• 【このアイドルにこの一曲-Part2】天空橋朋花

    2017-11-10 23:13


    本日11月11日は、天空橋朋花の誕生日です。

    「もし世界中が、朋花とまつりの事をわかってくれなくても、プロデューサーさんは分かってくれます?」
    ハッチポッチ2日目で、朋花役の小岩井ことりさんが放ったその言葉(うろ覚えなので、語尾など細かい違いはご容赦を……)に、胸を撃ち抜かれたプロデューサーは少なくないかと思います。

    グリーのミリオンライブではミステリアスさが先行していた彼女ですが、ミリシタではアイドルになった経緯もある程度はっきりしたものとなり、より身近に受け取れる存在になったかと思います。
    で、重要なこと。彼女はスカウトされるとかじゃなく、自分で喜び勇んでオーディションを受けに来たんですよね。グリー版でははっきりしなかったこの点が、ミリシタで分かったことで、彼女の能動的な姿勢、ともすれば、世界中に反逆されようとも、迷える子豚ちゃんたちの導き手になろうという意志の強さがより実感できるようになったと、自分は考えています。



    反面彼女は、プロデューサーに対しても、気高さの仮面をはずさないように振舞っている節があります。誰かに甘えず、安息は己の中に隠し通すことを美徳として育てられたのでしょうね。
    しかしアイマスはアイドルとプロデューサーが信頼を築く物語。すでに独り立ちを果たしていそうに見える彼女の、弱さを受け止める揺るがぬ存在を目指すことこそ、彼女の背中を誰よりも近くで見つめるものの義務といえるでしょう。

    というわけで、天空橋朋花にこの一曲、聖母のごとく輝き伝える彼女への畏敬と、それを揺らぐ事無く見守りたいという想いをこめて『真昼の月~MOON AT MID DAY~』で締めます。
    真昼の月はいつも見ている Any time
    小さな幸せも絶望も Alweys yours
    太陽の陰 かくされても お前が流す涙も 見つめてる

    聖母に悪魔の歌ってどうなんだと思ったが、魔王ルシファーは元々神性=神と悪魔は表裏一体、よってセーフとしたい。



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  • 【このアイドルにこの一曲-Part1】周防桃子

    2017-11-06 22:55
    安定した更新には、安定したコーナーを、ということで。
    juweriesなどのカバー曲集とはまた違った目線で、アイドルの世界にベストマッチ!な一般楽曲をピックアップしていきます。



    今日11月6日は、周防桃子の誕生日です。

    さて、彼女の家庭問題、ついにグリマス(文字通りグリーのほうのアイマス)では決着がつかずに終わりそうです。
    また、キャラバン編では芸能人としての彼女に悪印象を持つ人物が一定数いることが示唆されていましたが、そのような輩の鼻を明かすような展開が訪れないうちに、シナリオが幕切れを迎えてしまうことも、人によっては納得がいかないところではあるでしょう。

    ですが、人間の悪意や家庭の問題という面は、結局心の内面にかかわるものですから、『プロデューサー』という、あくまで職業上の使命で、アイドルに関わり合うことを命じられた人間が干渉するには限界があります。人間関係から負の感情を奪い去ることを第一義に奔走するのは、それこそプライベートに踏み込んだエゴイスティックで、傲慢な行為でしょう。

    だから、桃子が世の中の悪しき感情の力に傷ついた分を埋められるよう、信頼関係を築き、負の圧力に負けずに成長できる居場所を作ることを、765プロは彼女に対して第一にやってきたと思うし、これからもそうしていくのだろうと考えています。
    彼女が仲間とともに一流の芸能人になることで、小さな不幸を吹き飛ばすくらい、大きな幸福が巻き起こることを信じて。

    というわけで、周防桃子にこの一曲-『田園(玉置浩二)』です。


    生きていくんだ それでいいんだ
    ビルに飲み込まれ 街にはじかれて
    それでも その手を 離さないで
    僕がいるんだ 君もいるんだ
    みんなここにいる 愛はどこへもいかない

  • 『ミリシタ』は一期一会を知るゲームだ

    2017-11-04 23:48
    しばらく休止してましたが、復活します。

    『アイドルマスターミリオンライブ! シアターデイズ(以下ミリシタ)』というアプリゲームがある(先日サービス更新終了が発表された『アイドルマスターミリオンライブ!(GREE版)』は、同じキャラクターを用いた別ゲームなので注意)。

    52人のアイドルが所属するライブ劇場を舞台に、プレイヤーがその総責任者、いわばプロデューサーとなる『ミリシタ』の特徴として、近年流行している音楽リズムゲームの形をとりながら、キャラクターとのコミュニケーションを重視していることが挙げられる。

    その中の機能の一つに、登場キャラクターからメールが届くというものがある。内容は近況報告などたわいのないものがほとんどだが、中にはユーザーがキャラクターの問いに対して答えを選んで返信し、それに対するキャラクターの返事を楽しめるメールもある。

    さて、ここで注意すべきことがある。それは選択肢のどちらか一方を選んだが最後、もう一方を選んだ場合の返事を読むことは、二度と叶わなくなるということだ。

    今やあらゆるゲームにおいて、発生したイベントやストーリー、ボイスのアーカイブを、たやすく参照することが出来る。しかし『ミリシタ』のメールは違う。どんなに課金しようと、見ることが出来る答えは一つだけ。同じメールは二度とやってこない。やり直しは効かず、相手のある一面を知ることと引き換えに、別の面に触れる機会を捨てることとなる。

    思えば、『ミリシタ』には、お好みのキャラクターを常駐させられるような、いわゆるホーム画面というものが存在しない。『劇場』がそれに相当する位置づけなのだが、『劇場』に現れるキャラクターは一貫してランダムで、その挙動に干渉することは出来ない。


    青羽美咲は新イベントやガシャの告知をしてくれるが、それが済むと、またしばらく事務室以外には現れなくなる。

    キャラごとのユニークモーションは個性的だが、どのタイミングで現れるかは完全に運しだい。
    それを不便なことだと語る人も見受けられるが、私としてはそうした非任意的で、あえて不便さを強いるような側面にこそ、『ミリシタ』の劇場という舞台が、プレイヤーの生活に寄り添えるように、「一期一会」の重みを与えていて、また作り手側もそれを狙っているように思えてならない。

    この、一見ゲームという媒体が持つ便利さに逆行したようにも取れる『ミリシタ』の試みが、どのように受け止められるかが非常に楽しみだし、私としては、積極的に肯定していきたいと思う。