-
ブラジルの日系人は日本の資産 - 小川和久の『NEWSを疑え!』 第467号
コメ0 NEWSを疑え! 106ヶ月前
前に当メルマガでアメリカの日系人について聞きました。アメリカ以外の日系人についても見ておきたいと思うのですが。...
-
米陸軍と海兵隊が自動運転車両に先鞭をつける - 小川和久の『NEWSを疑え!』 第466号
コメ0 NEWSを疑え! 107ヶ月前
米陸軍と海兵隊は2020年までに、自動運転車両を初めて大規模に導入する組織となりそうだ。アフガニスタンとイラクの宿営地へ補給物資を運ぶトラックが、武装勢力の待ち伏せ攻撃や仕掛け爆弾の犠牲となった経験から、トラックの自動運転化を急いでいるからだ。…
-
米海軍の長距離無人機は空中給油機になる - 小川和久の『NEWSを疑え!』 第465号
コメ0 NEWSを疑え! 107ヶ月前
米海軍が開発中の長距離無人艦載機は、ステルス攻撃機でも対テロ作戦用の偵察・軽攻撃機でもなく、まず空中給油機として開発されることになった。海軍の2017年度予算要求に、無人艦載空中給油機(CBARS)の開発が盛り込まれた。中国などの対艦攻撃能力に対する空母の脆弱性を補い、巨大原子力空母の有効性を確保するとい...
-
参考になるロシアの技術的しぶとさ - 小川和久の『NEWSを疑え!』 第464号
コメ0 NEWSを疑え! 107ヶ月前
最近やや落ち着いてきたようですが、2015年は南シナ海問題がクローズアップされました。中国が南シナ海にこだわるのは原子力潜水艦を自由に行動させたいからだ、という議論のなかで、原潜が水深何千メートルかの海に隠れるという、一見するともっともらしい解説も聞かれましたね?...
-
使用済み核燃料の最終処分に展望 - 小川和久の『NEWSを疑え!』 第463号
コメ0 NEWSを疑え! 107ヶ月前
米エネルギー省は原発の使用済み核燃料と高レベル放射性廃棄物の最終処分を、地下数百メートルの岩塩層および深さ4800メートルの立坑への埋設(地層処分)によって行う方針を明らかにした。岩塩層は米本土に広く分布しており、深さ数キロの地層処分の安全性は、米本土ではほとんど地域差がない。それゆえ、米政府・議会...
-
輝く女性デビッドソン氏に注目 - 小川和久の『NEWSを疑え!』 第462号
コメ0 NEWSを疑え! 107ヶ月前
安倍晋三内閣が「すべての女性が輝く社会づくり」を推進中ですが、アメリカでは次の海軍次官としてジャニーン・デビッドソンという女性が推挙されていますね。小川さんと西さんは面識があると聞きました。どんな人物ですか?...
-
あらゆる環境で米軍の兵器が作動する秘密 - 小川和久の『NEWSを疑え!』 第461号
コメ0 NEWSを疑え! 107ヶ月前
日本上空に強い寒気が流れ込んでいるが、航空機にとって、寒冷地でも機器が作動することは重要な性能なので、開発にあたっては寒冷地耐久試験が行われる。しかし、寒冷地といっても、航空機の派遣が容易な位置と規模の飛行場が、いつも極端に寒いわけではないし、機体の氷結試験のためには、氷結をもたらす気象を追いか...
-
半世紀以上も続く007シリーズ - 小川和久の『NEWSを疑え!』 第460号
コメ0 NEWSを疑え! 107ヶ月前
昨年暮れのメルマガ(2015年12月10日号)で、軍事アナリストの休日は映画三昧と聞きました。同号では長くなりそうなので割愛しましたが、小川さんが熱く語っていた007(ダブル・オー・セブン)ことジェームズ・ボンドの話を、今号で改めて聞かせてください。...
-
新聞の誤報が核軍縮を妨げる - 小川和久の『NEWSを疑え!』 第459号
コメ0 NEWSを疑え! 107ヶ月前
前号(1月14日号)のミリタリー・アイでは、米国が韓国へ派遣したB-52爆撃機について、朝日新聞(12日)と読売新聞(13日)が行った誤報を指摘した。朝日・読売両紙は同じ記事で、米海軍の核搭載艦についても誤報した。ハワイとグアムに配備されている原潜に、潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)の搭載が可能だというのであ...
