悔しさはあれど後悔の色はなかった。悔しさでスカートの裾を握りしめた手も、スタンディングオベーションの温かく熱い拍手を浴びた牧野さんの顔に光った涙も、それでもやり切ったという笑顔も、僕は一生忘れないと思う。

    牧野由依と言えば、アーティストとしても声優としても活動歴が長く、プロとして技量の高い強い人間だと多くの方が思われることでしょう。そんな牧野さんが声が出ないという窮地へと追い詰められて見せて弱い部分を見て、特に初めて見る人や最近知った人はある程度ショックや衝撃を受けたことだと思います。「あの牧野由依にもこういう面があるのか」、と。 めちゃくちゃ良いライブだったけれど、正直言って僕は本当はめっちゃくちゃに悔しい気持ちもある。僕が言うべきことじゃないのは分かってるけれど。でも本当は今回来てくれた人にフルパワーの牧野由依を見て聴いて感じて欲しかった。個人的な話になるけれど、牧野さんのライブに一人でも多く来て貰えるように色んな所で宣伝したり結構頑張ってきた僕でした。知り合いで今回初めてライブに来てくれるっていう人もそこそこいてくれてそれが本当に嬉しかった。だからこそそういう人に100%の牧野由依に満足して帰って欲しかった。 でも来てくれた人はみんな幸せそうな顔で「凄いライブだった」、「感動した」と口々に言ってくれたことは本当に感謝しかありません。 望んだ形での賛美の声ではなかったけれど、凄く温かくて熱い声をありがとうございました。 だから次は100%の牧野由依をまた見に来て欲しいんだ。

    「ごめんね」は言わない
    喉が悪いまま臨んだ今回の2daysライブ。苦しそうで、悔しそうで、掠れ声になっても、それでも全身全霊で歌声を届けてくれた。声が出ないならダンスで、ピアノで、トークで、表情でそれ以上のパフォーマンスを見せてやるという姿勢は本当にプロの業だったし、実際にそれを補うだけの高い技量が彼女にはあった。そして常にお客さん本位で、例え無茶をしてでも、来てくれたお客さんが「楽しかった」と思えるようなライブにするために、絶対で途中で止めずに楽しませることを第一に最後までやり切ってくれたことに何よりも価値があったと思います。
    MCで「泣かないよ」って言ったのも、「ごめんねは言わないよ」って言ったのも、牧野さんが今回の公演を本気で精一杯やり切った証だし、そのステージを一緒に作り上げてくれたお客さんへの信頼の証だと思う。自分を信じて今日を楽しんでくれたお客さん皆への誠意の言葉なんですよ。
    「ごめんね」じゃなくて、「ありがとう」。
    それは牧野さん自身が「楽しかった」と心から感じられたからこそ、自分の気持ちに嘘をつかないためでもあったんだとも思います。そして皆を「楽しかった」という気持ちのままで見送りたかったから。だから僕らから出来る一番の応えは「楽しかった」という気持ちを忘れないで持っている事だと思う。 命である喉を擦り減らしてまで最後までやり切ったことが本当にプロとして正しかったのかどうか、それは決して答えの出ることではないかもしれません。それは良いとか悪いとかの話ではなくて、プロとしての意地とこの上ない僕らへの信頼と誠意の表れなんですよ。だから僕は絶対にこの思いに応えたい。最大限の賞賛と感謝を送りたい。何回だってありがとうって言いたい。否定も肯定もない。それを決めるのは僕じゃなくて牧野さん自身だから。牧野さんは観客である僕らへ最大限尽くしてくれた。僕は受け取り手としてただその思いを受け止めたい。 どんなに掠れていても、どんなに途切れ途切れでも、今日の日の牧野由依の歌声は世界中のどんな音よりも深く大きく僕の心に響いた。 心から牧野由依が好きで良かったと思った。 絶対この人をこれからも応援し続けていたいと思った。 今日の牧野由依はフルパワーの最強の牧野由依ではなかったけど、間違いなく最高の牧野由依でした。
    命をかけてまで何かを為そうとする人に出会えたこと、その場に立ち会えたこと、その一員になれたこと、絶対に人生の財産になると思います。

