• Dream - Poem Hop - / 関西ボーパラ6

    2017-02-15 10:00
     Dream - Poem Hop -

     01. Dream
     02. 老い曝えて山樝 Prod. 素人大学生
     03. 幽青Ambarvalia Prod. room
     04. 黒死者の函 Prod. Jake
     05. 声‐水駅UNIVERSE Prod. MSSサウンドシステム
     06. APPITITE
     07. Tresure wa focus
     08. 狗尾草 - Cold Spring -
     
    09. 抛物するパラレルブラッド
     10. 秋蘭
     11. 沈黙の卵子たち Prod. W-SOML
     12. サラバ Prod. 与命0401
     13. ?????
     14. 嘩女の光方

    <Bonus Track>
     
    01. Dream [Inst]
     02. ?????
     
     関西ボーパラ(3/5)にて、アルバムを発売します。新曲含め、全16曲。

     CeVIOのさとうささらを中心にした、HIPHOP及びポエムコアのアルバムです。

     今まで発表してきた楽曲の総決算。良いとこどりですね。

    休み社 / MIKUHOP & Vocaloポエムコア出張所」というサークル名で参加しています。

     スペースはH16です。

     当日は、Stripeless/しまさん(F27)や、空海月さん(F18)、Toreroさん(F16)もおります。

     去年、空海月さんに「サギシくんも出ればいいのに」と同じイベントで言われて、そうして出ちゃいました。当日はよろしくお願いします。

     また、StripelessからVOCALOIDのMIKUHOPとポエトリーについての評論を出してます。

     松傘さんやrjnk、Maysys、また廻転楕円体さんやHaniwaさんについてです!
     こちらも、合わせてよろしくお願いします。


    関西ボーパラ / イベント詳細

    日時:
    2017年3月5日(日) 11:00~14:30

    場所:京都市勧業館みやこめっせ
    ※京阪本線「三条駅」より徒歩
    ※京都地下鉄 東西線 「東山駅」より徒歩
     ※休み社BOOTHより通販も行います。リンクよりご注文ください。本体代500圓。

    (2017/02/15)
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  • 【音楽紹介】KREVA 7thアルバム『嘘と煩悩』

    2017-02-10 07:50



     KREVAの7thアルバム『嘘と煩悩』が2/1に発売されました。

     これが非常に素晴らしいアルバムだったので、今回ご紹介させていただきます。



    『嘘と煩悩』KREVA

    01. 嘘と煩悩
    02. 神の領域
    03. 居場所
    04. 想い出の向こう側 feat. AKLO
    05. FRESH MODE
    06. Sanzan feat. 増田有華
    07. ってかもう
    08. あえてそこ(攻め込む)
    09. タビカサナル
    10. もう逢いたくて
    <Bonus Track> 君に夢中

     まず、『嘘と煩悩』とアルバム名がかなりユニークですね!

     あまりこういう攻めたワードのアルバムは珍しいので思わず興味を惹かれますが、どうやらアルバム名の意味は、嘘八百(800)と煩悩(108)を足して、KREVA(908)になる!という意味のようです。

     ……はへ~~!(深刻な語彙力不足)


      1 KREVAってどんな人~??

     そもそもKREVAをあまり知らないというかたに簡単に説明をしますと、KREVAは日本のHIPHOPのアーティスト、つまりラッパーで、日本語ラップの代表的な存在です。『イッサイガッサイ』『スタート』『アグレッシ部』などの、素晴らしい曲をこれまでに残しています。



     HIPHOPというと固いとか怖いとか、色々マイナスのイメージが付きまといますが、KREVAが発表する楽曲にはどれもそのような印象はまったく感じさせません。

     また歌詞のセンスが高く、胸に迫るようなはっとする言葉を投げ入れたり、上記の『スタート』はその方面での代表的な楽曲です。そこに高度な押韻を絡ませてくるため、深く読解していくと、想像以上に知的な顔を見せてくれます。