-
北朝鮮「水爆」実験の読み方 - 小川和久の『NEWSを疑え!』 第458号
コメ0 NEWSを疑え! 108ヶ月前
北朝鮮は2016年1月6日正午(日本時間午後0時半)、朝鮮中央通信の特別重大報道を通じて「初の水爆実験を成功裏に実施した」と発表しました。今回は、この問題をどう考えればよいか聞かせてください。...
-
旭日大綬章に輝くアーミテージという男 - 小川和久の『NEWSを疑え!』 第457号
コメ0 NEWSを疑え! 108ヶ月前
2015年11月3日に平成27年秋の叙勲が発表され、リチャード・リー・アーミテージ氏が旭日大綬章を受けました。9.11やイラク戦争のときブッシュ政権の国務副長官で、当メルマガでもおなじみのアメリカを代表するアジア通・知日家です。この機会に、彼が日米外交に果たした役割を振り返り、その人物像に迫ってください。...
-
オバマは「核なき世界」を撤回した? - 小川和久の『NEWSを疑え!』 第456号
コメ0 NEWSを疑え! 108ヶ月前
オバマ米大統領は、核戦力に対する冷戦後最大規模の投資を始めており、今世紀後半も抑止力と戦争遂行能力を維持しようとしているが、米国では半ば当然視され、今年の大統領選の論争のテーマとなっていない。…
-
米国で続々登場する再使用型ロケット - 小川和久の『NEWSを疑え!』 第455号
コメ0 NEWSを疑え! 108ヶ月前
米国の新興企業は、地球から宇宙空間への輸送費用を劇的に安くする目的で、再使用型ロケットの開発を競っており、ペイロードの打ち上げと垂直着陸に成功している…
-
ヒトラー暗殺計画を語ろう - 小川和久の『NEWSを疑え!』 第454号
コメ0 NEWSを疑え! 108ヶ月前
2号前のメルマガで映画三昧の話を聞きましたが、そのなかに『ヒトラー暗殺、13分の誤算』というドイツ映画がありました。ヒトラー暗殺は、たしか何十回か計画されたんですよね?...
-
米空軍は無人機の主流化に踏み出した - 小川和久の『NEWSを疑え!』 第453号
コメ0 NEWSを疑え! 108ヶ月前
2012-3年当時の米空軍は、出撃回数が激増した無人攻撃機を、意外にも主流とほど遠い存在に位置づけており、緊縮財政のもとで有人機の予算を守ることを優先していた。例えば、次期中型無人攻撃機MQ-Xの開発は中止され、リーパー無人攻撃機の調達機数は削減された…
-
軍事情報で本を書くという作業 - 小川和久の『NEWSを疑え!』 第452号
コメ0 NEWSを疑え! 109ヶ月前
当メルマガは安保法制はじめ安全保障の問題、さまざまな軍事情報などについて検証や解説を重ねていますが、いつも思うのは、安全保障、防衛、軍事に関するマスメディアの報道に、事実誤認や曖昧な情報が、少なからず含まれていることです。軍事情報というのはもともと兵器や部隊運用など専門的な話で、機密事項も多く、...
-
「理詰め」にほど遠い日本の憲法論議 - 小川和久の『NEWSを疑え!』 第451号
コメ0 NEWSを疑え! 109ヶ月前
日本人や日本の組織を揶揄し、嘲る言葉として「NATO(ナトー)」という言い方がされていることを紹介したことがあります。これは、本来の北大西洋条約機構を意味するのではなく、「口ばかりで行動しない日本人」について「NA=No Action、TO=Talk Only」と、軽蔑の意味を込めて使われているものです。...
-
軍事アナリストの休日は映画三昧 - 小川和久の『NEWSを疑え!』 第450号
コメ0 NEWSを疑え! 109ヶ月前
クリスマスのイルミネーションが街に飾られたというニュースを見聞きする季節になりました。メルマガ今号は、いつもとちょっと毛色を変えて、「軍事アナリストの休日」なんて話をうかがいたいですね。休みの日は、どう過ごされているんですか?
