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ずんだホライずん
「ずんだアロー」で矢を放ち、どんな餅でもおいしいずんだ餅にすることができる東北ずん子は、東北きりたん、東北イタコ、中国うさぎ、四国めたん、九州そら、とともにずんだ餅を食べながら幸せに浸っていた。一方、大江戸ちゃんこ総帥率いる「納豆ファクトリー」の面々、中部つるぎ、関西しのび、沖縄あわも、北海道めろんらは、ずんだの原料の枝豆と納豆の原料の大豆が、収穫時期が違うだけで、実は同じ豆であることから、納豆に使う大豆の量が減ることを恐れていた。ずん子の家に刺客として送られる沖縄あわもと北海道めろん、そして第3の勢力とは!?
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TVアニメ「Rewrite」
緑化都市、風祭。
文明と緑の共存という理想を掲げたこの都市に住む天王寺瑚太朗は
神戸小鳥、吉野晴彦らの友人たちと平凡な日々を送っていた。
そんな平和な風祭市に、年一回の騒がしい時期が訪れようとしていた。
都市を上げての収穫祭。巨大な文化祭のようなその催しに、
瑚太朗は記事のネタ集めをすることに。
風祭では未確認生物の情報や、
オカルトチックな噂がまことしやかに囁かれていたからだ。
同時期、瑚太朗の身に不可解な出来事が降りかかり始める。
瑚太朗はオカルト研究会の部長、千里朱音に助けを請い、
知り合いの生徒たちをも巻き込んでの調査を開始するのだった。
それは瑚太朗にとって、ちょっとした冒険心のつもりだった。
騒がしく仲間たちと過ごしていけるなら、それで良かった。
瑚太朗はまだ気付かない。
それが誰も知らない『真実』の探求へ繋がっていくことを。
―――書き換えることが出来るだろうか。
彼女の、その運命を。
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狼と香辛料
馬車で各地を巡り、数々の物品を取り引きす
る行商人クラフト・ロレンスは、収穫祭に沸
くパスロエの村を発つ道すがら、荷台に積ん
だ麦束に埋もれて眠る少女を見つける。少女
は狼の耳と尻尾を有した美しい顔立ちで、自
らを豊作を司る神”ホロ”だと名乗った。
「わっちは神と呼ばれていたがよ。わっちゃ
あホロ以外の何者でもない」老獪ともとれる
話術を巧みに操るホロに翻弄されるロレン
ス。ホロが本当に豊穣の狼神なのか疑いつつ
も、北の故郷へ帰りたいという彼女の言葉に
絆され、ロレンスは共に旅することを了承す
る。そんな二人旅に思いがけない儲け話が持
ち掛けられる。近い将来、ある国の銀貨が値
上がりするというのだ。その儲け話のカラク
リを探るべく、ロレンスは話に乗って事件へ
と巻き込まれていく。