     KREVAの楽曲は、日本のHIPHOPに強い影響力を持っていて、それについてはKREVA自身が非常に自覚的です。「自分が日本で一番ラップが巧い!」ということを、他者に向けて明確に伝えようとする楽曲を何度も出しており、『基準』という曲には、「自分のラップの巧さが、これからの日本のラップの基準だ(だからお前たちもこのレベルに到達してこい)」という、強烈なメッセージが含まれています。

     日本の即興ラップの大会で3連覇を果たした、Creepy NutsのR-指定も「今日からは俺が基準だ」ということを言っており、各方面で高い影響力をもっています。


      2 『嘘と煩悩』ってどんなアルバム~??

     非常に完成度の高いアルバムでした。

     前アルバム『SPACE』は白色のトラック(音楽)が多い印象だったのですが、今回は全体的に「紫色」のイメージです。KREVAのトラックは色に喩えるのがいつもしっくりきます。

     『嘘と煩悩』『神の領域』『居場所』の三曲が特に象徴的な曲で、それぞれ全く異なる作風でかつ完成度が高かったです。トラックとリリックの面白さに重点の置かれた『嘘と煩悩』、トランスめいたHIPHOPらしさが全くない異様なトラックに異様に高度なラップの応酬がある『神の領域』、甘いメロウな聴きごこちの良い『居場所』と、バランスが取れています。

     このうちの二曲については、後ほど再度触れていきます。

     また、三拍子と四拍子を行ったり来たりする不思議なトラックが特徴の『想い出の向こう側』、スロウでロウなトラップビートに乗せた『FRESH MODE』、元AKBの増田有華さんをFeatしたKREVAらしい卒のないラブ・ソングの『Sanzan』…この増田有華さんビックリするぐらい歌が巧い。熊井吾郎の変則的なトラックに乗せた『ってかもう』、前アルバムの『SPACE』のトラックを正統進化させた『あえてそこ(攻め込む)』はカッコいい曲、ファンとの一期一会の出会い歌った『タビカサナル』これはめっちゃ良いですね。

     全体的に言葉をリフレインする歌詞が多く、またトラックが技巧的な構成を持っているのが特徴でした。特に三拍子のHIPHOPのトラックは珍しいので、今後もKREVAにはこの方面で、どんどん曲を出してほしいと個人的に感じてます。

     トラックだけでも聴いてみたいですね。インスト集が楽しみです。


      3 『嘘と煩悩』『神の領域』について

     まず『嘘と煩悩』という曲ですが、やたら「嘘と煩悩」というフレーズが繰り返されます。
    個人的に、この「嘘と煩悩」の「煩悩」部分の発音がめっちゃ気になっています。

     ちょっと学術的な話になってしまうのですが、言葉の単位には「拍」と「音節」の2種類がありまして、日本語は「拍」に特化した言語になっています。喩えば「ロンドン」という言葉を、わたしたちは「」「」「」「」という4つの音に分解します。

     しかし、英語圏の人たちは「ロンドン」という言葉を4つの音に分解して認識することはできません。「Lon」「Don」という2つの音節として認識しているのです。

     

     その上で『嘘と煩悩』を聴くと、KREVAの発音は「煩悩」を「Bon/Now」に近いかたちで発音しているように聴こえます。これは本当に微妙な差異、移り変わりなのですが、この差異が、KREVAのフロウ(歌唱方法)に全体的な質的変化を起こさせています。

     実はKREVAにかぎらず、いま日本(特に東京)人の発音はゆっくりとしたスピートで音節化していっています。静かな変化なのですが、音と音を分解しない/できないような発音に、近づいていっています。