-
遺伝子組換え作物で温室効果ガスを抑制 - 小川和久の『NEWSを疑え!』 第449号
コメ0 NEWSを疑え! 109ヶ月前
地球温暖化の元凶とされるメタンの発生を、遺伝子組換えによってほぼゼロに抑え込むことに成功した稲が開発され、世界的な注目を集めている。学術誌『ネイチャー』7月30日号は、中国・福建省農業科学院、スウェーデン農業科学大学、中国・湖南農業大学、米エネルギー省パシフィック・ノースウエスト国立研究所に所属する...
-
基礎的な軍事知識を備えよう - 小川和久の『NEWSを疑え!』 第448号
コメ0 NEWSを疑え! 109ヶ月前
メルマガ先週号は、複数の外務省OBが「集団安全保障」と「集団的自衛権」を依然として混同しているという問題でした。安保法制の議論から感じたのは、法案賛成側・反対側のどちらも、誰がどう見てもこうだろうという「基礎的な軍事知識」がないまま、軍事的に成り立つはずのない荒唐無稽な主張を繰り返していたことです...
-
中国が南シナ海を重視する理由を整理しよう- 小川和久の『NEWSを疑え!』 第447号
コメ0 NEWSを疑え! 109ヶ月前
南シナ海での中国の動向について、テレビ番組の短い時間に説明しようとしても、言い尽くせないことばかりで欲求不満が募ります。専門家の立場から、中国は対米安定路線に舵を切っていると説明しても、その部分を時系列の表にでもしない限りは、納得してもらえないようです。…
-
現場を見れば外務省OBの混同は明白 - 小川和久の『NEWSを疑え!』 第446号
コメ0 NEWSを疑え! 109ヶ月前
2015年9月に安保関連法案が成立し、自衛隊は新しい法律に基づく任務に向けて準備を進めていますね。ところが、これは違うのではないか、と思う外務省OBの主張が目に止まりました。私(坂本)も本づくり(『生きのびよ、日本!! 』2003年12月、朝日新聞出版刊)を手伝ったことがある岡本行夫さんが、海賊対処を「集団的自...
-
米国の政治・軍事を動かしてきた日系人 - 小川和久の『NEWSを疑え!』 第445号
コメ0 NEWSを疑え! 109ヶ月前
ちょっと前のメルマガで、日系軍人ベン・クロキについて初めて知ったという読者が少なからずいたようです。日本からアメリカに渡った移民の歴史は古く、その子孫の日系人も、政治や軍事の分野でかなり活躍しているようですね。今回は、そんな話を聞かせてください。...
-
ロシア旅客機爆発を捉えた米国の早期警戒衛星 - 小川和久の『NEWSを疑え!』 第435号
コメ0 NEWSを疑え! 110ヶ月前
ニコニコチャンネルのブロマガを更新しました。『NEWSを疑え!』第444号(2015年11月16日特別号)【今回の目次】◎テクノ・アイ(Techno Eye)・ロシア旅客機爆発を捉えた米国の早期警戒衛星(静岡県立大学グローバル地域センター特任助教・西恭之)◎編集後記・自衛隊音楽祭に込められたメッセージ(小川和久)---IS(イ...
-
今井一という思想家 - 小川和久の『NEWSを疑え!』 第443号
コメ0 NEWSを疑え! 110ヶ月前
東京新聞2015年10月14日朝刊の特報面「こちら特報部」は、「平和のための新9条論」という問題提起でした。記事が最初に紹介したのが、ジャーナリスト今井一さんの新9条案です。今井さんは、右か左かでいえば左のほうの人で、安倍晋三政権には批判的。しかし、一方で、「何が何でも憲法改正反対。現行の9条を守るのだ」と...