    牧野のダンス
    話は変わりますが牧野のダンスについても少し。 今回はコンサートではなくライブと銘打っているだけあってかなり攻めの牧野でした。まずそのスタートがEDM調の高まる音楽から始まり、某コンテンツのライブに行く人なら馴染み深いであろうダンサーさんたちと共にキレッキレのダンスを披露する牧野。最近ではリボンだったり悪魔だったりとアイドルとしても活動していく中でダンスを踊る機会が増えて、すっかりダンスを自分のモノにしている様子。ステージでは「まだまだ」とはよく言ってるけれど割と「最近はダンスの人でもある」という自覚もあるらしいです(なんかお渡し会の時に聞いたらそう言ってた)。
    そんな牧野さんがアイドルとして身につけたダンスを個人にもフィードバックさせてソロライブにも取り入れるというのは、それがあの人なりの表現者としての一つの到達点なんだと思います。ご自身のブログでも仰ってましたけど、キャラクターに少しでも近づけるためにとダンスに触れていく内に牧野自身としてもダンスを好きになってゆき、今ではそれも自分の武器の一つとして使えるようになった。単純に表現者としての戦力が上がったってことだと思っていいんじゃないでしょうか。SNSでもちょくちょく意見を見かけますが最近の牧野さんの筋肉、凄いですよね。本気で身体作りしてますよね。ダンスを新しい武器にして、今までの歌とピアノも変わらずに携えて、まさに今新しい自分のパフォーマンスを確立させんとしているんですよ。10年以上の活動歴を持って今なお挑戦し続け、進化し続けようとする姿勢はただただ尊敬というか。だから今が牧野由依の到達点で、転換期で、成長期なんですよ。見る度にどんどん進化していくパフォーマンスを追いかけるのは本当に楽しい。実際今回の公演もダンスパフォーマンスが以前にも増して迫力があった。
    もちろん、今までのスタイルの牧野が好きだったのに、という声もあると思います。でも今の牧野がきっと本心でやりたいことだから、どうかそれを受け入れてあげて欲しい。今回MCでもご自身で「今までの牧野も大切に」と言っていましたが、きっと牧野自身もそれは理解しているからこそ「今までの牧野」も「新しい牧野」もどっちも大切でどっちも見て欲しいと思ってのことだと思います。キレキレのダンスを踊る牧野も、クラシックでお淑やかな牧野もどっちも本物の牧野由依であると、そう認識していきたいです。

    他曲などの感想
    今回のライブ、曲の強さもそうなんですけど生バンドのアレンジが本当に強かった。
    ライブでは割と定番曲になっているんですが僕は『ふわふわ♪』が凄い好きで、この曲はだいたいライブではアレンジver.になるんですけど今回の『ふわふわ♪』は正直歴代トップで好きだった。音楽素養が全然ないからちゃんとしたアレは説明できないけど今回の生バンアレンジはめちゃくちゃ刺さったんですよね…。
    あとクラシックコーナーでパッヘルベルのカノンが聴けたのは本当に人生の財産だと思う。牧野由依のカノンですよ?聴きたいに決まってるじゃないですか。その価値プライスレス。
    あと嬉しかったのは『Zipper』。フィーチャリング楽曲だから恐らく以前から『Zipper』自体を知ってる人が少なかったのではと思ったけど皆ノリノリで振りコピしてて楽しかったなぁ。めっちゃ可愛い曲で久しく聴きたいと思ってたから凄く嬉しかった。あの振り付け動画で事前にやりますって教えて貰ってなかったら当日驚きのあまり頭を抱えて変な声を出すことになっていたであろう…。
    『Secret Melody』,『Synchronicity』,『Bran-new Sky』のクラブミュージックっぽいアレンジのコーナーはとにかく楽しかった。1日目は座って聴いてたけど正直我慢してると本当に身体が爆発しそうなぐらい高まってました。『Secret Melody』はアウトロのキーボードとギターが気持ち良すぎるんだ…。『Synchronicity』はサビ入りの盛り上がり方がめちゃくちゃ好き。牧野もめっちゃ動く。かっこいい。好き。『Bran-new Sky』は完全にライブで化けたな…。これもめちゃくちゃカッコよくアレンジされていて正直こんなに高まる曲で立たないのは無理だと思ってました()。これは歌とアレンジも好きなんだけど牧野の歌の中でもトップレベルにダンスが良い。カッコよさと妖艶さが良い塩梅で成り立っている。今日改めて確認したけど牧野の腰使いは凄い。
    『今日も1日大好きでした。』、とにかく大好きでした。実は牧野楽曲の中でも個人的にかなり上位の推し曲だったりする。聴くととにかく「好き!」ってなっちゃう。「今日も1日大好きでした。」って凄く使い易い言葉だからいつも安直に使ってしまいますね。ライブの感想とかもこの言葉で締められるし。


    思いつくままに書き連ねましたがもしここまで読んでいただいている方がいましたらご読了ありがとうございました。 今回の公演は一生忘れないでしょうし、僕はこれからも牧野由依さんのファンでいると思います。
    牧野さん、本当にお疲れ様でした。素敵な演奏を届けてくれたバンドメンバーの皆さんもありがとうございました。雅弦さんは結婚おめでとうございます。そしてマネージャーのYさん、牧野さんを最後までステージに上げてくれてありがとうございました。
    2日間凄く楽しい時間でした。今はどうか療養に務めてゆっくりしっかり休んでくださいね。これからも応援しています。
    今日も1日大好きでした。


    いつの日も私は祈り続ける
    あなたの行く先に
    望む世界がありますように
    ───Colors of Happiness

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