     音節化していくと声が多少の楽器性を持ち出すので、HIPHOPの世界でも「耳触りのいい押韻」が増え始めています。これをきっと感じているひとはいるはず。

     もともとKREVAは一音一音を非常に明瞭に、母音を強調して歌う人間で、それを逆手に取り「押韻していると分からないような押韻」を今まで武器にしてました。初期の楽曲と比較すると、KREVAの発声方法が全然違うことに気づくはずです。
     KREVAはそれを歌唱の面で意識的な技術として取り込もうとしているのですが、このような発音の質的変化は面白く、一人の人間の変化としても考察に値します。



     次ですが、『神の領域』です。この曲はかなり異様なことが起きています。

     変則的なトラックへのビートアプローチ、リズム感覚、間の取り方、歌唱法、HOOK(サビ)での急激なメロディ化など、様々なラップの技術がこれでもかと詰め込まれています。

     ラップがよく分からないひとでも、高度なことをしているというのが分かる曲です。

     特に「罪と罰の概念を吹き飛ばすほど 無駄な心配やルール次々どかすと」の歌詞の部分ですが、「罪と罰の/概念を吹き飛ばすほ/ど無駄な心配やルール次々どかすと」という風に、歌唱の区切れる位置が文節を無視しており、これに非常にビックリします。

     しかも、押韻でみると「罪と罰の」「吹き飛ばすほ」「々どかすと」の部分が「uioauo」の6音で完全押韻されているのが分かります。

     その上で、「罪と罰の概念を吹き飛ばすほど 無駄な心配やルール次々どかすと」という一連の文章は、日本語の文章として全く自然です。しかし、これは一周してむしろ不自然です。

     普通の歌唱感覚をもっているひとには、こういうことは起きないはず。この曲には、KREVAのラップ技術が詰め込まれているので、考察するのは非常に面白いです。



     やや長くなってしまいましたが、これにて以上です。

    嘘と煩悩』、完成度が高く、ユニークなアルバムです。HIPHOPにあまり馴染みがないという方にも、オススメができる良いアルバムでした。


  • Good Night One Today(Raise) [歌詞]

    2017-02-08 02:03

    Good Night One Today(Raise)

    いつものように、また朝だ
    おはようございます、こんにちは
    毎回毎回が本番かも、けど忘れたくない思い出とかも
    葉揺らす風が吹く、昨日着たシャツでどこへ行く
    でも機能だけますます便利、なってくでも気づけば変に
    ズレてく意識、そんな無意識
    変てこなファッション、嫌味なあいつも
    今日は仲良くなる、かも。
    そんな勘違いの連続。溜息し。
    どこか宙に舞うような気持ちでいたいんだ
    かつてないほどにハイだ
    忘れないように明日
    回らない地面との境遇、見つけたいキミとの共通
    事項、事故にあわないように
    穏やかな毎日をウォーキン
    この通りを行くのももう何度目
    でも気持ち反時計
    周り。溶けたスプーンですくう
    きみのこころをすくう
    ルールはなしで、確かなものだけ歌詞で
    映す、鏡の境地、どこか、行方もない
    宛先もない、世界
    レター、ポシェット、今日は、ポケット、に
    ビスケットがたくさん。
    いらないことも具だくさん。
    ぐだぐだになった、心内環境
    一体煩悩、何個ある? 感動だけじゃ、退屈
    夢の中まで過去にしないで
    過去を気にして泣いてないで
    でも現在も不確か
    ふわふわ、よりも、きりきり
    霧の中を、さまようように、
    痛みの通りを、通るように
    痛みの、存在証明、
    わたしが、わたしであるような
    今日を繋げてく、そしてまた未来へ伝えてく


     2/5の誕生日記念です。思うことそのまま曲に。

     題名変えてごめんね…こっちが最初に決めてた曲名だから。
     日本語のほうがいいかな、と思ったけど、合うほうに戻しました。

     さとうささらは歌詞を含めて20分で製作できたけど、Trackが割と難産でした。

     3/5には京都のみやこめっせの関西ボパラで、アルバムを出す予定です。

     色々活動していくので、よろしくお願いします…!