-
嗚呼!同志社大学 - 小川和久の『NEWSを疑え!』 第442号
コメ0 NEWSを疑え! 110ヶ月前
同志社大学学長の村田晃嗣さんが学長選に敗れたニュースが、特に安保法制反対を掲げるメディアに「それ見たことか」「ざまを見ろ」といった臭いがぷんぷんする形で取り上げられました。同志社大・村田学長が落選 安保法制肯定に学内から批判…
-
ベン・クロキを知っていますか? - 小川和久の『NEWSを疑え!』 第441号
コメ0 NEWSを疑え! 110ヶ月前
2015年9月上旬、太平洋戦争中に日本を空襲した唯一の日系人ベン・クロキ氏がアメリカで亡くなった、という報道がありました。ヨーロッパ戦線で活躍した日系人部隊は知っていましたが、この人のことは初めて知りました。今回は、クロキ氏や日系人部隊の話を聞かせてください。...
-
朝鮮語ができないのに北朝鮮に潜入? - 小川和久の『NEWSを疑え!』 第440号
コメ0 NEWSを疑え! 110ヶ月前
ロシアの軍事的介入がシリアのアサド政権の対反政府勢力や対イスラム国(IS)の戦いで効果を上げているのを無視できなくなってきたのでしょうか、米国のオバマ政権も少し本腰を入れはじめたようです。…
-
難民問題は「他人事」ではない - 小川和久の『NEWSを疑え!』 第439号
コメ0 NEWSを疑え! 110ヶ月前
2015年9月2日、トルコのビーチ・リゾート、ボドルム近郊の海辺で幼児の溺死体が撮影され、ソーシャルメディアで世界中に広がりました。各国メディアも、幼児はトルコからギリシャを目指すボートに乗ったシリア人難民だったと大々的に報じ、難民問題が大きく動きましたね。今回は、この問題を解説してください。...
-
台湾のF-16が「V型」に近代化される - 小川和久の『NEWSを疑え!』 第438号
コメ0 NEWSを疑え! 110ヶ月前
中華民国(台湾)空軍のF-16戦闘機の近代化改修が、米テキサス州フォートワースのロッキード・マーティン本社工場で行われており、10月16日に1号機が試験飛行を行った。同社はこの改修型をF-16Vと名付けている。…
-
熱気を帯びる北極海航路と日本 - 小川和久の『NEWSを疑え!』 第437号
コメ0 NEWSを疑え! 110ヶ月前
ウェザーニューズ社は9月25日、「9月14日に北極海の海氷が今夏の最小面積456万平方キロを記録し、観測史上4番目に小さくなった」と発表しました。北極海航路は、ロシア側の北東航路・カナダ側の北西航路とも海氷域に入らず航行できる状態といいます。温暖化で北極海の氷が融け、北極海航路の重要性が増す、あるいは沿岸...
-
マスコミの「使わない自由」には兵糧攻めしかない? - 小川和久の『NEWSを疑え!』 第436号
コメ0 NEWSを疑え! 111ヶ月前
ニコニコチャンネルのブロマガを更新しました。『NEWSを疑え!』第436号(2015年10月19日特別号)【今回の目次】◎テクノ・アイ(Techno Eye)・成層圏を飛ぶ中国の飛行船の軍事的意義(静岡県立大学グローバル地域センター特任助教・西恭之)◎編集後記・マスコミの「使わない自由」には兵糧攻めしかない?(小川和久)--...
-
「中立」のこと、知ってますか? - 小川和久の『NEWSを疑え!』 第435号
コメ0 NEWSを疑え! 111ヶ月前
安保法制をめぐる、さまざまな議論の一つに『中立国』の話がありました。たとえば日本はスイスやスウェーデンのような平和な中立国を目指すべきで、だから『戦争法案』なんていらない、という人がいます。ところが、多くの人は中立国とは何か、よくわかっていないようです。今回は中立国や永世中立国について解説してく...
-
軍事記者がいない! - 小川和久の『NEWSを疑え!』 第434号
コメ0 NEWSを疑え! 111ヶ月前
さきごろ、読売新聞の幹部が漏らした弱音を聞かされて、考え込まされることがありました。なんと、世界最大の発行部数(これには議論が分かれますが)を誇る「大読売新聞」には軍事問題全体に目配りできる専門記者が一人しかおらず、そのたった一人の記者が定年を待たずに退職してしまった、というのです。...